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Terro in USA

在米の日本人平和活動団体・日米環境活動支援センターより


世界中の平和を望む皆さんへ

たぶんそちらの報道では米国人の殆どが今回のテロに対する報復戦争に賛成している
ように伝えられていると思います。しかし、反対している市民も沢山いることを知っ
てほしい。

明日金曜の夜には、このワシントンDCで平和のための市民行進があります。私たちは
この行進に参加するつもりです。そして友人はメールで彼女のアメリカ生まれの夫
が、「こうしたマスコミ報道で決して聞かれないのは、アメリカ人としてまことに申
し訳ないことをしたという懺悔だ。ーこうした出来事の元は、アメリカがあらゆる国
で暴虐と侵略と詐欺をくり返したからに他ならないのに」といっていたことを伝えて
くれました。

また別の友人は日本で報道されているニュースとして以下のサイトを教えてくれまし
た。アメリカとイギリスの違いが出ていて大変興味があるニュースなので見て下さ
い。

「米メディア世論調査で9割が軍事行動支持 」(CNN)
http://www.cnn.co.jp/2001/US/09/12/post.abc.poll/

ブレアの「報復を支持」発言に新聞や国民が大ブーイング!
http://www.cafeglobe.com/news/dailynews/dn20010913-01.html

無差別で多くの命を奪うテロ行為は、暴力の極致であり、許し難いことだと思いま
す。それに直面したブッシュ大統領は、アメリカの強さを強調し、力を誇示していま
す。しかし、「なぜこのような惨事がおこったのか?」という根本的な問題を追求す
る様子はいまのところ残念ながら見られません。

ブッシュ政権はどのような関係を世界各国と築いていこうとしているのでしょうか?
力で力を押さえ、このまま武器・兵器を作り続け、止まることなく、さらに「スター
・ウォーズ」ミサイル防衛システムに突入するのでしょうか?

今回のアタックがミサイルではなく、商業飛行機であることに驚愕すると共に、ブッ
シュ政権が進めているミサイル防衛システムでも防衛できないアタックがあることを
再認識しました。アメリカ製のボーイング機が、同じアメリカ本土をミサイルのよう
に攻撃したことを、私が自国の兵器で自国を攻撃したように感じてしまうのはまった
く皮肉なことですが・・・・。アメリカの人々は紛争各国で使用されている兵器が米
国製であることを忘れないで欲しいものです。

しかし、2001年9月11日(火曜日)はとてもとてもクリアーな青い空でした。そして
たくさん人が傷つき亡くなりました。そして今でも癒されずに病んでいます。

平和を祈ります。

日米環境活動支援センター
宮崎さゆり

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