東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

6.29

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.06.29 ★ レイバーネット 6.28「 シグロニュース〜新作『はだしのゲンが見たヒロシマ』8月公開」 広島原爆投下から66年目にあたる8月6日(土)より、漫画『はだしのゲン』 作者・中沢啓治さんの証言を記録した映画『はだしのゲンが見たヒロシマ』 の上映が決定。中沢さんが自身の被爆体験、そして漫画家を志し『はだしのゲン』が 生まれるまでの半生を語ります。8.6〜26 連日am10:30〜 オーディトリウム渋谷 また『ヒロシマ平和映画祭』で上映決定。7.30〜8.5 八丁座にて。

11.06.29 ★ YOMIURI ONLINE 6.29「「テルル129m」初検出…取水口付近の海水」  東京電力29日、福島第一原子力発電所1号機の取水口付近で今月4日朝に採取した海水から、放射性物質「テルル129m」を初めて検出したと発表した。 事故後3か月を過ぎて新しい核種が検出されたため、高濃度汚染水の流出などが疑われるが、東電は「採水の際に、なんらかの原因で混入したのではないか。ほかの放射性物質の検出値に変動はないので、汚染水が漏れるなどの異常事態が起きているとは考えられない」としている。 *ウソ・隠蔽の常習犯・東電の“推測”は全く信用できません。事実=初めて検出された放射性物質があるということに注目です。

11.06.29 ★ READYFOR?「原発と放射能の見えない恐怖と知っておくべき本当の話」 わたなべりんたろう氏が小出助教をメインに、現時点で原発及び放射能に関して知っておくべきドキュメンタリーをつくるため、スポンサーを募集しているそうです。1口¥1500〜,締め切りが30日夜まで。

11.06.29 ★ 明日に向けて 6.29「明日に向けて(176)地震による配管破断の可能性と、東電シミュレーション批判(田中さん談再掲)」 田中さんは、1号機において、地震による配管破断があった点と、メルトダウンしたという東電の発表を多くの人が信じているが、津波が事故の主要因だという説を押し通すために作られたシミュレーションで、信用ならない点を指摘しています。 *6.21に元原子炉圧力容器設計者の田中三彦さんが原子力資料情報室で会見をした元映像はこれ→ USTREAM-1 USTREAM-2

11.06.29 ★ JCASTテレビウォッチ 6.27「 「15%節電」違反は罰金1時間100万円―企業「知恵と我慢」で乗り切れ!」 この猛暑のなか、節電15%がまた様相を変える。7月1日(2011年)から電気事業法27条の「電力使用制限」が発動され、契約500KW以上の大口使用者は節電が強制になる。 しかも、1時間あたり100万円以下の罰金付きだ。5時間違反すると500万円以下。これが東電管内では9月22日まで、東北電力では9月9日まで続く。平日午前9時から午後8時まで。これはきつい。

11.06.29 ★ 世界の真実の姿を求めて! 「福島原発の放射能汚染水については、作業員とトップだけしか知らない。」 新たに判明した事実 テロリストが侵入していたとしても誰も、チェックしていなかったということ。実在するかどうかが確認できない作業員が37人 福島原発の放射能汚染水処理作業は現場の作業員だけが行っている。外部の第三者が一切関わっていないので、流れてくる汚染水の情報は間接的なものばかり。外部の第三者の関わりを嫌がっている? 例えば、タンカーによる汚染水の移送は早くから言われていた。しかし未だに移送されていない。タンカーによる移送をさせたくない意図が丸見え。「遮水壁」について、東京電力は、汚染水が海まで到達するには時間がかかり、危機的な状況にはないとしている 原子炉建屋に「遮水壁」を建設することにも、極めて消極的。「遮水壁」を作らないで汚染水を垂れ流すことをまるで容認しているかのようです。すでに10万t超という気の遠くなるような量。それが放射性物質で汚染されているのだから、冷却以外の収束作業がはかどらず、工程表の実現が疑問視されるのも無理はない。しかも異様なのは、この水の汚染の詳細について、ろくに情報が明かされていないことだ。

