東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

7.10

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.07.10  日経 7.9「原発並み出力の太陽光発電 東大・シャープ、サウジで実験 100万キロワット級を砂漠で 」 東京大学とシャープなどは独自開発の太陽光発電システムの大規模な実験をサウジアラビアの砂漠で実施する。日射量などを調べて実験地を決定し、年内にも開始する。5年後をメドに出力100万キロワット級の商用設備を現地に完成させ、原子力や火力に代わる主力エネルギー源を目指す。実験するのは太陽光をレンズで集める「集光型」と呼ぶ太陽光発電システム。東大とシャープは光を電気に変える変換効率が42%と世界最高レベ… *よくある議論は、太陽光発電をするには広大な土地が必要だとか言って否定しますが、日本の技術は日々進歩しているようです。こういった原発と同じような大規模集中発電がいいかどうかは別ですが。

11.07.10  videonews.com 7.9「現行基準のまま原発を再稼働していいのか」 神保哲生氏と宮台真治氏が、原発再稼働の条件はどうあるべきかを議論する。飯田哲也氏は、少なくとも「信頼できる規制主体」、「強化された安全基準」、「被災者を補償できる損害賠償の枠組み」の3つの条件が満たされる必要があるとの考えを示しているそうですが、今の制度ではこれまでと全く変わっていない保安院が承認した上で立地県知事と地元自治体調の許可があれば再稼働できることになっています。

11.07.10  東京新聞 7.10「同じ農家 別に6頭出荷 未検査、流通先を調査」 福島県南相馬市の緊急時避難準備区域から出荷され、東京都内で食肉処理された十一頭の牛の肉から放射性セシウムが検出された問題で、十一頭を出荷した農家が以前にも都内に五頭、栃木県内に一頭を出荷していたことが九日、厚生労働省などの調べで分かった。六頭は食肉処理後の都や栃木県による検査は行われておらず、都と県は流通ルートを調べている。すでに消費されている可能性がある。厚労省によると、緊急時避難準備区域で飼育されていた牛は、福島県が全頭、体の表面を検査するなどして安全性を確認してから各地に出荷されてきた。 *体表面の検査でシロと出た牛の肉から基準値以上の放射能が出たので、検査自体がまったく信頼できないということになります。また「販売してるものは安全確認されているはず」という誤解がありますが、検査されないで流通ルートにのっているものが多いわけで、そうなると汚染地域の産品を買わないようにするほかありません。

11.07.10  DAILYMOTION「20110710 特定避難勧奨地点の伊達市 避難すべきか、それとも」 本日の日テレ系番組「真相報道バンキシャ!」より。福島原発から40KM以上離れた伊達市でホットスポット=特定避難勧奨地点に指定された人たちの困惑を取材。また伊達市では市内全域を除染することを決め、校舎を高圧洗浄機で洗ったり、アスファルトを削る試みも行っている。この伊達市の除染のアドバイザーとなっているのが元原子力委員会・委員長代理を務めていた田中俊一氏。麦わら帽にタオルを首に巻いて一緒に作業を指導する田中氏は「元に戻す努力をするのは原子力をやってきた人の共同責任だと思います」と話している。

11.07.10  DAILYMOTION「20110710 どうする原発再稼働問題 エネルギー政策を問う」 NHIK「日曜討論」より。政府と各政党のエネルギー政策担当の議員が出席し、上記のテーマを討論する。(約1時間)

11.07.10  長崎新聞 7.10「 「原子力行政変わらず」 青森の第三者委で批判」 青森県内の原子力施設の安全性を検証する県の第三者委員会が10日、東京都内で開かれ、経済産業省原子力安全・保安院の説明について、一部委員が「原子力は安全と言ってきたこれまでと全く変わっていない」と批判した。 委員会では日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の緊急安全対策などについて審議。八戸工大教授の滝田貢委員が同工場で最悪の事故が起こった際の被害想定を尋ねたのに対し、保安院の担当者は「火災爆発が起きても周辺に影響を及ばさない設計をしている」などと答えた。 *保安院は経産省から分離するとか言ってますが、それだけでは体質は変わると思えません。全く別の組織にし、人員は総入れ替えするべきです。

