8/7「新エネルギー」

河千田 球麿川 健郎 ジュゴンさん


名前を言わなきゃいけないということで、わたくし、河千田球麿川健郎ジュゴンと
いうことで、名前を自分で言いました。これから紹介する事実はもう夢の話ではあり
ませんで、今年度中にこの4つを組み合わせたモデルが日本のなかで動き出します。
この開発者達がどういう開発者たちかと言いますと、この本『新エネルギー革命』の
中には詳しく書いてありますが、今日いまからご紹介しますけれども、私は善の科学
技術群の博士たち、科学者達、101名とネットワークしてます。

その善の科学技術とはどういうものかというと、無限資源を資源にする、そして地球
環境を破壊しない、また破壊された地球環境を元に戻す、そういう科学技術です。そ
れを善の科学技術といってます。善の科学技術者101名の人たちと話すとみんなが
非常に不思議なんですが、異口同音に要は、なんていうんでしょうか、日本でいう古
神道みたいなもの、光とか風とか空気とか土とか水だとかあるいは磁場だとか、そう
いうものから気づかされたよという人々です。ですから、いままで人間が思い上がっ
て、人間の文明に、あるいは、人間の科学ということで、プラスプラスプラスを加え
て地球環境をここまでおかしくしてきてますけど、これらの科学者達は逆です。プラ
スして加えることを、全く考えてません。自然にあるものからエネルギーを取っちゃ
う。あるいは、自然にあるもので自然環境を浄化しちゃう。

そういう科学技術です。
ですからいままでの範囲からいうと、あれっと思われるようなところがありまして、
今日ご紹介する4つのクリーンエネルギー、あるいはわたしがまたダイオキシンの問
題とか水の浄化とかいろいろお話しますけれども、そういうものは、現在の例えば、
東大を中心とする国立研究所あるいは、大学の研究所あるいは大企業のなかからはな
かなかでてこない発想の事実ばっかりです。ですから、余計にこれを実用化するのは
大変でした。この4つのクリーンエネルギーにしましても、ま、正直に言いまして、
96年までは命まで狙われた社会です。それが96年から、多国籍企業ほかが、実は
そういうものを金で買いに来たから、私もこうやって、表面的にでてものを話せるよ
うになったということです。

じゃ、まず一等最初にクリーンエネルギーをお話します。OHPを用意してきたんです
が、ここはどうもOHPは使えないっていうんで、この図もよく見えないかもしれませ
んが。簡単に言っちゃいますと、要は、いままでクリーンエネルギーというと、風力
発電だとか太陽光発電だとかあるいはバイオマス発電だとか云われてました。わたし
は、風力発電、バイオマス発電、大賛成です。ですが、現在の太陽光発電には疑問を
もっています。つまり、ソーラーを使って、で、自然エネルギーだ、クリーンエネル
ギーだ、なんて言ってんですが、例のソーラーパネルを作る、これは液晶パネルとア
モルファスと両方あるんですが、それにかけるエネルギーが実は大変。使う資源が大
変、耐用年数などから果たして、クリーンエネルギーと言えるのか?実は疑問を持っ
ているのです。

で、今回ご提案するのは、太陽光集光レンズというやつです。これは何かというと、
皆さんが小さい頃、色々経験されたかもしれませんが、虫眼鏡です。虫眼鏡で火を起
こしたことありますか。やった人?
そうなんですよ。ただ単にそれだけ。要は虫眼鏡で集光すれば、熱は一点に集中でき
ますよね。だから、朝日があがる時から夕陽が沈む時、いつでも虫眼鏡だったら、集
光できるわけです。それを太陽光集光レンズ、光十字の法則といってるんですが、ど
の角度から熱が太陽光が入っても、一点に集中させるという技術をだした。それで太
陽光集光レンズというのを作り出した。あとで見てください。各テーブルに2冊くら
い本が置いてあると思います。

