東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

5.12

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.05.12 ★ 低気温のエクスタシー 5.12「【悪政】民主党政権が「国民生活センター」を廃止する意向を固めた 」 日本共産党の吉井英勝議員は14日の衆院消費者問題特別委員会で、放射能汚染の心配のない食品を提供するために消費者庁が責任を果たすよう求めました。吉井氏は、消費者庁としても、毎日、食品の放射線測定値と累積被ばく線量を公表してこそ、消費者の信頼向上に資することができると指摘。国民生活センターや各地の消費生活センターで、商品の線量測定体制を構築すベきだと求めました。蓮舫消費者担当相が「センターは測定する機器を保有しておらず、外部機関にテストしてもらうことになる」と答えたのに対し、吉井氏は「いまこそ国民生活センターの廃止など機能弱体化ではなく、体制強化が必要だ」と強調しました。
(関連)Yahooニュース 5.12「国民生活センター廃止へ…消費者庁に段階的移管」

11.05.12 ★ YOUTUBE「チェルノブイリの真実(1) 世界初公開 炉心溶融」 4.23にテレ朝、その後BS朝日で放映されたドキュメンタリー番組。溶融した炉心の映像が見られます。見た目から「象の足」と呼ばれているそうです。今後は「フクシマ○○年」というような番組が世界中で作られることになるのでしょうか。番組説明ページ

11.05.12 ★ YOMIURI ONLINE 5.12「原発事故賠償の枠組み、政府が決定を先送り」 政府は12日、東京電力福島第一原子力発電所事故を巡る賠償の枠組みについて、決定を先送りした。 *あまりにも拙速に進めてきたのは東電・電力業界・原発ムラに有利な枠組みを急いでつくってしまおうという動きに見えたので、いったんストップするのはいいことです。ゆっくり議論して決めるべきだと思います。

11.05.12 ★ しんぶん赤旗 5.12「浜岡原発 廃炉しかない 吉井議員、「世界に例ない 震源地立地」衆院経産委」 吉井氏は、日本共産党の不破哲三書記局長(当時)が1981年の国会で東海地震の想定震源域の真上にある同原発の危険性を示し、政府の責任を追及していたと指摘。それから30年遅れたものの、運転を停止せざるを得なくなったのは当然だと強調しました。その上で、「世界中探しても、震源域の真上に原発をつくっている国はない」と追及。原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は、他国で震源域の真上に建設された例は「承知していない」と答弁しました。‥吉井氏は、「緊急対策ですむ話ではない」と指摘し、M9超の地震を想定すべきだと強調。再生可能エネルギーを爆発的に普及させ、原発は廃炉にもっていくべきだと述べました。

11.05.12 ★ 毎日新聞 5.12「東電は発電所売却を 賠償に充当 送電分離」 電力自由化などに詳しい経済学者の八田達夫氏に、東電の損害賠償への政府の支援策の問題点を聞いた。‥東電はまず発電所を売却して損害賠償の財源を賄うべきだ。そうすれば発電、送電部門が分離され、東電は送電会社になる。電力会社は,地域独占で得た政治力と資金力で政界や官界ともたれ合ってきたが、東電の発送電分離で地域独占の一角を崩せば、日本政治のがんを取り除く第一歩となる。‥東電以外の電力会社が過去の事故のために出資するなら、それらの会社の株主は訴訟を起こすのが筋。東電の株主と債権者に負担させるのがルールだ。‥原発の運転や維持にかかる正しい費用に基づいた競争がされていない。まず、保険会社に、安全性評価に基づいて発電所ごとに異なる原発事故保険料を設定させるべきだ。電力会社の安全確保を促すことにもなる。

