東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

8.11

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.08.11 ★ TBS News i 8.11「静岡の早場米、放射性物質検出されず」 静岡県は、国の要請を受けて行った放射性物質の検査で、焼津市と菊川市の早場米について、放射性物質が検出されなかったと発表しました。国の指針に沿った収穫後の米の検査結果が出たのは、全国でこれが初めてです。‥静岡県が9日、農家から回収した玄米を、検査機関が国の指針に基づいて検査したところ、放射性ヨウ素と放射性セシウムともに検出されませんでした。‥国の指針に沿った収穫後の米の検査結果が出たのは、全国でこれが初めてです。これ以降、収穫される今年の静岡県中部と西部の米はすべて検査なしで出荷できることになりました。 *この何度も出てくる「国の指針」というのが実に怪しいですね。日本の基準値は信用できません。しかも、一度の検査で出ないからと言って、その後のものは全てオッケーというのはどういうことでしょう。こんなアリバイ工作的な検査体制では安心して今年の米を買えません。去年の米が売れてしまう道理です。

11.08.11 ★ 福島・未来塾すばる 8.11「福島市のヒマワリの根にセシウム17300ベクレル/kg 」 7/19に、同志社大学の和田先生の放射線量測定で、30マイクロシーベルトのホットスポットが見つかった我が家の庭・・・・・実は、除染のアドバイスを頂きました。京都精華大学の山田先生に、ヒマワリの花・茎・根の検査をお願いしていました。☆その結果が出ましたので、お知らせします。
 ヒマワリの根  (セシウム134)7880 Bq/kg   (セシウム137) 9420 Bq/kg
    花・茎             26 Bq/kg            31 Bq/kg
根の部分に、セシウムが吸着されています。花や実の部分への移行は、まだ少ないようです。

11.08.11 ★ テレ朝news 8.11「更迭の経産省3幹部、退職金1000万上積み」 あの強気の記者会見は何だったのでしょうか。まず、4日の海江田経済産業大臣の発言です。海江田経産大臣:「(経済産業省の)人事を刷新しなければいけないということは、およそ1カ月前から考えていた。私がこの時期に判断した。人事権者は私です」 先週の会見で、海江田大臣が更迭を発表した経済産業省の松永和夫事務次官ら幹部3人。いずれも早期退職扱いで、退職金が1000万円以上、上積みされることがANNの取材で明らかになりました。経産省によりますと、3人は国家公務員が早期に退職するいわゆる「勧奨退職」扱いで、自らの都合で退職するよりも高い退職金が支払われます。ANNの試算では、松永事務次官が約18%、細野長官と寺坂院長は約23%、金額にしてそれぞれ1000万円以上が上積みされます。 *海江田もとんでもない詐欺師です。原発事故の責任をとって辞めるやつらには当然退職金など無くて当たり前です。東電の清水元社長の5億の退職金も含め、裁判を起こして取り返すべきです。

11.08.11 ★ 東京新聞 8.10「東電の関連会社OBを検査官に 保安院、福島第2原発で」  経済産業省原子力安全・保安院は10日、東京電力の関連会社の元社員を4月に中途採用し、東電福島第2原発で保安検査官として検査業務に当たらせていることを明らかにした。東電によると、元社員は2004年4月から4年間、関連会社から東電に出向し、第2原発でタービンの保全業務などに従事していた。かつての勤務先を担当することで、検査の中立性が保たれるのか疑問の声が上がりそうだ。保安院の寺坂信昭院長は「(赴任前に)保安院職員としての心得を研修した。規制当局としての業務をしっかり務めている」としている。保安院によると、福島第2原発には保安検査官5人が常駐している。 *これは末端のことですが、ずぶずぶのなれ合い関係を根本から断ち切る必要があります。