11.06.29 ★ とうきょうおーけー 6.27「原発推進のフランスで原発反対デモ 」  ドイツ、スイス双方の国境に近いフランス東部アルザス地方のフェッセンハイムで26日、国内で最も古い原子力発電所の廃止を求めるデモが行われた。 同原発は1977年に運転を開始し、稼働期間の延長が検討されている。 約5000人が参加したデモには「脱原発」方針を決めたドイツやスイスからも大勢集まったという。施設を取り囲む「人間の鎖」を約4キロ・メートルにわたって作り、廃止を訴えた。(6.27 読売)
(関連)YOUTUBE「仏フェッセンハイム原発を独・スイス住民等が人間の鎖で包囲 」  7000人集まったと言ってます。

11.06.29 ★ 東京新聞 6.29「放射性物質 給食の牛乳測定へ 世田谷区、小中と保育園」 福島第一原発事故を受け、世田谷区は二十八日、区立小中学校と区立保育園で給食に出されている牛乳の放射性物質を測定する、と発表した。出荷制限が出された食材は使っていないが、学校給食に関する問い合わせが百数十件に上っており、父母の不安を解消するのが狙い。小中学校は全校が同じ製造業者の牛乳を、保育園は五社の牛乳を使っている。小中学校の牛乳は二十八日の分、保育園は二十九日か三十日の分から各種二リットルを、委託した専門分析機関に持ち込む。結果が判明次第、区のホームページで公表する。野菜など牛乳以外の食材は各校で仕入れているため個々に調べるのは難しいという。  *脱原発派・保坂展人が区長 になったので当然の動きですが、すこし動きが遅いというか鈍いような気もします。まだなったばかりでなかなか身動きとれないのかな?? がんばって面目躍如してほしいものです。

11.06.29 ★ zara's voice recorder 6.29「やっぱ電力需給は大丈V」 29日の東京電力管内の電力需要は午後2時台に4570万キロワットに上り、3月11日の東日本大震災後では最大を記録した。この日の東電の最大供給力は4880万キロワットで、供給力に対する使用量の割合(使用率)は93・6%に達し、余力が乏しくなった。‥これが100%に達した場合、一体どうなるのか。東電は「そうならないよう努力している。大規模停電という以外、具体的なことはわれわれも分からない」(広報部)と話すのみだ。そこで、元東京農工大教授(電力システム工学)で日本クリーンエネルギー総合研究所理事長の堀米孝氏に聞いた。堀米氏は「停電の可能性はゼロではない」としつつも、こう話す。「理論上は、需要が供給を上回った時点から電圧、周波数が下がり始め、発電、輸送双方が正常に作動しなくなり、停電のリスクは高まります。ただし、もともと『でんき予報』のピーク時供給量は余裕を持った数値であるうえ、夜間の余剰電力を利用した揚水発電の数値は供給量の中にほとんど含まれておらず、100%で即停電とは極めて考えにくい」東電の「供給力」には実は十分な余力があるというのだ。「しかも、東電にはまだ『供給力』に含んでいない、いわゆる“隠し電力"もあります」(同)これは、東電の最大供給力7769万キロワット(2009年度末実績、他社受電分を含む)から、福島第1、第2原発の出力約900万キロワットを差し引いた6869万キロワットとの差分のこと。東電は、これまでホームページで公開していた電源別の発電実績資料を削除しているが、計算上は供給電力に十分な余裕があるとみられる。実際、東電関係者は、「公開している『本日のピーク時供給力』は、東電が決めた目安に過ぎず、本来の供給力とは関係ない。節電意識を促すために恣意的に下げていると指摘されても仕方がない」と内情を明かす。  *電力会社のデマ・脅しにだまされないよう、こういうことをマスメディアがきちんと報道すべきです。電力会社の広告代がほしいマスメディアには無理かな?