11.05.12 ★ YOMIURI ONLINE 5.12「福島上空、放射性物質滞留か…降雨には問題なし」 福島県の上空8キロ付近に微量の放射性物質が滞留している可能性があることが福島大学の調査でわかった。同大で11日に記者会見した渡辺明副学長(気象学)は「3月の東京電力福島第一原発の事故で放出された放射性物質が、成層圏の手前の対流圏上部付近まで上って滞留していると考えられる。‥同大は4月15~29日、観測装置を取り付けた気球を毎日上空25キロまで打ち上げ、約5メートルごとに大気中の放射線量を測定。平均値をとって高度ごとの放射線量の分布状況を調べた。放射線の一種であるベータ線の数値が上空約6キロから上がり、8・2キロがピークとなって506cpm(カウント毎分)を記録した。また、上空2キロ付近では、100cpm前後のベータ線や別の放射線のガンマ線が観測された。渡辺副学長は「爆発事故で舞い上がった放射性物質が上り続け、対流圏よりも温度が高く空気が軽い成層圏には入れずにとどまっていると考えられる。上空2キロ付近は風の通り道で、現在も原発から放射性物質が放出されている証拠」と分析している。 *雨に心配はないというのは眉唾モノです。こういった安全宣言は何度となく繰り返され,後に嘘だとばれているので、本気にとらない方が身のためです。福島に限らず関東地方でも雨にはあたらないよう十分注意すべきだと思います。

11.05.12 ★ YOMIURI ONLINE 5.12「1号機、燃料棒すべて落下の可能性と発表」 東京電力は12日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉圧力容器の水位が、当初の想定より大幅に低く、完全露出した核燃料が、容器底部に落下しているとみられると発表した。原子炉を冷やすため水で満たす冠水(水棺)作業が進む格納容器内の水位もはっきりせず、水は漏れだした可能性が高い。東電は「圧力容器の温度は100~120度と安定しているが、冠水作戦は再検討が必要」と説明し、毎時約8トンの注水量を増加させる検討を始めた。 *1号機建屋の線量が高いという報道もあるので、再臨界の可能性が考えられるのかもしれません。圧力容器の温度は低いということですが、こういった測定値が今まで繰り返し訂正されているので信頼できません。小出さんの話を聞きたいものです。このへんを注目!→ 種蒔きジャーナル 小出裕章非公式まとめ  その小出さんは今朝のテレビ朝日のモーニングバードにVTR出演したそうです。いよいよ御用学者にかわって登場ですね。
(関連)msn産経 5.12「土壌から複数の核種検出 放射性物質の放出続く」 ランタン140やテルル129mなどが検出されたそうです。
(関連)MBSニュース「「燃料の大半溶融か、冷却方法見直しへ 」 「燃料棒が溶けて下に崩れる形で、そこに水がかかっている、あるいは蒸気で冷やされている状態」(東京電力の会見) 大部分の燃料が溶け落ちて圧力容器の底にたまっている可能性が高いというのです。ただ、温度は100度前後で安定していることから、わずかな水で冷やされていると説明しています。水がたまらない理由について専門家はこう指摘する。「溶接部分などは厚さがないので、(溶けた燃料で) 原子炉圧力容器に貫通部ができて、そこから水が漏れている可能性はある」(九州大学 工藤和彦 特任教授) 「高温でさらされれば、(底が)抜ける可能性はある。穴から(燃料が)落ちることは無いとは言えないが、あることを示すデータもない」(原子力安全・保安院の会見) 「実は、格納容器にも思っていたほど水が溜まっていない」(政府関係者)  *確かなことがわからないようですが、「わずかな水で冷やされる」ということは考えられないので、恐らく温度計の故障でしょう。溶けた燃料が圧力容器に穴を開けて外に漏れ出ているとしたら「メルトダウン」(これまではメルトだけだった)で、チャイナシンドロームになる可能性があります。その前に水蒸気爆発も心配です。今後、大量に放射能が放出される可能性があるので,周辺〜関東地方の人は避難の準備をした上で注視する必要がありそうです。

11.05.12 ★ NHKニュース 5.12「1号機“原子炉に穴 水が漏出か”」 東京電力福島第一原子力発電所1号機は、原子炉の水位が極端に低くなっていることが分かり、東京電力は、原子炉に穴が開いて水が漏れ出しているとみられることを明らかにしました。ただ、原子炉の温度は100度から120度に保たれていることから、東京電力は、ある程度、冷却はできているとしています。  *水を入れても水位があがらなければ漏れてるのは当たり前です。しかもどこに穴が空いてるかはまだわからないようで、なぜ今ごろそんなことがニュースになるんでしょう。

