東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

5.14

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.05.14 ★ YOUTUBEのアカウントにアクセスできるようになったので、自分でビデオ等を撮ったもの以外は削除することにしました。

11.05.14 ★ Yahooニュース 5.14「原発、安全性高め継続…サミットで菅首相表明へ」 政府は14日、仏ドービルで26、27日に開かれる主要8か国(G8)首脳会議(サミット)で菅首相が表明する「日本の原子力・エネルギー政策に関する将来構想」の骨格を固めた。原子力発電について、安全性を高めた上での利用継続方針を打ち出すとともに、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーの利用拡大を表明する。世界の関心が日本の原発の安全性とエネルギー政策に集まっていることから、首相はG8サミット冒頭でこの方針を表明したい考えだ。‥原子力発電については、「継続的な使用」を明確に打ち出す。今後、各国による資源獲得競争の激化が予想されるため、G8の中で原発推進の立場の米、仏両国と連携し、過度な“脱原発"の流れとは一線を画す立場を鮮明に打ち出す考えだ。 *前からですが支離滅裂です。これ以上恥をかかないよう、また何よりも国民のために、早く引退した方が身のためだと思います。

11.05.14 ★ 毎日.jp 5.11「福島第1原発:1号機で最高の2000ミリシーベルト計測」 東京電力は14日、福島第1原発1号機の原子炉建屋1階で、毎時2000ミリシーベルトの放射線量を計測したと明らかにした。作業員の被ばく線量の上限(250ミリシーベルト)を約8分で超える値で、事故後に計測された空間線量の中で最も高い。溶融した燃料がたまっているとみられる圧力容器底部と直結した配管から放射性物質が漏えいしている可能性もあるという。‥東電は高い線量の要因について「圧力容器の底部に燃料が落下している影響で配管が傷み、それを通じて周辺に出ているのではないか」と説明。また、東電は14日、同1号機の原子炉建屋地下1階で、推計で3000立方メートル程度の汚染されたと思われる水が見つかったと発表した。1号機では冷却水が大量に行方不明になっていたが、所在が分かったのは初めて。 *これでは誰も近づけなくなり=修復不可能になり、時間がたてば次々と爆発‥という最悪のシナリオに近づいているような気がします。

11.05.14 ★ 毎日.jp 5.11「日中韓首脳会談:「福島で開会式」両国に打診 中国は難色」 菅直人首相が今月21、22日に東京で開かれる日中韓首脳会談の開会式を福島市内で行う案を中韓両政府に打診したことが分かった。東京電力福島第1原発事故による風評被害を和らげる狙いがあるが、中国側は「原発事故は収拾しておらず、温家宝首相にそこまでのリスクは負わせられない」と難色を示しており、実現の見通しは立っていない。政府関係者は「事務レベルで打診したが、返事はない」と語った。政府は、温首相と韓国の李明博大統領に仙台空港経由で福島市内に入ってもらい、福島県庁などで開会式を実施後、東京に戻って会談する日程を想定。菅首相の発案だが、中国外交筋は「外交常識では考えられない」との不満を漏らした。 *まったく非常識にもほどがあります。官邸はじめ政府が福島にあって、そこでふだん生活してるわけでもないのにねえ。子ども達をスケープゴートにするだけでは足りずに、外国首脳まで巻き込もうとするようでは、まったく相手にされなくなるでしょう。非常識というより狂っているといった方があたっているかも。

11.05.14 ★ 【DVD】阪南中央病院副院長の村田三郎医師は長崎の原爆被爆、岩佐嘉寿幸さんなどの原発被曝、JCO事故についても追っかけておられるお医者さんです。その村田さんへのインタビューで、国が原爆症と認定している基準も超え、原発被曝で労災に認定されている放射線量も超えているのに、国自身の政策(被害者・市民が勝ち取ってきた)を無視し、福島の人々に被曝を強要していること。放射線管理区域のような場所に、飲んでも食べても普通の生活をしてはならない場所に、フィルムバッチを1人1人つけ放射線管理手帳をつけなければならない場所に住まわせていること。などなど、医師の視点、何十年も被ばく者に寄り添ってきたものとして、話されているDVDができたそうです。問い合わせは森の映画社★札幌編集室
(関連)【福島の子どもを守れキャンペーン上映ツアー】 上の映像のほか、小出裕章さんへの5.11のインタビュー「福島原発で何が起こっているのか その3」−福島の子どもたちへ−、今中哲二さんへのインタビュー「チェルノブイリと福島」の3本を福島県各地で上映するツアーがあります。5.20:会津若松市、5.21:福島市、5.22:二本松市、5.23:郡山市、5.24:会津坂下町、5.25:福島大学、5.26:いわき市 詳細は→森の映画社・札幌編集室 