11.06.29 ★ ふくしま集団疎開裁判 6.29「子どもたちの集団疎開の決定を求める署名のお願い 」 6月24日に 福島地方裁判所郡山支部に、原発事故からの被ばくから守るため、子どもたちの集団疎開を求めて「ふくしま集団疎開仮処分」を提起。7月5日に債権者に対する最初の審尋の予定で、債権者(申立人)となっている人たちだけでなく賛同人がたくさんいることを示すために署名を呼びかけている。署名は全国に住んでいる人が可能で未成年でもかまわないとのこと。

11.06.29 ★ KTN(動画ニュース) 6.27「 玄海原発再開について鷹島で住民集会」 玄海原発から最も近くて8kmの距離にある松浦市鷹島で、きのう住民集会があり、住民が納得しないままでは原発の再稼動は許されないと決議しました。  集会は、福島県での原発事故を受け、玄海原発とこれからのエネルギー政策を考えようと開かれたもので、松浦市鷹島の住民およそ100人が集まりました。鷹島は、玄海原発から半径10km圏内にありますが、現在の法律では原発の運用に関わる権利を認められていません。このため参加者からは、十分な情報が提供されないことへの不満や、原発への不安の声が出されました。住民は「結論から言えば、原発には反対です」「脱原子力を松浦から発信すべき」集会では最後に、国や九州電力などに対し、定期検査で一部が休止している玄海原発の運転再開について鷹島の住民にも十分説明して欲しいなどとする決議を採択しました。
(関連)毎日.jp 6.30「「玄海町の同意で再開認められぬ」 周辺自治体は反発」 会談に同席しながら慎重姿勢を崩さなかったのが、同町に隣接する唐津市の坂井俊之市長だ。市長は「まだ自分自身としては不安を払拭できない。不安のある部分は町長に伝える。町長もそれを加味して判断してもらえると思う」と岸本町長にくぎを刺した。‥福島第1原発の事故では、汚染水処理のトラブルが続き、一部は太平洋に流された。「海に境はない」と話す新松浦漁業協同組合の川上茂男組合長は「もはや立地自治体の問題だけではない。国に説明してもらい、こちらが納得できるまで運転再開に徹底して反対していく」と憤りを示した。友広郁洋市長は「佐賀県、玄海町への説明と同じ程度の説明を、周辺自治体として改めて国に求めたい」と語った。

11.06.29 ★ Blog vs. Media 時評 6.26「国も福島原発事故で賠償し無責任姿勢を正せ」 福島第一原発事故は未だに収束が出来ていない上に、政府が作った損害賠償の仕組みはおかしく、エネルギー政策の見直しも進みません。事故の責任は事業者・東電だけにあるのではなく、全電源喪失の軽視などを安全審査で通した政府にも等しい責任があります。この間、ずっと動きを見ていて国の賠償責任が消えている点が、政治家と官僚、マスメディアが勘違いをする根源になっています。国も賠償に加わって無責任姿勢を正すべきなのです。 ‥事故の収束でも国は金を出さないと思っているから「東電が」「東電が」で事業者任せにし、すべて後手に回る過ちを続けました。‥定検あけ原発の再稼働難航問題も、根底は欠陥がある安全審査指針を放置したまま、安全対策の付け焼き刃的な追加で誤魔化そうとしているからです。国の賠償を現実化することで官僚に痛みと責任を実感させるのが、早期の事故収束、破綻したエネルギー政策の合理的再建の近道です。その方向付けこそ民主党が掲げる「政治主導」の出番でしょう。

11.06.29 ★ アメリカ経済ニュースBlog 6.29「山火事に襲われる米核兵器開発研究所施設」 ネブラスカ州では洪水が原発を襲いましたが、南西部のニューメキシコ州では大規模な山火事が発生。その山火事がアメリカの米核兵器開発施設であるロスアモス国立研究所に迫り、敷地の一部が焼けたため閉鎖に追い込まれました。このロスアモス研究所ではプルトニウムが含まれた核廃棄物のドラム缶が2万個あるという。それらドラム缶は地上のテント内に保管されているとされ、火事が核廃棄物まで拡がらないか懸念されています。同研究所は、核廃棄物の保管場所は火災現場より「安全な距離」にある。また、「放射性物質や危険な物質は漏れ出してない」ということで安全だそうです。 *この“安全”の言葉は日本政府が発するものと同様、信用できそうにありません。

