いのちの祭り２０００にようこそ――。
２０００年１月１日、大地を歩くことを祈りとする「The Long Walk for Big
Mountain」にはじまったいのちの祭り２０００。春には、祭りに奉納しようと、自然農田にアメリカのホピ（平和）族から分けてもらったブルーコーンやじゃがいもを植えて準備をしてきた。そしてヒロシマの原爆の火が会場まで歩いてやってくる、その
火を平和の、いのちの火とするべく……。
No Nukes One Loveを掲げた８８年のいのちの祭りから１２年。なおも、いやさらに、環境から経済、教育にいたるあらゆるものの中で、いのちが、未来が、希望が奪われつづけている。奪い去りつづけている。
だが危機の中で呼び覚まされてくるものがある。いのちの声、心ある道を歩みつくすその中から輝き出てくるもの。奪われた未来を取り戻し、いのちの共生する世紀を拓き、こどもたちに希望を手渡してゆく。あなたのその熱い思いが地球を生命の踊り場としてゆくことを――。
