東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

4.12

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.04.12  名前のない新聞の1月号で反核太平洋ネットワークを夢見るミュージシャンと紹介した内田ボブおおチェルノブイリの歌も先日紹介)がオーストラリアのウラン採掘場を訪ねる旅の予定を早めて16日に帰国。17日に兵庫県西宮市にある ameen's ovenで緊急ライブをやるそうです。 また20日には大阪市中央区のそば切り「蔦屋」でpm7〜でもやります。予約:06-6764-7074(つたや)

11.04.12  iwakamiyasumiさんのTwitter 4.12「私の質問に対する菅総理の回答続き。「何らかの問題があれば、稼働を止めなくてはいけないかもしれないが、どこかの炉を止めることは考えていない」。原子力政策の根本的な見直しはなし、浜岡原発のような危険な原発の緊急停止も考えていない、と。つまり、これまでと、何も変わらず、と。」

11.04.12  中日新聞 4.12「伊勢市長、中電に浜岡原発停止申し入れ」 福島第1原発事故を受け、三重県伊勢市の鈴木健一市長は12日、津市の中部電力三重支店を訪れ、中電浜岡原発(静岡県御前崎市)の安全対策の抜本的見直しやそれまでの間の運転停止を申し入れた。「東日本大震災で原発の安全性が否定された」との理由で、中電が経営ビジョンで2030年をめどに目指す原発の新規立地計画の撤回も求めた。伊勢市は、かつて中電芦浜原発の立地が計画された三重県の南伊勢町や大紀町に近い。中電は00年に芦浜の計画を撤回したが、経営ビジョンにより計画が再浮上する可能性がある。鈴木市長は「住民の命と生活を守るため安全対策をしっかりしてもらい、自然エネルギーへの転換を進めなければならない」と話した。 *3.18にも伝えましたが、こういった自治体から原発を止めようという動きが少しづつ出てきています。

11.04.12  1989年に日本科学者会議が出したパンフ「原発事故ーーその時あなたはどうするか!?」は全般ですがPDFファイルで読むことができます。

11.04.12  ロイター 4.12「放射性物質の放出量がチェルノブイリ超える懸念=東電」 東京電力の幹部は12日の会見で、福島第1原子力発電所の事故による放射性物質の漏れは止められておらず、最終的な放射性物質の放出量は、これまでで最悪の事故とされるチェルノブイリ原子力発電所事故を上回るかも知れないとの懸念を持っている、と述べた。

11.04.12  グリーンピース・ジャパンは明日13日 12:00から 衆議院第二議員会館にて、脱原発の声が高まるドイツの原子力政策の現状と今後について、グリーンピース・ドイツの気候変動・エネルギー部門リーダーであるトーマス・ブリュアーがご紹介する院内勉強会を開催するそうです。参加自由でUSTREAMでも中継されます。ドイツでは、原発についての争点はすでに、「推進か否か」ではなく、「いつ廃止にするか、5年後なのか10年後なのか」に移っているとのことです。

11.04.12  msn産経 4.12「「1カ月後の確認」に驚き 米紙、政府対応遅れを批判」 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、福島第1原発事故の深刻度が国際評価尺度で最悪の「レベル7」と変更されたことについて「最も驚いたのは、このような大量の放射性物質が放出されたと公的に認めるまでに1カ月かかったことだ」と指摘する米原子力専門家の批判的な内容を紹介、日本政府の対応の遅さを強調した。記事は「日本の原子力災害、チェルノブイリと並ぶ」との見出しで「何人かの原子力産業関係者は数週間にわたり大量の放射性物質が放出されたと指摘してきたが、日本政府当局者は一貫してその可能性を低く見積もってきた」とも指摘した。 *驚くというより意図的な悪意を感じざるを得ません。政府はもっと前にわかっていたはずなのに意図的に発表を遅らせ、結果的に被曝する人達を増やしたわけで、犯罪的だと言えます。