11.06.29 ★ msn産経 6.27「「脱原発」に一定評価、首相の解散戦略の環境整う?」 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、原子力発電の依存度を減らすという菅直人首相の「脱原発」方針に対して評価する声が7割近くに上った。東京電力福島第1原発事故は発生から3カ月以上が経過しても収束の見通しは立たず、自民党支持層も含め「脱原発」感情の広がりを反映した格好だ。‥菅首相の「脱原発」方針について、民主党支持層は77・2%が「評価する」と答え、無党派層も70・3%が賛意を示した。これまで原発を推進してきた自民党支持層でさえも58・9%が菅首相の「脱原発」方針を評価しており、「原発は今後一切推進しない」との活動方針を決めた自民党福島県連のように、自民党内で反執行部の動きに発展する可能性も出てきている。一方、菅首相が原発を使い続ける方針も示していることに対しては60・7%が「評価しない」と回答。稼働停止中の原発を「安全だ」として再稼働を求めたことについても59・6%が評価しておらず、原発に対する国民の不信感は相当根強いことが裏付けられた。 *世論調査はどこが調べたかによっても数字が変わるものです。産経はもともと保守右翼系ですが、それが調べた結果でこういう数字が出ているのはおもしろいことです。

11.06.29 ★ 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜 6.29「「汚染水浄化システム」トラブルの中、既に”最悪の事態”が進展中??」 福島第1原発事故の「汚染水浄化システム」のトラブルは、東電による完全なる「判断ミス」であり、究極の”人災”である。無理矢理にキュリオン社・アレバ社製の装置を導入して、案の定、”ポンコツぶり”を発揮している訳だが、早い話、アメリカ・フランスにいいようにカモられたのである。‥東電が継ぎ接ぎだらけで”パッチワーク”の如き汚染水処理システムのトラブルで右往左往している間に、満杯状態にあった高濃度汚染水がジャンジャカと漏れ始めているのではなかろうか?

11.06.29 ★ 楽天 Social News 6.29「東電株主総会、「脱原発」反対は金融機関」 「東京電力の株を保有する福島・南相馬市の桜井勝延市長は「今、南相馬市が被ってしまった原発災害を考えたときに、原発とは同居できない」と、脱原発に賛成する考えを示した。しかし、結局、この議案は金融機関など大株主の反対で否決された。」 とのことです。 委任状が有効議決数の82%あることを計算に入れれば、89%の反対は7%の反対で、賛成の8%と拮抗します。さらに、反対票の大部分が大株主、賛成票の大部分が小株主であることを考えれば、その場にいた人数だけなら賛成が圧倒的多数だったのは明らかですね。この記事は、脱原発反対の票を投じたのは「金融機関などの大株主」と断じています。 配当はおろか存続も危うい企業の状況を考えたら、株主利益のために脱原発というのはある意味筋が通っていそうです。それに反対するということは、金融機関には独自の利益に対する考えがあるのでしょう。脱原発によって金融機関が被る不利益は何かとか、そういう視点から見ていく必要がありそうです。 出席者の人数という点では圧倒的に経営陣に逆風が吹いていたのは、この辺りからも確認できますね。
(関連)ゲンダイネット 6.29「 出席した株主たちの怨嗟の声 「脱原発」否決に使った姑息な手段」 原発事故の責任をめぐり、怒号や罵声が飛び交う大荒れムードとなった東電の株主総会。来場した株主は9309人。6時間を超えるロングラン総会は、結局、会社側の提案がすべて可決されるドッチラケに終わった。そりゃそうだ。東電のやり方があまりに姑息で、デタラメだったからだ。 注目されていた「原発撤退」を求める株主提案の採決について、ほとんどのメディアは「反対多数により否決された」、反対票は89%としか報じていない。だが、実態は違う。株主の挙手で賛否をはかったところ、撤退賛成に手を挙げた方が多かったくらいなのだ。議長を務めた勝俣恒久会長も、「えーっと」と困惑していた。それなのに、なぜ否決されたのかというと、東電側が「大株主の委任状」で強行突破したからだ。「本日の総会では事前に2人の株主から委任状をもらっている。その議決権の数は、会場に出席の株主の議決権の過半数を大きく上回っている。委任状を行使する代理人の挙手により可決、否決が決する」(勝俣会長) だったら、最初から採決の意味なんてなかったのだが、とにかくこの総会、こんなデタラメのオンパレードだった。