11.07.10  東京新聞 7.10「ストレステスト 再稼働の前提でない  班目委員長」 原子力安全委員会の班目春樹委員長が本紙の単独インタビューに応じ、菅内閣が全原発を対象に新たな安全対策として実施するストレステスト(耐性評価)について「停止中の原発の再稼働の条件だとは思っていない」と明言した。また、福島第一原発で重大事故を招いた要因として、安全委の審査体制にも不十分な点があったことを認めた上で「人災だった」と陳謝した。 ‥政府は十一日にストレステストの基準や手順などを正式発表する。‥安全委は原発の安全性の指針を示す独立した組織で、内閣に助言、勧告を行う。 ‥福島第一原発事故では、安全性を事前にチェックする安全委の責任も問われているが「指針を一度決めたら見直さずに、これに沿っているから『合格』という判断を続けていた。安全対策で最新の知見がでてきても見直しが図れない状況だった」と説明。国や電力会社が「日本の原発は安全だ」と言い続けてきたことが、改革をためらわせたと反省した。 *またまた政府内部で言うことがちがいます。しかしこの人、まだ辞めてないんですね。責任とってさっさと辞任・交代してほしいものです。

11.07.10  東京新聞 7.10「原発耐性テスト、欧州より短期に 岡田幹事長 」  民主党の岡田幹事長は10日、原発再稼働をめぐって政府が実施を表明したストレステスト(耐性評価)に関し「欧州連合並みの長期間のテストでは産業面、国民生活の面で影響が及ぶ。日本版のテストをどのように作るかだ」と述べ、評価期間の短縮を検討すべきだとの認識を示した。岡田氏はストレステストを再稼働の前提とすることに否定的な考えを示していたが「ここまで来ると今の基準では国民の理解は得られない。ストレステストをクリアして再稼働させるという道をとるしかない」と述べ、テストを再稼働の条件とする政府方針を容認する姿勢に転じた。 *岡田は完全に原発推進のようです。しかしこうやってストレステストを骨抜き・形骸化させ、原発を再稼働させるためのセレモニーとして利用しようとする動きが出てくるでしょうが、本末転倒のとんでもない策略です。事故を起こした当事国の日本が欧州より甘い基準にするなど、誰からも信用されません。

11.07.10  @yu_miri_0622 柳美里のTwitter 7.10「 大阪スーパーで販売されていた表示は「国産黒毛和牛」 RT @HayakawaYukio 「昨日大阪市の業務スーパーで牛肉の固体識別番号を調べました。飯舘村から東京食肉市場に行った牛肉でした。固体識別番号はきちんと飯舘村と表示されていました。牛肉は国産黒毛和牛表示でした」」
(参考)牛の個体識別情報検索サービス

11.07.10  河野太郎ブログ 7.8「投票日は911 」  菅首相側近の四人組の一人、いや失敬、四天王のお一人と夕食を共にする。投票日はいつと突っ込むと、間髪入れずに9月11日です。思わずみんな、箸が止まる。 そういえば、今日の本会議も親分、戦闘モードだったね。 もう、官房長官も副長官も負けたら下野でいいと割り切っているみたいです。‥経産省・保安院に汚染水が地下からしみ出さないような遮蔽壁の進捗状況を尋ねる。7月中に検討して、来年1月から建設ですかね、という答え。 そこまで汚染水が地下でどうなろうと、ということなのか。 伊方3号機の安全対策についても質問するが、返答が来ない。‥なんか機能してないぞ。

11.07.10  SAVE CHILD 7.10「 【動画】「プルトニウムを飲み込んだ場合は、塩とそんな大差ない」北海道大学 奈良林直教授とツイッターの反応」 *この奈良林は昨夜のNHKスペシャルにも出ていますが、こんな人間を出すとはNHKの信頼性ががた落ちです。中立性を装いたいならもうちょっとましな推進派学者を選ぶべきでは? ‥きっといないんでしょうねえ。

