東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

7.21

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.07.21  DAILYMOTION「20110720 山本太郎が見た“福島の現実”」 昨日の関西TV 「スーパーニュースアンカー」より。芸能界から干されることを覚悟で脱原発宣言をし、様々なアクションに参加しているタレントの山本太郎が、福島市を現地取材して放射能を測定。福島市の子どもたちの尿をフランスの専門機関で計ったところ、全員からセシウムが検出され内部被ばくが現実のものとなった。セシウムの子どもたちへの影響はどのようなものか、崎山比早子さんにお話を伺う。福島市立の小・中学校では福島県産の食材を40%使っているが、放射能の測定は行われていない。すでに福島からは3,4万人が疎開しているという。“サテライト疎開”とはどんなものか。約32分。

11.07.21  DAILYMOTION「20110721 電気料金を決めている総括原価方式って何?」 テレ朝系「モーニングバード」内の「そもそも総研」より。電気料金を決めている総括原価方式って何? その役割は何? 原発の電気は安いと言われるが実際はどうか? 京大原子炉実験所の小出裕章さん、立命館大の大島堅一さん、自民党衆議院議員の河野太郎さんらが出演。河野さんは、日本の電気料金が高いのは、1.地域独占 2.発送電一体 3.総括原価方式 ‥の3つで、それをやめれば電気代はもっと安くなると話してます。また小出さんは、原発を推進してきた政府の思惑というのは、原子力の平和利用だと標榜品柄も、実は核兵器を開発する技術的能力を保有しつづけたいということだったと話してます。 ‥わかりにくいテーマ・からくりをわかりやすく解説しています。約19分

11.07.21  asahi.com 7.20「空港の身体検査に抵抗 日本女性に米ネットで礼賛相次ぐ」 米アリゾナ州の空港で、日本人女性が身体検査に抵抗し、逮捕された。「テロ対策」の名の下での、厳しくなる一方の米空港の警備体制にへきえきしていた人々から、ネット上で「よくぞ当局にやり返した」と彼女への礼賛が相次ぎ、フェイスブック上の支援ページが続々誕生する社会現象になっている。  弁護士によると、逮捕されたのは、日本出身で米コロラド州に住む通訳兼作家の女性。アリゾナ州の地元当局の話では14日午後、フェニックス空港内で身体検査を拒否し、その際に女性検査官の左胸をつかんだとして、「性的虐待」の疑いで逮捕された。 弁護士は「過剰な放射線被曝を避けるため、全身スキャナーでなく金属探知機を使ってほしいと頼んだだけ。検査官らに囲まれ、以前受けたボディタッチへの恐怖から、思わず払いのけた」と説明している。 フェイスブックの支援ページの中には、4千人近くがお気に入りに登録したものも。1955年にバスの白人優先席に座って逮捕された「公民権運動の母」になぞらえて賞する書き込みが目立ち、大統領選候補に推すページまである。 思わぬ反発に、地元の司法当局は19日、「容疑事実は重罪には相当していない」という声明を出すに至った。

11.07.21  マンガ「放射線の正しい測り方」 野尻美保子さんの講演をもとに鈴木みそさんの絵で描かれたハウツーウエブマンガ。

11.07.21  NHK NEWS 7.21「 福島 1000人超す子どもが転校」 福島県のほとんどの小中学校は夏休みに入りましたが、NHKが県内のすべての公立の小中学校に聞き取り調査したところ、1000人を超える子どもが夏休みに転校することが明らかになりました。放射線への不安や家族の生活のために引っ越すケースが多く、長引く原発の事故が子どもの学校生活に大きな影響を与えています。 NHKでは福島県内のすべての公立の小中学校734校を対象に夏休みの期間中に転校する子どもの人数などを調査し、98%に当たる721校から回答を得ました。それによりますと、転校する小学生は913人、中学生は153人で、合わせて1066人でした。福島県では3月の原発事故のあと、4月までに1万2000人余りがすでに転校していますが、原発の事故から4か月たっても転校は相次ぎ、子どもの学校生活に大きな影響を与えています。