11.05.14 ★ BS世界のドキュメンタリー「シリーズ放射性廃棄物はどこへ」が16日(月)夜中から3夜連続で放映されます。BS1 am0:00〜0:50 16日夜中(17日)「終わらない悪夢(前編)」 17日「終わらない悪夢(後編)」18日「地下深く 永遠に〜核廃棄物 10万年の危険」 

11.05.14 ★ 青森県六カ所村にある「花とハーブの里」は、核燃に頼らない村づくりをめざして毎年春にチューリップ祭りを開いてきた。今年も60種、6万本のチューリップが楽しめるとのこと。しかしこの祭りも今年で最後となる予定で、しかも明日が最終日。明日はプロアマ入り乱れてのライブもあるそうなので、お近くの方はぜひどうぞ。

11.05.14 ★ FAIREWINDS ASSOCIATES 「Fukushima - One Step Forward and Four Steps Back as Each Unit Challenged by New Problems」 一歩前進しても新たな問題がそれぞれの原子炉に起きて四歩後退している福島原発という意味でしょうか。何度も福島原発について発言しているガンダーセン博士の最新動画です。
(関連)飯塚真紀子のTwitter「「3号機プールはひどい状態。激しい爆発が起きたことを示している。事故から60日経ち、なくなっているはずのヨウ素131が大量にある。これは3号機で”即発が和らげられた臨界”が起きた証拠」by アーニー・ガンダーセン氏最新ビデオ」

11.05.14 ★  GUARDIAN 5.13「Fukushima radiation fails to deter dairy farmers」 イギリスのTV局 が福島原発風下・浪江町の酪農農家に取材した番組が動画で見られます。 被曝の恐怖を感じながらも牛たちを置き去りにできない気持ちを話しています。

11.05.14 ★  低気温のエクスタシー 5.14「原発事故発生時に「食品の安全基準値」を上げるシナリオが存在」  食品の暫定基準値の値について、今回厚労省が独自に設定したと思われている方が多いように思われますが、値自体は原子力安全委員会の「原子力施設等の防災対策について」(H22.8)の「飲食物摂取制限に関する指標」 をそのまま採用しています。

11.05.14 ★  植草一秀の『知られざる真実』5.13「経営者・株主・債権者責任免責を東電救済策と呼ぶ」 国民負担で東電を救済する政府案が1日遅れで決定される。12日に決定できなかったのは、民主党から反対意見が表明され、意見を集約できなかったためだという。民主党から正論が示されて、政府案と対立したのかと思いきや、そうではなかったようだ。政府案の東電の負担が重いとの反対意見が出たのだそうだ。民主党は完全に腐敗してしまった。‥唯一の救いは、自民党の一部に正論を述べる議員が登場したことだ。‥マスゴミのなかで、正論を示し続けている数少ない存在が、日刊ゲンダイと中日新聞=東京新聞だが、中日の5月12日社説は、私の見解とほぼ同一である。‥東電の損害賠償責任額が東電の支払い能力を超えていれば、厳しいけれども東電は法的整理されなければならないのだ。それが、自由主義経済、資本主義経済のルールである。菅政権が提示している案では、経営者、株主、債権者、従業員の責任が大幅、あるいは全面的に免じられることになる。これらの関係者に対して責任を求めず、会社を存続させ、かつ、損害賠償を実行するということは、税金か電気料金かのいずれかのツールによって、国民に負担が転嫁されることになる。これは、小学生でもわかる足し算・引き算の問題である。東電のメインバンクは日本政策投資銀行である。東電救済案は東電に対する債権者である銀行が原案を作成したとされる。日本政策投資銀行、つまり財務省が作ったものなのだ。政官業癒着の象徴である東電救済案を官が作り、政が決める。そして業が利益を享受する。こんな悪代菅政治にさよならを告げたのが、2009年8月の政権交代ではなかったのか。こんな政官の決定に主権者が納得するわけがない。

