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● 2000.4 ●
ぬちどぅたから祭 2000年4月22日

「ぬちどぅたから祭」2000年4月22日(土) 於 Rupa

      「あなたの一番大切な宝物を持ってきてください」

と、言われました。「何を持っていこうか、、、」なんて考えヲている場合ではありま
せん。だって対岸に向かう船は、もう今にも出発しそうです。こういう時は直感が肝
心。「そうだ、わかった!」。昔の琉球の人は、偉いことを言ったものです。波風の
ある歴史は、まだまだ続きそうですが、でもあの島は守られているんだと信じていま
す。さあ、船に乗りましょう。なつかしい人々が待っています。私の言葉に、彼らは
ゆっくりうなづいてくれました。「ぬちどぅたから(命こそ宝)」。

 今回、Rupaのパーティのテーマは、みなさん一人一人で感じてくだされば幸いで
す。メニューは一応ありますが、自由にくつろいで、すべてを楽しんで味わってくだ
さるだけでいいのです。そしてできるかぎり、触れ合ってほしい、ということです。
本格的なマッサージもよし、手をつなぐのもよし、頭をなでるのもよし、今宵は語り
明かそう…のノリもよし。そこから何が湧き起こるかは、その時にならないとわかり
ません。あらゆる可能性は、あなたの中にあります。
Open→お昼頃(いつ来てくださってもいいです)

★15:00〜・20:00〜「くにつくりのうた」上映
地域に根ざした医療活動を続けている奈良県天理市の宮城医院。沖縄から訪れた一人
の医師によって、Rupaのある永原町から芽吹いた診療所です。昨年、医院開設50周
年を記念して、「くにつくりのうた」という自主製作ドキュメンタリーを作りまし
た。しかし、歴史を回顧するものではありません。医院の活動を通じ、地域医療の現
在形を伝えようとするものです。老人介護や地域医療の生の姿を淡々と、重くなく、
ポジティブに描き出しています。詳しくは、
http://www2.odn.ne.jp/gl-plan/kunitukuri.htm
製作・監督:射場保貴( iba-y@pop07.odn.ne.jp)
今月からスタートしたばかりの「介護保険」。しかし、そのシステムの上に乗っかる
ことで、サービスを提供する側も受ける側も、「そのこと」についてじっくりと考え
ることが希薄になる可能性もあります。当然、机上の数字を元に、ただ仕事をこな
す、というような事態もありえます。製作過程において、私が堅持していたのは、
「モチーフは”働く人達”であり、たまたま今回の舞台が医療・看護の現場である」
と、いうことです。作品に、どこまで表現されているかは見た方の判断ですが、「仕
事って何?」という問いかけが常に自分の中にありました。このドキュメンタリーは
家庭用ビデオによる映像表現の可能性を模索しながら作りました。今は、個人や団体
が自ら何かを”発信”できる時代。率直なご感想をお待ちしています。
    
★18:30〜 命宝堂薬局 西川節子さんによるお話
     「みんなの願い、それは健康 〜人の元気は東洋医学と共に〜」

★ヒーリングやリーディングで各地を巡る奈良在住のヒーラー 幸紫さんによる“心
と体のお遊び”
(随時)