11.08.30 ★ フランスねこのNews Watching 8.27「「菅首相、原発ロビーの反対で自らの方針を貫けず」仏メディア、浜岡原発停止と脱原発社会への足がかりを築いた首相を評価/ルモンド紙(8月28日)」 ルモンド紙は8月26日に辞意を表明した菅首相について、その70%以上が段階的な脱原発を望む国民の期待に応え、浜岡原発の停止、原発の無い社会の実現 を目指す方向性の打ち出し、全原発におけるストレステストの義務づけなどを行った点を評価。首相は脱原発政策や夏期の電力使用量15%減の促進などで財界 から強い批判を浴びたが、日本では現在54基ある原発のうち39基が停止しているにもかかわらず、機能を続けているとも指摘した。尚、菅首相はその後権力 層からの批判の高まりを受けて首相の座を守るべく術数に走るに至り、6月初旬には不信任の動議に直面、今回の辞任に至った、と分析している。
11.08.30 ★ 机の上の空 大沼安史の個人新聞 8.29「〔フクシマ・ツイッター・NEWS〕 東電が、ありえない答弁!「30キロ圏内の原発被災者に一世帯あたり100万円渡したが9月に避難費用を申告してもらい100万円に満たない者からは差額を返還してもらう」本日南相馬市鹿島区の報告会にて東電渡辺副所長が。」
11.08.30 ★ 机の上の空 大沼安史の個人新聞 8.29「「海を決して汚させない」 ニューヨーク・タイムズが「上関原発」と闘う 海に生きる人々 を報道!」 ニューヨーク・タイムズが27日、「上関原発」と闘う人々に焦点をあてた記事を掲載した。Ms.タケバヤシの家族は数世代にわたって鯛、鯖などを地元の魚をとって来た。「海は私たちの生きる糧だ」と彼女は言った。「海を決して汚させない」‥指導者のサダオ・ヤマトは最近の集会で言った。「完全に止めてやる。30年目の最高のチャンスだ」
11.08.30 ★ Peace Philosophy Centre 8.24「「政府が学校の放射線量に新たな目安」報道は計算が合わない→追記:文科省8月26日通知書の批判」 学校の毎時3.8マイクロ・シーベルト基準廃止という報道が流れている(下記参照)。数字の「1」さえ使えば聞く方は安心するとでも思っているのだろうか。計算が合わない。小学生だっておかしいと思う数値だ。
毎時1マイクロシーベルトはそのまま年に換算すれば8.76ミリシーベルトである。当初文科省は一日屋外8時間、屋内16時間、屋内は屋外の4割の放射線量という仮定で毎時 3.8マイクロシーベルトの校庭の場合年間20ミリSVである、というこじつけ的な計算をしていた。今回の「新基準」とやらで、屋外毎時1マイクロシーベルト、屋内毎時0.4マイクロシーベルトとして、同じ計算式を適用しても年間5ミリシーベルトとなる。
11.08.30 ★ 武田邦彦のブログ 8.29「まだトリックを使う放射線の専門家」 もう、そろそろトリックを使うのは止めるのではないかと思っていると、今朝も「お米の汚染」で専門家が二つのトリックを使っていた。放送したのはNHK。トリック1:足し算をしない常套手段
お米の放射性物質の量が50ベクレルぐらいだったことをあげて、「毎日お米を食べても**シーベルトにしかならない」と「足し算のできない東大教授」と同じことを言っていました。
世の中でお米しか食べないなら、この計算で良いのですが、水道水も、お米も、汚染された肉も、ベクレルが表示されていない牛乳も、関東産しか買えない野菜も食べる子供たちのことをまったく考えていません。
11.08.30 ★ 47NEWS 8.29「茶の出荷停止を初解除 神奈川県の南足柄市産」 政府は29日、神奈川県南足柄市産の茶について、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷停止を解除した。一番茶から食品衛生法上の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出され停止となっていた。茶の解除は全国で初めて。厚生労働省によると、同市の3地域の荒茶(三番茶)に含まれる放射性セシウムがいずれも基準値を下回り、解除条件を満たした。出荷できるのは三番茶以降となる。荒茶から検出されたセシウムは1キログラム当たり218〜430ベクレル。 *500ベクレルという日本の暫定基準値がめちゃくちゃ高すぎます。430ベクレルのお茶を安心して飲めるわけがありません。それが安全宣言を出されて堂々と流通することになると足柄茶は飲まないという選択をせざるをえなくなります。
(関連)YOMIURI ONLINE 8.30「秦野、開成産の茶葉に他県産ブレンド…新銘柄で出荷へ」 神奈川県農協茶業センター(山北町)は9月1日から、放射性セシウムに関する国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)をクリアしている秦野市産と開成町産の茶葉に鹿児島県産をブレンドして、「足柄仕立て」=写真=の新銘柄で出荷する。 *産地偽装まがいのことをしてます。お茶だけでなく米や他の農産物でも混ぜて産地がわかりづらくしたり、基準値以内におさめることを目的に混ぜることもあると聞きます。そうなってくると国産の農産物は買えなくなってきます。