11.08.11 ★ 獏原人村 8.10「今日から満月祭始まります!」(MIXI) 福島原発そばの川内村にある獏原人村で例年通り満月祭が開かれています。川内村は原発からの距離にしては意外に線量が低い(福島市や郡山市より)そうですが、妊婦さんや小さい子どもの参加は断っているとのこと。7月に除染キャンプをしてステージ前の除染などはしたそうです。今年は無料・カンパのみでやるそうです。出演者には、アンギャー、しょんつぁん、GrouvingSouls,よしだよしこ、北澤組、菅野ゆう子、宙さんuzu,noentry,kurukuru,jivatman,hurabaka,gigda,thebeatlabo (13日)、テツヤ、ギタモ、知久寿焼、ずくなし、ラビラビ、ムータラズ 、サラーム海上、inoura (14日)、ほか、もんちゃん等が予定されています。今年の満月祭は歴史的な祭りになりそうです。15日まで。獏のマップ 満月祭ブログ
(参考)川内村の絆「川内村放射線量測定地図」

11.08.11 ★ NAVERまとめ「OKフードまとめ」 乳製品、調味料、卵、野菜、などの情報をまとめたページです。

11.08.11 ★ みんなの党「原発国民投票法案を提出」 2011年08月11日、「エネルギー政策の見直し及びこれに関する原子力発電の継続についての国民投票に関する法律案」(原発国民投票法案)を提出いたしました。 ■エネルギー政策の見直し及びこれに関する原子力発電の継続についての国民投票に関する法律 要綱(PDF 93.2KB)、法案(PDF 112KB)参照条文(PDF 31.3KB) *原発国民投票については以前から市民運動として活動が始まっており、賛同人を集めたり各地で集会を開いたり、各政党や自治体選挙の立候補者への公開質問状を送るなどの活動をしていますが、国会での法案提出ではみんなの党が先取りしたということでしょうか。
(参考)みんなで決めよう原発国民投票

11.08.11 ★ eシフト「【アクション】北海道・泊原発3号機の営業運転再開を認めないよう緊急に要請を!」 ◆原子力安全・保安院(海江田大臣)に対しては、 ・最終テストを受けるよう北電に指導したことに抗議する。 ・最終テストに対する合格印をあくまでもださないよう要請する。 ◆原子力安全委員会(斑目委員長)に対しては、合格を了承しないよう要請する。 ◆菅総理に対して、合格をさせないよう要請する。ファックス文案(フォーム)
(関連)毎日.jp 8.11「泊原発:3号機再開を先送り 経産相、北海道知事に伝える」 調整運転中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の営業運転再開について、海江田万里経済産業相が10日夜、北海道の高橋はるみ知事に「知事の判断は大切で、(再開を)待ちたい」と電話で伝えていたことが11日、道への取材で分かった。3号機は10日に経産省原子力安全・保安院の最終検査を終え、11日にも営業運転が再開される見通しだったが、これに伴い先送りされることになった。道は泊村など地元4町村や道議会の意見を聞き、運転再開の是非を判断する方針。4町村に運転再開に目立った反対意見はなく、3号機の停止で電力需給が逼迫する恐れがあるとみて、道は運転再開を容認するとみられる。 *けっきょく経産省は責任を追及されたくないので、北海道知事に判断を丸投げしたということのようです。

11.08.11 ★ 東京新聞 8.11「福島第二も一部電源喪失」  東日本大震災発生後の津波で、福島第二原発の原子炉を冷やす機能の一部が三日間失われていたことが十日、東京電力が公表した資料などで分かった。核燃料の過熱で原子炉格納容器が損傷する恐れもあり、増田尚宏所長は国の事故調査・検証委員会の調査に「人海戦術でかろうじて対応できた。人手が足りなければ無理だった。危機一髪だった」と説明。福島第二も危機的な状況に陥っていたことが浮かんだ。東電によると、三月十一日の震災直後、敷地の海側にあった海水熱交換建屋が津波で浸水。1、2、4号機で原子炉を冷やす海水をくみ上げるポンプが使えなくなった。配電盤も水に漬かり、電力供給が停止。原子炉が冷やせなくなった。東電はポンプのモーターを交換するとともに総延長約九キロの仮設電気ケーブルを引いた。発電所内だけでは資材が足りず柏崎刈羽原発(新潟県)からトラックで陸送したり自衛隊のヘリコプターで運んだりした。夜間にヘリが着陸する時は社員の車二十台のヘッドライトを使って誘導した。この間に1、2、4号機の原子炉格納容器の温度が上昇。圧力が高まって損傷する恐れが出たため、3号機も含めた四基で容器内の蒸気を放出して圧力を下げる「ベント」を準備。被災から三日後の十四日夕までに、別の建屋から電源を供給することに成功。各原子炉で順次、冷却設備が復旧したため、ベントを行わずに済んだ。国の事故調関係者によると、増田所長はヒアリングで、トラックで運んだ仮設ケーブルが重すぎて降ろせず、新たに重機を手配するなどの混乱があったと説明。「金曜日で数千人の作業員がいた。少しずれて土曜日や夜中に起きていたら、とても収束できなかった」と話している。 *要するに福島原発事故は今の倍の規模の災害になっていた可能性があるということです。こんな重大な事実を5ヶ月も隠しているなどもってのほかです。東電は一刻も早く解体すべきです。