11.06.29 ★ @egg_rice 卵かけごはん のTwitter 6.27「 正直、予想を遥かに超えるクズっぷりですわね  放水車より映像効果、一転ヘリ放水に/東電文書 #r_socialnews socialnews.rakuten.co.jp/link/%E6%94%BE…ついっぷるフォト(東京新聞記事)

11.06.29 ★ NEWSポストセブン 6.28「官僚のいいなり「ポチ記者」誕生の背景を中日新聞副主幹解説」 大震災と原発事故は、ジャーナリズムのおかしさも露わにした。政府の誤った事故情報をタレ流し、菅政権の情報操作に加担までする。既存メディア全体が、「原発記者クラブ」と化したのだ。そうした中で、ツイッターで「新聞のあり方」に疑問を呈す東京新聞・中日新聞論説副主幹・長谷川幸洋氏とジャーナリスト・上杉隆氏が対談。政治家や官僚に餌付けされた「ポチ記者」はいかに生まれるか、そのメカニズムを明らかにする。

11.06.29 ★ G.R.A. NEWS Style 6.28「アメリカ原発 「フォート・キャリフーン原発」避難準備開始!! | とうきょうおーけー」 付近の住民の避難が始まったそうです。しかし、やはり情報の隠ぺいはどうやら行われているようで、既に放射能が漏れている可能性もありますね。このような記事を読むと、被害に遭うのは常に一般住民であり、情報はコントロールされるものという事が解ります。自分たちの身は自分たちで守る。が、これからの上司気になりそうですね。少なくとも、個人がバラバラでこれを行うより、情報を共有し連携して助け合う事が大切になって来ると思います。   ミズーリ川の増水により水没状態の、米・ネブラスカ州にある 「フォート・キャリフーン原発 周辺住民の避難準備が始まったそうです。地元赤十字社は1万人の避難に備え、バス60台を確保。同原発からすでに放射性物質が漏れているとの見方も。
(関連)YOUTUBE「洪水で水没のフォートカルフーン原発が電力供給停止 / ロスアラモス 」 ABCニュース 4月から原発を停止しているので問題はないと言うけれど、福島第4原発のように、定期点検中の原発でも電源喪失が起こると大事故が起きます。

11.06.29 ★ 神戸新聞 5.24「 「子どもには年1ミリシーベルト適用を」山内神戸大教授」 福島第1原発事故で放射線が検出された福島県内の小中学校について、‥「子どもには年1ミリシーベルトを適用すべき」と4度にわたって国に申し入れている神戸大大学院海事科学研究科の山内知也教授(放射線計測学)に聞いた。‥旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の影響を調べるため、スウェーデンの学者が同国北部の大規模な疫学調査をした。  114万人を対象にした8年にわたる調査で、セシウム137の土壌汚染とがん発症率の間に関連がうかがえた。1平方メートル当たり100キロベクレルの汚染地帯では、がんの発症率が11%も高かった。  国が5月6日に発表した福島県の汚染マップでは、1平方メートル当たり3000〜1万4700キロベクレルの汚染地帯が帯状に広がり、原発から60〜80キロ圏でもスウェーデン北部を上回る高濃度の汚染が確認できる。現行の避難計画が適切だとは思えない。あらためて基準や計画の見直しを求めたい。

11.06.29 ★ YAHOOニュース 6.29「平松市長の関電総会出席に橋下知事がツイート 」  関電の株主総会に平松邦夫・大阪市長が出席したことについて、橋下徹・大阪府知事は29日朝、簡易投稿サイト「ツイッター」に、「株主提案もせずに総会で意見を述べるだけって……そんなの何の意味もありませんが。平松市長は脱原発を宣言された。反原発の株主提案に反対するにしても、自らの脱原発の提案は株主提案すべき」と書き込み、対応に異論を唱えた。また、自治体主導による原発統制のあり方については「行政は民間企業に介入するのはご法度。しかし、住民の安心・安全に関わる場合には当然介入する」との考え方を示した。 *もし自分が大阪市民だったら、次の選挙では平松氏ではなく橋下氏の方に入れます。口先でいくら脱原発を唱えても電力会社にはブタに念仏!で通用しません。