11.05.14 ★  YOMIURI ONLINE 5.14「福島第一原発作業員が体調不良、病院で死亡」 東京電力は14日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所で機材運搬などに従事していた協力会社の男性作業員が同日朝、体調不良を訴え、福島県いわき市内の病院に搬送されたことを明らかにした。東電によると、作業員は60歳代で、同原発内の医務室に運ばれた際、意識はなかったという。男性作業員は午前9時半過ぎ、搬送先の病院で死亡が確認された。13日から同原発内で作業を行っていた。

11.05.14 ★  田中龍作ジャーナル 5.11「「東電情報隠し」の裏で進行する放射能汚染 〜その11〜」 国際社会の批判を浴びた東京電力の事故隠し(2002年発覚)で引責辞任した南直哉社長が、その後フジテレビの監査役に“天下り”している。ネットサーファーの間では周知の事実だが、国民の多くは知らない。電力会社の社長が民放テレビ局の役員として迎え入れられても違法ではない。2002年に発覚した東電のトラブル隠しは今回の事故の遠因と言っても差支えない。福島と柏崎刈羽の原子力発電所でシュラウド(炉心隔壁)と再循環系配管に「ひび割れ」があったにも関わらず、東京電力は原子力安全保安院に「異常なし」と報告したのである。‥悪質なトラブル隠しを行った東電を、政府は厳重注意だけに留めた。この時に当たり前にマスコミが批判していれば、東電の安全管理はこれほどまでズサンになっていなかったであろう。だが多額の広告費の前にマスコミ(特に民放テレビ)は真相を追及することもなかった。‥フジテレビが主催する「地球環境大賞」を東京電力は度々受賞してきた。多額の広告費を出してもらった見返りだ。南監査役の意向も反映されているのだろう。このカラクリを知らず「東京電力はエコでクリーン」と頭に刷り込まれてきた国民こそいい迷惑である。

11.05.14 ★  47NEWS 5.13「岩手の牧草、基準値超える 福島以北で初めて」 岩手県は13日、滝沢村で11日に採取した牧草から、農林水産省が定めた暫定基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。今年分の牧草は収穫されておらず、福島第1原発の事故後に収穫したものは乳牛や肥育牛に与えられていない。乳用牛が食べる牧草1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は300ベクレルで、滝沢村では359ベクレルを検出した。県によると、福島県以北で牧草の放射性物質が基準値を超えたのは、岩手県が初めて。

11.05.14 ★  時事ドットコム 5.13「福島原発事故「多くが人災」=原子力専門委員が指摘」 原子力委員会の青山繁晴専門委員は13日の参院予算委員会に参考人として出席し、東京電力福島第1原発事故について「津波の直撃を受けた段階では、原子炉建屋はまだしっかりとしていたが、その後の判断ミス、対応の遅れによって水素爆発が起き、放射性物質が漏えいした。全てではないが多くのものが人災だ」との見解を示した。青山氏は4月下旬に福島第1原発を視察し、吉田昌郎所長らから聞き取り調査を行った。菅直人首相が東日本大震災発生翌日の3月12日に原発を視察したことに関し、青山氏は格納容器から気体を放出するベントの指示の9分前に首相視察に関する指示が東電本社から現場にあったと説明。「(ベント)作業に加えて首相を迎える準備が必要だったことは間違いない」と述べた。

11.05.14 ★  暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜 5.12「1号機が『メルトダウン』 〜そして大手マスゴミが逃げ出し始めの気配〜」 あの古舘伊知郎の糞報道番組「報道ステーション」が、どういう風の吹き回しか、”反原発”的報道を展開し始めている。福島第1原発について、これまで”NGワード”かの如く避けられてきた「メルトダウン」なる表現を女子アナが声高らかに読み上げ、続いて東海村における使用済核燃料からのプルトニウム抽出をクローズアップ。更には”木偶の坊””問題児”たる高速増殖炉「もんじゅ」の批判的報道と続き、最後は”反原発”の急先鋒とも言える河野太郎議員のインタビュー映像を大々的に報道するという内容であった。また、NHKでも本日の「ニュースウォッチ9」にて、オーストリアとデンマークにてバイオマスや風力発電などの再生可能エネルギーの導入を実に好意的に報道すると共に、BS放送では、事故後25年が経ったチェルノブイリにおける汚染の実態についての特集番組を3夜連続で放映したところである。どうやら原発を取り巻く環境について、”風向き”が変わって来たのやも知れない。

