12月23日    曇り時々雨

昨日から、山の我が家に3人の友達が遊びに来てくれている。実は初めて会った3人
なのだが、よく知っているという感じ。一人はわたしと同世代の日本人の女性、みつ
子さん。インスピレーションを生かした雑穀料理のクラスをロスで開いている。10
年前くらい、カズの歌のファンだったという。そして彼女と4年前に運命的な出会い
をし、3年前みつ子さんと結婚したアメリカ人の海男のトニー。彼は、プロのダイバ
ーであり船のキャプテンで、みつ子さんと一緒に料理教室もやっている。そして、自
分の未来の方向性の手がかりを探しにアメリカに住むみつこさんを訪ねてきた姪の1
8歳のティーンエイジャー。
 みつ子さんとトニーは、わたし達との絶対的な縁を感じてはるばるロスの近郊から
2日かけて自力で訪ねてきてくれたのだ。(本当は8時間で来れるところ、迷いなが
ら来たから2日かかった)そして、どうやら、彼女らの直感どうりなにかが動きだし
そうだ。まず、来年、私たちが日本に行く留守をしばらく守ってくれそう。そして、
私たちもそのうちロスに行くことになるかも!?今日は彼女たちに新しい歌を聴いて
もらった。みなさんにもご披露します。

  1本の木を育てる  詞 ユリ&カズ 曲 ユリ

山の丸い木の家で コンピューターに向かい手紙を書いている
地球の裏の友達にもうすぐ届くなんて不思議だな
こんなささやかな やりとりでわたしの世界が広がる
人の輪の中に生かされていきたい

山で生まれた子供らと 太陽を八回まわったよ
ゆっくり育つ子どもの手をひいて夕日に染まって草原で歌ってた
花が風を呼ぶようにわたしの季節も巡る
人の輪の中に生かされてゆきたい

君は山に根をおろし 草木や水や動物たちと
わたしは人の輪の中へ つたないギターで一人歩く
君は風 わたしは水 それぞれに流れてゆくよ
そして一本の木を育てる