カズからの手紙


〈その10〉

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緊 急 報 告

 急なお知らせ、と言っても、もうすでに一段落している事なのですが、前のパートナーで、長男の天地や次男の八星の母である有里の家(シピラと高遠の町の中間にあった)が、12月6日に火事で全焼しました。彼女はやけどで1週間ほど入院しましたが退院して、だいぶ回復に向かっています。彼女のパートナーの下村誠さんが亡くなり、皆で冥福を祈っています。子供達は八星が僕の所に居たのでラッキーでしたが、天地も現場に居ながら、2階で眠っていたのに自分で気づき、窓から逃げて無傷でした。精神的なダメージが無かったかと心配だったので色々話を聞いていたら、彼自身は自分が危険なことになるというイメージが全然無くて大丈夫だったと言っていたし、何だかむしろピカピカに輝いているようにさえ見えた。守られていたんだなという感じがして感謝でいっぱいになった。いつも家が2軒あってめんどうくさいと言っていた彼ですが、こんな事になって、家が2軒あって良かったねということになっていました。
 火事の後かたづけやお世話に関しては隣人のフリーキッズビレッジの皆さんや有里の友人・知人の皆さんの多大なるご協力により助けていただきました。僕もしばらくはその事で色々とストップしていましたが、だいぶ落ち着いて来ました。
 多くの方が有里の方へカンパや物資を送って下さっているようで大変ありがたいです。何人かの人は子供らのことで色々必要でしょうということで、僕の方へまで直接カンパやギフトを送って下さり、本当に助かりました。ありがとうございます。
 捨てる神あれば必ず拾う神あるということで、きっとまた良き流れになって行くと思います。
 まずは皆さんに感謝です!
                                   合掌  和生 


シピラ通信1 自宅出産にて3男を無事出産
シピラ通信2 トーク&ライブ“自宅出産の話を中心に10カ所でのソロライブ”から帰って

シピラ通信3 伊那谷で始まった「まなび家」

シピラ通信4 行けば行くほど縁が深まる四国・阿波の国へのライブ・ツアー
シピラ通信5 寒中お見舞い申し上げます。こちらシピラでは楽しく冬ごもりです。

シピラ通信6 白いアナグマの祭りに向けて

シピラ通信7 ミツバチの分蜂(巣別れ)


シピラ通信8 “白いアナグマの祭り”を終えて
シピラ通信9 白いアナグマに白い子供が産まれました

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