11.12.28 ★ 毎日.jp 12.28「山本太郎さん:建造物侵入など容疑不十分で不起訴処分」 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題を巡り、佐賀県庁に侵入して抗議活動をしたとして、建造物侵入や威力業務妨害などの疑いで告発された俳優の山本太郎さんについて、佐賀地検は28日付で容疑不十分で不起訴にした。犯罪と認められる十分な証拠がないと判断した。山本さんは7月11日、反原発メンバーら約150人と佐賀県庁で抗議活動をした際、バリケードを越えて庁舎内に入り、知事に面会を求めたなどとして、報道で知った京都市内の行政書士から告発されていた。 ※よかったというか当然というか、その裏の方が気になります。
(参考)日々雑感 9.22「「山本太郎氏告発は「京都党」を使って原子力村が起こしたものである!?と言う根拠が出てきて騒然!拡散中!」
11.12.28 ★ 医療ガバナンス学会 12.26「村田メールと旧内務省(その1/2)」 南相馬市に副市長として総務省から出向している村田崇氏(37歳)から、坪倉正治医師(29歳)に送られたメールが問題になっています。坪倉医師は6年目の若手医師で、東京大学医科学研究所の大学院生です。震災後、4月より相双地区に入り、5月より、南相馬市立総合病院の非常勤医師として、ホールボディカウンター(WBC)による内部被ばくの検査、幼児の内部被ばくを調べるための尿のセシウム検査(体が小さすぎるとWBCが使えない)、検診、被ばくについての健康相談、さらには除染にまで関わってきました。南相馬市立総合病院の医師の中では、被ばくについて、もっとも詳しい専門知識を有しています。
坪倉医師はWBCや尿のセシウム検査の技術的問題についての知識を深めるために、東京大学理学部物理学科の早野龍五教授を訪問しました。ここで、早野教授から南相馬市の桜井勝延市長に対し、早野教授側の費用負担で、学校給食を丸ごとミキサーにかけて、放射性セシウムを測定することが提案されていたことを聞きました。坪倉医師は、早野教授から、「南相馬市では検査は不要と断られてしまった。」と聞いて驚きました。今後の被ばくを防ぐのに、食品の検査が最重要と考えていたからです。とくに放射線の影響を受けやすい子供が重要です。‥2011年11月11日、坪倉医師は、食品の検査体制の強化が重要なので、早野提案を検討してほしいとのメールを桜井市長と村田副市長あてに送りました。
これに対し、村田副市長から返事がありました。その文面に、坪倉医師は困惑し、私を含む何人かに相談しました。‥坪倉医師が困惑したのは、村田メールに、以下のような医師の行動規範と相容れない内容が含まれていたからです。
1)南相馬市立総合病院の一職員である非常勤医師が、市長に直接メールを送ることはあってはならない。「庁内調整」をした上で段階を追って意見を上げるべきである。
2)WBCや尿の放射性物質検査の結果は、守秘義務が課されるべき情報である。
11.12.28 ★ ざまあみやがれい! 12.28「東電国有化へ。一時国有化か実質国有化かーー報道差異まとめ」 報道によって「一時国有化」と「実質国有化」という言葉に違いがあるのは明らかだ。そしてそれを伝えるニュアンスも微妙に違う。どちらの言葉を用いているかに確固たる根拠がないことがおわかりいただけたと思う。メディア側の世論誘導という願望を感じる。
僕が求めたいのは「一時国有化」だ。銀行や株主などの債権者は、東電への債権を放棄すべきだと思う。それが東電のこれまでの無責任な経営にお金を用意した人間たちの責任だと思う。
11.12.28 ★ livedoorニュース 12.27「「フクシマはカネになる」と囁く広島“原爆研究所”と、その所長の“法律違反”【後編】」 ‥今、広島大学原医研周辺では、「『フクシマはカネになる』と囁(ささや)かれているんです」(関係者)。福島県民が聞いたら何と思うだろう。神谷氏の取り巻き連中にとってはフクシマの災禍も利権か金づるくらいにしか見えていないようだ。問題は、そんな認識で果たしてヒバクシャのお役に立てるのか――ということだろう。ところで、神谷氏の「専門家」としての力量を疑わせるこんなエピソードがある。フクシマ事故のため、東京の水道水から規制値(100ベクレル/kg。乳児の場合)を上回る放射性ヨウ素が検出された直後の3月23日、神谷氏はNHK『ニュースウオッチ9』に「緊急被曝医療の専門家」として出演した。その際に神谷氏は、「母親が水道水を飲んでも母乳への影響はない」と解説していたのである。だがその1か月後、市民団体が関東地方在住の母親の母乳を検査したところ、次々と放射性ヨウ素が検出されたのだ。