東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

8.17

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.08.17  毎日.jp 8.17「東電:福島第1所長の謝罪動画を公開」 東京電力は17日、福島第1原発の事故に対する吉田昌郎所長の謝罪や収束に向けた作業の様子を撮影した約6分間の動画を公開した。「現場からの報告」と題した動画は、8月10日と15日に撮影。冒頭、作業を陣頭指揮している吉田所長が白い防護服姿で登場。「多大なる迷惑をかけ、深くおわび申し上げます」と謝罪し、国内外から励ましの言葉が届いていることが「心の糧となっている」と感謝の意を示している。

11.08.17  毎日.jp 8.17「九電廃棄指示資料:佐賀県議ら就職あっせん、寄付要求」 九州電力の「やらせメール」問題に絡み、原子力発電本部副本部長が廃棄を指示していた玄海原発(佐賀県玄海町)のプルサーマル発電資料の中には、佐賀県議らが九電に就職あっせんや寄付を求めたり、タクシー代わりの車を要求していたことなどが分かる記録が含まれていることが、関係者の話で分かった。  九電幹部から恒常的に寄付を受けていたことが明らかになっている古川康知事だけでなく、プルサーマル導入など原発を巡る施策を中立的に判断すべき議員も九電に依存していた実態が浮き彫りになった。 *北海道電力と北海道知事との関係を洗い出したら、どんな事実が出てくるでしょうね。見物です。

11.08.17  放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 8.17「政府や行政が「除染」という単語にすがろうとしているのを私は訝しく思う」 このところ政府は「除染」にすがっていすます。児玉さん詣でもその一環です。勿論、除染は必要です。しかし、除染できないところはみなさんが想定しているよりもはるかに多いです。石造りの建物、コンクリート道路の共産圏の都市、例えばキエフでもうまくいっていな い。都市部でも相当なコストと日数がかかるのです。まして、土の多い場所は全体としては無理です。おそらく綿密な土壌調査をして、有効な場所を探すのです が、かなり限定されています。その作業にも時間がかかりますし、高濃度の地域は、ほぼ不可能です。過剰な期待は幻想としか言えません。東京でさえ、木造住 宅をどうするのか、庭をどうするのか、さらにアスファルト道路を全て剥がさなくてはならないのか、浸透する歩道タイルもどうするのか、できないことの方が 多いです。‥福島の除染は四百兆円という試算があります。それを全額投入しても、除染が本当に効 果があるのかわかりません。除染をするのに、コストを費やすよりも、今後の生活の構築や次に起こりうる健康被害に対して、さらに医療的な対応のために、お 金を使うほうが、僕は望ましいと思います。‥あ る程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は 「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。

11.08.17  @niftyニュース 7.27「原発破局を阻止せよ! リニア中央新幹線 無用の浪費計画」(週刊朝日)  東京電力が7月19日にまた、国民に気休めの嘘を語る「事故収束の工程表」なるものを発表した。驚いたことに、その計画に、メルトダウンした燃料棒を取り出すことまで謳っている。瓦礫となって崩れ落ちたウランの燃料棒は、一体どこにあるか、誰にもわからないのだ。おそらく2号機では、格納容器の底を破ってすでに地面にめり込んでいると見られるのだから、取り出せるはずがない。加えて、地面にめり込んでいれば、冷却ができるわけがないのに、なぜ冷温停止できるかのように、いい加減な計画を公表するのか。‥さて、この原発にからむ大問題として見過ごしてならないのが、リニア中央新幹線プロジェクトである。JR東海は、「東海道新幹線の輸送能力が限界に近い。したがってバイパスとしてリニア中央新幹線を敷設する必要がある」と主張してきたが、ちょっと待ちなさい。東海道新幹線の最近の年間平均座席利用率は、08年度61.2%、09年度55.6%と、ほぼ半分近くに落ち込んで、席がガラガラになっているのである。乗客が急減している時代に、さらに人口の減少が止まらない日本で、まったく無用の長物だということは、子供でもわかるのに、なぜこのような計画が進められるのか、その神経がわからない。