まず電力を作り出す。太陽が差さない、例えば風力があるところは風力でもいいです。
あるいは水があるところは、水流でもいいです。あるいは山のなかだったら、木屑を
活かしたバイオマスでもいいです。とにかく例えば、家庭用であれば、1アンペアを
まず作りだしちゃう。

衛星放送のパラボラアンテナ、大体30センチくらいあれば家庭用の発電はオーケー
です。それくらいで、まずは電気を作り出しちゃう。で、その電気を作り出した後は
どうするかというと今、ソーラー発電でも風力発電でも、非常に不安定だといわれて
います。

例えば、風力発電は、風がない時は、電気発電できない。太陽光発電は太陽が差さな
いと発電できないわけです。そうすると太陽が差さない時、風が吹かない時は、停まっ
ちゃうわけですよ。ところが、それを太陽が差している時、あるいは風が吹いて
いる時に、発電したのを蓄えることができるようになった。これが二つ目です。
これは、蓄える技術は昔から、超伝導であれば、電力は蓄えられる。送電ロスなんか
は無くなるといわれています。その超伝導で電力は蓄えられるようになります。

ただしその超伝導というのは、科学者の今までの常識でいきますと冷やさないと超伝
導素材にはできないと言われてきた。ところが、この博士は、冷やさないで電力が貯
蔵できないかということを考えちゃったんです。何故超伝導は冷やさなきゃいけない
んだろう。で、超伝導素材を全部検討していきますと、今までの科学技術では全部無
機物なんです。無機物は冷やさないとマイナス230度とか300度に冷やさないと
超伝導素材にならない、あるいは電線にならない。この科学者は無機じゃなくて、有
機を使えばいいだろう。例えば、卵の殻、卵っていうのはにわとりの体内にいる時は、
非常に柔らかいのに、空気にふれたら、なんであんなに硬くなるんだろうと、そうい
うところからヒントを得ちゃったわけですよ。そうすると冷やさないでも、有機であ
れば冷やさないでも超伝導素材ができるんじゃないかということを考えちゃったんで
す。で、それを研究していったら、実際、できた。で、冷やさないで、電気の貯蔵装
置ができるようになった。

ただし、これは従来の超伝導素材と違って、コイルにならないんです。無機でないか
ら。粉にはできても、コイルにはならない。ですから、これは超微粒子化しまして、
この超微粒子化の大きさはどれくらいかというと、タバコの煙のさらに10分の1く
らいの小ささです。それぐらいの超微粒子化したものをこういうものに、(コンデ
ンサー)入れちゃう。こういうものに入れちゃうと電気抵抗がゼロになる状況がでちゃ
うわけです。で、電気の貯蔵ができるようになる。これが、ふたつです。

で、三つ目は、じゃあ、1アンペアなら、1アンペアで作って電気を貯蔵した。風が
吹いてる時、電気作っておけばいい、太陽が照っている時、電気を作っておけばいい。
それを今度は風が吹いてない時、雨の日、でも電気が貯蔵できた。まだここは1アン
ペアです。これを増やすにはどうしたらいいんだろうかというと磁力回転装置、これ
は磁石です。磁石のN軸とS軸、わかりますか?磁石って。わかりますよねぇ。磁石
を二つ持って、N軸とN軸、あるいはS軸とS軸をこうやってくっつけようと思って
も、絶対にくっつきません。絶対に。逆にN軸とS軸を合わせたのをはなそうとして
も、ほとんどはなせません。それを上手い具合に配列しまして、磁石の反発力を利用
して、要はこれを増やすことに成功したわけです。で、1アンペアが理論的には3百
なん十倍になるんですが、今のところ、35倍、40倍に増やしちゃう。

で、その本のなかにありますのは、ある電力会社さん、ある自動車メーカーさんが調
べたデータをそこにのっけてあります。これは、例えば、入力より出力が大きい、入
力は0,14なのに出力は、1,18になっている。日本の特許は世界の中でも一番、
大変厳しい特許なんですね。特許庁に持って行っても全然信用されない。と言います
のは、エネルギー保存の法則があって、入力より出力が大きいなんて、考えられない
わけですよ。何回見せても、どっかトリックがあるんじゃないか、マジックじゃない
かとか。動かして動かして、その場で特許庁の審査官が何回も見て、ようやく10年
かかって、去年の8月の20日に日本の特許も最終的に下りました。