11.07.21  放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 7.20「ドイツのホールボディカウンター(WBC)による内部被曝検査情報」 メールで問い合わせも複数きたため、 オープンにいたします。ドイツのホールボディカウンターの情報です。‥通常は月曜から木曜で受けられます。(バカンスや祝日に注意) 御自身で、日本から、事前に電話予約をしてから、行ってください。 (長期滞在でもなければ、突然行って対応する保証はまるでありませんので) 英語はある程度、話して欲しいとのこと。一人二十分程度。ちなみに無料です。 ただし、事故発生時から、四ヶ月が経過しているため、 例えば、首都圏在住なら、よほど被曝していないと何もでないかもしれません。 先方は「コストをかけてまでドイツに受けにこなくても」という趣旨の事をおっしゃいます。 これは、時間が経ちすぎていて、何もでない場合が想定されるからです。 それを前提の話となります。

11.07.21  大紀元 7.21「中国での臓器収奪 英国人ジャーナリストが証拠開示 」  英国議会で12日午後、中国での臓器収奪に関するシンポジウムが開かれた。中国問題に詳しいジャーナリストのイーサン・ガットマン氏が、中国の監禁施設でウイグル人、政治犯、法輪功学習者、チベット人などに対する臓器の強制摘出が行われているという調査結果を示し、一部の証拠を概略紹介した。 *日本でもさいきん暴力団絡みで臓器不正移植の事件が発覚しましたが、他国ではもっと大規模に行われているという情報があります。

11.07.21  asahi.com 7.21 「原発再稼働基準「事故調報告の1、2年後」 首相が答弁」 菅直人首相は21日の参院予算委員会での答弁で、原発再稼働のための本格的な安全基準について「(東京電力福島第一原発の)事故調(査・検証委員会)の報告が出た1年か2年の後、新しい基準をつくることになる」と述べた。  全原発を対象に実施するストレステスト(耐性評価)については「今の段階で(暫定的な)新しいルールづくりをすることは、国民に安心を持ってもらう上で必要だ」と強調した。原発輸出については「私自身これまで力を入れてきた。もう一度きちんとした議論がなされなければならない段階にきている」と述べた。  *脱原発といいながら原発輸出を正当化するのなら、誰も信用しません。

11.07.21  asahi.com 7.21 「核燃料サイクル、官僚に慎重論 もんじゅ事故前の証言録 」  核兵器に使われるプルトニウムの大量保有につながる核燃料サイクルについて、旧通商産業省や科学技術庁の幹部が1991年、膨大な経費がかかることや日本の核武装に対する国際社会の警戒感を招くことを理由に慎重論を唱えていたことが分かった。‥ 90〜93年に通産省資源エネルギー庁技術課長だった谷口富裕氏は、核燃料サイクルについて「全体的展望、戦略に欠け、経済的に引き合わない」と指摘。プルトニウムの大量保有につながるため、「政治的には(各国が)日本に警戒心を高めている中でうまくいくわけがない」と語った。‥担当省庁の幹部が疑問を持ちながら見直しが進まなかった理由について「技術的、客観的事実より、それまでの経緯や立場が大事になってしまう傾向がある」と、原子力行政の体質に問題があったとの認識を示した。 同じ時期に科技庁核燃料課長を務めていた坂田東一氏は研究会で、政府の原子力委員会の専門部会について「核燃料サイクルありきだった。(是非論を)1回議論しかかったが、そこまでいくと収束できない。だから姑息だが(議論をやめた)」と証言した。

11.07.21  岐阜県環境管理課 7.20 「県内荒茶の放射性物質の測定結果について」 三重県や愛知県から約1ヶ月遅れで岐阜県がお茶の汚染を測定し、結果をPDFファイルで公表しました。値は低いということでうすが、調べた2検体からいずれも検出されています。