11.08.17  @niftyニュース 8.16「「記者会見芸人」おしどり・マコ「番組出演、流れちゃったぁ!」」  東電福島第一原発の事故後、東電の記者会見に度々出席し、ブログで様子などを発信してきたお笑いコンビ「おしどり」のマコが、「でかいバラエティ番組の出演1つ流れちゃったぁ!」と8月15日にツイッターでつぶやいた。 マコは収録を来週に控えていた番組の担当作家から、「ごめん、現場で思っている以上に圧力が大きかった」と、出演話がなくなったという連絡を受けた。経緯については、「報道はTV局の予算でやってるけど、バラエティは公共のものじゃなく商品だから、広告代理店に逆らえないんですって」と説明。担当作家はおしどりを「記者会見芸人」として起用しようと試みたのだが、「東電」「原発」はバラエティーではタブーとのことで、4回台本を書き直したが、ついに許可が下りなかった様子だ。

11.08.17  低気温のエクスタシー 8.17「〔放射能写真〕福島工場で生産された「生理用品」の数値が高い 」 「これは盲点。Tw上で最近話題に上がった某メーカー生理用品まさかと思い固有番号調べたら案の定福島工場おそるおそるガイガーカウンターを当てたところ数値が急上昇!室内0.07μsv/hに対して製品開封後0.15μsv/h」「補足  女房曰くこのメーカーの製品だけなぜかお得用大安売りをしていたらしい一番安いのがこれだったとのこと。女性の方々に気を付けてもらいたいものです。」今後は赤ちゃん用の「紙おむつ」や「おしりふき」などへの警戒も必要だろう。

11.08.17  低気温のエクスタシー 8.16「〔民主党代表戦〕馬淵澄夫候補が「脱原発」路線を事実上放棄か 」   野田佳彦候補の最強対抗馬と思われていた馬淵澄夫候補(神仏を敬う心が篤い人物ということで、保守層有権者からも一定の人気を得ている)が以下の発言ということで「脱原発」を志向する人々が民主党を完全に見限る流れになりつつある。「東電がスポンサーのTBS ひるおびに馬渕議員が出ていたんだけど、きっぱりと、管(原文ママ)政権の脱原発を否定しましたね。原発は止めても燃料棒の問題があるから、意味がないんだと!安全な原発を運営すればいいんだと!コイツだけは代表戦に勝たせちゃダメだ!!!!!!!!!!!」「馬淵議員は安全な原発を運営すればいいなどと、夢物語りの中にいる妄想家です。何処に100%安全な原発なんてあるでしょうか?何処に事故が起きてもあっという間に収束除染でOKなんて原発があるでしょうか?馬淵氏には落選してもらいましょう!!!!!」

11.08.17  @yaj_i_mahal やじぃのTwitter 8.17「車の屋根をさっと拭いたティッシュを2つのガイガーカウンターにあてた。RADEXのβ線、γ線を計るものでは変化しなかったのが(0.15マイクロsv/hくらい)α線にも対応したもので計ったら50cpmが200cpmまで跳ね上がった。α線??岐阜は郡上にて!」
(関連)@tokaiama 東海アマ管理人のTwitter 8.17「 これはめちゃめちゃヤバイ!郡上でアルファー線汚染? じゃオレンチもだ。各地の放射線量が異様に上がってる。数日前からフクイチで激しい水蒸気が見えているが、どうも大変な汚染が拡大しているようだ 再臨界中性子で放射化生成されてるウランに近い最悪核物質が全国に散布拡散か?」「どうも、この数日のフクイチの異常で大量の核燃料が全国に放射されてる可能性。しかもアルファー核種だ。空気清浄機を持ってる方は室内で運転し続けたほうがいいかもしれない。半減期3日のネプツニウムが確認されてる→プルトニウム 一粒で10万年にわたって人を殺し続けると言われてる」