11.04.12  東京新聞 4.12「福島事故 最悪のレベル7」 東京電力福島第一原発の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十二日、1~3号機から大気中に大量の放射性物質が放出されたとして、原発事故の深刻さを示す国際評価尺度(INES)でレベル5としていた暫定評価を、最も深刻なレベル7に引き上げると発表した。福島第一原発の事故は、原子炉が溶融後に爆発し大気中に大量の放射性物質が放出された旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(一九八六年)と並び、世界で二例目の最悪の原子力事故となった。国内の原子力関係施設の事故ではこれまで、レベル4の東海村臨界事故(九九年)が最悪の評価だった。レベル5は、原子炉圧力容器の底に燃料が溶け落ちた米スリーマイル島原発事故(七九年)と同レベル。保安院と国の原子力安全委員会は十二日、記者会見し、引き上げの根拠を「(1~3号機から)大気中に放出された放射性物質の総量」と説明した。  *ネットではこのレベル7の発表を選挙後にしたのは計算の上だと評されています。たしかに選挙前に発表すると脱原発派議員がもっと誕生していた可能性はあると思います。どこまでも計算づくのきたない政府です。信頼できません。

11.04.12  机の上の空 大沼安史の個人新聞 4.11「日本政府設定の要避難基準、「チェルノブイリ」移住基準のなんと4倍 ニューヨーク・タイムズが報道」 日本政府(枝野官房長官)は、原発から半径20キロ圏外でも、「放射線の積算量が年間20ミリシーベルト以上に達する」と予測される地域を「計画的避難区域」として、1ヵ月めどに避難を呼びかける、と発表した。‥ニューヨーク・タイムズの記事によると‥旧ソ連はもっと低い限界値を使用した。「年間5ミリシーベルト」である。旧ソ連は1986年、この基準を上回る「チェルノブイリ」周辺の人々に移住のオファーをした。‥ということは、今回、日本政府が示した「年間20ミリシーベルト」は、「チェルノブイリ」の基準を4倍する被爆許容量であるわけだ。‥ウィーンに本部を置くIAEAが10日、こう発表した。前日の9日に、「フクシマ」の20~40マイル(32~64キロ)の地点で、毎時0.4~3.7 マイクロシーベルトを観測した――と。ということは、この毎時の放射線量が今回の日本政府の年間基準に達するには、225日~5.7年、かかる計算になる。つまり日本政府の基準値とは、IAEAの観測値の最も高い部類の地区だけをカバーする代物なのだ。一方、このIAEAの観測値を「チェルノブイリ」の基準にあてはまると、どうなるか? 最も低い観測値でも17ヵ月、最も高い値の場所だと、なんと56日で達成――許容限度を突破してしまうものだ。‥「チェルノブイリ」の基準の4倍まで被爆してもいい、とする、日本政府の基準!

11.04.12  (14:35) mo-014925(ランマル) 4.8「渡部亘三 一派の悪行」 前の福島県知事、佐藤栄作久氏をいわれなき収賄犯罪者にデッチ上げて追放し更に、後釜に据えたのが甥っ子の現知事佐藤だ。この二人、散々、原発利権から懐を肥やして、国民を欺いてきたのだから到底、許し難い存在である。福島第一原発が建設された土地は渡部亘三の所有地で毎年のように莫大な土地代が懐へ入って来る。原発誘致に熱心だった筈である。そして今度は甥っ子の現知事にも冷酷な所作があった事がバレてしまった。福島第一原発で放射能に晒されながら過酷な作業に従事している自衛隊、消防隊、米軍兵士らを福島県が東電から譲り受けた宿泊施設の部屋に泊めず廊下などに休憩、宿泊させていたという。その施設の代表が なんと現知事佐藤本人というから多くの人がビックリしたらしい。東電が保養施設をなかなか開放しなかった事と似ている。