11.07.21  放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 7.21「体内に入ったセシウムで病変がおきる危険を認識せよ、ベラルーシからの警告」 ゴメリ医大の学長だった、バンダジェフスキー博士の「人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響-チェルノブイリの教訓 セシウム137による内臓の病変と対策-」を一読しました。バンダジェフスキーは死亡患者の解剖と、臨床研究などを通して、セシウムの影響を確信し、低線量の危険性を訴えたものです。どうやら、彼は低線量被曝は影響しないというベラルーシの政府方針に反したため、逮捕されています。‥セシウムの問題点を彼がまず指摘するのは、水に溶けやすく、環境にすぐ拡がり、チェルノブイリ事故の数年後にかなり遠いエリアで検出された状況です。土から植物、人間や動物にはいります。チェルノブイリでは、牛乳、きのこ、ベリー、獣肉が極めて高い数字を出す可能性が高い。このときに、当時の政府がセシウムの基準を大幅に甘くした事で、人体のセシウムの蓄積を許した事を批判している。

11.07.21  放射能除染・回復プロジェクト 7.15「放射能除染マニュアル(第一版)」 山田國廣氏作成の、放射能汚染されたものをいかに除染するか、手順や作業方法などをまとめたもので、今後よりわかりやすく画像を付けるなどしてバージョンアップしていくそうです。山田氏は京都精華大学教授で環境問題、水の汚染や森林回復が専門。放射能汚染回復プロジェクト声明文

11.07.21  フランスねこのNews Watching 7.20「「ヒマワリによる除染の試み―飯舘への帰郷の道は見えず」ルモンド紙(7月19日)」 7月15日、飯舘村にある二枚橋に「帰郷のための事業」という前向きなメッセージをたたえた看板がひっそりと取り付けられた。その足下に、ヒマワリが列をなし一面に咲いている。天気の良い日なら長泥の高いところからでも望める40キロ先にある福島原発で事故が起きた後、農民達に捨てられ休閑地となっていた土地である。プロジェクトを率いるエガワ・コウジによれば、この試みは農林水産省、福島県、および飯舘村からの要望により、土壌に含まれるセシウムの量を減らすために実施されている。飯舘村の土を回復するためには、たくさんのヒマワリが必要になるだろう。なぜならこの村は、気まぐれな天候によって、福島原発での爆発により発生し た放射性の雲の通り道に当たってしまったのだから。折しも悪いタイミングで降ってきた雪によって、放射性の粒子は田に、家に、森に降り注いだ。‥飯舘村に一部の地域では、放射線量は毎時80マイクロシーベルト、年700ミリシーベルトにものぼる。年100ミリシーベルトの放射線を浴びれば癌になることが実証されているにもかかわらず、である。政府はアマランスや菜種と合わせ、ヒマワリによる(除染の)実証試験を飯館や隣接する川俣で実施している。これらの村では、汚染は3万ベクレル/キロにも のぼっている。この実証試験では、セシウムを吸収するとされるゼオライトというミネラル分で加工した水で泥を吸い上げる試みも行われている。‥収穫した植物を焼けば、新たに放射能を発生させることになってしまう。現在のところ、放射性廃棄物の容量をバクテリアで減らし最終的に残ったものを処理す ることが想定されている。しかし全ては実験の段階だ。飯舘村の住民が自宅に戻るという可能性は、まだ「仮定」でしかない。

11.07.21   机の上の空 大沼安史の個人新聞 7.20「牛肉汚染は「フクシマの黒い雨」のせい 元原子力安全委員会事務局の Saji 博士が見解示す」 日本の原子力安全委員会事務局に在籍したSaji(サジ)博士が米国の原発問題の専門家、アーニー・グンダーセン氏にメールを送り、牛肉汚染の原因は放射能雲が通過、とりわけ「黒い雨(Black Rain)」とみられる、との見方を示した。グンダーセン氏が7月19日付けの「フェアウィンズ」ビデオニュースで明らかにした。