11.05.12 ★ 毎日.jp「沖縄差別発言:メア氏が首相官邸訪問 「民間人として」」 沖縄県民への差別的発言で米国務省日本部長を更迭されたケビン・メア氏が11日、首相官邸を訪ねて日本政府関係者と会談した。メア氏は更迭後の4月に国務省も退職しており、政府や議会の役職を持たない米民間人の官邸訪問は異例だ。メア氏は官邸内に約1時間滞在した後、来訪目的などをただす記者団に「今は民間人。プライベートで来ているので、何も話すことはありません」と日本語で答えた。メア氏は前駐沖縄総領事で、米軍普天間飛行場の移設問題などを担当。沖縄について「ゆすりの名人」と発言した問題を問われると「それは作り話だ。私の発言はちょっと違う」と否定した。 *この人物が官邸訪問とはめちゃ怪しいです。日本も米軍や米民間軍事会社が入っているイラクやアフガニスタンのようになっています。

11.05.12 ★ 原発敷地ど真ん中でキャンプインできるチャンス! 反核ロックフェス「大MAGROCK」が5.21-22に青森県大間原発の中心部で開かれます。スケジュール、アクセスなど詳細は上記サイトで確認してください。

11.05.12 ★  こんどの日曜日には福島県いわき市で「さよなら原発 放射能汚染のない平和な未来を求めるパレード」が開かれます。 また山口県上関原発の建設予定地では、第6回の田ノ浦ギャザリングが開かれます。LIVE、つり大会、BBQ、紙芝居などの予定で、以前の分の動画が見られます。「レッツ田ノ浦ギャザリング!!」上関原発は山口県知事の意向を受けてストップしているはずですが、中国電力は調査と称して発破作業などを続けていますたくさんの目による監視が必要です。

11.05.12 ★ 山水人のMLや自身のブログ「明日にむけて」で発信を続けている守田敏也さんが東北で講演会ツアーをやっています。タイトルは「大地震・大津波・原発大災害の中を能動的に生きる(仮)」 で、13日(金)が岩手県一関市・アビス宅庭先 15日(日)仙台市青葉区・たぬき茶屋 16日(月)(交流会)宮城県角田市・ピースファーム 詳細は「明日に向けて(104 )秋田につきました‥‥」

11.05.12 ★  YOUTUBE「2011.05.11 故郷はどうなるのか〜浪江町 原発事故に直面する人々 」 5.11に放映されたNHK「クローズアップ現代」の番組で、浪江町の人たちを追ったドキュメンタリー。

11.05.12 ★ YOUTUBE「2011.05.11 BS11 Inside Out 河野太郎氏出演 (1)」 昨夜BS11で放映された番組「InsideOut」では自民党議員の河野太郎氏がゲスト出演して、原発についての自民党の内部事情や福島原発事故の東電賠償の問題点、核燃サイクルの話、電気料金や利権など原発の話、なぜ河野氏が原発やエネルギー政策に興味を持つようになったのかなどを語っていています。河野氏のことはここでも何度も紹介していますが、ブログ「ごまめの歯ぎしり」などで政治家ならではの視点から原発の問題を発信しており、この番組でも自民党はこれまで原発を推進してきた責任があると明言するなど、はっきりとわかりやすい発言は好感がもてます。「‥河野太郎氏出演(2)」「‥河野太郎氏出演(3)」