入力より出力が大きい。繰り返しますと、山村地域ではバイオマス。あるいは風の強
い所では、風力。太陽が取れるところでは、太陽光集光。水が流れるところでは、水
の流れを使った水流、小さな水流発電、そういうので発電して、電気を貯蔵して、こ
の磁力回転装置で電気を30倍、40倍にすると。

これが、今後の分散型発電です。ですから、今までは、火力発電だとか原子力発電だ
とか大型で集中的にあるところで電気を作って、それを高圧線あるいは電線を使って
送り届けていた。この時代は完全に終わりましたよということです。ここにきますと、
要は、使いたい時に、使いたい所で、電力が発電できる。この時代になりましたよと。

もうひとつ、現在、皆さんご存じかと思いますが、燃料電池というのがあります。こ
れは、わたくし、レインボウパレードなんていうのをやってまして、ここの大スポン
サーがトヨタさんであり、ホンダさんであり、スズキさんなんですが、自動車会社な
んか今すごいです。2003年から燃料電池の自動車は世界一斉にばーっと出ると思
います。家庭用の分散型発電でもいま燃料電池が先行してるんです。サンヨーさんだ
とか、あるいは東京ガスさんとNTTが組んだとか。

ところが、その燃料電池を使った家庭用分散発電っていうのは、これの倍ぐらいある。
家庭用分散型発電を作るのに。このトータルシステム、どのくらいの大きさかという
と上の方は、先ほど言いましたわずか30センチから45センチのパラボラアンテナ。
電気貯蔵装置と磁力回転装置、合わせても独身用の冷蔵庫、50×50×高さ60B、こん
なもんでしょうかね。これぐらいの大きさです。これで家庭用の分散型発電が、完成
します。はい、とりあえず、ここまでで、なにかご質問があれば。なんでも結構です。

どうぞ。

Q;家庭用発電はどれ位で買えますか?

はい、一番いい質問だと思います。コスト的にはですね、家庭用分散型発電は、国の
補助なしで、これで120万。(会場から拍手)120万を越えるようであれば、世
に出ないと私は言ってます。

Q;4人の発明者たちには?

トータルで、120万以内でだしましょうね、ということを言ってます。今、ソーラー
発電、約300万です。自治体だとか国が補助して、各家庭でお付けになるのが大体
150万だと思います。あんな大きいものを。これがトータルで、そんなものです。

Q;いつ、でるんですか

さぁ、そこですね。

Q;電化製品だから、普通期限が何年間とかあると思うんですけど。

ええ、ぶっこわれるまで。機械だから、機械がぶっこわれるまで。

Q;廃棄物にするとかそういう心配は?

ないです。要はどっかがぶっこわれるまで。

Q;30年以上耐えられますか?

もつと思いますよ。大したことじゃないから、今までのに比べれば。

Q;バイオマスってのがよくわからないんですが。

バイオマスっていうのはですね、最近いろんな新聞読めば、よくわかると思いますが
例えば、ゴミ発電であれば、微生物が発酵する、その熱を使って、電力を発こうさせ
る。あるいは産業廃棄物のところであれば、そこの焼却をやる時の力、あるいは木材
を発酵させた時の力、そういうものでバイオマス発電をやろうと。

Q;虫眼鏡からどうやって発電させるんですか?