11.07.21   机の上の空 大沼安史の個人新聞 7.20「南相馬市 大山弘一市議 世界へ英語字幕ビデオSOSを発信! 英語字幕ビデオ」 土壌調査をやらずに「避難準備区域」解除や復興を語ることは、経済優先・人命軽視です。国の宝、子どもの将来について、まずは事実を明らかにして、 首相・県知事・市長の3人の首長が文字通り首をかけ、責任をもって安全宣言を出して、全ての責任を国が負うと約束してからでないと、親として安心できませ ん。いま拙速な対応(=解除)を場当たり的にしたのでは、子どもたちに申し訳が立たないと思います。→ Infinite Unknown
(参考)大山弘一市議ブログ

11.07.21   福井新聞 7.20「関電の原発2基、定検で停止へ 高浜4号MOX装荷見送り」 県は20日、関西電力高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)が21日、大飯原発4号機(同、118万キロワット)は22日にそれぞれ原子炉停止に向けた作業を始め、定期検査に入ると正式に連絡を受けた。16日には調整運転中だった大飯1号機(同、117.5万キロワット)がトラブルで予定外の停止をしており、関電の原発11基のうち7基が止まったまま夏場の最大需要期を迎える。定検期間はともに4カ月間としているが、国が実施を打ち出したストレステスト(耐性評価)を受ける必要がある上、県は再起動を認めない姿勢を崩しておらず、運転再開時期は不透明だ。 また、2011年度内にプルサーマル発電を始める計画だった高浜4号機は、今回の定検でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する予定だったが、核燃料サイクル政策の見通しが不透明なままでの実施に野瀬豊高浜町長が難色を示していて、関電は装荷を見送る方針。

11.07.21   SAVE CHILD 7.20 「【アンケート結果】関東全域で健康被害広がる〜500件の異変報告から」 OurPlanetTVさんによる「311以降の体調の異変」についてのアンケート結果です。 【SAVE CHILD】でもアンケートへの集客を協力させて頂いていたのですが、そのご案内ページのアクセス数は数万を超えていました。‥今回集計したのは、6月18日から6月30日までに寄せられた550件を集計したもの。健康に不調を訴えている人は0歳から87歳までと幅広く、平均年齢は30.47歳だった。 寄せられた症状の上位を見ると、1位は喉の不調で172件と体調不良を感じた人の3割がこの症状を訴えていた。また、2位の鼻血は106件で2割に上る。 しかも、単なる鼻血ではなく、「夜中に鼻血が突然出て止まらない」「ここ何年も鼻血など出したことがなく、ぶつけたわけでもないのに突然鼻血が出た」な ど、深刻な報告が少なくない。このほか、3位の下痢が97件、4位の倦怠感 が83件、5位の咳が61件。以下、鼻の痛み・鼻水ー50件、頭痛 ー42件、目の腫れー39件と続く。‥アンケートの結果を大別すると、鼻血、喉の不調、咳、鼻の痛み・鼻水などの「粘膜系の異変」と下痢、倦怠感、頭痛などの「免疫力の低下のよる異変」の二つ に分けられる。長年、チェルノブイリの子どもたちの保養運動に取り組んできた「チェルノブイリのかけはし」代表の野呂美加さんによると講演会などで母親か ら質問される子ども達の症状も同様のものが多く、チェルノブイリで汚染された食べ物を食べている子供たちの症状ともそっくりだと話す。