11.05.12 ★ 一昨日放映されたTV報道番組の中で、北陸電力・志賀原発1号機の建設・運転差し止め訴訟で差し止め判決を出した元金沢地裁の裁判官・井戸謙一氏が出てきて浜岡原発のことなど話していました。その動画をアップしようとしたらできなかったので残念でしたが、「杉並からの情報発信です」というブログでこれまでの原発訴訟の判決をまとめています。「原発訴訟で原告敗訴を連発した最高裁判事は福島原発大事故の重大責任がある!」 それによると、これまで日本では2回だけ下級審で原告が勝訴することがあったけれども、他は全部敗訴。また最高裁でも全部敗訴しているそうです。たいていは裁判官が司法判断を放棄して逃げてきており、「三権分立」の原則が泣いています。

11.05.12 ★ マスコミ新聞の中では以前から東京新聞が信頼できる報道を続けています。その中の「こちら特報部」というコーナーで「新日本原発紀行」という企画が始まっています。これまでに「島根・高浜編」、「泊・川内編」、「伊方・柏崎刈羽編」が 出ていて、その内容が日々坦々というブログで紹介されています。たとえば伊方編を読むと、地元紙として原発批判の言論を守るために独力で新聞を創刊し、数々の露骨な圧力を受けるなど困難を極めながらも原発に反対する人たちのよりどころになってきた新聞を発行し続けてきた人や、その人が亡くなったあと一人で遺志を継いできた記者もガンを患い休刊中となっていることなど、人間模様が描かれていて読み応えあります。

11.05.12 ★ こんどの週末も全国で集会・デモなど様々なアクションが起こされます。ここでは1つ、原発立地県の福井市でのパレードを紹介します。5.15 pm1〜 福井市役所裏の中央公園に集合。パレード開始はpm1:40の予定。西武前で流れ解散。 全国のアクション予定は、皆でつなごう脱原発デモ&イベント情報脱原発系イベントカレンダー をご覧ください。

11.05.12 ★ どこへ行く、日本。5.10「ノーベル化学賞・根岸英一教授:「東大の先生は買収されている」「節電には賛成できない」【週刊現代】」 「原発に頼ることを、この先はやめるべきです」講演のために訪れたというアトランタのホテルのロビーで、2010年にノーベル化学賞を受賞したパデュー大学特別教授の根岸英一氏(75歳)は、静かに語り出した。「いったん、福島第一原発のような事故が起きてしまうと、そう簡単には解決できません。また放射性物質漏れのようなことがあった場合に私たちがしなければならない心配事が多すぎます。しかも原発がある限りそれから逃れることができない。それだけ人を悩ませる原発に頼るのはおかしいでしょう。

11.05.12 ★ NHKニュース 5.11「3号機ピット 汚染水流れ込む」 11日午前、東京電力福島第一原子力発電所の3号機の取水口付近にある「ピット」と呼ばれる施設に、放射性物質を含む水が流れ込んでいるのが見つかりました。水に含まれる放射性のセシウムの濃度は国の基準の62万倍に上り、東京電力は、高濃度の汚染水が海に流出したとみて、水を止める対策を行うとともに、流出が続いていないか監視を強めています。

11.05.12 ★ NHKニュース 5.11「茶葉から基準超の放射性物質」 神奈川県南足柄市で栽培されたお茶の葉から、国の暫定基準値を超す放射性物質が検出されました。神奈川県は、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしていますが、この春に県内で収穫され、すでに出荷されたすべてのお茶について、回収を要請しました。神奈川県によりますと、9日、南足柄市で栽培されたお茶の葉を採取して、放射性物質について検査したところ、国の暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを超す、570ベクレルの放射性セシウムが検出されました。‥神奈川県で生産された農産物から国の基準を超す放射性物質が検出されたのも初めてです。