11.06.29 ★ やっと名前のない新聞7月号を印刷屋さんに入れました。出来上がってくるのは1週間後あたりです。目次などがのっている表紙と裏表紙のページを見られるようにしました。表紙絵は漫画家の小池桂一さんに原発のイメージで描いてもらいました。また裏表紙には脱原発デモの写真をバックに、愛媛県議会あてに伊方原発のことで請願書を出した鷲野天音くんの文章を載せました。

11.06.29 ★ DAILYMOTION「20110629 イチからわかる“内部被ばく”」 今朝のTV番組「あさイチ」の特集で内部被ばく問題を様々な角度から1時間以上にわたって取り上げている。(そのため2つに分けてアップ)内部被ばくを計るホールボディカウンター、放射線が見える霧箱、セシウムを体外に排出するリンゴペクチン、被ばく量を減らす調理法などなど。ゲストに安斎育郎さん、齋藤紀さん。
(関連)どこへ行く、日本。(政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される) 6.29「 イチからわかる“内部被ばく”」 ‥で、内容が紹介されています。

11.06.29 ★ 福島原発事故後の医師、医療関係者たちの被ばく警告と避難発言まとめ 6.29 広島出身の被爆医師、肥田舜太郎さんをはじめ多数の医師の証言や医師会の声明、全米5万人の医療関係者からなる、PSR(社会的責任を果たすための医師団)の声明などをまとめています。

11.06.29 ★ 現代ビジネス 6.28「 原子力村の「不都合な真実」 原発大手企業と霞が関 ズブズブの証拠を入手 安全なんか、知ったことか」 原子炉メーカー、プラント企業、ゼネコン……。膨大な数の原発企業の社員が霞が関で働いていた。勤務先は原発推進部署から規制部署にまで及ぶ。原子力村の馴れ合いは、想像以上に深く広かった。‥「官民癒着」が疑われるズブズブの関係。公にならないように法律の特例を利用して採用した上、受け入れ先は原子力行政の「中枢」と言われる原子力委員会や文部科学省の研究開発局など「原発関連部署」ばかり。原発の規制機関である原子力安全委員会(原全委)で働く東電社員もおり、規制される側と規制する側が机を並べる異常な姿が常態化していた。 ただ、原発企業と霞が関との関係はそれだけにとどまらない。今回、新たな内部リストを入手すると、東電以外にも原発大手企業社員が多数「公務員」として働いていることがわかった。  原子力委員会、原全委、文部科学省の原子力開発部門にはもちろん、原発の安全の「お目付け役」である経済産業省の原子力安全・保安院(保安院)にも採用されている。‥今回の資料を入手した吉井英勝・共産党議員が指摘する。‥3・11以降に東電の子会社の社員2人が保安院に再就職していることが見逃せない。東電は賠償資金を捻出するために子会社・関連会社を含めたリストラが必至だが、その社員を官庁が拾ってあげているのだ。ちなみに文科省の原発推進部署にも、3・11以降に三菱重工の社員が出向している。  福島第一原発事故の原因を徹底的に追及し、安全体制の不備がどこにあったのかを検証するべき今も、原発企業と霞が関は相変わらずズブズブの関係を続けている。こうした原子力村の「不都合な真実」を前にし、「原発は安全」などと言う彼らの言葉を信じる国民は、もういないはずだ。