11.07.21  どこへ行く、日本。(政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される) 7.20「チェルノブイリ後のドイツに学ぶ」(7.19 たね蒔きジャーナル) チェルノブイリ事故の際にドイツで食物の汚染を体験したジャーナリストの山本知佳子さん(「ベルリンからの手紙」著者)のお話がありました。‥ベルリンはチェルノブイリから離れているものの、ドイツの人も予想していなくて、1200km離れているのですが、ドイツだけでなく、ヨーロッパの人はまさかと思ったものの、放射能汚染が降りかかったのです。‥放射能汚染のことは「すぐには影響はない」とドイツでも言われたのです。市民は、政府、行政に、汚染値を測れと言っても政府の動きが鈍く、市民で情報を集め、測定したのです。食品では、はちみつ、ヨーグルトが汚染され、汚染物は季節により変わり、最初は葉物、その後きのこ、 ベリー類、はちみつ、牛乳(ヨーロッパは乳製品の使用量が日本より多い)が汚染され、ドイツだと、4ヶ月で肉の汚染、淡水魚の汚染が確認され、さらに秋には穀物が汚染され、干草を食べた牛、牛乳に汚染が出て、最初の数ヶ月だけではなく、汚染は続き、様々な食品から汚染が出て、山本さん、最初はどうしたらいいのかと言うことで、汚染の中でどう自衛するか、大事なのは事実を知ること、どこでどれだけ汚染されているかを知ることがあり、政府、自治体が測定しないなら、市民がお金を出し合い市民測定所を作り、ニュースレター、口コミで測定値を出していました。‥南ドイツの肉屋、測定してそれを貼って売っていたのです。汚染値の高いものは出さないと言うことで売りました。かえって、客が増えたのです。汚染値を公表する信頼感があったのです。はっきりした情報を出すのが信頼になるのです。情報を出していないとかえって不安になる、汚染の現実をはっきりさせることが必要で、オープンに話が出来るとのことなのです。 *ほんとうにその通りだと思います。どれくらい汚染しているのかをはっきり表示してくれれば、それだけその店・メーカーなどが信頼できるようになります。実際には食品の検査はかなり高額な費用がかかったり待たされたりということがあるようですが、一方で食品を検査する装置を自作する動きもあります。いずれその情報を紹介できると思います。

11.07.21  福井新聞 7.20「福井県民「安全なら再稼働」45% 本紙原発世論調査」 東京電力福島第1原発事故を受け福井新聞社は16、17の両日、福井県民1千人を対象に原発に関する電話世論調査を実施した。定期検査で停止中の原発の再稼働について、「安全対策が十分と確認できれば再稼働させる」との回答が44.9%を占めた。「定検が終わったものは直ちに再稼働させればよい」は7.4%にとどまった。条件が整えば運転再開を容認する意見が5割を超える一方で、定検入りした原発や運転年数の長い原発などの廃炉を求める声も45.6%に上り、原発をめぐる厳しい県民の意識がうかがえる。福島の事故により約86%が原発の安全性に不安を感じていると答え、原子力安全規制の体制や情報発信の在り方など国に対する強い不信感も数字に表れた。今後のエネルギー政策をめぐっては、再生可能エネルギーの比重を高めて緩やかに原発依存から脱却すべきだという人が7割を占め、「原発は今後も基幹電源であり続ける」は16.2%だった。 *記事の題の付け方でその新聞社の姿勢が見えます。“廃炉を求める声が45%超える"という題と比べるとわかります。

11.07.21  NEWSポストセブン7.15「河口など放射能汚染度が高い「海洋のホットスポット」も存在」 福島沖は日本海流(黒潮)、千島海流(親潮)などがぶつかり合う複雑な海域だが、文部科学省の「海域における放射能濃度のシミュレーション」によると、汚染水は、4月中旬に茨城県沖方向に移動し、同月下旬には北へ方向転換。一部は潮の流れに乗って外洋に“流出”したとみられている。 放射線防護に詳しい立命館大学名誉教授の安斎育郎さんは、海洋にも周囲に比べて汚染率が高い「ホットスポット」があると指摘する。 「福島沖周辺だけではありません。例えば、河口付近は、空気中に拡散した放射性物質を含む雨が川に流れ込んで、汚染水、汚染泥が大量に集まります。また、海底にはその汚染泥がたまり、放射能濃度が高いホットスポットになりやすい。陸と同じことが海でも起きているんです。調査結果では、魚の種類や水揚げ地によって汚染濃度の差がありますが、そうしたホットスポットが関係しているのではないでしょうか」