母親が飲食を通じて取り込んだ放射性ヨウ素が母乳へと移行したのであり、つまり神谷氏は、公共の電波を使って大嘘をついたことになる。いまだ訂正もされていない。我々は、神谷氏に取材を申し込んだ。すると神谷氏から、「開封確認」付きのメールで返事が届く。だが、肝心の「甲状腺ガン」研究について訊(たず)ねる質問に対しては、すべて「コメントいたしません」との答え。ただひとつ、コメントをもらえたのは、NHKでの「母乳」に関する解説についてのものだった。神谷氏は次のように釈明する。「東京都の水道水(東京金町浄水場)から検出された放射性ヨウ素は、1キログラムあたり210ベクレル(3月22日)とされています。(中略)このレベルの放射性ヨウ素の含まれた水道水を飲んだ母体の母乳により乳幼児の健康に影響があるとは考えられないというのが私の申し上げたかったことです」ならば、そう訂正すべきだ。当時のNHKニュースをみた視聴者の中には、「緊急被曝医療の専門家」の解説を信じ、「安心」して水道水を使い続けた人もきっと多いことだろう。神谷氏では、日本国民の健康をとても守れないし、ヒバクシャを救えない。 ※原発御用学者の言動は一つ残らずきちんと検証・追及すべきです。今後のためにも。
11.12.28 ★ 美浜の会 「緊急署名 福島原発事故を繰り返したくありません 若狭の大飯原発3・4号の運転再開に反対を表明してださい」 近畿2府4県+福井の県知事宛に再稼働反対の表明を求めるものです。第一次集約1月15日。呼びかけは「琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク)(関西の13団体によるもの)です。
11.12.28 ★ USTREAM iwakamiyasumi5 12:45現在、福島の女たちの東電前御用納めの様子をライブ中継しています。
(関連)東電前にいる友人から送られてきた写真です。ざっと100人はいるとのことです。
11.12.28 ★ @kinoryuichi 木野龍逸 (Ryuichi KINO)のTwitter 12.28「
賠償の支払額はまだ1500億円にも達してないのに、もらうものは先にもらうのかあ。。(´_`)。→東電、約7千億円の追加支援を申請 賠償額の増加が理由 ow.ly/8bDBf 」
11.12.28 ★ 日経 12.28「「産まなければよかった」と母親は言った(震災取材ブログ) 」 福島第1原発から約70キロメートル離れ、栃木県の県境にある福島県白河市。今も放射線量は高いところで毎時0.60マイクロシーベルト前後に達し、国の除染基準(毎時0.23マイクロシーベルト)を上回っている。原発事故の賠償問題の取材で、ここに暮らす48歳の女性に電話で話を聞いた。14歳と5歳の娘2人を育てる母親の悲痛な訴えに、やるせない思いが募った。母親は事故直後、「県外に避難したい」とも考えた。それでも仕事や住宅ローンなど経済的な事情に加え、「娘たちを転校させたくない」と避難生活に踏み切れず、悩んだ末、地元に残った。最善の選択をしたはずなのに……。「水を飲んでも害はないだろうか」「娘たちを屋外で遊ばせても大丈夫だろうか」「甲状腺がんが発症するのでは」などという健康面の不安が日々わき上がる。結婚や就職などで理不尽な思いをすることはないか。娘たちの将来を考えると罪悪感にさいなまれるという。「そんな心配や苦労を娘たちが一生背負わされるかと思うと、産まなければよかったって思うんです。産んでごめんね、って」と母親は声を詰まらせた。育児中の女性たちのブログなどを読むと「生まれてきてくれてありがとう」という言葉があふれている。私もいつか母親になったら、自然にそう思うのだろうと考えていた。それだけに「産んでごめんね」という母親の言葉が耳について離れない。原発事故が起こった2011年はもうすぐ終わり、新年を迎える。近く原発の冷温停止も宣言され、収束の兆しととらえることもできるだろう。しかし福島の人たちには何の区切りもついていないことを、国も、東京電力も、我々も忘れてはならないと思う。我が子を愛するからこその「産まなければよかった」という言葉の重み。私は決して忘れない。
(定方美緒) ※日経にしては記者の思いが正直に出ているいい記事です。