11.08.30 ★ YAHOOニュース 8.30「<原発やらせ問題>東北電でも動員の疑い…第三者委中間報告」 経済産業省原子力安全・保安院による国主催原発シンポジウムへの動員など「やらせ」問題で、事実関係を調べる第三者委員会は30日、中間報告をまとめ、東北電力のシンポジウムでも新たに保安院の関与が疑われる事案があったと指摘した。また、九州、四国、中部の3電力が、それぞれ開催したシンポジウムで、当時の保安院職員が電力会社に動員要請などをしたと認めたケースについて、報告書は事実認定した。‥委員長の大泉隆史弁護士は、この保安院の関与を認定した、この3件について「問題がある」と強調。国が関与した「疑い」のある事案や、その他のシンポなどと合わせて調査を継続する姿勢を示した。いずれの事案も電力会社からの報告で判明。経産省職員へのヒアリングやアンケートで具体的な情報提供がないことから、省内の組織的な隠蔽の可能性がないか、さらに慎重な調査が求められそうだ。同委員会は再発防止策も協議し、9月末をメドに最終報告を行う。
11.08.30 ★ YAHOOニュース 8.30「<福島第1原発>補償基準公表 期待の一方で怒りや不安も」 交通費5000円、宿泊費8000円、精神的な損害を含め一家親子4人で450万円余−−。東京電力福島第1原発事故による被害について東電は30日、賠償の補償基準を公表した。被災者からは「妥当な額で子供の養育費に充てたい」との期待もある一方、「取り扱い検討中」とされた畜産農家や観光業者からは怒りや不安の声が漏れた。対象外とされた自主避難者には、独自に賠償を求める動きも出始めている。‥一方、自主避難者は8月5日にまとまった中間指針と同様、今回も補償対象外とされ、独自に賠償請求の動きが出ている。福島、宮城、茨城各県などの400世帯余は、転居に伴う引っ越し代や宿泊費など総額約11億7000万円を求めており、支援する弁護士らが12日、東電側に申し入れ書を手渡した。
11.08.30 ★ 福井新聞 8.28「津波の伝説、美浜に集中 福井で金田さん研究発表」 北陸の民俗研究者や愛好家でつくる「北陸三県民俗の会」の年会が27日、福井市の福井県立歴史博物館で開かれた。日本民俗学会評議員で敦賀短大非常勤講師の金田久璋さん=美浜町佐田=が、若狭湾の津波伝説について研究発表し、伝説は美浜町に集中していると語った。 *美浜町と敦賀市は目と鼻の先です。また大飯も高浜も同様で、要するに若狭湾には大津波がいつ来ても不思議ではないということです。
11.08.30 ★ @abe_yoshihiro 安部芳裕のTwitter 8.30「
福島第一原発から放出されたプルトニウムは政府発表の2万3000倍だった ow.ly/1wnTCb」
11.08.30 ★ 毎日.jp 8.30「急性白血病:福島第1原発作業員が死亡 東電が発表」 東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純一原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。東電によると、男性は関連会社の作業員で8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。東電は16日に元請け企業から報告を受けた。事前の健康診断で白血球数の異常はなく、今回以外の原発での作業歴は不明という。 *とうとう原発作業員に死者が出ました。福島での作業と関係ないというのはどれだけ詳細に調べた上で断言できるものか、東電の言うことは信用できません。
11.08.30 ★ 毎日.jp 8.30「土壌汚染マップ作製 セシウム蓄積、福島・大熊町で最高値」 文部科学省は29日、東京電力福島第1原発から放出されたセシウム137(半減期約30年)の蓄積分布を、原発からおおむね半径100キロ圏内で示した「土壌濃度マップ」を初めて作った。最も高かったのは、原発がある福島県大熊町で土壌1平方メートル当たり1545万ベクレル。南相馬市と富岡、大熊、双葉、浪江の各町、飯舘村の6市町村34地点で、チェルノブイリ原発事故(86年)の際に居住が禁止された同148万ベクレルを上回った。‥また農林水産省は同日、福島、宮城、栃木、群馬、茨城、千葉県の農地における放射性セシウム(137と134)の濃度分布図を作った。調査対象は福島の360地点、他5県の計220地点の水田と畑。飯舘村や相馬市、南相馬市など福島県内の13市町村で、稲の作付けを制限する土壌1キログラム当たり5000ベクレルを上回る地点があった。いずれも文科省ウェブサイト(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/)で30日以降閲覧できる。 *左のページ(文科省の放射線モニタリング情報)では30日付けで他にもいくつか調査結果が公表されています。
11.08.30 ★ 毎日.jp 8.30「放射線:砂の入れ替え広がる 基準超え、都内でも」 東京電力福島第1原発事故の影響で、原発から200キロ以上離れた東京都内の保育園や小中学校でも、砂場の使用を中止したり砂を入れ替えるなどの動きが広がっている。砂場の放射線量に関する国の基準はないが、自治体が独自に決めた基準を超える放射線量が確認される所が出ているためだ。自治体や施設関係者らの間では、国による基準の早期策定を求める声が強まっている。 *東京でもそうとう汚染されているという1つの象徴です。 |