11.04.26 ★ 武田邦彦のブログ 4.26「外人は来ない保安院・東電の会見」 外国の記者を相手にした保安院と東電の会見には、最近、記者1人、説明側10人ということが続いたが、4月25日、ついに誰も記者は来なかった。無人の記者席に向かって、「誰もいないのに」説明をするという非人間的なことをする保安院の役人の姿が印象的だった。海外では福島原発の事故についての関心は強い.関心が強いので、保安院や東電の記者会見に出ても、ウソを教えられるので、聞いても意味が無いのだ。ニコニコ動画で外国プレスへのブリーフィングの様子が見られるそうです。
(関連)自由報道協会 「東電原発事故外国人記者向け会見が無視された日〜共同会見開始とは偶然?」 ‥この合同記者会見が行われることが東電から発表された際、事前登録が必要とされたことから外国メディアには十分に周知したのかと尋ねたり、通訳は付 けるのかと聞いたが、そのような配慮を払うそぶりは見せなかった。そればかりか、東電の広報担当者は、外国人記者クラブに加盟したり、外国記者登録証を 持っていない外国メディアは拒否するということか、という私の質問に対し、回答を拒否した。そして、迎えた合同記者会見初日の昼、外国メディア向け会見に1人も参加しなかった。これは、偶然の一致なのか、それとも、抗議の表れなのか…。いずれにせよ、日本の官邸での発表が外国メディアにとって取材する必要すら感じないほど、空疎なものになっていることは間違いない…。24分を回ったところで、「何か質問はありませんか?」と空席に向けて確認したうえ、「会見に来てくれてありがとう」と空席に向けて投げかける挨拶…。本当に涙が出るよ…。 *あきれます。日本政府はまったく外国から相手にされてないということです。
11.04.26 ★ 時事ドットコム 「〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今」 史上最悪の放射能漏れを起こした1986年4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故から25年。ウクライナ政府は「負の遺産」のイメージ転換を探り始め たが、原発周辺の放射能汚染は依然深刻で、強制立ち退きとなった住民11万人以上が帰還できる見通しは立っていない。ウクライナ政府のプレスツアーで3月 末、同原発を訪れ、現状を探った。‥近い将来、立ち入り規制区域内に住民が帰還するのは困難とみられている。原発職員ら約5万人が住んでいた原発近郊の町プリピャチでは無人のアパートや学校、レストラン、商店などが荒れ果てるままに放置されていた。‥避難先になじめず、居住禁止を無視して自宅に舞い戻った少数の老人らの存在は政府も黙認しているが、ハロシャ局長は「半減期の長い放射能の除染は難しい。地元の野菜や果物、キノコなどを食べるのは危険で、果たして帰還がいいことなのか慎重に考えなければならない」と述べた。
11.04.26 ★ ストップ浜岡原発ブログ 4.26「「放射能で首都圏消滅」の著者、古長谷氏が三島市議選にトップ当選!」 4/24に行われた統一地方選で「放射能で首都圏消滅」の著者、古長谷稔氏が三島市議選にトップ当選しました。3/11の地震後、単独で被災地に行き、支援物資を届けた行動力は、今後も大いに発揮されるはずです。 *彼のことは2002年 浜岡・平和のつどいや翌年の笑う富士山フェスティバル以来知っていますが、浜岡原発を止めるためにずっと活動してきた人なので大いに期待したいです。
11.04.26 ★ National Geographic News 4.26「鳥に現れた異常、チェルノブイリと動物」 チェルノブイリの高度汚染地域に生息するツバメの異常発生率が、かなり高いことがわかった。部分的な色素欠乏(b、c、d)、クチバシの奇形(e、f)、 曲がった尾や左右不均等な尾(h、i)などが発見されている。生物科学者ティモシー・ムソー氏と、協力者でフランス、オルセーにあるパリ第11大学のアンダース・モラー氏は、チェルノブイリで10年余り鳥類の個体群調査を続けてきた。最近の統計結果では汚染地域の多様性が低下しており、鳥類の種は非汚染地 域の約半分に減り、個体数は約40%まで減少し、脳のサイズも小さい。 *このツバメの話は初耳ですが、放射能の影響は動物、植物、そして人間にも現れており、たくさんの調査・証言があります。