11.08.17  奄美発 原発を考える 8.16「あなたの街に放射能汚染ガレキが到着」 *全国の都道府県の焼却処分に手を挙げた自治体がリストになっています。

11.08.17  中村隆市ブログ「風の便り」8.16「山下教授が発言を訂正「100マイクロSVは、10マイクロSVの誤り」」 3月21日の山下俊一教授の発言を確認しようと思い、福島県のホームページを見て驚きました。福島県放射線健康リスク管理アドバイザーによる講演会「質疑応答 動画を見る」の下に以下のように書いてあったのです。 ―― 訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。――- いつのまにか、山下発言が「10分の1の数字に」訂正されているのです。しかし、動画の質疑応答では、山下教授は自信満々で「100マイクロシーベルト/hを超さなければ、まったく健康に影響を及ぼしません」と太鼓判を押しています。「環境の汚染の濃度、マイクロシーベルトが、100マイクロシーベルト/hを超さなければ、まったく健康に影響を及ぼしません。ですから、5とか10とか20とかいうレベルで、外へ出ていいかどうかということは明確です。‥」 100ミリを10ミリと言い間違えたのなら、「5とか10とか20とかいうレベル」という言い方はしないはずです。‥福島県民の中には、山下教授の話を聞いて、100マイクロシーベルト/hまで安全、一度に100ミリシーベルト浴びなければ大丈夫だと信じて、放射線量が高いときにマスクもさせずに子どもたちを外で遊ばせてきた親がたくさんいます。ふとんも洗濯物も外に干してかまわない、雨に多少ぬれても問題ない、といった山下発言を信じてきた人がたくさんいます。 そして今、福島県の子どもたち1000人以上を検査して、約半数が内部被曝し、文科省が決めた年間20ミリシーベルトという上限を(内部被曝だけで)超えた35ミリシーベルトも被曝した子どもがいることが判明しました。福島県全体の中でも特別に汚染数値が高いと思えない、いわき市の4歳の子どもだそうです。専門家が、いのちに関わる重要な数字を10倍も間違えて 「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます」と、お詫びすれば済ませられる問題でしょうか。福島県知事は、山下氏を罷免するのが当然ではありませんか。

11.08.17  東京新聞 8.17「交付金で原発後押し レベル7翌日「新設は増額」」  原子力関係予算を握る経済産業省と文部科学省が福島第一原発事故の一カ月後、原発の立地自治体などに交付金を支給する規則を全面改正し、新増設時の交付額を増やす一方、既設の原発では発電実績に応じて交付額を決める方式に変更していたことが分かった。事故収束に向けた見通しが立たず、原因究明もままならない時期に、新増設や運転を後押しする改正をしていたことになる。改正したのは「電源立地地域対策交付金」の交付規則。四月十三日に改正され、海江田万里経産相と高木義明文科相の連名で、同日付の官報に告示した。経産省原子力安全・保安院が福島第一原発事故の国際評価尺度を、旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同じレベル7に引き上げた翌日のことだった。改正規則では、原発を新設したり増設したりする際の交付金の単価を増額。発電能力(出力)百三十五万キロワットの原発を新設する場合だと、運転開始までの十年間に立地自治体へ支給する額は、四百四十九億円から四百八十一億円に三十二億円上積みした。 *おどろきです。交付金てそんなに簡単に増やせるんですね。それなら廃止(交付金を0円に)することもできるはずです。

11.08.17  中日新聞 8.17「原発100キロで18万ベクレル 高濃度のセシウム検出」  福島地裁会津若松支部(福島県会津若松市)の敷地内にある側溝の一部で採取された汚泥から、1キログラム当たり約18万6千ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが16日、分かった。福島地裁(福島市)が明らかにした。支部は東京電力福島第1原発から西に約100キロ。今後、県や会津若松市の指導を受け除去する方針。

11.08.17  杉並からの情報発信です 8.17「福島原発事故がこれほど深刻な状態であることを国民は知らない!」 昨日(8月16日)の「日刊ゲンダイ」に米国の原発専門家が「福島原発周辺40キロの住民は避難すべき」と緊急警告した記事がありました。原子力工学が専門でスリーマイル島事故の調査でも活躍した原発コンサルタントアーノルド・ガンダーセン氏の緊急警告です。政府も東電も大手マスコミも「福島原発事故処理は工程表の通り順調に進んでいる」「来年1月までに低温安定化できる」と楽観的な「全くのウソ情報」を意図的に流しています。そのために日本国民のほとんどは福島原発事故がこれほどまでに深刻な状態であることを知りません。4-5年後に周辺住民から甲状腺がんや甲状腺異常や1骨腫瘍や白血病、肝臓がんなど100万人単位のがん患者が発生しても、福島原発事故の責任者である菅首相をはじめとする民主党政治家、経産省と文科省の官僚、東電の経営幹部、大手マスコミの経営編集幹部たちは高額な退職金と年金でハッピーリタイア―生活を満喫しており何の責任追及もされないのです。我々はこんな不条理なことを許してはいけないのです。

