東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

6.19

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11.06.19  中鬼と大鬼のふたりごと 6.6「『原子力が答えではない』要点翻訳(2) 鼻血・下痢・発疹は被曝症状、スリーマイルでも隠ぺいされたα線・β線核種、IAEAとWHOの癒着で世界はおかしくなった」  ヘレン・カルディコット医師『原子力が答えではない』(2006年出版)【Helen Caldicott, Nuclear Power Is Not The Answer】の要点和訳の第二弾です。事故の1週間後にカルディコット医師はペンシルバニアのハリスバーグ(スリーマイル原発から一番近い都市)に行き、避難してきた人達に講演をしたりや質問 を受けたりしていた。そこで、避難してきた人達がみせていた体調の状態は、チェルノブイリ事故10年後にプリペットという町の住民が訴えていた症状ととて もよく似ていた。これらの症状は、めまい、嘔吐、下痢、鼻血、口の中に金属の味、脱毛、皮膚の赤い発疹で、これは典型的な急性放射線障害の兆候である。 ※大鬼注:こうした症状がみられた方は病院に行きカルテに記録を保存しておくことをお勧めします。

11.06.19  ざまあみやがれい! 6.19「原子力安全委員会がIAEAからスルーされ続ける異常な状況、をわかりやすく」 原子力安全委員会が、福島原発事故への政府対応に関わらないことが続いている。asahi.com(朝日新聞社):原子力安全委、IAEA閣僚級会合に欠席 - 国際 これによると、「安全委」は、IAEAへの報告書に関わっていないばかりではなく、IAEA閣僚級会合に欠席する。これは恐ろしいことなのではないか、と筆者は想像している。‥ネット世論では、「安全委員会ちゃんと仕事しろ」という意見もちらほら見られるが、筆者は次のように想像している。●原子力安全委員会は、この原子力事故に関する対応から外された。IAEAの力によって。‥なぜか。原子力推進のためだ。規制組織が無視されて、進められる事故対応は、異常だ。

11.06.19  YOMIURI ONLINE 6.19「原発の再稼働要請、東海村長「話にならない」」 炉心溶融などの深刻な事故に備えた準備状況について、原子力安全・保安院は18日、日本原子力発電の東海第二発電所(茨城県東海村)など、各地の原発で適正に実施されているとする検査結果を公表した。ただ、これを受けて海江田経産相が原発の再稼働に理解を求めたことについて、立地自治体である東海村の村上達也村長は「原発事故の収束も、原因究明もできていない。(再稼働の要請は)話にならない」と政府に対して苦言を呈した。村上村長が同日夕、読売新聞の取材に応じた。事故の収束の見通しが立たない状態で再稼働の議論が浮上したことに「産業の空洞化というレベルの話ではなく、地域住民の命がかかっている。事故の原因究明もできていない段階で、安全と言えるのか」と険しい表情で語った。また、「地震国の日本で原発を稼働するのであれば、小手先の対応ではなく、根本から安全対策を考え直す必要がある。政府や保安院、東電などへの不信感が高まっている状態で、『安全』というだけでは通用しない」と抜本的な安全対策が必要だと語った。  *佐賀・玄海町のように欲にかられてないまともな村長さんです。

11.06.19  YOMIURI ONLINE 6.18「ホットスポットなぜ出現…気象と地形の複合要因」 福島県伊達市や南相馬市などで、局地的に高い放射線量が測定される「ホットスポット」が現れた理由について、日本原子力研究開発機構の永井晴康グループリーダーは「風向きや降雨量など気象的条件と、山の存在など地形的条件が重なった」と指摘する。福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後、北西方向に放射性物質の雲が広がっていたと見られ、「雲の通過と降雨が重なり、高線量の地域ができた」と話す。微粒子の大気拡散に詳しい群馬大の早川由紀夫教授(火山学)は4月上旬、民間による測定や国の公表データをまとめ、同原発から半径約300キロ・ メートルの汚染地図を作成した。茨城県南部から千葉県、埼玉県、東京都の一部にかけ、周囲より放射線量の高い帯状の地帯が現れた。「一帯は海側から吹く風と、山から下りてくる風が関東平野上でぶつかり、雲を形成して雨を降らせる場所。都の水道水から放射性物質が検出されたのも、これで説明できる」と、早川教授はみる。 *この地図はこれまで公表されていた福島県中心のものより広い範囲をカバーしており、首都圏のホットスポットの位置もわかりやすくなっているので要注目です。

