カズからの手紙


〈その27〉

HOME

C D

PROFILE

LIVE

剣山へ移住して早4年目

 

剣山麓の久藪集落へ移住してから早4年目に入りました。
あまりにも久しぶりの便りということで、あきれている方もいることでしょう。
本当にご無沙汰して、すいませんでした。
集落とはだいぶ溶け込んで、地元の「あじさい祭り」のために作ったご当地ソングも歌い始めて3年目となり、昨年から2曲目も生まれて、地元の一宇女声コーラスの皆さんと共に歌い、先日祭りも終わり、スタッフとしても参加しているので、一段落といったところです。
ちなみに祭りの様子はNHKの動画サイトでも見れたりします。(一字久藪のあじさい祭り)
まあ、この3年間、もちろん色々とありましたが、ライブの活動はそれなりに続けています。
相変わらずライブツアーの成立コースがイワクラやストーンサークル等の古代遺跡とシンクロしてしまうパターンは続いているのですが、いつまでこんな流れが続くのかと想い、2018年に入ってから実は手放しモードに入ってました。自分では決して目ざしてはいないのに、結果そういうパターンがセットになってしまうということが良く起こります。
そういう情況に出会えば、火起こしをして、祈り歌い、鎮魂のお浄めと磁場のエネルギー開きをすることがライフワークのようになっていましたし、天象やアニマルメッセージも含めて、いつも最後にはパズルがピタッとはまる流れになるので、僕自身も増々その気になって行くわけですが、それは僕自身がそこへ意識をフォーカスさせた結果、宇宙もそれに添って動いたのかもという想いに至り、なるべくそういう意識を手放してみようとしたのです。つまり宇宙には固定された真実はなく、それぞれが信じていることが、その人の真実となり、宇宙はそれに添って動き、それぞれの現実を創造していると。ところが、宇宙は今までの習慣に添って、繰り返しエコーを送ってくるのです。
春になってから、この際、ライブのブッキングも含めて何もかも手放してやる!と想った直後に、信州大鹿村の内田ボブから電話が入り、ナナオの没後10周年&部族50周年の集いを東京の国分寺でやるから歌いに来てくれという話が舞い込んできた。(イベントの動画はアマナクニのYOUTUBEで見れます)
想えばナナオの詩に曲をつけて歌ったのが、僕の歌うたいの始まりだったこともあり、これは『原点回帰』だなと感じ、東京まで出向くことになりました。実はこのキーワード、最近出会う主な人達が口をそろえて同じモードに入っていて興味ふかいです。さらに言えば、『カタカムナ』という6万年前の日本語ルーツとなる図象文字にフォーカスしている人が多いのにもシンクロを感じます。それこそ超原点回帰ですね。

画面下にあるアイコンをクリックまたは画面をマウスや指でうごかすと360°画像が見られます。


東京までのツアーを組み、長野と群馬で歌って来ましたが、長野の戸隠で生活工房「ゆったり庵」を開いている諏訪さんのところへも行きました。長年カタカムナを勉強している彼からたくさん話を聞くことができたのも、ラッキーなシンクロでした。
僕が植物からのメッセージを受信して生まれた「ハネソマヤ ヒムカンナレ」という歌があり、最新のCDにも入っていますが、この言葉をカタカムナ的に解釈してみると、受け取った時に感じた「私はあるがままにあるだけ、だからありのまま、そのままに受け取って下さい」という歌の内容と、本質的に同じ意味になっていました。これまた不思議なシンクロに驚きです。
それから下伊那の豊丘村でも歌ったのですが、ライブ会場の「コーヒー十分」のすぐそばに今まで知らなかったストーンサークルがあり、縄文遺跡という解説がされていて、さざれいしの男根と土偶が出土しています。これはまたエコーのきざしだなと想いつつも、ライブ前にそっと祈りの歌を奉納しました。そして、ライブではステキな人達と出会いました。

2018.3.31 東京国分寺・本多公民館「部族大会」で歌うカズとミヤさん

https://youtu.be/_pWuKyRhTh0 からカズたちのライブ動画が見られます。
部族大会全体はこちらから=https://www.youtube.com/user/amanakuni/videos