11.08.11 ★ WIRED TECHNOLOGY「薪を燃やして充電も:超効率的な携帯コンロ(動画)」 携帯コンロ『BioLite』は、「熱電発電で動くファン付きのロケットストーブ」。ごく少量の薪や枯れ葉などを非常に効率的に燃焼させる。手持ちの機器に給電することもできる。‥本体内部に小枝を詰め込み、点火する。火が燃え広がると、[熱電変換素子を使う]熱電発電装置が作動し、余った熱を放出しながら電気ファンを回す。ファンは、燃えている木から木ガスを分離し、酸素と混合する。これによって、鍋に入れた1リットルの水をわずか4分で沸騰させるのに十分な火力が得られる。‥サイトによると、2012年春に発売予定という。価格は未定。 *手近に入手できるもので発電出来、おまけに暖房や料理などにも使えるというのは非常に魅力的です。「いつまでも、あると思うな、親と電気」です。

11.08.11  黄金の金玉を知らないか? 8.10「地震情報 数年ぶりのX7級フレア」 8/9の16:48にX7.0の巨大フレア発生。3.11の前の3月10にX1.6という大きさのフレアが発生していますたが。今回はそれをも越えるX7というサイズの超巨大フレアが発生した様です。数年に1回の規模だそうです。以下の動画、東京工業大学・大学院の丸山茂徳教授が、「宇宙線と地震や火山の噴火」についての説明。地震を起こすトリガー(発生に至るシステムではなく、引き金)となるのは宇宙線であって、今まで語られていた「力学的」なものではない。今後の日本は火山活動が活発化すると言っています。→YOUTUBE動画「宇宙線と地震」 8/9の16:00ということは31時間後+日本時間9時間は8/11日前後です。この計算が違うという指摘があれば連絡ください。まぁ、あの予言を信じる訳ではないのですが、どうもあのコテ蔵君の予言の日に近くなっていますね。まぁ、もちろん影響があるのは日本とは決まっていません。‥新しい世界が始まっている。滅んでいく古い世界にフォーカスして、悲観したり不安に思ったりする必要はない。新しい世界に目を向ければ、嬉し嬉し。株価暴落、資本主義崩壊もそうですが。キチガイ社会、人を不幸にするだけのシステム、中の人が悲鳴を上げているのになおも回っていくキチガイシステムがぶっ壊れる。こんな素晴らしいことがあるでしょうか。
(参考)宇宙天気情報センター *ページ左の「フレア」のところにでています。

11.08.11  @tokaiama 東海アマ管理人のTwitter 8.10「 子供たちの食材が放射能汚染されてるかの有無を調べるための遮蔽箱を販売予約開始しました。45000円、放射線検知器は44500円、併せて9万円ですが、市販相場ならこの5倍以上すると思います。福島事故のため緊急考案しました。金儲けではありません geiger.grupo.jp

11.08.11  YAHOOニュース 8.10「メルトダウンの可能性、12日には認識…保安院長」 東京電力福島第一原子力発電所の事故から5か月になるのを前に、経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が10日、記者会見し、震災翌日の3月12日の段階で、メルトダウン(炉心溶融)に近い状況が起きている可能性を認識していたことを明らかにした。当時広報担当だった中村幸一郎審議官が、炉心溶融の可能性を示す発言の直後に広報担当を外された経緯があり、院長の当時の認識を問われた。寺坂院長は「(中村審議官は)発言そのもので担当を交代したのではない」と述べたうえで、炉心溶融に近い状況にあることを「可能性としては認識していた」と語った。

