カズからの手紙


〈その13〉

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徳島へのレコーディングツアー&シピラにての火の儀式

(白いアナグマの子供の祭りへ向けて)

 4月の末から5月の連休にかけて、徳島へレコーディングをかねたライブツアーに行ってきました。レコーディングは自作のCDのためにヒメヒコ(青木裕&佳代)に口琴などで参加してもらいました。
この夏にはリリースする予定です。皆さんお楽しみに。3男の一新(いっしん、2才3ヶ月)も、ウクレレとコーラスで特別参加デビューしています。
ライブの方はシピラ在住の陶芸家、松尾芳樹の作品とのコラボレーションで廻りました。新たな出会いとしては、阿南市にある金刀比羅神社の神主さんとの御縁で、パートナーの史江の義兄からいただいた不思議な御縁です。神社の近くの山に60年ほどまつられずに忘れ去られていたイワクラが、ある霊能者の方により発見され、そちらにも案内されましたが、かなり巨大なもので、古代文字のペトログラフも出てきています。ペトログラフは、マヤやインカ、ケルトなど世界中の古代巨石文化の跡から、同じ文字が出て来るという不思議な事実があり、古代世界は一つであったという説の根拠をなしています。
日本ではなぜか徳島からたくさん出てきます。日本文化のルーツは徳島であるということを調査発表している人もいますが、これも一つの裏付けとなるでしょう。
近いうちにそこのイワクラと金刀比羅神社の境内にて奉納演奏会を求められていますが、僕としても大変楽しみにしています。

イワクラの前で、向かって左から大村カズ、ヒメヒコの青木裕と佳代、そして陶芸家の松尾芳樹。右下に赤いオーロラのような光が写っている。

徳島県阿南市で発見された巨大なイワクラ

ウクレレとコーラスでCD初参加の3男一新君(いっしん:2才3ヶ月)

さてシピラの自宅にて初の火の儀式が5/27に日本ババジセンターの原田修蔵さんにより行われました。白いアナグマの祭りのスタッフ達が集まり、皆で供に浄化を受けました。そして7月の祭り本番には北インドのヘラカンアシュラムからババジ直継のファイアーマスター・ハレゴビンダババが来て下さり行われることになっていますが、その儀式が無事完結することと、祭りの成功と、天と地と人の輪(和)が一つに響き合い、世界が平和になりますようにと祈りを捧げました。ババジの火の儀式は、浄化と共に新しい世界の創造やカルマの解脱が可能といわれている、かなりパワフルなものです。
今回は、原田氏がヘラカンアシュラムへ行き、直接ババジの後継者であるシュリ・ムニナジさんに白いアナグマの祭りの写真を見せてお願いし、日本の入笠山での儀式を正式に承認していただきました。
ちなみにセレモニーチームの一行は日本での観光などには一切興味がなく、入笠山にババジを降ろすことを主目的に来て下さるとのありがたいメッセージをいただきました。

火の儀式の前に炉のまわりで皆でバジャン(祈りの賛歌)を歌う

シピラの自宅に作った火の儀式用の炉。ふつうは正方形だが、今回はカズの見たメッセージ・ドリームのビジョンにもとづき6角形にした。儀式を行った後の原田夫妻

2007 白いアナグマの子供の祭りは、昨年の祭りとは変わり、すべてのセレモニーやイベントを道路から離れた森の中で行い、電気を使う音響設備などは一切使わない形で行いますが、先日スタッフが現地に集合し、会場作りをしました。
といっても今回はステージの設営などするわけではなく、森に祈り、数本の木を切らせてもらい、その材で祭りのゲートやキャンプ場の建材に利用させていただくことになりました。白樺の巨木が何本もあるその森は、とても幻想的な美しい空間です。巨木の影で育ちきれない幼木達を少し切り開き、ささやかな祈りの広場とさせていただきました。
キャンプ場オーナーの高島さんも祭りスタッフの一員ですが、昨年の祭り以来、とても良い感じで、信頼関係が深まっています。
インドの聖者ババジの教えは、すべての宗教は一つであり、通り道は違っても、皆同じ所へ行きつくということです。それぞれが出会った宗教を信じて行けば良いし、また宗教を持たなくても、神の存在を信じて自分に与えられた人生をしっかりと生きていけばそれで良いと教えています。
そして、オリジナルであることと、決して他を批判しないことを教え、すべての答えはあなた自身の中にあるとして、それぞれが勇気を持って歓びに輝きなさいと云っています。僕らの自由でオリジナルな祭りには本当にふさわしいメッセージだと思います。
ノーマネーバザールに関しては、日頃我々が使っているお金というものを介さずに、すべての物流をしてみるという、非日常の体験を皆で共有してみたいと思います。マネートリップを忘れた数日間を過ごし、愛ある物流を楽しみましょう。お祭りに関する具体的なスケジュールなどは、また祭りのホームページの方とリンクしてチェックして下さい。
それでは、山霊に呼び出されし皆さんとの出会いを心より楽しみにしています。
入笠山でお会いしましょう。
             LOVE 和生
 

2007 白いアナグマの子供の祭り


シピラ通信1 自宅出産にて3男を無事出産
シピラ通信2 トーク&ライブ“自宅出産の話を中心に10カ所でのソロライブ”から帰って

シピラ通信3 伊那谷で始まった「まなび家」

シピラ通信4 行けば行くほど縁が深まる四国・阿波の国へのライブ・ツアー
シピラ通信5 寒中お見舞い申し上げます。こちらシピラでは楽しく冬ごもりです。

シピラ通信6 白いアナグマの祭りに向けて

シピラ通信7 ミツバチの分蜂(巣別れ)


シピラ通信8 “白いアナグマの祭り”を終えて
シピラ通信9 白いアナグマに白い子供が産まれました

シピラ通信10 緊急報告

シピラ通信11 初めての採蜜

シピラ通信12 ババジの火の儀式との出会い

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