11.04.16 ★ ここでよく紹介している植草和秀氏にNPJ(NEWS FOR THE PEOPLE IN JAPAN)がインタビューした動画が見られます。内容は今回の大震災に伴って発生した東京電力福島原発放射能事故とTPPについて。NPJロングインタビュー第4回「植草一秀さんに聞く」
11.04.16 ★ 琉球新報 4.15「汚染「チェルノブイリ級」 矢ヶ崎琉大名誉教授、現地調査」 原爆症認定集団訴訟(2003~04年)で内部被ばくを証言した矢ヶ崎克馬・琉球大名誉教授(物性物理学専門)が3月25日に福島県入りし、1週間にわたって空気中や農地、水などの放射線量や放射能汚染のデータ収集を実施した。調査を終え、14日本紙の取材に応じた。矢ヶ崎氏は「現時点でチェルノブイリと同程度の状況にある。さらに深刻化する可能性がある」などと被害の大きさを語った。‥矢ヶ崎氏は「地表から2センチ掘るだけで3分の2程度汚染を除去できるが、膨大な面積があり、農家だけでやるのは難しい」と汚染除去の厳しさを語った。その上で原子力発電そのものの危険性に触れ「今は放射能を安定させる技術がなく、封じ込めるしかない。そういう未熟な状態で原子力を使い始めたのがそもそも間違いだ」と話した。
11.04.16 ★ 47NEWS 4.16「立ち上る水蒸気、鉄筋が露出」 東京電力が15日、4号機の使用済み燃料プールの水を採取する様子や、鉄筋が露出した原子炉建屋の映像を公開しています。
11.04.16 ★ 「野菜にも一言いわせて! さよなら原発デモ!! 1500人が渋谷の街で農魚産物の安全確保を訴える」 今日、東京で行われたデモのレポートページがさっそくできています。野菜コスプレの様子などたくさんの写真が載ってます。また「「原発止めろ、菅を止めろ」市民デモ」の様子は田中龍作ジャーナルに載っています。それから大阪での御堂筋デモには3000人が参加したそうで、チョイさんの京都・沖縄日記でレポートされています。YOUTUBE-1 YOUTUBE-2 朝日新聞 毎日新聞 *だんだんマスメディアでもデモを紹介するようになってきました。
11.04.16 ★ 現代ビジネス 4.16「「そこは“死の灰”が降る戦場だった」作業員が語る福島第一原発の内部!」 「原発内部で私が目の当たりにしたのは、想像を絶する凄まじい現実です」福島第一原発で働き始めて7年になるという30代の男性A氏は、同所で受けた衝撃を抑えられない様子で語った。‥「『何だこれは・・・』と、言葉を失いました。テレビでも福島第一原発の映像を流していますが、ひどさはあんなものではありません。水素爆発を起こした1号機や3、4号機の鉄筋はぐにゃりと曲がり、まるで爆撃を受けたようです。鉄筋の直径は20cm近くもあります。‥ようやく作業に取り掛かったA氏だが、妙なことに気づく。パラパラと、白い小さな物体が降り注いでいるのだ。「最初は雪かなと思いましたが、よく見ると灰なんです。2号機からは絶えず白煙が上がっていたので、中で何かが燃え続けていたのでしょう。雪と勘違 いしたのは、放射線量の強烈に高い2号機からの粉塵だったのかもしれません。まさに 死の灰≠ナす。もしマスクをしないで作業をしていたら・・・。考えただけで、背筋が寒くなります」それほど危険な状況での作業にもかかわらず、東電の対応は、かなりズサンなものだった。‥「普段は、『APD』と呼ばれる警報付き放射線測量計の携帯が全員に義務づけられているのですが、今回は違いました。何と、10人に1人しかAPD を渡されないんです。担当者は『数が足りない』の一点張り。1m離れていれば、放射線量がまったく違うような現場です。自分たちがどれほどの放射線を浴び ているのか分からず、私たちは不安にかられながら作業を続けていました。しかもAPDは設定された放射線量を超えると警報が鳴る仕組みになっているのです が、その設定値が通常なら0・03ミリシーベルトなのに、今回は2.5ミリシーベルトだったんです。明らかにおかしい。‥私たち作業員の詰め所になっていた免震棟にはテレビがあり、枝野幸男官房長官が『原発は安全だ』と繰り返しているのを聞きましたが、『何を言っているんだ』という気分でしたね。原発内の凄まじい現状を知らないのに、よく安易に『安全だ』なんて言えるものだと。
11.04.16 ★ 日本経済新聞 4.16「原子炉容器、むき出しに 東電が4号機空撮画像公開 」 東京電力は16日、福島第1原子力発電所4号機の原子炉建屋の様子を無人ヘリで横から撮影した画像を公開した。画像からは、原子炉格納容器の黄色い蓋がむき出しになっている様子が確認できる。
11.04.16 ★ 47NEWS 4.16「安全委が専門家の現地派遣行わず 防災計画、不履行」 東京電力福島第1原発事故で、原子力安全委員会(班目春樹委員長)が、原発事故に対処する国の防災基本計画で定 められた「緊急技術助言組織(委員計45人)」の専門家の現地派遣をしていないことが16日明らかになった。また緊急助言組織は事故があれば「直ちに招 集」されることになっているが、一部しか集められていなかった。緊急助言組織の委員の間では「助言できるのに、呼ばれない」「招集の連絡がない」と戸惑う声があり、政府・与党内からも批判が出ている。