あ、虫眼鏡じゃなくて、太陽光集光レンズという、熱を集中さしたら、熱を集中させ
る、4000度、5000度、3000度、どれが一番効率がいいかですが、熱だけ
集中さしたら、その後、今の発電システムでも現在のタービンを回すやり方でもでき
ちゃう、既存のやり方でもあるわけです。

Q;太陽があまり差さない地域で、例えば水力を使うとか、可能ですよね

わたくし、まだ水流とか水力の方はまだ考えていませんが、風力の方は今メーカーさ
んと話し合いに入ってまして、家庭用のべらぼうに大きいのは要らないんですよ。
小さな風力発電があればいいだろうと。だから、普通は小さな風力発電あるいはこの
集光レンズ。このふたつで十分だろうと思います。ただ両方ともなくて、実は、丁度、
終戦の時にですね、京都大学の人たちが水流発電という小さな流れがあれば、定点と
定点を結んだら、発電ができるよというのは、もう既に今から50数年前にその技術
はあるんですよ。これを世にだしてないだけで、そういうものは水流発電で使えるだ
ろうと。で、実現の話なんですが、じゃ、いつから売り出すかという、これが実は大
変なんですね。一応公約してますのは、今年度12月までに、4つモデルを作ります。
4つはどこかというと、自治体の図書館。これ、ある自治体ともうほぼ決まってます。

それからコンビニエンスです。国会議員のうち。それから一般のうち。この4つ。こ
れを今年度中にモデルを作ります。その後の実現のところでは、まだ非常に動いてい
まして、国会議員のなかに自然エネルギー促進議員連盟というのができまして、その
先生方もこれ、見ていただいて、全員じゃないですけど、中心になる先生方に見てい
ただいてそれで、衆議院とか参議院の超党委員会とか産業政策委員会でばんばん質問
していただいて、今予算が取れそうなところまで来ています。要望としては、原発一
基実は3000億かかるんですよ。原発一基分をこっちに回せと。ですから500億
もしくは600億が来年度予算のなかに入ってくるんじゃないかと思います。この動
きがひとつ。

それから非常に面白いもんで、北と南から動きが起こってきてます。北、北海道電力
北海道電力のなかの部長クラスで、磁力回転装置に惚れ込んだ方がおられ、私どもが
計算できないような、力の、ひずみの問題だとか全部やって、こうなればこうなるよ
というこんな内部資料を、これを導入したら、こうなるんだよという今からやったら、
2005年に北海道はこう変わる、2010年にはこう変わるという内部資料を作っ
てこられた。北海道では、9月9日の日に現物を見せた、市民を巻き込んだ、電力会
社、市民を巻き込んだフォーラムがあります。

で、もうひとつは、ぐっと南の沖縄の方です。この前、サミットが行われましたが、
サミットの最中に稲嶺さんという知事さん、それから県議会の議長さん、沖縄電力の
中井真社長さん以下、それぞれかなりの時間をかけてお話をさせていただきました。
あそこは使ってない公共予算がなんと1000億あるんです。これはなにかというと、
嘉手納基地からジュゴンの住む名護の方に基地を移すための予算を沖縄に1000億
うってあるわけです。ですから、県と市町村と電力会社と市民と一緒になって、分散
型発電をやりたい。やりませんかという話が沖縄の方では始まっている。で、逆に沖
縄電力なんかではそれをやりたくて仕様がないわけです。といいますのは、離島ばっ
かしなんですよ。安い石炭を買ってきて、全部火力発電なんです。ところが、台風と
かしょっちゅう来て、故障するからコストが高くなってたまんないわけです。だから、
中井真社長は、これはもう早くやりたいと仰ってる。だから中身を常務さんとか開発
部長さんだとかで徹底してやるんで、沖縄からやろうよというのが、一応沖縄の方か
らでている。

だから、流れとしては、沖縄は電力会社さん、県、市、市民一緒になった発電のシス
テムが生まれそうだ。逆に北海道は市民が中心になって、言い出したのは、北海道電
力の部長さんクラスです。なかにいらっしゃる方。北海道電力の従業員の8割は泊原
発に反対なんです。だから、部長さん以下は全部反対してるわけです。上層部の一部
が泊原発をやろうと。みなさんは反対している。泊原発でものすごい金をかけるくら
いだったら、こっちを早くやろうよというのが、皆さんの気持ちなんです。だからそ
こは、電力会社さんと北海道の市民の方が一緒になって、市民型発電みたいな格好が
北海道の方から生まれてくるかもしれません。

そしたら、先ほど申しました議員の先生方が頑張られて、来年度以降どれだけ予算が
つくかによって、この電力を経営母体がどこになっていくかというのは非常にまだ流
動的です。一方的に市民発電立ち上がらしちゃうと現在電力会社に勤めていらっしゃ
る人たちの雇用の問題にもなってきますので、そこはまだかなり流動的です。ただ、
もうこういう時期になってますから、もう何年も待つことはないだろうと。

(他に質問)どうぞ、なんでも結構です。

Q;外国にはまだそういう例はないんですか?