11.06.19  中国新聞 6.19「石原氏「上関は10年間無理」」 自民党の石原伸晃幹事長は18日、宇部市のホテルで講演し、中国電力の山口県上関町への原発建設計画について、「10年以内にはできないと思う」との見解を示した。石原氏は「客観的な情勢から、新しい原発の建設はなかなか(国民の)賛同を得られない」と指摘。2012年6月の本体着工、18年3月の運転開始を予定する上関原発計画の大幅な先送りは必至との見方を示した。 *脱原発ヒステリー発言をした原発推進側の人間の見方として注目されますが、一方であきらめていないという意思表示でもあります。

11.06.19  NHKニュース 6.19「首相 安全確認の原発は再開を」 菅総理大臣は、インターネットを通じて、自然エネルギーについて国民と意見を交わし、原子力発電所の運転再開に関連して、「安全性が確認された原発は稼動していく」と述べ、国として、地元の自治体に対して原発の運転再開を求める考えを示しました。 *これで菅首相にあらぬ期待や幻想を抱く人はいなくなったでしょう。さっさとやめてください。

11.06.19  Monipoblog 6.19 「福島・浪江町など3町村で先行調査。内部被ばく検査も。山下・長崎大教授「県民を守るという事でスタートラインに立った」ですって。」 福島県民の健康調査が始まった。内部被ばくの検査も行うという事です。誰が検査するかが重要なのですが、この健康調査検討委座長が「山下俊一長崎大教授」なのです。 *米軍ABCCの広島・長崎被爆者調査、そしてその流れをくむ放射線影響研究所のチェルノブイリ調査につづく県民をモルモットにする調査です。ボイコットしよう!

11.06.19  「福島第一原発周辺の風向きマップ(Google Mapsタイリング版)」 というページを見つけました。風向・風速がわかって実用的ぽいです。福島だけでなく全国の状況がわかります。

11.06.19  cazmanのTwitter #genpatsu 2003年春、東電原発は全て停止したが何ら問題はなかった。その理由に火力発電所が健在だったこと http://bit.ly/m3X44X を挙げるブログがあったので、地震で被害があった火発の状況を調べてみたら、広野以外は復旧していることが分かった。*()内は稼働日。大井火力2号機 (3/17)、東扇島火力1号機(3/24)、鹿島火力2、3、5、6号機(4/7、4/6、4/8、4/20)、常陸那珂火力2号機(5/15)、広野 火力2、4号機(8月末までに復旧の予定。5号機は6/15稼動済み)

11.06.19  msn産経 6.19「脱原発のスイス当局が福島事故を厳しく指摘「想定外の事態ではない」」 2034年までに寿命を迎える原子力発電所の全廃を決めたスイスの原子力安全当局が福島第1原発事故について「想定外の事態は何一つ起きていない」と日本 の安全対策の不備を指摘する報告書をまとめていたことが19日、分かった。原発の安全強化策を協議する国際原子力機関(IAEA)閣僚級会合が20~24 日開かれるが、こうした加盟国の厳しい目が日本側の対応に改めて注がれそうだ。‥一方、日本を現地調査したIAEAの調査団は閣僚級会合で調査報告書を発表するが、IAEA派遣団の一員として2007年の新潟・中越沖地震で自動停止し た柏崎刈羽原発の損傷を調査した英ブリストル大のウィリー・アスピナル教授は「IAEAが独自に調査して改善を求めるというより現場を視察して日本側から 調査結果の報告を受けただけ。それが日本政府の要請だった」とIAEAの調査能力の限界を指摘する。 *IAEAが原発推進機関であり日本政府となれ合ってることは国際的常識です。

11.06.19  @News_Hyper_News 火狐のTwitter 6.18「【放射能】静岡県知事が余りにも茶葉を出荷させようと安全をなおざりにして検査拒否や出荷自粛を工場単位で指定する理由は何だろうかと思ったら、川勝知事は財団法人世界緑茶協会の会長のようです。 bit.ly/mTZP5w」 *まあ東電、経産相、官僚,福島県知事など他の悪人共に比べるとかわいげがありますが、日本のお茶や農産物に対する国際的な信用を落とした責任は重いし(産業面で)、なにより国民の健康・安全よりお茶業界の利益を優先させる姿勢は許せません。

11.06.19  情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士 6.19「止めねばならぬ、戦争と原発〜橋本勝の政治漫画再生計画第254回」 【橋本勝さんのコメント】戦争は国家の行なう最大の国策事業 国民を総動員できる体制が必要になる しかし、それがどんなに悲惨な結果をもたらすかということを日本人は先の戦争で思い知らされてきた そして、現代文明に欠かせぬ電気を供給する原発も国策事業といえる だが、今回の福島第1原発事故は原発が大変なリスクをともなうものであることを再認識させてくれた 戦争も原発も始めたら簡単には止められない非常にやっかいなしろもの 権力は必死になって進めようとする でも市民の力でこれを止めることができることを証明してやろう。【ヤメ蚊】自然エネルギーでは原発の代替は無理だなんていう評論家も多いが、核廃棄物の最終的な処理方法すら決まっていない原発は無理以前の未完成発電、欠陥発電じゃないか!