11.05.12 ★ 低気温のエクスタシー 5.11「〔放射能〕千葉在住者「口の中が血の味」「痰の色が変」 」千葉在住。1ヶ月前から口の中が血の味がするなぁなんて思ってたら、風の強い日にずっと外にいた日から突然血が混じった痰がでるようになり、その後黄色い痰が。子供(2歳)も2日前から突然下痢。今まで下痢なんて1回か2回くらいしかしたことなかったし、下痢するような食べ物食べたとか思い当たることも無し。もしかして被爆症?って思ってしまう・・・。 *口に金属の味がするというのもスリーマイル事故後や今回のいわき市でも報告されています。また鼻血や喉の痛み・腫れ、リンパの腫れ等、チェルノブイリ事故後にも症状として報告されているようです。ちゃんとした機関に調査してほしいものです。
(関連)東海アマのTwitter 5.9「 すでに福島事故以降、季節外れのインフルエンザが大流行して死者もたくさん出てる。これは事故被曝死者には絶対に含まれないが、原発事故による被曝がなければ起きなかった現象だ。ヨウ素やセシウム吸い込んで鼻腔喉肺胞粘膜被曝、抵抗力を失ってインフルエンザ爆発流行、糖尿病も爆発的激増するはず」

11.05.12 ★ MBSニュース 5.11「土壌汚染、800平方キロメートルに 」(動画ニュース) 4月、文部科学省とアメリカのエネルギー省が合同で、80キロ圏内の地表のモニタリング調査を行いました。半減期が30年の放射性物質・セシウム137。チェルノブイリ事故では強制移住の対象となった濃度60万ベクレル以上の地域はおよそ800平方キロメートル。東京都の4割程度の広さです。

11.05.12 ★ 東京新聞 5.11「住民15万人を30年以上検査へ 原発事故で研究機関」 放射線影響研究所(放影研、広島・長崎市)などでつくる「放射線影響研究機関協議会」が検討している周辺住民の健康検査について、協議会の関係者は11日、検査する住民を約15万人、検査期間は30年以上とする方針を明らかにした。‥検査は原発から30キロ圏内や、計画的避難区域に指定された福島県の飯舘村、川俣町など大気中の放射線量が高い地域の全住民が対象。大規模調査で精度を高め、健康に対する住民の不安を解消するとともに疫学的調査にも利用する。検査期間は、広島・長崎の原爆で放射線が人体に与えた影響を調査してきた放影研が目安として30年以上と提案。必要があれば随時延長する。 *何度も紹介したように、放射線影響研究所は悪名高い原爆調査団体 ABCC(ムリヤリ被爆者を調査したが治療はしなかったと言われる)のあとを継いだもの。その理事長だった重松逸造と長瀧重信がIAEAのチェルノブイリ事故調査にあたり、1991年にチェルノブイリ安全宣言を出し、糾弾されている。長崎大の山下教授も長瀧の弟子と見られ、現在も被爆者をモルモットとして研究対象にする姿勢は変わらない。今後30年以上にわたる福島の住民調査は彼らの学問的功績とされるはず。そのために山下らは子供たちを逃がさないよう安全だという話をしてまわったのではないかと勘ぐられる。

11.05.12 ★ 聯合ニュース 5.11「震災取材のKBS撮影監督ら、被ばく許容限度超える 」 3月に発生した東日本大震災の取材に当たったKBS映像制作局の撮影監督らが、基準値を超える放射線量を被ばくしていたことが11日までに分かった。KBS新労働組合の全国言論労組KBS本部によると、3月15~17日に東京付近を取材した撮影監督を検査した結果、放射線被ばく量が103ミリシーベルトと推定された。染色体の分析結果では、1000個の細胞のうち、5個の細胞に異常が見つかった。これに先だち、3日には別の撮影監督が放射線被ばく(148ミリシーベルト)によって1000個の細胞のうち、7個の細胞が損傷を受けたと診断されている。同監督は3月12~15日に福島付近で取材した。放射線防護基準などを決める国際組織・国際放射線防護委員会(ICRP)は原発事故の緊急時に被ばく線量限度を年間20~100ミリシーベルト、事故の収拾段階にある時は年間1~20ミリシーベルトと提示している。東京付近を取材した撮影監督は、「見えないことが一層恐い。日本に滞在する時に地震はむしろ恐くなかった。被ばくが恐かったが、現実となった」と話した。 *東京周辺にいて100ミリを超えたというのはショッキングな話しです。精密検査をするそうなので、続報を待ちたいと思いますが、東京に住んでいる人たちはどうなんでしょう。

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