2002年3月20日  姫路 高円寺

 




昨日、岡山を出て姫路に。今回のツアーで初めてわたしが運転。土地勘のいい尚人がナビゲーターで助手席に。和生とこども達が後部座席。
いつもと違うシュチュエーションは楽しい。あっという間に目的地まで来てしまった。

高円寺には、1年半前、高砂の地球学校で行ったソロコンサートに来てくれ出会った後藤由美子さんがいて、その後、高円寺でコンサートを主催してくれたり、旅の途中あまちを預かってもらったり。ホームスクーリングで育つ彼女のこども8才の樹声くんと、あまちは友達。由美子さんとわたしはさおり織りを誘いあって、大坂へも一緒に行った。その時彼女が購入した織り機がここにある。

今回は彼女の仲間たちが、市川町に虹の谷と名づけたみんなの土地での有機的遊びをはじめるにあたってのゼロの集いに、あした歌で参加することになっている。
夕方、お寺で待っていてくれた由美子さんが、みんなが虹の谷でごはん一緒に食べようって集まっているから行こう!”と言う。お茶を1杯いただいて車で10分の虹の谷へ出かけた。田園の広がる見通しのいい広場にこどもも大人も集い、火をおこしてカレーを作っていた。夕暮れの田園、わらの家、地球学校のかずさんや妙子さんとおしゃべりしながらカレーをいただく。鳥取でホームスクーリングしていた二人の女性も、こどもと共にここへ移住してきたばかり。再会をした。お星さまが空を飾り、少し寒くなったのでお寺へ。

八星もあまちもたくさんのこどもたちに交じって、お寺を駆け回った。久しぶりに思いきり遊べているこどもたちを見るのは嬉しい。何人いるのか知らないが、学校に行かないことを選んだこどもたちが、たくさんいるらしい。髪の長いかわいらしいけどしっかりした顔の男の子が二人。こどもたちを勝手に遊ばせて、親たちはマイペースでお茶を飲み、おしゃべりして憩っている。ひとり、こどもに”気をつけろ!危ないぞ”と注意する男性がいて、その語意の強さに、みな驚いたように顔を見合わせる。”そんなことに神経尖らせなくていいのに”という感じ。そう、怒らなくていいことも周囲に気を使ってふだん注意したりするのだ。ここは、そんな気遣いの必要もなく大人もこどももありのままで楽しんでいる。

明日のゼロの集いが楽しみ。前日から集まって広場で晩ごはん食べるなんて、思ってもいなかった。

ゼロの集い 後藤由美子 0790ー26ー0162
地球学校 児島かず 0794ー42ー1473