11.04.12  msn産経 4.11「汚染水放出は「国際犯罪」 チェルノブイリ関係者らが批判」 東京電力が福島第1原子力発電所から低レベルの汚染水約1万1500トンを海に放出した問題で、旧ソ連チェルノブイリ原発事故で現場処理の責任者を務めたオストレツォフ氏や環境専門家ら3人が11日、モスクワ市内で記者会見し、日本の措置を「国際犯罪だ」と強く批判した。出席者らは、汚染水の放出がロンドン条約(廃棄物などの投棄による海洋汚染の防止条約)に抵触すると主張。「日本は汚染水に含まれる物質を明らかにせず、その影響に関する科学的予測もなく放出した」「汚染水は石油ターミナルなどに貯蔵して処理することもできるはずだ」などと述べた。‥オストレツォフ氏は産経新聞の取材に‥「状況は日本人が考えている以上に深刻だ。少なくとも北東アジア全体にかかわる国際問題として受け止めてほしい」と話した。ロシア外務省は今月7日、汚染水の放出について「今後は排出を容認しない措置を取るよう望む」との声明を出し、不快感を表明した。 *これが海外からの見方をストレートに示しています。海洋テロ国家とも言われています。

11.04.12  東京新聞 4.12「最大で1時間1万テラベクレル 国際尺度、最悪の7も」 福島第1原発の事故で、原子力安全委員会は11日、原発からは最大で1時間当たり1万テラベクレル(テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質が放出されていたとの試算を明らかにした。政府はこれを受け、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」とする方向で検討に入った。INESの評価によると、放射性のヨウ素131換算で外部への放射性物質の放出量が数万テラベクレル以上である場合は、レベル7であるとしている。‥政府は暫定的に「レベル5」としている現在の評価を見直し、レベル7に格上げすることの検討を始めた。

11.04.12  TBS News 4.11「当選の黒岩氏「神奈川から脱原発」」 神奈川県知事選挙から一夜明け、当選した黒岩祐治氏が記者会見し、「エネルギー革命を神奈川から起こし、脱・原発を訴えたい」と抱負を語りました。元ニュースキャスターの黒岩祐治氏は、10日に行われた神奈川県知事選挙で、2位に2倍以上の差をつけて初当選を果たしました。一夜明け、黒岩氏は県庁で会見を行い、震災後の電力不足が県内の経済活動に影響を与えているとした上で、「太陽光発電を導入したエネルギー革命を神奈川から起こし、脱・原発を訴えたい」と述べました。黒岩氏は、具体的には県内の住宅に無償で太陽光パネルを設置し、原発に頼らずに電力の自給自足を行う自治体として、「世界のモデル都市になりたい」としています。  *そこまで言うのなら本気そうです。全国の先駆けとして期待したいものです。

11.04.12  天木直人のブログ 4.11「感謝もいいけれど、まず謝罪ではないのか」  4月7日の毎日新聞にこんな記事が載っていた。民主党は6日、今国会で、大震災への国際的支援に対する感謝決議の原案を各党に示した、と。‥しかし、感謝よりもまず謝罪だ。原発事故を起こしてしまった事、一ヶ月たってもまだ放射線を封じ込めずに各国に不安と被害をかけ続けていること、何よりも事前通報もろくにしないであわてて海に放射線汚水を放出してしまった無責任さについて、首相みずから世界にはっきりと謝罪すべきである。ひょっとして菅直人という政治家は、謝罪をしない、できない政治家ではないの。

11.04.12  YOMIURI ONLINE 4.10「校庭活動に放射線基準…文科省、福島県に提示へ」 文部科学省は、校庭など、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を近く福島県に示す方針を固めた。同県内では、一部の学校で比較的高い濃度の放射線量や放射性物質が検出されており、体育など屋外活動の実施可否について早期に基準を示す必要があると判断した。同省などによると、基準は、児童生徒の年間被曝許容量を20ミリ・シーベルト(2万マイクロ・シーベルト)として、一般的な校庭の使用時間などを勘案して算定する方針。原子力安全委員会の助言を得た上で、大気中の線量基準などを同県に示す。 *福島県の子どもたちだけ年間被曝許容量を1ミリシーベルトから一気に20ミリシーベルトに引き上げようとしています。法の下の平等という言葉はどこに行ったのでしょう。法治国家とはいえなくなってきました。子供の命、人の命の軽視も甚だしい暴挙です。水質基準値引き上げや野菜の暫定基準値にしろ、日本はこんなご都合主義の人権無視国家だったんでしょうか。