11.07.10  @reishiva 志葉玲のTwitter 7.9「戦場ジャーナリストとしての経験から言えば、戦時は徹底的な情報操作が行われる。だから、そうしたペテンとたたかうことが重要だ。今、政官財学+御用メディアの原発利権連合による、国民に対する情報戦が仕掛けられている。騙されるだけじゃなくて、被爆させられ、殺される。これは最早、戦争だ。」

11.07.10  DAILYMOTION「20110710 32年前の“被ばく” 元原発作業員 たった一人の戦い」 昨夜放映の「報道特集」より、32年前に原発で浴びた放射線が原因で健康被害があるとして労災の認定を求め続けている人を追ったドキュメンタリー。(約25分)当初、病院で診察を受けた時の症状としては全身の倦怠感や鼻出血が書かれている。水俣病もそうですが、症状が出て何十年たっても国や企業が因果関係を認めず補償が受けられない人たちがおり、今でも国・企業のそういった体質が変わったとは全く思えないので、福島原発事故被災者の将来が心配されます。医療機関での正式な診断書などは必ずとっておくべきです。

11.07.10  DAILYMOTION「20110709 シリーズ原発危機(3)徹底討論 どうする原発...」 昨夜放映のNHKスペシャル。前編と後編をそれぞれ2つに別れてアップしています。
(関連)togetter「「 #NHK スペシャル シリーズ原発危機 第3回 「徹底討論 どうする原発 第二部」のTLまとめ。」 「 原子力安全委員会はなぜ経済の心配をする?あななたちの仕事は原発の安全をどんなことがあっても確保することだろう。そもそもとんでもない思い違いをしている。」「今回の原発事故で分かったことは,専門家を謳っていても信用できない人もいるってことだな.専門家がすべて万能ではないということ.間違える人もいるし,騙そうとする人もいるし,もちろん善良で優秀な人もいる.身を守るためには自分たちもそれなりに勉強する必要がある.」
(関連)安禅不必須山水7.11「中川恵一理論と「ユーイング肉腫」と脱原発 」 土曜日のNHK特集「徹底討論」のなかで、ドイツの脱原発のレポート、インサートされたVには、情報として目を見張るものがありました。 ‥この中には、我が国で差し迫っている福島の子供たちへの健康影響問題において参考になるいくつかのキーワードがあります。1、市民討論会とそのやり方 2、具体的な健康不安を市民が拾い上げる 3、それが国の調査へと発展  キーワードは「ユーイング肉腫」です。このことばは、子供のがんが大人のがんと違うことを象徴しています。

11.07.10  YOMIURI ONLINE 7.9「 原発安全基準、玄海は簡易テストで…3閣僚合意」 枝野官房長官と海江田経済産業相、細野原発相は8日、全国の原子力発電所を対象に実施するストレステスト(耐性検査)など安全性の新基準に関する統一見解について協議した。その結果、〈1〉九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)などについては簡易的なテストを実施し、内閣府原子力安全委員会が安全性の判断に加わる〈2〉全原発に適用する本格的なテストは別途策定する――ことで大筋一致した。菅首相と最終調整した上で、週明けに発表する考えだ。3閣僚は8日、首相官邸で2度にわたって統一見解について協議した。安全性の新基準をめぐっては、ストレステストを原発再稼働の前提と位置づける首相と、玄海原発などすでに安全性が確認された原発についてはテストを経ずに再稼働させるとする海江田氏との間で対立があった。 *玄海原発は簡易テストを形式的にやって安全宣言出せばいい??またまたおかしなことを言い始めました。これはとんでもないことです!

11.07.10  @kentarotakahashのTwitter 7.9「福島県の子供の検査も、サーベイメーターで表面計っただけ。それで数字が出ても、WBCは行わず、安全と判断。QT @magosaki_ukeru 「放射線:更に厳しい情報。人体にうつして考えて見ると怖い。9日毎日「放射性物質:黒毛和牛からセシウム 体表検査では異常なし」」「福島県南相馬市から食肉処理場に出荷した牛から暫定規制値を上回るセシウム検出問題で、出荷前に行うよう国が定めた体表面のスクリーニング検査では問題が無かった」