11.04.26 ★ wind-works.org「日本の電力不足を補う給電料金制度の考察 」 再生産可能エネルギーで先行するドイツを、日本が追ったらどうなるか、10年以内に原発への依存を半減できる ‥として、風力発電エバンジェリストのポウル・ガイプ氏がドイツやカナダのオンタリオ州をモデルにすることを提案している。http://wind-works.org/ *たとえ百歩ゆずって値段が高くて実現性などいろいろな問題があるとしても、こんな危険な原発を推進するよりは自然エネルギーを開発する方がずっといいと思いますが、どうやら自然エネルギーは原発より安く、実現性もかなり高いことがはっきりしてきました。それがそうならなかったのは、原発推進したい人たちの謀略のようなものだったわけです。
11.04.26 ★ 47NEWS 4.26「首相「災害止めるには政権交代」 04年にブログで」 菅直人首相が野党時代の2004年に自身のブログに「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」と記していたことが26日、分かった。衆院予算委員会で自民党の小野寺五典氏が指摘した。東日本大震災への対応をめぐり、野党だけでなく党内からも退陣を求める声が強まる中、発言が自らに戻ってきた格好。
11.04.26 ★ NEWSポストセブン4.25「東電・エネ庁の電力供給量過少申告は「原発利権」温存のため」「真夏の大停電」が起きると大騒ぎされたが、実は、当初の電力供給見通しでは、夜間の余剰電力を活用して水を汲み上げ、ピーク時に発電する揚力発電400万kW分が含まれておらず、大停電は回避できると週刊ポスト4月29日号で報じた。なぜこんなことが起きたのか。‥経産省幹部が語る。「エネ庁から揚水を供給力に含めるよう指示された東電は、昨年の夏期の夜間余剰電力などをもとに850万kWという数字を報告した。すると今度は“それでは多すぎる”と修正を求められたようだ。東電役員は、その隠すはずの試算だった850万kWという具体的な数字を思わず口にしてしまったのだろう」枝野長官も含め、嘘がバレても「次の嘘」で塗り固めようとする政府の品性の卑しさには反吐が出る。しかも、「850万」が昨年実績の数字ならば、やはり専門家の指摘通り、火力のフル稼働などで揚水の最大出力「1050万」も実現できる可能性が高まった。第一生命経済研究所は、電力不足による経済活動の低下で今年の実質国内総生産が3.9兆円ダウンすると試算している。それが政官と東電の原発利権のためだとすれば、国民や企業は彼らに「損害補償」を求めるべきではないか。
11.04.26 ★ 中国新聞 4.25「露から福島案ずるメール続々」 市民団体ジュノーの会に、チェルノブイリの被災者団体「ゼムリャキ」のメンバーから計24通が届いた。タマーラ・クラシツカヤ代表は「政府が脅威がないと言っても直ちに避難 し、子どもを救って」と呼び掛け。「靴のほこりを拭き取り、手を洗い、部屋の中を頻繁に雑巾がけした。帽子やスカーフを着け、髪を覆うことも大切」など体 験を生かしたメッセージもあった。ジュノーの会はメールの日本語訳を支援物資に添えて福島市の被災者に届けている。
11.04.26 ★ 大切なものを大切に☆彡4.26「「危険性を国民に知らせる義務はない」−保安院」 保安院に電話をして尋ねました。以下保安院の回答。・福島第一原発原発は,工程表のとおり,現在,冷温停止を目指している。・それができると信じている。・しかし,原発が低温停止できるという保証はない。・もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。・日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。・その理由は,冷温停止できると信じているから。・以上が保安院の公式見解である。爆発しないという保証はないが,爆発しないと考えているので(希望をもっているので)爆発をする前にその危険性を国民に知らせる義務はないと言われました。こんな感じです。質問を詰めていったら,電話をガシャンと切られてしまいました・・・
11.04.26 ★ 毎日.jp 4.26「鳩山前首相の胸の内 問題は小沢氏より菅首相側」 東日本大震災による危機のさなか、鳩山由紀夫前首相の動きが気になる。「盟友」の菅直人首相を批判したかと思えば、20日には会談。一方で小沢一郎民主党元代表との連携も強め、自民党幹部とも接触している。その真意は? 松田喬和専門編集委員を聞き手に胸中を聞いた。‥ −−20日に菅首相と約1時間40分会談されましたが。鳩山氏 政局の話ではなく、大半が原発問題です。国の運命、未来を決める重要なテーマにもかかわらず、菅政権は主体的に判断せずに東京電力の考え方に基づいている。水で原子炉冷却をする限り、高レベルの放射能汚染が続く。放射線は目に見えないので「ただちに影響はない」と言われると、その通りかと思いがちだが、違う。‥現段階で「安全性に気を付けながら原発を推進する」と言っても、国民は納得しない。むしろ静岡県の中部電力浜岡原発など他地域で事故が起きない施策を進める必要がある。