11.04.12  福井新聞4.7「風力発電フル稼動、被災地支える 三谷商事、地震耐え無傷」 三谷商事が東日本大震災の被災地である茨城県神栖市で行っている外海洋上風力発電が、震災後も24時間フル稼働を続けている。ほぼ無傷の状態で、一般家庭約7千世帯分の電力を東京電力に供給している。原発事故で電力不足が深刻化する中、地震と津波に耐えた洋上風力発電への関心が高まりそうだ。同社は昨年、鹿島臨海工業地帯の護岸から約50メートル沖合に7基を設置し、6月から本稼働を始めた。風車の羽根の直径は約80メートル、支柱の高さは海面から約70メートルで、海底に直径3・5メートルの鋼管杭を25メートルの深さまで打ちこんでいる。7基合計の総発電能力は1万4千キロワット。同社によると、外海の洋上風力発電は国内で初めて。3月11日の震災時、同市は震度6で、5メートル以上の津波があった。工業地帯にある複数の工場が被災し操業停止に追い込まれた中、風車7基は震災直後も稼働‥。東電からは「電力不足のため、フル稼働をお願いしたい」との要請があったという。

11.04.12  日経 2010.10.25「代替エネルギー関連の特許、日本が世界の55%を占め圧勝」 知的財産権の保護などを目的に設立された国連の専門機関、WIPO(World Intellectual Property Organization)が発行した報告書に、エネルギー関連業界の注目が集まっている。その名称は「Patent-based Technology Analysis Report−Alternative Energy Technology」。2009年までのデータを基に、化石燃料を代替するエネルギーに関連した特許について世界的な動向を調べ、まとめたものである。対象とした特許の分野は、太陽光発電、風力発電、バイオエネルギー、地熱発電、CCS(二酸化炭素の回収・貯留)など。‥同報告書によると、代替エネルギーに関する日本の特許(日本で出願された特許の数)は世界の中で55%を占めている。太陽光発電に至っては68%にもなっており、代替エネルギーに関する日本での技術開発が盛んなことが特許の面から分析できる。‥問題は、これらの技術が「世界の投資に結びついていない」ことである。世界のエネルギー関連投資を国別に分析すると日本は世界の20分の1にすぎず、55%も占める特許を生かせているとは言い難い状況だ。 *かんじんの日本国内でせっかくの技術が使われず、原発ばかりに資金を投資してるとは、いったい何なんでしょう。ガンは原発ムラです。

11.04.12  毎日.jp 4.11「福島第1原発:注入の窒素が漏出か…1号機格納容器」 東京電力は11日、福島第1原発1号機で、水素爆発の発生を未然に防ぐため、原子炉格納容器への不燃性の窒素ガスの注入作業を進めた。しかし、容器内の圧力は1.95気圧(正午現在)で、前日から大きな変動はないという。圧力が上がらない原因を東電は「注入した窒素が容器内から外部に漏れ出ている可能性がある」と分析する。 *前からわかってましたが、また格納容器に穴が開いていることが証明されました。窒素を注入すると、かわりに放射性物質が押し出されて外に出てきていると思われるので、要注意です。

11.04.12 ★ 今や「犬NK」と称されるNHKですが、原発事故が起こった直後の放送はしごくまともなものだったということが、この緊迫感のあるYOUTUBE映像から見て取れます。それが少しして急に大本営発表にかわったのは、どう考えてもどこからか圧力があり、それに屈したからとしか思えません。そこでがんばれないようでは国民からも海外からも信頼されなくなり、犬HK言われるようになるわけです。なおこの映像はすぐに削除される可能性大ですので、保存しておきたい方は即刻DLしてください。

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