11.06.19  msn産経 6.19「関電は多くの社員を動員…原発停止に揺れた福井・美浜町のマラソン大会」 5月15日、福井県美浜町であるマラソン大会が開催された。「若狭湾の風光明媚な景色を見ながら走ろう!」がキャッチフレーズの美浜マラソンだ。主催は美浜町。協力は関西電力。‥スタート地点から約500メートル離れた場所に、東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で現在、1号機と3号機の運転再開のめどが立たない関電の美浜原発がある。‥今年の参加者は4365人で、過去10年で最多となった。同大会に協力する関電グループからの参加者が例年以上に多かったからだ。その数は明らかにされていないが、「関電関連だけで数百人はいるのではないか」(関係者)という。なかには数台のバスをチャーターして会場に乗り込んだ営業所もあった。マラソン参加者だけではない。大会運営ボランティアとして美浜発電所や関電の協力会社などからも社員が参加。 *電力会社も原発の存続に必死になっています。それ以上の必死さがないと原発を止められないでしょう。

11.06.19  @masaki_kito 弁護士 紀藤正樹 Masaki kitoのTwitter 6.19「23日は要注意。国はリスクも発表すべき。最大リスクは福島以上!住民も国民も知る権利がある⇒sankei.jp.msn.com/region/news/11…日本原子力研究開発機構は高速増殖炉もんじゅで原子炉容器内に落下した燃料交換用の炉内中継装置本体を23日にも引き抜く方針 3・3トン 」
(関連)msn産経 6.18「 もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井」

11.06.19  @ozyszm zumiのTwitter 6.19「えっ?…そんなん何時あったの? RT @aya_neco ダイエーのお客様の声。「国産 豚肉」などの表記から「○○県産 豚肉」にしてくれないか、に対して「農水省から地方毎の産地表示を自粛するようにとの通達が有りました」」

11.06.19  東京新聞 6.19「 原子炉建屋の扉19日夜に開放 2号機、湿気対策で」 東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉建屋内にこもった湿気を低減するため、同日午後8時ごろから扉を開放すると発表した。換気により放射性物質が外部に出る可能性があるが、東電は「環境への影響はない」と判断した。  扉の開放により空気が急に流れると、建屋内の放射性物質を含んだちりが舞い上がる恐れがあるため、20日午前4時ごろまで約8時間かけて扉を徐々に開いていく。 *これもベントと同様、周辺の放射線量が急上昇しないのか心配されます。風向きにも注意する必要がありますが、ドイツ気象庁の予報によると、19〜21日にかけては福島・宮城・新潟・山形・岩手方面に風が吹くようです。
(関連)msn産経 6.19「福島2号機建屋の二重扉を開放 推計放出量は18億ベクレル」

11.06.19  @snon1971 ささきのりこのTwitter 6.7「聞いてしまった。福島県民の調査最優先医師の本音。広島の県内ニュースで赤十字・原発病院の土肥医師の発言「今は原爆の一回の大量被爆のデータから、長期の低線量被曝の影響を推測している状態。長期低線量被曝のデータはチェルノブイリでもとっていない。今回がデータをとれる最後の機会。」」  *山下某が福島県民に移動しないようにと言ってたのも同様で、 被ばくした住民をモルモットとして調査し,自分の学術的業績にしたいが為だと思われます。ナチスや731部隊の人体実験を思い起こさせます。赤十字・原発病院というのは多分、赤十字・原爆病院のまちがいだと思われます。土肥医師とはその病院長のこと? 中国新聞記事では悪名高い放影研との関係も示唆されている。毎日.jp 5.20広島版の記事がTwitterの内容に近いようです。

11.06.19  プロテストソング・トピカルソングの傑作集「原発ジプシー by 加藤登紀子」 歌手の加藤登紀子さんが1997年に発表したアルバム「TOKIKO CRY 美しい昔」に収録された曲「原発ジプシー(闇の中で)」が発売当時、放送禁止扱いされていたようだ。“見えない光 体に受けて 赤いブザーの鳴り響くまで 闇の世界で仮面を着けて 旅するサイレンス さまようサイレンス”(元々は「サイレンス」の部分は「ジプシー」だった。また、タイトルも、ジプシーが差別用語ということで「闇の中で」に改題されたそうだ。) YOUTUBE(音声のみ)

