東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

8.7

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11.08.07  晴耕雨読 8.7「日本社会のメルトダウン:原発に限らず日本全体統治機構がグロデスクなものに変質した:孫崎 享氏」  原発問題を考えると、どうもこれは原発問題だけの問題でないことが解る。 一般国民でも情勢をみれば「原発安全」「安い」(事故時補償問題を考えればとてつもなく高価)が全く虚偽であることが分かり、脱原発支持。 しかし日本経営の基幹をになう多くの政治家(特に自民、公明、大連立志向の民主議員)、メディア(特に読売)、学者(特に東大)、経済界が依然原発維持から逃れられない。 対外関係ではTPPが象徴的。 日本の輸出は現在すでに対米国10兆円、他方対中国13兆円。 高度経済成長の中国と長期経済不振に入った米国を見れば中国市場にどう向うかが最重要。 中国・韓国はTPPに不参加。 日本社会の対米隷属促進で日本経済が回復せず。

11.08.07  東京新聞 8.7「【社説】 核廃絶と脱原発 次世代に引き継ぐ責任」 六十六年目の原爆忌を迎えた広島で、核廃絶と脱原発の訴えが共鳴した。ともに人類の存亡にかかわる目標だ。次の世代に引き継ぐ責任を自覚したい。‥首相が原爆忌にあたり、脱原発依存に言及するのは、これまでの例から言えば確かに異例だろう。核兵器は「悪」で、核の平和利用は「善」という構図が、唯一の被爆国・日本でも広く受け入れられてきたからだ。‥核の平和利用自体、米国の核戦略の一環だったことが、近年の研究で明らかになりつつある。‥自らも被爆し、核兵器廃絶と被爆者援護に半生をささげた故森滝市郎・広島大名誉教授は「核と人類は共存できない」と語った。核廃絶と脱原発。ともに実現の道は険しいが、今の世代で無理ならば、次世代に引き継いででも成し遂げねばならない目標だ。菅首相の責務は、脱原発依存方針を閣議で正式決定し、次の政権にも引き継ぐことだろう。政治生命を賭す価値は十分ある。

11.08.07  救援連絡センター 「弾圧に抗して」 昨日・6日のデモでも逮捕者が出ています。もし逮捕されたらどうすればいいかを知っておきましょう。まず覚えておきたいのが、救援連絡センターの電話番号です。「さぁ獄入りは意味多い」3591-1301、と覚えましょう。

11.08.07  東京新聞 8.7「「福島のコメ安全示したい」 農家や卸業者、懸命の対策」 どうすれば、うちのコメを食べてもらえるか−。福島第一原発事故による放射性物質の拡散で、秋に収穫されるコメへの不安が広がっている。福島県のコメ農家は消費者の厳しい反応に戸惑いながらも、独自の厳しい出荷基準を設けたり検査機器を導入したりと、安全性をアピールする手だてを懸命に模索している。‥県は国が示した二段階の検査に加え、早場米の検査を八月中旬から独自に実施。九月上旬には収穫前の予備検査を四十八市町村で始める。「行政の対応を待っていては遅い」と動きだす農家も。同県須賀川市の農家七十戸でつくる「稲作研究会」は田植え前の四月下旬から、放射性物質セシウムを吸着するとされる石灰やけい藻土をまいた。‥簡易な測定機も導入し、収穫前の稲穂と出荷前の白米を検査し結果を公表する予定。出荷基準は暫定規制値のコメ一キログラム当たり五〇〇ベクレルよりもはるかに低い二〇ベクレルにした。 *はっきりと検査結果の数字を表示した作物なら納得して買うことができます。測定器は国が買い、東電に請求すべきです。

11.08.07  Walker plus 8.7「チェルノブイリ原発事故のその後を描いたオスカー受賞のドキュメンタリーが緊急公開」 1986年4月26日に発生し、放射性降下物の汚染によって旧ソ連の諸地域が汚染されたチェルノブイリ原発事故。それから16年後の周辺地域や病院を取材し、現地住民や子供たちが受け続けている原発被害の実態に迫った映画『チェルノブイリ・ハート』が8月13日(土)より緊急公開される。‥ヒューマントラストシネマ渋谷、銀座テアトルシネマなど全国で順次公開されるほか、10月29日(土)・30日(日)に長崎で開催される原爆関連映画を集めた「長崎国際平和映画フォーラム2011」での上映も予定されている。決して他人事にはできない衝撃的な現実を、是非その目で確かめてもらいたい。

