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Terro in USA

テロ特措法・自衛隊海外派兵は違憲市民訴訟の会(仮称)



                         
 私たちは戦争を許しません   代表世話人 尾形 憲(法政大学名誉教授)

 さいたま市でのある平和集会での一主婦の訴えが始まりとなって、テロ対策特措法
とこれに基づく自衛隊の海外派兵は憲法違反という訴訟を起こそうということになっ
た。アジア2000万の人たちを殺し、日本人も310万の命を喪った、このような戦争へ
の反省の上に立って平和憲法はつくられた。憲法制定の議会で吉田茂首相は「近年の
戦争は、多くは国家防衛の名において行われたることは、顕著なる事実であります。
・・・・故に正当防衛、国家の防衛権による戦争を認むるということは、たまたま戦
争を誘発する有害な考えである。」と、自衛のための武力保持をも明確に否定した。

 それから半世紀、このような経過でできた不戦・非武装の平和憲法はアメリカの世
界戦略とこれに追随する日本政府により、次々空洞化されてきた。その極みが今回の
テロ対策特措法という名の戦争参加法である。アメリカがどこかで戦争を始めれば、
世界中どこへでも自衛隊を送ってこれに参戦しようというのである。政府がこれまで
違憲としていた集団的自衛権にまで踏みこむことになる。国会での多数を恃みとする
?クーデター?は断じて容認するわけにはいかない。

 2月10日現在で、前回の訴えでお知らせした賛同人に続いて新崎盛暉、興石正、保
坂展人、土井たか子、前田哲男、西野瑠美子、照屋秀伝、有銘政夫、小林直樹、富山
洋子、糸井玲子、知花昌一、宮城康博、俵萠子、本尾良、鎌倉孝夫、村井吉敬、田中
優子、石田桃子、大島孝一など、各界の950人をはるかに超える賛同を得たことは、
政府の暴挙に対する民衆の怒りを如実に表わすものである。3月には提訴に持ちこみ
たい。皆さんもどうかこの輪をまわりに広げて頂きたく、よろしくお願い致します。

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平和憲法の精神に拠って・・・  橘 紀子(さいたま市)

 歴史が常に現在から解釈されるものなら、20世紀は「戦争の世紀」「科学文明の世
紀」と言うことができる。
 21世紀の現在、人類だけでなくすべてのいのちが、あらゆるいのちの連鎖の内に
あるということは、小学生高学年にもなれば理解することだが、戦争という殺戮行為
は人間が意志していのちの連鎖を断ち切る行為であり、必然として人類の自殺行為な
のだ。また、人類は、科学文明発達の結果として、抜き差しならない地球環境問題と
いう地球上の現在と未来のすべての生命を危うくする有史以来の危機の刻にあること
を自覚する。
 戦争と地球環境問題という二つの地球の生命の危機を考える時、日本の平和憲法の
理念は現在と未来の地球上の生命の存続に寄与できる最高の理念である。 
 歴史が常に現在から解釈されるものなら、21世紀の現在、日本は平和憲法の法理
念哲学の基で、自衛隊の海外派兵の違憲性も判断されるべきだと私は考えている。

 羊の世話をしていたアフガンの少年が、羊の迷い込んだ場所で地雷によって片足を
失った。義足をつけた少年に、女性記者が質問した。「何をしたいですか」彼は答え
た。「羊の世話をしたいです」
 この少年の頭上から爆弾を落とし、彼の生活を奪う権利が誰にあるというのか。余
談になるが、私は3年前に突然半身麻痺の障害者になった。不自由な身体で生きるこ
とが、どんなに辛いものかを私は身を持って知っている。幼い彼が「遊びたい」と
言ったのではない。「羊の世話をしたい」と彼の生活を語ったのだ。私はテレビ画像
を観ていて、胸がつまって嗚咽した。私は戦争を憎む。
 日本は、戦争という人類の最悪のものである軍産複合体による世界の富の偏在化に
加担せずに、地球の環境問題解決のための研究や学問の場を増やし、問題解決のため
の産業を興すことを世界に促すことに力を尽くし、世界の富の普遍化に寄与するべき
だと私は考えている。
 また、日本に古来からある「和をもって尊しと為す」という精神を、権力を集中す
るための和ではなく、多様な考え方や価値観を生かすことのできる多彩な和の場を創
り出す智恵としたいと  私は考えている。強者の論理である戦争とは対極にある、
和の精神を古来から培ってきた日本に最もふさわしい平和憲法の精神に拠って、世界
に貢献する日本でありたいと私は考え続けている。
 テロ特措法・自衛隊の海外派兵の違憲性について判例主義に拠らず、日本国憲法第
10章第98条に基づいて法審理が成されることを切望する。
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★☆★「テロ特措法・海外派兵は違憲市民訴訟の会」会費・カンパについて

*会員は年会費一口a)成人2,000円  b)子ども・学生1,000円
*原告として参加される方は、初回のみ1,000円が必要です。
*カンパはいくらからでも受け付けています。

賛同人・呼びかけ人にまだなってない方で、会員または原告として参加希望の方には
振込用紙等を送付しますのでご連絡ください。

連絡先 
 【FAX】橘 紀子方 FAX 048(664)3580 
 【メール】QZP14102@nifty.ne.jp 向井 

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