ありません。(拍手)4月7日の日にG8環境大臣会議が滋賀県の大津市でありまして、
これをそこで発表したんです。英文でもだして。それこそ、大騒ぎです。今、なんと
外国と韓国で、この本が翻訳されてます。まもなくそこからでていくと思いますけれ
ど。で、実は、これは画期的なことなんですよ。というのは、ようく考えてみてくだ
さい。日本が太平洋戦争を仕掛けたのは、なんだったのですか。各地域で紛争が起き
ているのは、何ですか。実は、ほとんどエネルギー、石油資源なんです。あのう、経
団連、昔、石坂泰造さんという会長がいて、彼が言ったのは、血の一滴、油の一滴、
それで太平洋戦争を起こしたんだぞ。それを忘れたのか…という一言で、アラビア石
油ができた。

今年の3月で、そのアラビア石油がなくなりましたけどね。実は、画期的なことなん
です。これを作り方を間違えなければ、多国籍企業に乗っ取られて、そういう具合に
ならなければ、これはエネルギーを元にした紛争はなくせます。それから、これです
と、石油も使わない、石炭も使わないわけですよ。燃やすから、排気ガスを出したり、
二酸化炭素を出したり、色々するわけです。燃やさなければ、そういうもの出ないで
す。で、産油国の方とは、共存できるわけです。あと、石油は43年ぐらいといわれ
ています。ところが、そういうものは、今後燃やさなければ、永久に、ま、この使い
方もですね、化学物質がいいかどうかっていうのは、問題がありますけれども。燃や
さなければ、石油を使う道はまだ色々あると思うんですね。燃やすからいろんな公害
がでる。燃やさなければいい。その道が開けたわけです。

それから、皆さんご存じだと思いますが、レスター・ブラウンさんという人がこれか
ら、水が大変になるよ、と言われてます。世界中の地下資源。例えば、わたくし、4
日ぐらい前まで、中国内モンゴルに行ってましたが、北京の地下水はすでに60メー
トル下まで下がっています。全世界で水不足が始まっている。じゃ、水不足を最終的
にどうするかというと、海水を真水に変えて、水を利用するという技術があるわけで
す。それも今のところ、電力を使うしかないわけです。ところが、電力が目茶目茶高
い。新システムを利用すれば、ほんとに安い金額で海水の淡水化処理も可能になるで
あろうということです。ですから、そういう意味でも、地球の危機を救うことになる
かもしれない。湊弘平さんなどは当然ノーベル賞をもらっていいです。それぐらいの
技術です。

Q;例えば、使い方を間違えるとどういうことになるんですか。

使い方。だから、実は開発者も苦しいんですよ。もう30年、40年。長い人は30
年以上、短い人で20年ぐらい。もう全財産を注ぎ込んでうち込んできてるわけです
よ。だから、例えば、アメリカの多国籍企業が2000億、3000億で買いに来た
ら、もう売っちゃおうかと。何回も言われてますが、その度に私、止めてます。先々
週もそうです。要はいったん、そういうところに入ったら、多国籍企業でオイル資本
を中心にして、今の石油をある程度使い終わるまでは、世に出さないと思うんですよ。
そういうことにはしたくないということです。だから、海外に魂を売っちゃいけない。
日本で生まれた技術だから、日本からだして、これを使いこなす、これを世にだす意
識の高い人たちのなかからだしてきて、変な使い方をさせないという、それが非常に
大事だろうと思ってます。

Q;例えば、ひと家庭に一機というより、例えば10軒で1機ということもできるん
ですか?