11.04.26 ★ AFP BBNEWS 4.26「「住民の苦しみは長い年月に及ぶ」、来日したチェルノブイリ被災者が語る」 チェルノブイリ原子力発電所事故からちょうど25年になるのを機に来日したチェルノブイリ事故の被災者が、東京電力福島第1原発事故の放射能汚染にさらされた人びとは、一生にわたって、がんや深刻な病という「いつ爆発するかわからない爆弾」におびえながら暮らすことになるだろうと語った。‥「福島の事故はチェルノブイリの双子の兄弟のようなものだ。どちらも、人びとは長くつらい日々に苦しむことになる」と語った。「事故後、チェルノブイリの人びとはがんで苦しんだ。福島でも同じことが起きるかもしれない」福島第1原発周辺に暮らす人びとは、これから何か月も、あるいは何年も、健康障害が起きないかどうかを気にして生活することになる。それは、「爆発のときを待つ爆弾」と一緒に暮らすようなものだとブドビチェンコさんは言う。「住民は経済の崩壊に苦しんだ」と、ブドビチェンコさんは語る。「企業は倒産し、農業は崩壊し、雇用がなくなった。森の木の実や動物、川や湖の魚を食べるしかなかった。でも、全てが汚染されていた」‥ブドビチェンコさんは、ただちに事故から教訓を得なければ新たな原発事故が起きると指摘する。「チェルノブイリの事故はもう終わったと言う人がいる。でも それは間違っている。福島事故は、チェルノブイリ事故の対応に失敗したあとで起きた。この2つの事故を解決できなければ、第3の事故が起きる」
11.04.26 ★ しみずくにあきの多毛作倶楽部 4.23「福島のお母さんの声。今、こんなことが!?」 福島に住んでいるお母さんからびっくり内容のメールが届きました。‥「子供のための放射線の安全基準」はいろいろ言われていますし、私にははっきり判断できません。ただ怖いのは、県が任命したアドバイザー(長崎大教授)の一つの意見だけが採用され、県、および各市町村、学校、保育所、病院までもが「安全」と断言してしまっていることです。この中で疑問の声を上げるのがためらわれるほどです。大げさかもしれませんが、福島の現状は「北朝鮮化」してるようにも思います。外から見れば明らかに「危険」なのに、内からではその声をあげられない。「逃げよう」と言えば「裏切り者」扱いされる・・。行政が方針を変えないかぎり、逃げたい人は「脱北者」のように、外から裏のルートを使って逃げなければいけない・・。 *こういった話はあちこちから聞こえてきます。某長崎大教授と、それを採用した福島県知事の責任は非常に重いと思います。のちのち責任が問われることになるでしょう。今はなんとか全国から、いろんな分野から声をあげて圧力をかけ、福島県の方針を子どもの安全を最優先させたものに変えさせることです。署名もいいし、直接福島県に、または福島の議員に電話をするなどもありだと思います。
11.04.26 ★ YOMIURI ONLINE 4.26 「東電本店前、福島の牛伴い抗議「早く賠償を」」 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、周辺の農産物から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたことなどを受け、農民運動全国連合会などが26日、東京・内幸町の東電本店前に福島県の肉牛や乳牛を伴って抗議に訪れ、早期の賠償を求めた。福島県の約160人を中心に、宮城、岩手や群馬などの農家や酪農家ら約250人が集まった。「協力要員」として、福島県田村市の肉牛、千葉県睦沢町の乳牛を連れ、出荷停止となった茨城県稲敷市産のほうれん草約100キロも持参した。
11.04.26 ★ YOMIURI ONLINE 4.26 「東電の賠償負担、救済趣旨なら反対…四国電社長」 四国電力の千葉昭社長は25日、松山市湊町の四電原子力保安研修所で会見し、東京電力福島第一原発の事故による賠償策として原発を保有する各電力会社に負担を要請する政府案に対し、「電気料金の値上げにつながるおそれがあり、株主やお客様に説明ができるような案でなければ受け入れられない。東電を救済する趣旨なら反対する」との考えを示した。千葉社長は、「まず東電が賠償し、できない部分は国が主導権をとってやるべきだ。東電の大リストラなど経営努力が大前提で、(四電に)負担を求められるなら、東電や国に説明責任を負ってもらう」とした。その上で、負担の趣旨について「原発を保有する電力会社の、将来のリスクに対する保険料という意味合いならまだ理解はできる」としつつ、「負担額が経営努力の限度を超えると電気料金の値上げにつながり、株主やお客様から反発が出る」との懸念を示した。