11.08.07  @shimokomo しもこものTwitter 8.7「 昨日の反原発デモでの逮捕場面の映像。第一グループのやや前のほう。東電本店を通過してJRのガード下を抜けたあたり。平和的に行われていたデモが警察による自作自演の計画逮捕によって大混乱となった。 youtu.be/tYFZtVBTY7A(9分頃から)」

11.08.07  YOUTUBE「福島原発 検閲された在日フランス系市民から日本と世界へのメッセージ」 8.6『原発やめろデモ!!!!』ご苦労様でした。皆さんのメッセージ、思いをネットへのがんがんアップもお願いします。日本の皆さんの創造・創造にみちた作品も期待しています。みなさんのメッセージをぜひ惑星に届けてください。ネットでは世界の自由市民のメッセージがすぐ伝わります。love and peace

11.08.07  DAILYMOTION「ヒロシマの黒い太陽1」 昨夜NHK放映のドキュメンタリ番組。NHK フランステレビジョンとの国際共同制作。原爆開発を巡る科学者、軍人、産業界の動きを、当時の映像記録、証言をもとに追う。特に、当初から「放射能の人体への影響」について、数々の事故や人体実験でデータを蓄積した過程が浮かび上がる。情報収集は原爆投下後も続けられるが、一般には情報の操作と隠ぺいが行われていた。欧米の視点から、原爆の開発・投下、そして戦後の原子力産業への道のりを連続的に捉えなおす。長いので2つに分けています。「ヒロシマの黒い太陽2」

11.08.07  DAILYMOTION「20110806 原爆と原発 2つの核に翻弄されて」 昨夜の「報道特集」より。核と人間は共存できるのか。8月6日、広島の原爆が落ちた日に、広島からレポート。広島で被爆した人が福島原発から28kmの南相馬市で酪農を営んでいたが、原発事故の影響で廃業した。原爆関係や「原子力平和利用」キャンペーンの古いフィルムがいくつも流されており興味深い。

11.08.07  msn産経 8.5「前衆院憲法調査会長が憲法の緊急事態条項試案 首相に権限集中、私権も制限」   前自民党衆院議員の中山太郎前衆院憲法調査会長は5日、憲法に緊急事態条項を盛り込む改正試案を公表した。大規模な自然災害やテロなどが発生すると首相は緊急事態を宣言する規定を設け、首相に自治体首長への指示権などの権限を集中させ、国民の「通信の自由、居住および移転の自由並びに財産権」を制限できるようにしている。 *一種の戒厳令をねらってるようです。

11.08.07  大川原有重 春夏秋冬 7.20「音をたてないホロコースト ーアメリカ“ハンフォード核施設”ー」 最近、ハンフォード付近の住民にたいし、そのすべてが医療記録により証明されている広範な疾病にかんする健康調査がおこなわれました。その結果、乳ガンと肺ガンの発生率が3倍、甲状腺と白血病が10倍に増加していることが判りました。「ハンフォード死の一マイル(the Hanford Death Mile)」と呼ばれる地域では、ここに暮らす世帯の100%で、ガン、心臓疾患、先天性異常のいずれかが見られました。私が450人のハンフォード風下地区住民におこなった健康調査では、回答したうちの40%の人に、遺伝上の障害をもつ子どもがいました。全国的には、1945年から1965年のあいだ、低体重児の出生率が40%増加しています。 ‥蛇足になるが、ハンフォードの悲劇は対岸の火事ではない。風下地区はアメリカ有数の穀倉地帯である。ここで生産される作物のほとんどが輸出されている。りんご、じゃがいも、小麦、コーン、牧草、蕎麦麦などで、その大部分を買っているのはファーストフード産業と日本の商社である。日本はアメリカにとってまさに良き“トモダチ”なのである。

11.08.07  しんぶん赤旗 8.7「“原発マネー”交付財団の理事長 鹿児島県知事に献金 再選後に補助金」  鹿児島県の伊藤祐一郎知事が2008年7月の知事選期間中、“原発マネー”の交付を受けている財団法人の理事長から選挙資金として100万円の寄付を受けていたことが6日、分かりました。この財団は県の補助金を受けており、自治体と特別の利益をともなう契約を結ぶ当事者から、当該選挙に関する寄付を禁じている公選法の規定(特定寄付の禁止)に触れる可能性があります。‥財団のホームページなどによると、財団は、理事長が社長の前臨床試験受託大手「新日本科学」(資本金約54億円)が中心になって06年3月に設立。知事選前の08年5月に「がん粒子線治療研究センター」を建設するため県に補助金を申請し、同知事が同年の知事選で再選を果たした後、県は財団への補助金交付を決定しました。‥しかも、同財団への補助金の原資は、文部科学省が放射線の研究推進のため原発立地自治体に交付している「エネルギー対策特別会計(電源開発促進勘定)」による「放射線利用・原子力基盤技術試験研究推進交付金」。電気料金に上乗せされて徴収された税金である“原発マネー”です。伊藤知事は「友人からありがたくいただいた。法的にも道義的にも何ら問題はない」と話しています。。