11.07.10  毎日.jp 7.10「 九電やらせメール:玄海、川内原発トップ黙認 事前に把握」 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題で、同原発と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)のそれぞれのトップが、メールの内容を事前に把握していながら黙認していたことが9日、九電関係者の話で分かった。九電では従来、住民説明会で社員を動員するなど「やらせ」的な手法が常態化しており、原子力部門の閉鎖性もあってチェックが利きにくくなっていた。九電はこうした社内体質がメール問題の背景にあることを認め、週明けにも経済産業省に伝える報告書に盛り込むことにしている。 *まるでヤクザ映画みたいです。組長はだまって目で合図をするだけで組員が刀や拳銃を持って襲撃に出かけます。

11.07.10  楽天SocialNews 7.7「 九州電力「やらせメール」に続き「やらせツイッター」疑惑」 証言「フォロー者もフォローしてる人も無く、まるでこの中継のためだけにアカウントをとったとしか思えないような日方(ママ)たちばかりでした。私が気になったすべての人がそうでした。」「中継終了後は、すべての人がアカウントを削除」「そういえば強震モニタのソーシャル・ストリーミングで、少しでも原発関連の書き込みをすると、煽るな!とか、キチガい!とか妙に反応してる人がいたけど、かれらも…」

11.07.10  植草一秀の『知られざる真実』 7.9「菅首相言動とストレステストの是非を分けて考えよう」 原発再稼働の条件として「ストレステストをクリアすること」が設定されたことに対する風圧が強い。ここで、日本国民は冷静に考えなければならない。論議が二つの問題を混同して論じているからだ。二つの問題とは、(1)菅直人氏の言動の是非と、(2)ストレステストを再稼働の条件とすることの是非だ。マスゴミの論調は、菅直人氏は6月18日には原発再稼働にゴーサインを出したのに、それを後から撤回して、新たにストレステストを持ち出したからけしからんというものだ。地元自治体関係者の批判も、この一点に集中する。よく見ると、この批判の主は、基本的に原発推進派であることがわかる。つまり、福島原発の事故により、日本における原発運転に対して強い逆風が吹くことに過剰な警戒感を示す人々である。‥日本全国に54基あるすべての原発原子炉について、このストレステストを実施して、その安全性を確認することは、当然の作業である。ストレステストを再稼働の条件に設定すると、来年春にかけて、全国の原発が停止される状況が発生し得る。その時には電力需給がいまよりはひっ迫するだろう。再稼働推進勢力は、電力需給がひっ迫する場合の生産活動への影響が大きいと脅しをかける。しかし、日本の滅亡がかかる問題である。ある程度の犠牲を確保してでも安全性確保を優先すべきだとの主張も当然に生まれる。‥私は、大多数の賢明な国民が安全策を選択すると確信する。 *同感です。「ストレステスト」に対する反応でその人が原発推進かどうかがわかるPHテストのようなものです。
(関連)@magosaki_ukeru 孫崎享のTwitter 7.9「 原発:原発再開に向け、福島原発事故前の基準を適用し判断することが無理なのは当然の判断。はしご外すの次元でしか議論できない政治の貧困。9日読売「旧民社党系議員”民社協会”総会で玄海混乱に批判。直嶋元経産相は”佐賀知事も玄海町長も難しい中判断。はしごを外したのは大きなミス”」

11.07.10  FRANCE MEDIA NEWS 7.5「放射線量 基準値の4倍 福島市内 」(仏ルモンド紙ウェブサイト)福島第一原発から60キロ離れた福島市内で、基準値の4倍に上る放射線量が計測されたことを同市内の市民団体が発表した。福島市の住民からなる同団体は、子供と妊婦を対象にした避難措置を求めている。30万人の人口を抱える福島市内で行われた放射線計測では、1キロ当たり46540ベクレルの放射性セシウムが計測された。日本におけるセシウムの基準値は1キロあたり10000ベクレルである。同市民団体によれば、この数値は、1986年のチェルノブイリ原発事故でソビエト当局が住民避難を決定した際の放射線基準値を超えているという。