11.07.21  YAHOOニュース 7.18「底魚のヒラメからも放射性物質検出されたことに衝撃走る」 水産庁による「各都道府県等における水産物放射性物質調査」では、汚染が見つかった水産物は神奈川県どまり。7月11日にいたるまで、神奈川県より西の地域では検出されていない。ところが本誌調査では、神奈川県を越えて静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。食環境科学が専門の美作大学教授・山口英昌さんがいう。「魚は海水とエサの両方から放射性物質を体内に取り込んでいます。干ものの場合は干している間に放射性物質が吸着した可能性など、複数の要因が考えられます」山口教授はひらめで検出された点に注目すべきだという。「底魚のひらめは沿岸や深海に生息し、移動が少ない。ひらめが汚染されていたということは、伊豆半島近海、もしくはそれ以南まで汚染が広がっている可能性を示しています」

11.07.21  低気温のエクスタシー 7.20「福島第一原発20キロ圏内の牛がハンバーグなどの加工肉に」 「ある焼き肉店主のことば、『原発事故以降20キロメートル圏内が立ち入り禁止になり、家畜が野良牛化した。その牛を集めて運び、解体してハンバーグなどの加工肉として売りさばいていた業者がいます』週刊現代7/30号より」「ボランティア入りした公務員のマイミクさんも目撃してた。注意しても警察通報してもダメだったて」「牛肉価格が急落したら、次は加工食品になって流通する。缶詰めになって、ほとぼりがさめた頃に出て来ることもある。西日本の人はまださほど警戒心を持っていないし、外食や弁当になれば食べてしまう。」   *もう国産の牛肉は食べられません。特に加工されたもの(ハンバーグなど)や食堂で食べるのは怖いです。店で買う際は必ず個体識別番号をチェックしましょう。

11.07.21  埼玉新聞 7.20「高濃度セシウム検出 越谷の堆肥化施設」 東埼玉資源環境組合(越谷市増林、越谷・草加・三郷・八潮・吉川・松伏の5市1町で構成)は19日、第1工場ごみ処理施設に隣接した堆肥化施設から、高濃度の放射性物質を検出したと発表した。 堆肥化施設には、5市1町内から、河川敷や公園、街路樹、個人宅の刈り草やせん定した木の枝などが持ち込まれ、堆肥として販売、再利用されている。 東京電力福島第1原発の事故の影響を確認するため、今月1日と8日に放射性物質を測定。その結果、セシウム134とセシウム137の合計値が1キロ当たり、1日に測定した刈り草から1350〜8240ベクレル、8日に測定した刈り草とせん定枝から580〜5110ベクレルが検出された。放射性ヨウ素はいずれも不検出だった。 農水省は下水道の汚泥を原料として肥料に使える目安を1キログラム当たり200ベクレル以下と定めている。

11.07.21  47NEWS 7.20「積算被ばく線量、浪江町で最高値 4カ月間の分布図公表」 文部科学省は20日、東京電力福島第1原発の周辺地域を対象に、東日本大震災から4カ月間の積算被ばく線量の推計値を表示した分布マップを発表した。個別の数値を公表している原発20キロ圏外での最高値は、北西22キロにある福島県浪江町昼曽根の約98ミリシーベルトだった。 この地点での震災発生から1年間の積算線量は約237ミリシーベルトと推計された。また、年間被ばく線量が20ミリシーベルトに達する恐れのある計画的避難区域の外で、「特定避難勧奨地点」にも指定されていない同県南相馬市原町区大原で、年間の積算線量の推定値が前回調査に続いて20ミリシーベルトを超えた。

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