11.08.11  YAHOOニュース 8.10「日本車から放射線=ロシア極東の港」 ロシア極東地域の税関当局は10日、沿海地方スラビャンカ港に入港した船で、積み荷の日本車から高い放射線量が検知されたことを明らかにした。インタファクス通信が伝えた。船は舞鶴港(京都府舞鶴市)から着いた。税関当局によると、日本車の1台から最大で通常値を340倍上回る毎時17マイクロシーベルトの放射線が測定された。これらの車は日本に送り返されるという。 

11.08.11  植草一秀の『知られざる真実』 8.10「「非現実的な夢想家」が救済する損なわれた大地」 旧聞に属することだが、さる6月9日、日本を代表する作家である村上春樹氏がスペインのカタルーニャでスピーチを行った。カタルーニャ国際賞を受賞し、その受賞記念講演を実施したものだ。私たち日本人は、このスピーチ動画をじっくりと見るか、その文章をじっくりと読むべきだ。きわめて重要なメッセージが込められている。原子力ビジネスを推進する日本の利権複合体にとっては、極めて不都合な指摘が散りばめられている。村上春樹氏は単に原子力村の利権複合体を糾弾するだけではなく、利権複合体の行動を容認してきてしまった一般市民のこれまでの行動にも反省の姿勢を表明するものである。これが、私たちのあるべきスタンスである。村上氏はこの姿勢に対して利権複合体の人々は、「非現実的な夢想家」のレッテルを貼るのだと指摘する。利権複合 体の一角を占めるマスメディアもこのプロパガンダを繰り返し、何も考えぬ国民は、自分の頭で冷静に考えることを放棄して、マスメディアが流す論調に無責任に身を委ねてしまう。そうした自省と忸怩たる思いが静かに語られた。私たち市民は思考停止に陥ってはならない。マスメディアが流布する特定の利害に基づく情報に流されてはならないのだ。

11.08.11  田中龍作ジャーナル 8.8「首都圏の土壌汚染深刻 35地点でチェルノブイリと同レベル」 「放射能雲が関東地方を襲った3月15日夕方以降、さいたま市、川口市では(外の)空気さえ吸ってはいけなかった」。こう語るのは埼玉県の中学校で理科教師をつとめる川根眞也さんだ。風が福島から関東方面に吹いたこの日、川根さんは放射能測定器で両市の放射線量を計った。「安全だ、心配ない」を繰り返す行政の発表やテレビの報道とは裏腹に関東地方は、やはり高濃度の放射性物質で汚染されていた。市民有志からなる「放射能防護プロジェクト」が首都圏150か所の土壌を測定したところ、35地点でチェルノブイリ原発事故の「一時移住区域」「希望移住区域」「放射線管理区域」と同じレベルのセシウム(合算値)が検出された。‥チェルノブイリ事故では行政が住民を大量に避難させたが、それでも後にガンや白血病が多発した。首都圏では行政が「避難」の二文字を発する様子はない。事故を起こした福島第一原発間近の福島市においてさえ、政府の現地対策本部は「国が安全と認めた所には強制はしないが留まっていただく」と冷淡なのである。

11.08.11  暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜 8.11「【注目記事】 〜原子力発電とは一体、何だったのか?その正体を暴く!〜  (1) 〜「真相JAPAN」より〜」 しかし、この次世代原子力は実は新しいものではなかった。原子力開発の初期から研究されており、アメリカではすでに1960年代にトリウムの液体燃料を使った原子炉の実験が成功しており、4年間無事故の連続運転の実績があった。では、なぜこれまでトリウムを使った原子力発電が実用化されてこなかったのか。 それは、商業的な理由と政治的な理由からである。燃焼効率と安全性でウランを遥かに上回るトリウムは、逆にその性能のよさがあだとなったのだ。燃料棒の取替えで儲ける仕組みになっている原子力産業において、当時の大手ゼネラル・エレクトリックの社長は、「企業としてうまみがない」と拒否した。さらにもう一つの大きな理由があった。それは、プルトニウムを生成しないことである。 冷戦の真っ只中で核開発競争の中、原料となるプルトニウムは、アメリカにとってどうしても必要なものだった。

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