11.08.17  毎日.jp 8.17「泊原発:北海道知事、営業運転再開容認を正式表明」 定期検査で調整運転中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の営業運転再開をめぐり、高橋はるみ知事は17日午後記者会見し、再開容認を正式表明した。‥東京電力福島第1原発事故以降、定期検査中の原発の営業運転再開は初めて。 *元経産相の役人の知事が、住民の手前、再稼働を前にごねてみせるパフォーマンスをしましたが、何があっても再稼働させると最初から決めていたんでしょう。こいう手合いは佐賀県知事と同様、叩けばほこりがモクモクと出てくるはずです。
(関連)@kou_1970 鈴木耕のTwitter 8.17「 ついに止まり原発(誤変換のまま)営業運転再開へ。高橋はるみ北海道知事がどういう人物か、本日の東京新聞に詳しい。父が経産省と関係の深いガス会社元社長、弟が現社長、はるみ氏は経産省官僚で自民党町村衆院議員に推されて知事選へ。町村氏の父とはるみ氏の祖父は旧内務省同期。ズブズブ(続)」「(続)高橋はるみ知事の資金団体「萌春会」(恥ずかしいネーミング)の会長は元北海道電力会長で北海道経済連合会の元会長の南山英雄という人物。さらに「萌春会」には北海道電力の社長以下役員たちが毎年多額の個人献金。これでは海江田経産相とはるみ知事ので出来レースと言われても仕方ない。」
(関連)@KamiMasahiro 上昌広のTwitter 8.17「東京新聞のこちら特報部。 北海道の高橋はるみ知事と北電、経産省の関係を詳細に解説。資金管理団体の会長が元北電会長とはびっくり。」 *当然、九電と佐賀県知事との関係のような利権がらみのものがあると思われます。

11.08.17  毎日.jp 8.17「東電、水素爆発予測せず ベント手順書なし」  3月12日に起きた1号機の水素爆発について、政府の「事故調査・検証委員会」(畑村洋太郎委員長)の聴取に対し、東電側が爆発前に予測できていなかったと証言していることが分かった。長時間の全電源喪失時に格納容器を守るため実施するベント(排気)のマニュアル(手順書)がなかったことも判明。このため、作業に手間取るなど、初期対応で混乱した様子が浮かび上がった。‥関係者によると、事故調に対し、東電側は原子炉や格納容器の状態に気を取られ、水素が原子炉建屋内に充満して爆発する危険性を考えなかったという趣旨の発言をし、「爆発前に予測できた人はいなかった」などと説明しているという。また、ベントについては、マニュアルがなかったため設計図などを参考にして作業手順などを検討。全電源が喪失していたため作業に必要なバッテリーなどの機材を調達し始めたが、型式などの連絡が不十分だったこともあり、多種多様な機材が運び込まれて、必要なものを選別する手間が生じた。さらに作業に追われる中、機材が約10キロ南の福島第2原発や作業員らが宿泊する約20キロ南のJヴィレッジに誤って配送され、取りに行かざるをえない状況になった。ある社員は「東電本店のサポートが不十分だった」と話しているという。 *おそらく全国の原発が今も同じような状態だと思われます。再稼働させようとごり押ししている泊原発ではどうなってるんでしょう。
(関連)「保安院も建屋の水素爆発予測せず」 政府の「事故調査・検証委員会」の聴取に対し東電が「1号機の水素爆発は予測できなかった」と証言していることについて、経済産業省原子力安全・保安院の森山善範原子力災害対策監は17日、「格納容器内の水素爆発対策は重視していたが、建屋の対策は十分評価していなかった」と述べ、規制行政庁としても対応が不十分だったとの認識を示した。