さて宇宙のエコーは次の四国内、高知〜愛媛のツアーで強力にやって来ました。ツアーのブッキングは、自然な流れで高知の足摺岬からスタートし、以前に住んでいた久万高原を通り今治へと真すぐに北上するというコースになりました。実はスタート地点の足摺岬には唐人駄馬という所があり、古代の巨石文化の遺跡が世界的にもまれな広範囲な遺跡群であり、ストーンサークルやイワクラ等、未だにまだ未公開ノーマークのものが森の中にたくさん埋もれているほどです。
数年前に一度、ある場所を浄め開いた事があるスポットだけに、これはどういう流れになるのかとクールにかまえていたのですが、ライブに来てくれた友人からとんでもない情報が入ってきました。
南米のナスカの地上絵に描かれているラインを調べているはやし浩司さんという人がインターネットで紹介している情報なのですが、そのラインを地球の上にずっと伸ばして行くと、モヘンジョダロの古代遺跡と足摺岬の真上を通るということです。またこれらのラインはアメノトリフネが世界を巡航するためのエネルギーラインということで、古代のテリトリーは面積にあるのではなく、エネルギーラインにあるという解説になっています。そしてポイントごとに別な角度へもエネルギーラインを延ばすパワースポットが存在します。
足摺岬ではヒーラーのモクさんと息子のスオウがやっているカフェの外で星空ライブとなり、翌朝には南米のシャーマンの所でアヤワスカの修業をしているという青年が、ハクビシンの生肉を奉納してきたりもあって、それを捧げ物に、その辺にくわしい友人の案内であるところへ行く流れとなりました。そこは白皇山へと続く尾根で、山頂のイワクラセンターへ向けて、人の力では重機を使っても動かせないほどの巨石が天の川のように人工的に長い列となり配置されています。結局、僕は素直に、お浄めと磁場開きをすることになりました。

唐人駄馬の遺跡に描かれた「風神アネモス」 足摺岬のイワクラの一つ、「佐田山三ツ石」

こうしてエコーはやって来るのですが、一度手放しモードに入った分、以前より多少クールに高みから流れを見ることができるようにはなってるかもしれません。それにしてもエコーは強力で、そこから先のツアーでもパズルのはまりまくりに驚かされました。ご存じの人も多いと思いますが、フラワーオブライフの図形は世界中の古代遺跡から出ているのです。それは正三角形の集合体の六芒星(ダビデの星形)の形で、日本の麻葉模様もそうですけれど、そのグリッドに添って聖地やエネルギースポットが配置されているというわけです。知る人ぞ知る情報とは思いますが、かなりの確実性が見られます。つまり正三角形の60°の角度のラインに意味があるわけですが、足摺岬を通るナスカからのラインから足摺岬をポイントに60°のラインを北上させますと、驚いたことにまさに今回のツアールートはそのライン上をまっしぐらに組まれていましたし、以前に住んでいた久万高原やそのすぐ裏にある岩屋寺の巨大なさざれ石のイワクラも通り、ライブの最終地である今治にビンゴです。もちろんライブ会場の浄土寺という寺はまさにライン上にあり、途中、高知の津野町のライブ会場もそうでした。ラインは瀬戸内に入ると大三島にある日本総鎮守とされている大山祇神社を通り、最終的に出雲にこれまたビンゴとなっています。出雲ではライブの主宰者とのご縁から須賀神社の裏にあるスサノオのイワクラを浄め開いたのが昨年の秋でした。ちなみに以前に住んでいた久万高原の槙谷にも字は違いますが同じスサノウ御神体の素鵞神社があります。またライン上には他にもスガ神社があります。そして出雲の須賀神社には日本初宮ということで、同じライン上に初宮と総鎮守が並んでいることも解ったわけです。出雲もイワクラだらけで、イワクラ写真家の須田郡司さんの案内で何カ所かお浄めをしています。
そんなわけで、宇宙のエコーは、今までに関わったスポットも含めて半波なくパズルを合わせてくるのです。
ここまで来ると、自分の魂は天と共にまだまだこんな流れを楽しんでいるのだなあと想っている今日このごろです。
次のライブは松山の「とおから」というカフェでしますが、すでに店のマスターから、“近くに気になる巨石があるので一緒に行ってください”と頼まれたりもしています。
エコーはまだまだ続く気配です。おもしろすぎて困ります。
いったいいつになったら手放せるのでしょうか。
これからのビジョンとしては、もっともっと広い分野で生身の人達へ向けて、たくさんメッセージを込めて歌って行きたいです。そしてメインテーマは『命のつながる世界への原点回帰』です。
古代に皆で共に体験し、忘れ去ってきた大切なものを想いだして行きたいものですね。これからもよろしくお願いします。
                    LOVE 和

                                 *写真はクリックすると拡大表示します。


表紙ページへ  シピラ通信の目次


写真はクリックすると拡大表示します