11.04.16 ★ 47NEWS 4.16「ドイツ、脱原発へ政策転換 6月に法改正、と首相」 ドイツのメルケル首相は15日、野党も含む国内16州(特別市含む)の州首相とエネルギー政策の見直しについて会談。福島第1原発の事故を受けて早期に脱原発へ政策転換を図る方針を説明した。会談後の記者会見でメルケル首相は新政策について、6月上旬に閣議決定し中旬までに連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)で関連法の改正を目指すことを表明。同時に、風力など再生可能エネルギーへの転換を促進することを強調した。ドイツ政府は3月中旬、国内原発計17基のうち旧式の7基など計8基の一時停止を発表。 *第二次大戦で負けたときは同じだったのに、どうしてこう差がつくんでしょう。
11.04.16 ★ 今日、神戸で行われた藤田裕幸さん講演をビデオで撮ってきました。さすがに超満員で4時間以上という長丁場でした。YOUTUBEにアップするつもりですが、長いのでどうしたものかと思ってます。USTREAMですでにアップされています。
11.04.16★ 8日の段階で福島第一原発1号機の原子炉放射線量が急上昇して騒ぎになっていましたが(東電は計器の故障ではととぼけてました。そうならいいのですが現在は表示されていません)、今度は1号機の原子炉の圧力が どんどん上昇し、耐圧限界の850メガを超えているようです。通常ならベントして圧力を外に逃がすはずですが、それをしないのは、小出裕章さんも指摘して いるように再臨界が起きて中性子が増え、近寄れなくなっているからではないかいうことが考えられます。密集して建てられている第一原発のうち1つでも爆発 すれば、周辺に近寄ることができなくなり、お手上げ状態のまますべてが連鎖反応的に爆発し、とんでもない量の放射能が出ることが最悪のシナリオとして懸念 されています。特に周辺〜関東地方の方は目を離さないで、いつでも逃げ出せる準備が必要と思われます。
(続報)圧力については誤解だったようです。が、1号機が危ない状態であることは変わりません。また1号機だけでなくすべてのものが逝く可能性があるようです。
11.04.16★ livedoorニュース 4.15「福島出身を理由に結婚破談? 「放射能差別」起きているのか」 「放射能の影響で元気な子供が生まれなかったらどうするの?」。福島県出身の女性が婚約者男性の母親からこう言われ、結婚が破談になったとブログで紹介され、波紋を呼んでいる。この話は、当事者の誤解などの可能性もあるが、そんなケースは実際に起きているのか。
11.04.16★ 「海外との放射線基準の比較」をしている地球村・高木善之さんの講演動画。日本は水の基準を300に(30倍)食品を2000に(20倍)に上げました。これで安全基準?
11.04.16★ 世界で一番危険と言われる浜岡原発を止めようと、ストップ浜岡原発の日本語版・英語版のネット署名フォームがあります。外国人の知り合いのいる方は英語版ページを知らせてください。また来週末の24日には静岡市で「菜の花パレードはまおか」が予定されています。詳細は STOP! 浜岡原発ブログ。
11.04.16★ 植草一秀の『知られざる真実』 4.15「やはり浮上した税金投入による電力事業者救済策」 震災を悪用する悪魔の蠢きが活発化しているので、最大の警戒が必要である。三つの重大な問題がある。第一は、今回の福島第一原発による人類史上最悪の区分 に入る放射能放出事故について、事故発生当事者である東京電力に適正な責任を求めない方向に政治が動いていることである。第二は、この機に乗じて、「国民 すべてが復興のために力を注ごう」とのキャンペーンを張り、その流れに乗って、庶民大増税をなし崩しで導入する動きが本格化し始めていることだ。第三に、 「増税よりも前に政府の無駄を省け」、「目先の財政収支よりも国民生活の救済に全力をあげろ」、「原発政策を根本から見直せ」の声を発する主権者国民とそ の声を吸収する真の政治家の動きを封殺することが目指されていることである政府がいち早く東電救済に動いているのは、霞が関と永田町が東電と癒着している からである。まず、二点を明確にする必要がある。ひとつは、電力業界全体として、今後、一切、天下りを受け入れないことを明確にすることだ。枝野幸男氏が 質疑応答で天下りが望ましくないと述べたが、述べるだけでは何の意味もない。天下り全廃を明確に法制化すべきだ。第二に、政治家が電力業界から一切、政治 献金を受け取らないことをやはり法制化することだ。個人献金に偽装して企業献金が行われている現実を踏まえて、企業献金に加えて個人献金も禁止するべきで ある。東電は株式市場に上場する100%民間事業者であるから、民間企業の自己責任原則を軸に損害賠償のあり方を決定しなければならないことは当然だ。 *まったく異議無しです。東電の賠償責任を国民の税金でまかなおうなどというのはとんでもないことです!