これ、やり方しだいですよね。例えば、マンションだとかですね、工場だとかいうの
は、マンションとか工場でやらなきゃいけないだろうと思いますね。ある町があって、
10軒ぐらいまとまってたら、じゃ、一緒にやって、どっかで発電して、そっから取
ろうかということも可能になると思います。その場合は、やっぱり電線を使います。

Q;既存の電力会社との関係は。

ええ、非常にその辺の問題があるんですけども。今のところ、例えば、沖縄電力なん
かの考え方だとですね。これ、全部だと120万くらいでできるんですが、要は、2
0年なら20年のリースにして、毎月、今電気代を払ってる、電気代を払ってる分を、
従来どおり、沖縄電力経由で払ってもらうと。その代わり、各家庭が最初に負担する
金は全然要らないよと。機械は沖縄電力で買って、各家庭に配って歩くと。電力代は
従来どおり、沖縄電力と同じ電気料金として払うと。それをリース契約みたいにして
やろうかという、そういう話はでてます。色んなやり方が考えられるだろうと思いま
す。

Q;どういう形になるんですか?

だから、その辺は当然考えなきゃいけないところで、買い取り制度にするのか、先ほ
ど言いました沖縄電力方式にするのか、そういうことを考えていけばいいのかな。北
海道であれば、その分野を、例えば、北海道新発電株式会社というのができて、そこ
が北海道電力と一緒に組んでやっていくとか。そういう格好ができてくるんじゃない
かと思います。これは、どういう形がいいかということは、来年度予算のなかに、国
がどう予算を打ち込んでくるか、それによって、形態がかなり変わってくるだろうと
思っています。

Q;家庭用発電の電力供給量は?

あ、これは先ほど申しましたけど、今、家庭用で考えてますのは、30アンペアから
45アンペア。

Q;それ、いくらくらいなんですか。

皆さんのうちで、使っている家庭はほとんどないと思います。15アンペアから30
アンペアで、全部終わりのはずです。どんな豪農であろうと。

Q;最近は、クーラーなどよく使うので、もっと大きなアンペアが必要なのではない
か?

もし、そうだとしたら、最初の集光レンズの大きさを30センチを45センチに広げ
る。あるいは、60センチに広げる。ただそれだけです。

Q;それに関連づけての質問なんですけども、ものを使いすぎて、地球環境を破壊す
る事になりませんか?

ええ、これはもう当たり前の話で、まず省エネですよ。どんな場合でも。どんなこと
をやるとしても、省エネが第一だろうと思うんですね。60アンペアじゃなくて、で
きたら、45アンペアですませる。30アンペアですませる。これを基本にしてね。
基本にしてやっぱり使っていく。これだって、レンズはやっぱり資源を使うわけです
からね。うん。それは基本中の基本だろうと思います。

Q;みんな60アンペア位のものにしていくのではないでしょうか?

だから、これからもずっと企業は儲けつづけていくのかどうかという根元の問題にか
かわると思うんですよね。電力は、こういう格好で、使いたい時に使える分散型発電
になるとしても、じゃ、その分散型発電の大きさをどれぐらいやるかいうのは基本的
なコンセプト、これは間違わないようにしないと、みんなが大型化大型化といえば、
例えば、30センチのレンズを作るのと45センチと60センチじゃ、資源の使い方
がやっぱり違うわけですから、そこは、お互い意識改革も一緒にやりながら、やると
いうことだろうと思いますね。で、わたくしは、これを儲け主義にはしたくないわけ
です。絶対にしたくないわけです。

Q;直流ですか、交流ですか?

ええ、まだこれは、ペンディング事項で結論はだしてないんですけど、従来のソーラ
ー発電とか風力発電は、コンバーターを使って、直流を交流に変えているわけです。
これが実は一番金がかからない、今までの装置を使うやり方なんです。で、これは直
流から直流へそのままやれるようになるかということは、私どもまだ検討している段
階で、現時点で回答ができない。ええ、ただ、従来の送電ロスの問題だとかそういっ
たことは、これに関しては全くありませんのでね。

Q;配電等は変わらないのですか?