11.06.29 ★ 自由報道協会 6.28「 北海道の老人、たった一人で東電に「原発運転・差し止め訴訟」」 たった一人のおじいちゃんが政府をも支配下に置く巨大企業相手に闘いを始めた。北海道北広島市で小売業を営む前川宗廣さん(62歳)が東京電力を相手取り原子力発電所の運転差し止めを求める訴訟を起こしたのである。27日、東京地裁で第一回口頭弁論が行われた。‥第1回目の口頭弁論で前川さんは意見陳述をした。「事故発生前まで私は原発容認派でした。ところが事故発生後、情報は二転三転し避難指示は後手に回った。福島の人々の恐怖、不安、絶望を思うとこの先どうして生きてゆくのか。日本国民として等しく苦痛を覚える …(中略)…東京電力には情報の開示を求める」。 口頭弁論の後、記者会見した前川さんは次のように語った― 「裁判を続けてゆけば東電の悪いところが出てくる。国民の間に広がりも出てくる。裁判を続けることが大事」。 東電側の代理人(弁護士)は「北海道に住む前川氏は原告適格を欠く」と回答してきた、という。だが東京地裁は前川さんの訴えを受理した。国民の誰もが原発の運転差し止め訴訟を起こせる道が開かれたのである。

11.06.29 ★ videonews.com 6.25「正力松太郎はなぜ日本に原発を持ち込んだのか」 「原発の父」と呼ばれる正力松太郎は、独占的な通信網欲しさから原発を日本に持ち込み、田中角栄は利権目的で原発を利用した。こうして日本の原発は、その本来の目的とは乖離した、いわば不純な動機によって増殖を続け、そしていつしかそれは誰も止めることができないものとなっていたが。正力松太郎に詳しい早稲田大学の有馬哲夫教授がゲストとして解説。

11.06.29 ★ カレイドスコープ 6.28「原発学者のメルトダウン」 「大人は放射能に汚染された食べ物を食べるべきだ」という小出裕章氏の発言は何度か聞いて違和感を感じていましたが、それと武田邦彦氏の矛盾した発言について詳細に述べています。武田氏はもともとお笑いタレントという面があり、度重なる矛盾した発言も笑って聞けます。というか、役に立つ情報だけ聞いて、あとは聞き流せばいいと思います。(真に受けると頭が混乱しかねないと思います)小出氏の意見は,本人が本気で言ってると思われるだけに、どう受け取っていいか困っている人も多いのではないかと思います。武田氏とは違い、筋金入りの反・脱原発ということでは疑いなく、また彼の誠実さを疑う人もいないと思いますが、この食べ物の件と老年決死隊参加の件はまったく賛成できません。ただそれはあくまで彼個人の思いと行動というところで尊重したいと思います。どんな人であれ,この世に100%共感・理解できる人はいないはずで、いま脱原発の方向に日本が向かって進んでいけるかどうかという点で判断したいと思います。

11.06.29 ★ @xsjazz Akihiro HorikoshiのTwitter 6.28「9割賛成、更に3回決議後賛成多数でも否決?システムがわからないのですが、皆さん納得いったのでしょうか? RT @masaki_kito: 株主総会終了 僕の動議になんと9割の人が賛成!勝俣会長兼議長は動揺し3回決議とるが賛成多数。それでも否決」 *マスコミはなぜか東電株主総会の詳細を伝えてないようです。(今:29日深夜:のところ)
(参考)フランスねこのNews Watching6.28「 「怒号の中でー東京電力、株主総会で原子力発電の継続を決定、幹部8名も留任」ルモンド紙(6月28日)」 6月28日、東京電力の幹部達は福島原発事故をめぐり騒然となった株主総会で、株主の怒りに直面することとなった。 非難の叫び声、辞任要求、原子炉の停止要求―9000人以上という記録的な数の株主がつめかけた「ザ・プリンスパークタワー東京ホテル」はこの日、闘争の場と化した。 1986年に起きたチェルノブイリ大惨事以来の大事故となった福島原発事故は、2010年度だけでも東京電力に1兆2470億円の損失を引き起こした。同社の株は事故以来85%暴落し、ムーディーズやスタンダード&プアーズといった国際的な評価機関からも「投機的」と分類されている。 福島原発の周辺住民はこの日、総会が開かれたホテルの周辺で警官たちに囲まれながらデモを実施。 「事故は私たちの子どもたちから健康な人生を奪った。若者から福島での仕事を奪った。老人からはこれまで作り上げて来た財産を奪った。」 郡山市から参加したタキダ・ハルナは指摘する。 400名の株主は、東京電力に対し原子力発電をただちにやめるよう求める決議案を提案した。しかし大多数の株主はこれに反対。 何度も叫び声が飛び交った今回の総会では、東京電力の幹部が何度も謝罪を繰り返した。しかし、8名の幹部たちは報酬を受けないことに同意しつつも辞職には応じなかった。同社では今後、大規模な財政難に対応するために人員削減や所有財産の処分が予定されている。
(参考)田中龍作ジャーナル 6.28「東電株主総会 「また原発事故を起こす」と決めた日」 東電経営陣は口先では「皆様には大変なご迷惑をおかけしまして…」と言う。だが事故原因をひたすら津波のせいにする。今回の大事故の予兆となるトラブルや事故を隠し続けてきたことへの反省は微塵もない。会社を支えている株主にさえ情報開示をする姿勢がないことも今日の総会で明らかになった。 一縷の望みも空しく402人の株主が提案した「原子力発電事業からの撤退」は反対多数で否決された。 東電の体質は旧態依然のままである。住民や作業員への対応を見る限り安全対策は相変わらずお粗末だ。「また事故が起きるね」。前出の株主の言葉が重くのしかかる。