11.04.26 ★ YOUTUBE 4.24「肥田舜太郎医師と福島の女性 」 4.24に開かれた「原発なしで暮らしたい100万人アクション in ヒロシマ」での肥田さんのお話です。肥田さんは94歳ですが野外ステージで立ってお話されています。(椅子くらい用意して!)肥田さんは広島原爆で自身が被ばくしながら被ばく者治療にあたられ、また延べ33か国で被曝の実情を話すなど核廃絶運動に取り組んでこられた方。その経験から福島原発事故について語っています。著書に『ヒロシマをいきのびて』(あけび書房)『内部被曝の脅威』(共著・筑摩書房)ほか。肥田さんのあとに話している福島から避難してきた女性は、川内村の獏原人村に住んで自給自足の生活を送っていた大塚愛さんで、原発事故当時のことを話していて、現地の人たちの思いが伝わってきます。約41分と長いですがぜひ見ることをお勧めします。
11.04.26 ★ NHKニュース 4.26「20キロ圏 放射性物質濃度を公表」 文部科学省は福島第一原発の事故の影響を調べるため、原発から半径20キロ圏内の2か所で採取した土と12か所で採取した空気中のちりで放射性物質の濃度を測定し、その結果を初めて公表しました。このうち、2日に原発の西北西およそ4キロの双葉町山田の地点で採取した土からは、放射線の量が半分になる期間がおよそ30年と長いセシウム137が1キログラム当たり、38万ベクレル検出されたとしています。土に含まれる放射性物質を対象にした環境基準はありませんが、通常のおよそ3800倍に当たり、今回の事故のあと検出された放射性セシウムの濃度としては最も高くなっています。同じ場所の土からは、放射性のヨウ素131も1キログラム当たり、99万ベクレルと高い濃度で検出されたということです。一方、18日に原発の北西およそ4キロの双葉町前田で採取した空気中のちりからは1立方メートル当たり、ヨウ素131が310ベクレルと、今月に入って最も高い濃度で検出されたということです。
11.04.26 ★ 昨日やっと文科省の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)が公開されることになったと紹介しましたが、そのサイトがこちらです。ただドイツやノルウェーのサイトに比べてみると、利用者(国民)のためを考えているとは思えないようなどんくさいサイトです。
11.04.26 ★ 安禅不必須山水 4.19「100ミリシーベルト(ヤミ規準)は安全か?(2) 」 週刊現代4/30号より チェルノプイリに近いベラルーシで、小児甲状腺がんの治療にあたった経験を持つ医師で松本市長の菅谷昭氏は、こう語す。‥「甲状腺がんにかかった子どもには、自覚症状がないんです。だから気付きにくい。定期的に触診や、超音波検査などを行って、早期に見つけださないといけない。甲状腺がんにかかると甲状腺を摘出しますので、一生、薬で甲状腺ホルモンを補充し続けなければいけないんです。薬の服用は毎日で、それを一生続けなければならない。今回の福島の事故では、絶対に子どもたちにこんな思いをさせてはいけないんです」‥チェルノブイリのあるウクライナで、土壌改良事業に携わった河田昌東・NPOチェルノブイリ救援・中部理事も危険性を指摘する。‥「心筋梗塞、脳梗塞、脳溢血、クモ膜下出血などの血管系の病気です。これまでは、広島・長崎で放射線を浴びた外部被曝系の患者のデータしかなかった。よく専門家がテレビで、『100ミリシーベルトまでは大丈夫』なんて言っているのは、広島・長崎のデータをもとにしているんです。しかし、実際にウクライナ政府の発表したデータによると、全被曝者の7-8割が低線量領域にいた、内部被曝なんです。ICRPやIAEAが設定している基準は、低線量領域の内部被曝には本来、当てはまらない。内部被曝を原因とする心臓や脳血管疾患が問題なのだけど、.原発推進機関であるICRPやIAEAの調査では、がんしか拾いません。拾わない以上、統計には顕われないのです。それをもって、原発学者達は、「放射性セシウムには人体への影響はない」と言い募っています。しかしそれならなぜ、政府の原子力安全委員会は、セシウム137の飲食物規制を決めているのですか?」
11.04.26 ★ 昨日、子どもたちを放射能から守るため、福島市内で学童保護者たち約150名が集まり、子どもの置かれている状況について話し合いがあったそうです。本当は準備会の予定でしたが、会場に入りきれないほど多くの保護者やNHK教育テレビのクルーもいて(5.15に特集で放送予定)そのまま話し合いとなったとのこと。2回目が5月1日に福島県青少年会館 第一研修室で開かれるので、福島に知り合いのいる方は声をかけてくださいと呼びかけられています。問い合わせは:fukurounokai@mail.goo.ne.jp フクロウの会のHPに案内があります。