11.04.16★ 地震調査研究推進本部の発表している「海溝型地震の長期評価の概要(算定基準日 平成23年(2011年)1月1日)」によると、今回の三陸沖から房総沖にかけての地震よりも、南海トラフの地震(南海・東南海地震)の方がはるかに予想規模も起きる確立も高いことがわかります。つまり明日、起きても不思議ではないわけです。
11.04.16★ asahi.com 4.15「「今は巨大地震活動期 M9級発生に懸念」米学会で発表」 マグニチュード7以上の大地震は、起きやすい「活動期」が存在し、現在がその時期にあたるとの研究結果を米ニューメキシコ鉱工業大などがまとめた。別の チームは、M9級の超巨大地震が世界のどこかで起きる確率は統計的に、今後6年以内に6割と分析した。 いずれも、米テネシー州で開かれている米地震学会で14日、発表した。 ‥同大のリック・アスター教授らのチームは、地震計による観測記録がある1900年以降の世界のM7以上の約1700の地震記録を分析した。その結果、 「1950~67年」と「2004年以降」は、M7以上の大地震・巨大地震の発生が統計的に多い時期であることがわかった。 ‥アスター教授は記者会見で、スマトラ沖地震の3カ月後、数百キロ離れたところでM8.7の地震が起きた例を挙げ、「大陸間のような長距離で大地震は連動 しないが、これぐらいの距離だと連動することは明らか。東日本大震災の震源域に隣接する地域(の巨大地震発生)を強く懸念している」と話した。 *東海・ 東南海沖地震のことですね。日本の研究者も指摘しています。次ぎに浜岡原発で大事故が起きたら日本はもう立ち直れない程のダメージを受けることはわかってるのに、なぜ止めようとしないのでしょう。愚か者たち!
11.04.16★ asahi.com 4.15「与謝野氏の原発推進発言に不快感 枝野長官」 枝野幸男官房長官は15日の記者会見で、自民党時代から原発を推進してきた与謝野馨経済財政相が「推進してきたことは決して間違いではない」と発言したこ とについて「与謝野氏の個人的な見解だ。内閣としては今回の事態を受け、ゼロベースで検証を行う」と述べ、不快感を示した。‥ 枝野氏は会見で「検証の結果に基づいて今後の原子力政策、エネルギー政策については一から議論すべきだ」と強調した。菅政権は事故の収束にメドが立った時 点で第三者委員会を設置し、自民党政権時代の政策を含めて経済産業省原子力安全・保安院、東京電力、原子力安全委員会の問題点を浮き彫りにする方針だ。 *与謝野がクビになるのと菅政権が倒れるのとどっちが早いでしょう?
11.04.16★ YOUTUBE「城南信用金庫が脱原発宣言〜理事長メッセージ」 久々に前向きないいニュースです。原子力産業に融資するなど癒着し支えてきた大手都市銀行の口座は解約して、城南信用金庫に移そう! 企業は業績が上がらなければ成り立ちません。みんなで支えていこう!(ただし東京と神奈川に限定されるようです)
11.04.16★ Searchina 4.15「米メディア「日本は核開発を隠すため海外を拒んだ」?=中国」 15日付環球網によると、米国ではこのほど、「日本政府と東京電力が、先月11日に起きた東日本大震災の後、外国の救援隊による福島第1原子力発電所での 救援を拒んだのは、同発電所に核兵器が隠されているからではないか」との推論が注目を集めている。中国では、軍事評論家が「日本の原子力発電所内に核兵器 の有無にかかわらず、同報道は、外国メディアによる日本の対応への不信感の表れ」と語り、日本は、原発事故による問題を、適切かつ有効に、国際社会に引き 継ぐべき、との考えを示した。
11.04.16 ★ 現代ビジネス 4.11「人類史上、初めての体験 溶け出した福島第一原発「第3の恐怖」」 「これは・・・驚いたね」福島第一原発の基本設計を担当した米GE社の元設計士・菊地洋一氏は食い入るように写真を見つめた。菊地氏は福島第一原発6号機 ('79年運転開始)工事の現場監理も務めた、原発建屋建築のプロだ。「同じ原子炉なのに、壊れ方がほかとまったく違う。3号機だけが熱でグニャグニャに 曲がっているでしょう。アメ状に折れ曲がっている。これは、明らかに水素爆発ではありません。何らかの理由で鉄骨を溶かす800度以上の超高熱にさらさ れ、鉄骨の骨組みが溶けた。水素爆発では、ここまでの事態にはならない。何かもっと重大な事態が起き、それがいまだに報告されていないか、誰も正確に事実 を把握していないのでしょう」‥見てください。1号機、4号機は薄い壁や天井が吹き飛んでいますが、鉄骨はほぼ無傷です。水素爆発は、実はプロパンガスな どよりずっと爆発力が小さい。単純な水素爆発であれば、この程度なんです。ところがプルトニウムを含むMOX燃料を使っていた3号機では、大きな熱を発し た。この事実とその原因を、まだどこも指摘していません」
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