11.05.14 ★  「東日本大震災における警戒区域内に残る動物を救助救援する為に 嘆願メール」 政府は警戒区域を設定し、そこにいる全てのペットや家畜を殺処分すると発表しましたが、それを撤回するよう求める要請メールを出すことを呼びかけています。

11.05.14 ★  GREENPEACE 5.13「細野豪志首相補佐官、グリーンピースの海藻調査に反応」 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果について細野豪志首相補佐官が見解を語りました。海面近くで採取されたものからは、高い数値が検出される可能性もある。調査方法については、適切なものか、日本政府が定めるものと同じか、確かめたい。グリーンピースの調査結果を無視することはしない。調査方法の違いも含めて、グリーンピースの調査結果を受け止め、政府の調査を強化し、危険性を確認する。グリーンピースは政府が、「調査を強化し、危険性を確認する」としたことは評価します。これで、「政府も県も調べてくれないから、お願いしたい」とグリーンピースに海藻を託してくれた漁師さんたちの思いを少しでも果たせたのではないかと思います。しかし、これだけでは漁業関係者や消費者の安全性を確保するにはまだまだ不十分です。グリーンピースが海藻調査の暫定結果と同時に日本政府へ提出した要請書にある通り、まずは漁業関係者や消費者の安全性が調査で確認されるまでの間、海藻類の収穫を一時中止すること。そして収穫中止によって漁業関係者が受ける被害を全額補償することが必要です。

11.05.14 ★  東京新聞 5.13「福島のアユ基準値超す 淡水魚で初、ワカサギも」 福島県は13日、福島県で採取したアユとワカサギ、シラスから食品衛生法の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムを検出したと発表した。魚類で基準値を超えたのはコウナゴに続き、淡水魚では初めて。福島県によると、いわき市のアユから720ベクレル、北塩原村のワカサギから870ベクレルのセシウムを検出。いわき市沖のシラスからも850ベクレルのセシウムが出た。

11.05.14 ★  政治家の発言データベース5.13「SPEEDIのデータは福島県の災害対策本部の端末までリアルタイムで届いていたにも関わらず、福島県の災害対策本部は、原子力安全委員会が公開の是非を判断するまで県が勝手に公開してはならないと、原子力安全委員会から公開を止められていた。」 5.12に行われた参議院の法務委員会で、森雅子議員(自民党)の質問で明らかになったそうです。ニコニコ動画「政府は国民の知る権利の侵害をしている!森議員 5.12法務」

11.05.14 ★  中鬼と大鬼のふたりごと 5.13「文科省ようやくWSPEEDI予測値(広域汚染状況)の一部を公表:東京もチェルノブイリ第三区分入りが濃厚に」 文部科学省が5月10日、隠し続けてきたWSPEEDI情報の一部をついに公開した。WSPEEDI(第二世代SPEEDI)とは数千km圏内をカバーす る広域SPEEDIのことで、日本全域が範囲内のはずだが、今回公表されたのは静岡・長野の一部から岩手・秋田の一部まで、しかも3月25日まで、ヨウ素 131のみ、というごく限られたデータである。予測値ではあっても、4月に気象庁が公表した飛散濃度予測マップよりもかなり細かい放射性物質汚染分布が分かるので、人々の安全にとって最重要情報の一つであるはずだ。事故発生から約2ヶ月経ってのこの公開はあまりにも遅すぎると言わざるをえない。

11.05.14 ★  京都大学 放射線生物研究センター 「東京電力福島原発事故に関する新聞・ニュース報道を読み解く放射線の基本用語」 放射線の種類、放射線と放射能、グレイ(シーベルト)とベクレル、自然放射能と医療被ばく、体内被ばく、早期障害と晩発障害等々の解説がのっています。

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