11.04.26 ★ 《チェルノブイリ原発事故から25年の日》 チェルノブイリ原発事故の犠牲者を思って祈りましょう。そして福島原発事故の被災者の方たちのため、自分にできることをやりましょう。
11.04.26 ★ 名前のない新聞5月号をほぼ予定どおり印刷に入稿しました。連休前にはできる予定。
11.04.26 ★ 47NEWS 4.26「追加の電源装置、冷却機能に懸念 9社の原発ともんじゅ」 東京電力福島第1原発事故を受け、外部電源と非常用発電機の全ての電源が断たれた場合に備え配備した電源車や発電機について、電力9社などでは、原発で原子炉を安定した停止状態にすることはできないことが25日、電力会社などへの取材で分かった。容量が小さく、原子炉を冷却する装置を一部しか動かせないのが理由。地震後の福島第1原発と同様に、非常用発電機が使えない場合には代替電源がないという状況は事実上、改善されていない。経済産業省原子力安全・保安院は、電源車配備などを緊急安全対策の一つに位置付けているが、こうした状態での運転継続は議論を呼びそうだ。原発を所有する電力10社と、高速増殖炉もんじゅ(福井県)を持つ日本原子力研究開発機構によると、事故後に電源車や可搬式発電機を原発に配備した。だがこうした電源で動かせるのは計器類や小規模の注水装置だけで「非常用発電機のバックアップとは言えない」(電力関係者)という。 *電力会社というものはとことん腐っているようです。周辺住民や国民の安全ではなく自社の利益しか考えない体質が変わらないようです。
11.04.26 ★ msn産経 4.25「「原発は安全だと聞かされてきた…」危険隠蔽にゴルバチョフ氏憤り 旧ソ連機密文書」 1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故以前にソ連の同型原発で100件を超す事故が起きていたにもかかわらず電力供給が優先され、安全点検が置き去りにされていた実態が、旧ソ連機密文書で明らかになった。チェルノブイリ原発ではすでに82年に類似事故が起きていたが、電力エネルギー省は「同型の原発が危険なことは知っていたが、文書には残さなかった」と重大事故の前兆を隠していた。‥電力エネルギー相は「1975年にレニングラード原発で類似事故があり、82年にはチェルノブイリ原発で放射能漏れには至らなかったが、同様の事故がすでに起きていた」と報告。その上で「国際原子力機関(IAEA)への虚偽報告を続けるべきか」と指導部の指示を仰いでいる。グロムイコ最高会議幹部会議長は「今回の事故は住民にとって中規模戦争に匹敵する」と危機感を示し、ゴルバチョフ氏は「私たちは30年間、専門家や大臣から原発は安全だと聞かされてきた。しかし、原発はごますりとへつらい、セクト主義と批判者への迫害に取り囲まれていた」と憤り、同型の原発がある東欧への情報公開を指示していた。 *原発はどこの国でも真実を国民に対して隠そうとしています。
11.04.26 ★ 週刊東洋経済 4.23「ニッポン原子力村相関図」ー至る所に東電の影響力が 「全解剖 東京電力コネクション」ー人とカネを通じた共存関係
11.04.26 ★ 週刊ダイヤモンド 4.23「汚染マップを早急に作るべき 内部被曝はこれからの問題だ」 現松本市長で医師としてチェルノブイリ原発事故の医療支援活動に従事したことのある菅谷昭さんのインタビューが載っている。それによると、ベラルーシではさいしょに子どもの甲状腺ガンが多発した。事故後5年で大きく増え、10年でピークに達した。甲状腺ガンの発生数は約70倍になった。‥現地の医師によると子どもの免疫力や抵抗力が落ちて、風邪をひいても治らないとか,特殊な呼吸器感染がある子どもが増えた。血液の異常も出ている。‥わが国にとっての内部被曝の問題は,“これから”の問題だ。‥調査をして“汚染マップ」を作るべきだ。ベラルーシでは発電所から約300km離れていても、風や雨の影響を受け、放射性物質で汚染された場所がある。
11.04.26 ★ 子どもに年20ミリシーベルト撤回のネット署名は一次締め切りまでの3日間で3万3000以上集まったそうですが、もっともっと集めた方が力になると思います。最終集約は4月30日23時なので、拡散をお願いします。。経過報告 緊急要請本文&署名記入フォーム 英語版署名ページ 21日の文科省・安全委との交渉報告
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