11.08.07  田中龍作ジャーナル 8.7「脱原発・銀座デモ 平成の“ええじゃないか”」」  打楽器が激しく打ち鳴らされ、ド派手な衣装の参加者たちが踊りながらパレードする。まるでリオのカーニバルを思わせるノリだ。「4・10高円寺」「6・11新宿」で1万人を超す人々を集めた『素人の乱』主催の脱原発デモが6日、銀座・有楽町界隈で繰り広げられた。20代、30代の若い世代が圧倒的に多い。隣近所で連れ合って来たという人たちも目につく。‥デモ参加者に共通するのは行政への不信と子供の将来に対する不安だ。額に汗して生活を支える普通の人たちが、「お上」に異を唱えてデモに参加したのである。デモの隊列には「ええじゃないか」の墨痕鮮やかなムシロ旗が翻った。 政情不安、地震津波の発生、コレラの流行…。「ええじゃないか」は人心が揺れに揺れていた幕末に発生した民衆のデモンストレーションだ。あまりにも今と世情が似ていないだろうか。怒りの表明に敏感な警察は厳重な警戒態勢を敷いた。警官隊は蟻の這い出る隙間もないほどにデモ隊を取り巻いた。「こちらは丸の内警察署である。5列行進は認めない。もっと左側に寄りなさい。さもなければ検挙する」。警察は指揮車から警告を重ねた。東電すぐそばのJRガード下ではデモ隊と激しく揉みあった。警察の方で仕掛けたとの目撃情報もある。だが参加者たちは警察の取締まりをものともしない。「原発反対、ええじゃないか」の掛け声に身を躍らせながら夕暮れの都心を練り歩いた。江戸幕府は「ええじゃないか」と共に崩れ去ったのだが、原発推進で半世紀余り続いた日本政府はさて・・・。

11.08.07  JANJAN BLOG 8.5「「高速増殖炉もんじゅ」廃炉の道険し 泥棒に追い銭の原子力村 」 2兆円の開発費をつぎ込みながら1ワットの電気も発電せず、毎年100億円もの予算を浪費しつづける「高速増殖炉もんじゅ」。ただの“ゴクつぶし”ならともかく、人類が作った最悪の猛毒といわれるプルトニウム(半減期2万4千年)を燃料にし、しょっちゅう事故を起こす危険このうえない存在だ。4日、国会内で「もんじゅの廃炉を求める」対政府交渉が行われた(主催:脱原発政策実現ネットワーク)。政府からは財務省主計局、日本原子力研究開発機構、文科省核燃料サイクル室から計4人が出席した。主催者側が問題にしたのは大きく2つ。「昨年8月に発生した炉内中継装置の落下事故」と「福島の事故を受けてなお『もんじゅ』に予算をつけるのか」だ。‥ 無駄をなくすと言っていた民主党に政権交代したにもかかわらず、「もんじゅ」にかかる予算が増えていることが平山誠参院議員の追及で明らかになっている(5月23日参院決算委員会)。壊れた容器に新しい装置を入れても、まともに動かないことは中学生でも分かる理屈だ。欠陥商品をつかまされて事故が起きたのにもかかわらず、利用者(日本原子力研究開発機構=税金)が事故処理の経費と新部品の購入費を払う。政界も霞が関も無駄使いと知っていながら改めようともしない。政治家は選挙を、役人は天下りを何よりも優先するのである。原子力村の闇の深さには呆然とするばかりだ。これでは、廃炉どころか、予算の削減もおぼつかない。主催者の一人が呟いた。「泥棒に追い銭とはこのことだ」。

11.08.07  @farposting Noriyuki TamoriのTwitter 8.6「とうとう、アメリカの専門家が「福島原発から飛散した放射性物質により世界中で何億人もの人々が死亡するだろう」との予測を発表!http://goo.gl/IDjlT 主な根拠の一つはクリスバズビーの日本の空気汚染はチェルノブイリ時の300倍という日本車のエアフィルター調査結果の模様。」

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