11.08.17  DAILYMOTION「20110816 ヒロシマ、ナガサキからフクシマへ」 昨日の毎日放送「ちちんぷいぷい」より。爆投下から66年目となる今年の平和記念式典で、菅首相は脱原発依存社会を目指すと挨拶。広島市長、長崎市長も平和宣言で福島第一原発事故にふれた。事故は原発を「原子力の平和利用」と考えてきた人々の中にも変化をもたらした。ヒバクシャで体験を語り伝えている吉岡さんはいま何度も福島に通って人々をはげましている。広島平和研究所の高橋さんは、残留放射線や内部被ばくの問題がアメリカ政府によって隠蔽されてきた歴史を語る。科学的権威とされる数字そのものがアメリカの核戦略の中で培われてきた。核兵器についてはこれまで大きな声で反対を言えたが、原発問題はタブー視されてきた。それが福島の事故によりタブーがずいぶんなくなったという変化があると思うと語る。アメリカが核への不安を封じ込めた理由は、核が長期間にわたって人類を苦しめるものだとわかると、アメリカが国際法違反で訴えられるおそれがあったからだと分析。日本のメディアも占領期に原爆に関するネガティブな情報は紙面にあらわれず、放射線の影響が完全になくなるかのような報道がされていた。

11.08.17  THE INCIDENTS 8.16「上関原発反対29年目の祝島で 風船を飛ばし、放射能拡散調査」  3月11日の福島第1原子力発電所の事故を受けて、上関原発の予定地の埋め立ては中止になった。しかし、中国電力は「来年の6月に着工する」とし、上関原発の建設をあきらめていない。長年、祝島では月曜日に原発反対のデモが行われており、8月15日も多くの島民が港に集まった。この日のデモはいつもと違い、里帰り中の若い人たちも色とりどりの風船を持ってやってきた。風船にはカードが付けられており、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の連絡先と上関原発の建設計画について書かれている。風船を拾った人がカードを見て連絡してくれば、風に乗って放射能がどこに飛んでいくのか、祝島の人たちは知ることができる。風船を拾った人も、目に見えない放射能が自分たちの生活の場に飛んでくる可能性を目で見て知ることができる。福島と沖縄の人たちから「ぜひ、祝島で飛ばしてほしい」と、風船300個とヘリウムガスが送られてきた。多くの人の願いがこめられた風船による放射能拡散調査は約25年ぶりだ。

11.08.17  asahi.com 8.16「泊3号機「無条件再開 認められぬ」 声明」  北大大学院の吉田文和教授(環境経済学)ら道内の大学教授ら50人が15日、北海道電力泊原発3号機の営業運転再開について、無条件で容認することはできない、とする緊急声明を出した。声明では、泊原発の沖に北電が認めない海底活断層の存在が指摘されていることなどを挙げ、営業運転の再開前に「第三者機関による調査、検証がぜひ必要だ」とした。また、福島第一原発事故を受けて北電がまとめた安全対策は「2年〜4年をめどとした緊張感に欠けた対策」とし、「道は前倒しを要求すべきだ」と訴えた。北電が安全確保に関する協定の対象を道と10キロ圏の地元4町村に限っていることにも、80〜100キロ圏を視野に入れた避難計画を作成するのが必要、とした。吉田教授は道庁で会見し、「営業運転を開始するのは泊3号機が東日本大震災以降で初で、今後の前例ともなる。形式的な検査以上に厳しい条件が求められる」と話した。

11.08.17  原発問題 8.16「福島県大熊町の土壌よりプルトニウム検出」  福島県大熊町の土壌よりプルトニウムが検出されていました。 ということは、やはり調べれば出るということです。 微量だから問題ないと先生はおっしゃっていますが、私はそうは思いません。 大変深刻な問題だと思います。

11.08.17  @otomitv 富永秀一のTwitter 8.17「 原発が核抑止力だという論は、原発推進派の最終兵器。他国から批判を受ける可能性があるため、できれば言いたくなかったはず。国会議員がテレビで言い出したと言う事は、相当追い込まれたという事でしょう。この論の矛盾をついて潰せばもうほとんど武器は残っていない。」 「その通りです。現に弱点をさらしながら、1年もかかる核兵器製造能力をもって抑止力だという論は無理があります。 #genpatsu QT @yoshiharuT: 防衛上、原子力技術は必要なのだという論旨ですが、同じく防衛上、原子力発電所を国土に置くのは危険ではと普通に思いました。」
(参考)@hamemen 白石草のTwitter 8.17「 本音。RT @otomitv: 石破氏「原発を減らす事には賛成だが、なくして良いとは思わない。日本がその気になれば1年以内に核兵器を作る能力があると周囲の国に思わせる事は、抑止力に繋がる。」」

amanakuni Top