11.06.19  NAVERまとめ 6.19「2011年6月18日21時ごろからの福島第一原発での大量白煙噴出まとめ」 「(6.19 0:33)6月14日0時頃の白煙大量噴出の約2時間後に、茨城県では放射線量の急激な上昇が確認されました。大量白煙噴出が放射線量の増加の原因である可能性は十分に考えられます。そのため今回も同様の放射線量の増加、及び放射性物質の飛散が想定されます。」「(2:06)6月19日午前1時ごろの風向きでは関東地方へも今回の白煙の影響が出るおそれがあります。そのため関東圏の方は外出を控えるか、マスクで防護するなどして、極力外気を吸い込まない様にすることがいつも以上に大切です。」 *東電も政府もなにも発表しません。マスメディアは何をしてるんでしょう。

11.06.19  asahi.com 6.16「 「将来の脱原発」2人 「削減」9人 知事アンケート」 朝日新聞社は47都道府県の知事に原発のあり方や今後のエネルギー施策についてアンケートした。11人の知事が将来的に原発を「やめる」または「減らす」と回答する一方、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、「増やす」と答えた知事はゼロだった。「どれでもない」もしくは無回答で態度を明示しなかったのは計31人だった。‥ 原発のあり方について「やめる」としたのは、山形、滋賀県。原発のある福島、福井県といずれも接している。吉村美栄子・山形県知事は「想定を超えた危険性が内在する限り、将来的にはやめるべきだ」、嘉田由紀子・滋賀県知事は「原発から再生可能な自然エネルギーへのかじを切るような、孫子のために歴史的な判断を国や電力会社に求めていきたい」と、脱原発を明確に表明した。  *まだはっきり態度を表明せず様子見をしている知事が多いようですが、もともと産業界や既成政党の支援をうけて知事になった人が多いことを考えると、それにも関わらずやめるとか減らすと答えた知事が全体の1/4近く出ていることは評価できます。

11.06.19  佐賀新聞 6.18「 古川知事、玄海原発再稼働に前向き 国説明に一定理解」 玄海原発2、3号機の再稼働問題に絡み、古川康佐賀県知事は17日の県議会一般質問で、再稼働判断の3条件に挙げた福島第1原発事故の地震の影響と同原発で使用したMOX燃料の環境影響がなかったとする国の説明に一定の理解を示した。県庁内で分析した結果、二つの条件はほぼクリアしたと判断、これまでの慎重な態度から初めて再稼働に前向きな姿勢を見せた。 ただ、条件の一つとした浜岡原発(静岡県)の停止理由には「このままでは理解できない」として経産相による説明を受け、安全確保の責務に対する国の姿勢を確認すると表明。さらに「県民の疑問に答える説明の機会を設けるよう申し入れたい」と述べ、同日経産省に要請した。  *県民の安全・健康よりも産業界の利益が心配な人は、なにか口実さえあれば再稼働したがります。

11.06.19  中国新聞 6.19「 原発廃炉推進が82% 全国世論調査、3人に2人新増設反対」 日本世論調査会が今月11、12日に実施した全国世論調査によると、国内に現在54基ある原発について「直ちにすべて廃炉にする」「定期検査に入ったものから廃炉にする」「電力需給に応じて廃炉を進める」とした人が合わせて82%に上り、「現状維持」の14%を大きく上回った。回答からは、福島第1原発事故が収束せず、その後の対応をめぐる政府、東京電力の不手際が指摘される中、国が推進してきた原発政策への不信感の強さが浮き彫りになった。 事故前後での原発に対する不安について聞いたところ、事故前に「大いに不安を感じていた」「ある程度感じていた」は計43%だったのに対し、事故後は計94%と倍増。今回の事故が与えた心理的変化の大きさを裏付けている。 政府がエネルギー基本計画で掲げていた「2030年までに原発14基以上を新増設する」との方針については、67%が「新設、増設するべきではない」と回答。「14基より減らすべきだ」は22%で、「方針通り進めるべきだ」は6%だった。

11.06.19  自然エネルギーに関する 「総理・国民オープン対話」 12日にひきつづき、本日pm2〜4に官邸で開かれます。12日のものなど過去の映像は政府インターネットテレビから見られるそうです。

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