11.06.29 ★ 世に倦む日日 6.23「石原慎太郎の原発国有化論 - 「反・脱原発」のプロパガンダ」 懸念していた悪い予想が的中し、報ステの新特集「原発わたしはこう思う」は、原発推進派のプロパガンダの砦となった。テレ朝の報道姿勢が変わり、脱原発の世論を潰そうとする反動側の工作拠点に切り替わっている。‥第2回目に登場したのは、まさかと目を疑ったが、この国で最も過激で狂暴な原発擁護論を吐く石原慎太郎だった。‥石原慎太郎の主張も、寺島実郎と養老孟司と全く同じ論法で、マニュアルを暗記して読んでいるようである。情報工作の論点は三つ。(1)脱原発に対して、「イデオロギー」だの「原理主義」だののレッテルを貼って貶めること、(2)自らを「中立派」に偽装し、原発の現状維持が「中立派」だとする理屈で一般を説得すること、(3)新興国は原発ラッシュだと言い、世界の流れが原発推進にあるように見せかけ、日本も技術開発を持続する必要があると訴求すること。(1)はレッテル攻撃の悪質な印象操作であり、(2)はトリックによる観念操作であり、(3)はウォルフレンが言うところの「偽りのリアリティ」による騙しである。(1)-(3)をテレビで繰り返してシャワーすることで、ゲッベルスの教科書の効果が生まれ、「嘘も百回言えば真実になる」。今朝(6/23)のTBS「朝ズバ」に出た金井辰樹もこの論法を使い、「原発には中立の議論が必要だ」と言い、脱原発に対して急進で異端の表象を塗り被せていた。 *こんなふうに相手(原発推進側)のやり口をよく知っておく必要があります。

11.06.29 ★ 東京新聞 6.28「海水浴場ため息 茨城・大洗海の家3分の2に」 七月の本格シーズン直前の首都圏の海水浴場。東日本大震災の津波の記憶に加え、先が見えない福島第一原発事故の影響に不安を募らせている。「サーファーは二、三割減っている。例年二十件ほどある団体予約は一件しか入っていない」関東地方で最も早い二十四日に海開きした神奈川県逗子市。自らウインドサーフィンの店を経営する逗子海岸営業協同組合の真壁克昌理事長が、ため息をついた。「津波や放射能のことを考えると、企業などがレクリエーションの計画を立てられないのではないか」と推測する。来月一日に海開きする千葉県九十九里町。海の家を約五十年営んできた男性は、今年の出店を見合わせた。「余震で津波が来てもおかしくないと言われていたので、安全が確保できるかと考えた。でも、津波だけなら何とかなるが、お客さんは原発事故の放射能を怖がっているから…」 *よけいな被ばくを怖がるのは当然のことで、こういった業者は結束して東電に対し,補償を請求すべきです。そうすればみなで支えましょう。
(参考)DAILYMOTION「20110628 プール開き直前で 放射能基準なしで母親たち混乱」 昨日の「とくダネ!」より。放射能で不安の海開きとプール開き。都内23区の対応はばらばら。

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