そうなると思います。いまのところ、家庭用の送電は従来のを使おうと思ってるわけ
です。電源のことを、上げたら電気が一遍に、家庭に入ると思いますよ。下げたら、
実はこの上げる下げるそこまでは、例えば、ここは中部電力だろうし、東京であれば、
東京電力が入る。実際の配線はもう電力会社は関係ないわけですよ。だから、その分
野は、従来のを使えばいい。だから、ヒューズを上げるところまで、そこまでを東京
電力や中部電力からもらうのか自家発電を使うのか。それだけの差だろうと。

Q;磁力による電磁波の問題はありませんか?

今のテレビの問題、電力に関しては、必ずその問題がつきないと思います。これも、
同じです。

Q;磁波による身体への影響は?

ないと思ってますが、まだこれ、完全につきつめたわけじゃありません。元もと地球
がどうやって生きているか、宇宙はどうやって生きているか、宇宙や地球のなかには
磁場があるわけですから、そこを元にして、磁石発電を発明したわけですね。で、磁
場で、なんか影響がある。全世界が例えば全部磁力発電使いだしたら、磁場が変わら
ないかどうかそういう心配される方もいらっしゃるわけですね。これに関してはわた
しも未知の分野です。どうしても、そういう心配があったら、先ほどの磁力回転装置
のところを鉛で閉ざすとかそういうことをしなきゃいけないかもしれませんが、今の
ところ、そういう影響はまったくありません。

Q;例えば、家庭用の15アンペアくらいの電源を使って、増幅装置を使うと30倍
くらいになると、このまつりの電気とか賄えちゃうとか?

そうです。今回は、Y2Kとかそんな問題がなければこの「いのちの祭り」に間に合
わせられたかもしれないんですが、残念ながら、今回のこれに間に合わせられなかっ
たんです。私どもとしましては、先ほども申しました12月までに4つのモデルをと
にかく先に動かすこと。これが先だと思いましたんで、いのちの祭りにはごめんなさ
い。今回間に合いません、ということで。ですから、山のなかでイベントやろうとど
こでやろうとやりたい時に発電できるように、これ、確実になります。

Q;1アンペアが30倍になるというと、30アンペア3000W?

そう、そう、そうですよ。あのソーラーステージ、あんな大袈裟なこと要らないよう
になります。ソーラーステージはおそらく45センチのパラボラがひとつあれば十分
じゃないでしょうか。

Q;コンビニってどこでやるんですか?

まだ、それは、それこそ企業秘密で。コンビニも大変ですよねー。セブンイレブンあ
り、ローソンあり、ファミリーマートあり、色々ありますでしょう。大変ですね。ど
こでやるかというのは。実は決まってんですよ。決まってんですけど、これ、言えな
いですね。自治体の図書館ってのも決まってんですが、どこの自治体でやるというの
は、わたしの口からもなかなか言えないですよ。国会議員のうちも実は決まってるわ
けですよ。俺んとこでやろせろと。一般のうちも実は決まってんですが、できてから
ですね。

で、今後これを見せるのは、今決まってるのは、北海道では、9月9日にフォーラム
をやります。それから、沖縄では、10月の14日。14日に一般市民の方、企業の
方を合わせて。県議会の議員団には、10月の12日に、議員とか市町村さんには
現物を見せたフォーラムをやることになっています。他の地域はまだ決めていません。
各地域から、俺のところでも見せろとか俺のところでもやれといえば、これをもって
やるようにします。東京では、5月9日の日に国会議事堂の横の県政記念館でやりま
した。どうですか、あと、ご質問。クリーンエネルギー、それでいいですか。