11.07.10  DAILYMOTION「20110709 福島第一原発 解体・撤去まで数十年に及ぶ」 昨夜のNHK ニュースより。福島第一原発の廃炉までには数十年かかるだろうという中長期的工程表の案が発表された。使用済み核燃料プールにある燃料の取り出しが3年後にはじまり10年かかる見込み。また溶け出した燃料の取り出しには10年後に開始することを目標とするが、新しい技術の開発をする必要があり、解体・撤去には数十年のオーダーがかかる見込みだ。

11.07.10  低気温のエクスタシー 7.9「脱原発を主張する「制服向上委員会」のメンバーの保護者に圧力が? 」  九州電力東京支社前で昨日、核分裂炉(原発)との決別を訴えた行動に参加した青年が叫んだという。「(アイドルグループ)制服向上委員会 のメンバーの保護者に圧力がかかり、脱退者が出てしまった」。真偽は不明とはいえ、権力層は利権確保のためなら、トヨタ本体と同様、手段を選ばないことは事実だ(篠原隆史(コラムニスト)のTwitter)

11.07.10  NHKニュース 7.9「運転再開 立地自治体の判断で( 動画あり)」  海江田経済産業大臣は、定期検査中の全国の原子力発電所の運転再開を巡る「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認について、テストの結果を見てから運転再開を認めるかどうかは、最終的には原発が立地する自治体の判断になるという認識を示しました。

11.07.10  しんぶん赤旗 7.8「本紙スクープに注目 “やらせ”メール ネットで話題に 」  九電の“やらせ”メール事件を追及し、政府に非を認めさせた日本共産党の笠井亮議員の質問がネットで話題になっています。‥「他の大手メディアは取材能力がないのか、九電とグルで口をつぐんでいたのか。国会で問題になってから大騒ぎしている」との声も。‥各紙が九電社長の謝罪を報道しながら、追及したのが日本共産党の笠井議員であることを書いているのは一部のメディア。「誰の質問だったかも書いていない。私は見てたぞ、共産党の笠井さんが質問していた。民主や自公ならかくのに、なんかおかしい」と突っ込みを入れる人も。「国民はこの際、読売やめて赤旗をよもう。赤旗にも巨人はあるぜ」という意見もあります。 *自画自賛してるところが笑えますが、たしかに原発関連でこれまで共産党は大きな役割を果たしています。読売より赤旗がましだというのもうなづけます。社民党にもがんばってほしいですね。

11.07.10  NAVERまとめ「東電による『ふくいちライブカメラ』の映像偽装疑惑まとめ(合成映像疑惑まとめ)」 今までの東電による、度重なる改ざん、隠蔽、偽証を考慮すると部分的に偽装映像が用いられている可能性は十分ありうると思います。 3月に確認されていたメルトダウンの開示を約2ヶ月間遅らせたように、今後、福島第一原発で重大な事故が起きた場合、ふくいちライブカメラでは異常がない状態の合成映像を流しつつ、民間人に安全性を主張し続ける可能性があります。 JNNライブカメラが正常に表示されない時は、ふくいちライブカメラでしか原発の状況を確認できない日もあるため、現状効果的な代替案はありませんが、少なくとも、最悪の事態が起きた場合、ふくいちライブカメラを参考にするのはリスクが高そうです。 *英メディアが指摘した工作された合成映像などが紹介されています。JNNのライブカメラには写ってるのですぐばれるわけですが、そんな手間かけるくらいなら公開しない方がましです。

11.07.10  佐賀新聞 7.8「全国知事会原発特別委 古川知事が経過説明 」  福島第1原発事故を受け、安全対策などを協議する全国知事会特別委員会の初会合が7日、東京の都道府県会館であった。佐賀県の古川康知事が再稼働問題に関し、これまでの県の対応を説明、原子力政策について政府の統一見解がないことを問題点として指摘した。各知事からも、安全評価(ストレステスト)の実施などについて「説明が不十分」と批判が相次いだ。‥ 泉田裕彦新潟県知事は原発事故対応について。「放射性物資の飛散を止める気はあるのか。命を守る気があるのか」と、政府の対応を批判した。   *この新潟県知事の言う「命を守る気があるのか」という言葉はまともです。 原子力は命を蝕む死の技術だということがはっきりしました。

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