11.12.28 ★ asahi.com 12.27「辺野古アセス提出阻まれる 市民団体抗議で引き返し」 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設に向けて防衛省が発送した環境影響評価(アセスメント)の評価書は27日、沖縄県庁前で抗議を続ける市民団体などが運送業者の車を阻み、県に届けられなかった。政府は、沖縄防衛局の職員に直接運ばせるなどの方法を検討している。県庁入り口ではこの日、市民団体のメンバーらが荷物の宛先を一つ一つ確かめたため、一時騒然となった。白いワゴン車が県庁の搬入口に来たのは午前11時過ぎ。「提出阻止」のプラカードやのぼりを持った約50人が車を囲み、車内に積まれた10箱ほどの段ボール箱を見つけて中身を問うと、運送業者は「評価書だ」と答えた。県に渡さないよう詰め寄る市民団体と1時間ほど押し問答の末、業者は正午過ぎに立ち去った。県によると、混乱でけが人が出かねないことから、車を引き返させるよう防衛省に求めたという。
(関連)「アセス書を沖縄県庁守衛室に搬入 防衛局、午前4時過ぎ」 沖縄防衛局は28日早朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けて防衛省が発送した環境影響評価(アセスメント)の評価書を沖縄県庁内に運び込んだ。市民団体によると、午前4時過ぎに防衛局の車5台が現れ、職員らが評価書が入った段ボール箱を次々と守衛室に運び込んだという。防衛局は評価書を26日に発送したが、反対する市民団体などが運送業者の車を阻んだため、27日中に県に届けられなかった。 ※このだまし討ちのような国のやり方はフクシマでの対応と全く同じです。脱原発をめざす者は長年にわたる沖縄の問題から学べることがたくさんあり、自分の問題としてとらえるべきです。
(関連)DAILYMOTION「20111228 きょう未明に‥辺野古アセス 運び込み」 モーニングバードより。
米軍基地移設問題で今朝動きがあった。きのう反対派の抵抗にあい、沖縄県庁に届けられなかった環境影響評価書が、今日未明になって突然運び込まれた。このアセスを持参せずに宅配業者に届けさせようとしたことに、沖縄を逆なでするものとして住民は反発・阻止していたのだが、午前4時すぎに守衛室に荷物を運び込んだもの。さらに市民の怒りをかう事態になっている。
フクシマとまったく同じ構図が長年にわたり沖縄を苦しめてきた。
11.12.28 ★ asahi.com 12.27「死刑執行、19年ぶりゼロへ 法相、年内命じる動きなし」 今年は、年間を通じて1件も死刑が執行されない年となることが、法務省への取材でわかった。昨年7月に千葉景子法相(当時)が民主党政権下で初めて執行した後は途絶えており、1992年以来、19年ぶりに「執行ゼロ」の年となる。刑事訴訟法の規定では執行には法相の命令が必要で、命令があってから5日以内に行われる。複数の同省関係者によると、平岡秀夫法相が年内に執行を命じる動きはないという。平岡法相は27日の閣議後の記者会見で、年内の執行について「検討しているかは答えを差し控える」としたうえで、「人の生命を絶つ極めて重大な刑罰で、慎重な態度で臨む必要がある」と述べた。19年ぶりに執行のない年になる可能性を問われ、「それ自体に大きな意味があるとは受け止めてはいない」と語った。 ※原発震災ですっかり頭にありませんでしたが、死刑制度はあっても実質執行されなかったというのはいいニュースです。国家が殺人をするというのは戦争と同じことで、こんな野蛮な制度は早くなくすべきです。
11.12.28 ★ 今夜は原発関連のTV番組がいくつかあります。いくつか下に紹介したビートたけしのものやTV朝日系の報道ステーションスペシャル、それにpm10:55〜11:23のNHKの「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」も注目すべき内容のようですが、同じ時間帯のため全てを録画できません。どなたかNHKのものをYOUTUBEかDAILYMOTIONにアップして知らせて下さい。
11.12.28 ★ DAILYMOTION「20111227 原発事故 謎は解明されたのか」 NHKスペシャルより。
「絶対安全」をうたいながら、世界最悪レベルの放射能汚染を引き起こし、今なお多くの人々に避難生活を強いている福島第一原発事故。その原因と背景を半年以上にわたって探ってきた政府の事故調査・検証委員会が、12月26日中間報告を発表した。現地調査や数百人へのヒヤリングなどをもとにした全700ページ以上にわたる報告では、様々な問題点や疑問点の多くに関して、政府事故調としての調査結果と見解を示しているが、特に東京電力や政府機関の事後の対応について多くの問題点を指摘するなど、踏み込んだ内容になっている。NHKスペシャルでは、事故調委員長の畑村洋太郎氏と、委員の柳田邦男氏を急遽スタジオに迎え、事故調中間報告は一体何を明らかにし、国民の疑問にどこまで答えるものになっているのかを検証してゆく。