Q;クリーンエネルギーに関しておたずねしますが、何十年か前から、色んな人たち
が自分の装置を作って、超効率を達成したと。そして、今年中に売り出すとか数年中
に売り出すという話を過去何度となく聞いてきたんです。現実に売り出されたという
話を聞かないんですね。今回の場合、それがどこまでどう確実なのか、超効率が出る
のかどうか、お話だけ聞いていますと、失礼ですけれども、にわかには信じられない
んですけど、そこら辺について、もうちょっと詳しく、磁力回転装置に宇宙エネルギー
が流入して、超効率を達成する、そのあたりの話をもうちょっと詳しくお聞かせ願え
ないでしょうか。

えーとこれはですね。できたら、ここに『新エネルギー革命』の本に書きましたので、
これを読んでいただいた方がいいかと思うんですが。従来は確かに永久機関の話だっ
たり、色々なお話がありました。私どもも、表面になかなか出れなかった点はありま
すが、今回出してあるものは、もう日本の特許もおりてます。議員の方々にも見ても
らいました。私が今まで、通産だとか資源エネルギー庁で単独で乗り込んでる時は、
実は相手もされなかった、結構町の開発者の開発した技術なんて、そういうもんなん
ですよ。いくらよくても、押しつぶされてしまう。今回は、自然エネルギー促進議員
連盟の方々がこれをご覧になって、もう原発の時代じゃないね。これやらなきゃいけ
ないね。

で、商工委員会だとかそういうところにバンバン質問だされました。去年の衆議院選
挙の前に自然エネルギー促進法というのをやろうと思いました。だされるつもりでし
た。ところが、原発推進派の議員、名前言っちゃってもいいんですが、彼らが逆法案
を出してしまいました。立地促進法の強化みたいな。それで、去年の衆議院選挙の前
の国会では通過しませんでした。今度もう新しい議会が始まります。新しい議会では
新エネルギー促進法というのが通過していくと思います。で、こういうものを出すた
めの予算が確実についてくると思います。そういう状況です。だから、今まで、噂噂
で流れてたのと今回はもう全部オープンして、しかも現物まで見せて、フォーラムも
やって、全然引き下がれないとこまで来ちゃったわけです。それはもう全然違うと思
います。

Q;学校の教材とかにはなりませんか?

あ、実はですね。ここの中にも書いておきましたが、これなんか私の理想としては、
5,6年たったらね。小中学校の教材で自家発電をやれるようになるんじゃないかなぁ
と思ってるんです。そこまでいくだろうなと。常温超伝導の電気貯蔵はちょっと無理
かもわかりませんが、磁石発電なんていうのは、教材用として、簡単な自家発電でき
るようになるんじゃないかなぁと言う具合に思ってるんです。簡単な電池を使ってね。
これは、入力が要るんです。必ず。360度の回転のなかにここには、必ず入力の電
流は通しているわけです。残り359度はもう要らないわけです。一個所通すことに
よって、エネルギーを拡大さしてるわけです。だから、永久磁石とはちょっと違うわ
けです。電磁石と永久磁石で電流を通して、ここで電流を通してそれで拡大さしてる
わけです。

Q;この実験はどこ行ったら、見れるんですか?

今の所、各地域で行なうフォーラムでお見せする事にしています。

-----------------end;8/7ラウンジ「新エネルギー」講座記録-----------

テープ起こし担当;高橋pekoさんが、この後にテープに少し録音のある部分を
後日、改めて文字化してアップして下さるかもしれませんが、大凡はこれで、
基本的な講座内容記録とさせていただきます。sakino

河千田さんは、内容訂正のお返事を下さる時に、近況を以下の様に記されてます
/転送

-----------前略;16日までいた沖縄の厳しい暑さを忘れさせてくれるような、さ
わやかな秋の風です。21〜22はまた、岩手の畜産農家の方々との実地指導です。
土地の自然や、環境の利を生かした農業、畜産業へ、どう彼らが変化していくか楽し
みです。大変遅くなりましたが、校正してみました。
テープ起こしや報告書作り、大変だろうと思います。どんなものになるか、楽しみで
す。昔ながらの知恵や技に、21世紀への覚醒した人々のネットワーク……、大変で
すががんばってください。御健康を心よりお祈り申し上げます。
                           10月19日河千田拝


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