11.12.28 ★ msn産経 12.28「東電国有化、不可避に 枝野氏、値上げにもノー突きつけ」 枝野幸男経済産業相が27日、東京電力に対し、「国有化」受け入れを迫った。民間企業としての自主独立を守るため、公的資金の注入を何とか回避したい東電は、電気料金値上げなどで財務基盤を自力で強化するシナリオを描いたが、経産相は値上げ路線にも「ノー」を突き付けた。巨額の賠償資金に加え、廃炉費用や燃料費増大が重くのしかかるなか、手足を縛られた東電の国有化は不可避の状況となってきた。西沢俊夫社長は枝野経産相との会談後、「合理化や料金面も含めいろんな手がある」と述べたが、国有化回避の余地は乏しい。来年4月から2割程度の値上げを検討している企業向けの電気料金は、東電にとって「残された最後のカード」(幹部)だった。自由化されているため、経産相の認可は必要ないが、公的資金を拒否した上で強行すれば、政府との関係は決定的に悪化する。早期実施を表明した家庭向け料金は認可が必要で、実現は絶望的といえる。政府が水面下で調整している金融機関からの追加融資も、公的資金注入が前提となりつつある。枝野経産相は国有化について、「選択肢の一つ」とし、“強権発動”を避けた。だが、東電の総合特別事業計画を共同でまとめる原子力損害賠償支援機構の下河辺和彦運営委員長は記者団に「大臣が(公的管理という)言葉を使った事実を正面から受け止める」と述べた。東電の外堀は完全に埋められつつある。 ※枝野経産相はだいぶ前からそういう発言をしていたので本気のようです。が、国有化の中身が問題であることは変わりません。
11.12.28 ★ 宇宙NEWSLETTER 12.28「太陽UFOと「スターゲイト」の謎(その2)」をアップしました。
11.12.28 ★ 小出裕章(京大助教)非公式まとめ 12.26「12月26日 【事故調・中間報告】個人の責任を問わないで済むなんてことが私にとっては想像もできない 小出裕章」 2011年12月26日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。
同日に政府の事故調査・検証委員会が発表した中間報告について言及しています。畑村洋太郎委員長が個人の責任を取らない方針であることを批判しています。また3号機の注水中断について、小出さんは、高圧注水系の配管が破断したために作業員が注水をやめたのではないかという疑いを述べています。 ※これだけの大事故で膨大な被害者が出ているのに責任を問わない(警察も検察も動いてないし)というのは、国民の怒りをガス抜きさせるための調査委員会だということになります。
11.12.28 ★ ORICONSTYLE 12.26「ビートたけし、“脱原発”発言の山本太郎に「太郎ちゃんは民意の代弁者」」 タレントのビートたけしが一年を振り返り、“今年の大論点”について論客達がトークバトルを繰り広げる年末の特別番組『ビートたけしのガチバトル2011』(28日放送 後9:00 MBS・TBS系)の収録がこのほど都内で行われ、収録後のスタジオでたけしが取材に応じた。今回、3つ設けたテーマのうち、2つは“原発”に関するもの。パネリストの一人として「脱原発」発言で話題の俳優・山本太郎の出演について、たけしは「山本太郎ちゃんは民意の代弁者。一般の人の代弁者として熱く語ってもらおうと思った」と歓迎した。今年を振り返る上で避けて通ることはできない東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故。番組では「放射能汚染は深刻か?」「日本に原発は必要なのか?」を論点に、真逆の主張を持った論客達が大激論を繰り広げる。‥冒頭からスタジオは大荒れに。今や最強の“反原発派”の一人、中部大学・武田邦彦教授が「被ばく限度量」について、「1ミリシーベルト以上の場所に住んではいけない」と主張すれば、「そんな話は現実的に不可能!」と、“推進派”の東京工業大学・澤田哲生助教授がすかさず反論。そこに大槻義彦氏(早稲田大学名誉教授)が「武田先生の過激な危険論のせいで家庭崩壊したお母さんもいるんです…」と加わって、さすがのたけしも「もう、うるさいから放っといた(笑)」と苦笑い。テレビではこれまで、この問題について十分語る機会が無かった山本は、最近訪れたというチェルノブイリの現状について語り、「日本政府がやっていることが、どれだけ非人道的か。これは命の問題」と原発の危険性を訴えた。 ※今夜の放映です。裏番組でTV朝日系の報道ステーションスペシャルでも事故発生直後のことを特集するようです。しかしビートたけしのように怖いモノ知らずのタレントは山本太郎だけにまかせずもっと発言してほしいものです。
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