東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

4.5

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.04.05  環境市民「緊急セミナー:地球に原発はいらない 脱温暖化+脱原発は可能だ!〜ドイツと日本の先進的な事例から〜 4/16」京都・ひとまち交流館にて pm6:20〜 チラシ

11.04.05  サイエンス・メディア・センター 4.5 「低線量被ばくの人体への影響について:近藤誠・慶応大」 慶応義塾大学医学部放射線科講師の近藤さんによる指摘。‥100ミリシーベルト以下の被ばくでは火傷のような急性症状は出ません。急性症状について言っているなら妥当な表現です。しかし、広島、長崎で被爆した人の追跡調査では50ミリシーベルト以下の低線量被ばくでも発がんによる死亡増加を示唆する研究結果があります。放射線はわずかな線量でも、確率的に健康に影響を与える可能性があります。  *名前のない新聞の次号では大田篤さんのガンについての話を載せますが,その中でこの近藤先生の『それでもがん検診うけますか』(文春文庫)が出てくる。つまり集団検診などでレントゲンやCT検査を受けることにより放射線の力でがんが出来やすくなると言う話しだ。原発事故直後にはレントゲンと比較し,その後はCTと比較してたいしたことないとマスメディアは言い続けてきたが、レントゲンやCTでも実際はがんになる可能性がある!

11.04.05  asahi.com 4.5「メールに「計画停電の対応表」…開くとウイルス感染」「計画停電に関する対応表です」。そんな震災関連の情報提供を装うウイルスメールが東日本大震災後に相次いでいる。添付ファイルを開くと、パソコン内のデータを流出させるウイルスが動き出す仕組み。業界で注意を呼びかけている。

11.04.05  asahi.com 4.5「年間の被曝限度量、引き上げを検討 原子力安全委」原子力安全委員会は5日、放射線量の高い地域の住民の年間被曝限度量について、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めた。放射線の放出が長引き、「長く生活する観点で考えないといけない」とし、現実路線への見直しを検討する。 *では今まで決めていた限度量って何だったんでしょう。議論・検討した上で決めたはずです。自分達の都合のいいように変えられる限度量は信頼性0です。 これでは「安全委」ではなく「原子力危険委」と呼ぶべきだという声多数有り。

11.04.05  Peace Philosopyy Centre 4.4「ドイツ放射線防護協会から:チェルノブイリの経験に基づき、野菜、飲料等についての提言 」 (訳者による付記)チェルノブイリ原発事故後の経験に基づいてなされた本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。本提言は、3 月20 日の時点で出されたものであり、また、日本での地域的な違いが考慮されていないなどの制約があるかと思いますが、内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。

11.04.05  時事ドットコム 4.5「知事ら10首長、東電と国に抗議=福島原発の汚染水放出などに−茨城」 茨城県の橋本昌知事と沿岸9市町村長は5日、福島第1原発の事故により、農業や畜産業、水産業で出荷制限や風評被害を受けているとして、菅直人首相と東京電力の勝俣恒久会長に文書で抗議を行った。また、同原発で4日から、政府が「低レベル」とする汚染水計1万1500トンの海洋放出が始まったことについて、文書では「法令の規制値の最大で数百倍という高濃度の汚染水であり、通常では考えられない行為。やむを得ない緊急措置であったとしても、申請から20分後に容認されているのは、極めて疑問」と強く非難。事前に地元自治体に連絡がなかったことに対しても抗議した。

11.04.05  気象庁(日本の)が IAEAの要請を受けて作成していたという(でも国内向けには隠蔽していた)資料がやっとこさ公表されています。ドイツなどのシミュレーションアニメではなくPDF形式の文書で、稚拙な図でおどろきます。日本てアニメ王国だと言われてるはずですが。ひと時代遅れてます。

11.04.05  jidai.tv 4.2「福島第一原発元モニターからの証言 Reported by MIKE-T 」がYOUTUBEにアップされています。4.2収録のもので‥実際に『福島第一原発』のモニターとして活動していた、そして原発により潤っていた浪江町で被災した人からの、地震が起きてからの現地の様子、東電社員の取った行動、住んでいた町から離れるまでの証言インタビューを得ることが出来たのでここに掲載する。1:06 *現地で何が起こっていたか、マスメディアで決して報道されない実情がわかります。こういったネット上の映像も(TV局の番組などは特に)ある日突然削除されて見れなくなることがありますので、再度見たい,人に見せたいと思う映像はDLして保存しておくことをお勧めします。

11.04.05  (22:00) 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士 4.5「福島第1原発2号機ピットからの漏水に含まれる放射性物質は一日で許容量の9600年分?!」東電の5日午前の記者会見で、福島第1原発の2号機のピットから漏出している水に含まれる放射線量がヨウ素131(半減期8日)のみで1立方センチメートル当たり540万ベクレルであることが分かった。つまり、1リットル当たり54億ベクレル、10リットル当たり540億ベクレルとなる。原子炉1基当たりの許容値は1年間で370億ベクレルなので、10リットルでその総量を超えることとなる。莫大な数字であることが分かった。いま、2号機には1時間当たり8立方メートルの水が流されている。少なめに見積もってその半分が汚染されて排出されており、それがピットから流れているとすると、1時間4立方メートル、24時間で96立方メートル、すなわち、9万6000リットル流れていることとなる。10リットルで1年分の許容量を超えるのだから、1日分9万6000リットルでは、9600年分の許容量を排出していることになる。すさまじい数字だ。1日だけで、9600年の営業停止をくらっているようなもんだ。

11.04.05  放射能の単位がシーベルトとかベクレルとかややこしいですが、その換算をやってくれるページがあります。要ブックマーク

11.04.05  ナショナルジオグラフィック ニュース 4.4「放射能汚染水、海洋生態系への影響は?」「放射性物質が海洋に入ると、生物にさまざまな影響を及ぼす可能性がある。死滅の直接的な原因となる場合もあれば、奇形の発生や、食物連鎖を通じて体内に蓄積する“生物濃縮”を起こす場合もある」とアメリカ、ニューヨーク市立大学リーマン校海洋河口研究所所長のジョセフ・ラクリン氏は警鐘を鳴らす。「ある一定量の死滅を招く可能性がある。さらに心配なのは被曝による遺伝的な影響だ。遺伝子の変異によって繁殖率が低下する恐れがある」。 ‥ラクリン氏も次のように警告する。「短期間であれば問題はない。だが、漏出が数カ月も続くようであれば、日本政府は海洋生物への影響をより深刻にとらえ、対処しなければならないだろう。海岸はチェルノブイリのように石棺で封じるわけにはいかないのだから」。

11.04.05  フランスの大学が、モデルをつかった放射性物質の海洋への拡散予測を発表 ‥というTwitterの情報で、siroccoというサイトが紹介されています。
YOMIURI ONLINE 4.5 「汚染水拡散「最初は南北沿岸」…仏が予測」放射性物質の拡散は方向によって大きな差があり、最初は沿岸を南北に広がり、東西にはすぐに広がらないことが、仏国立科学研究センターなどの計算でわかった。海洋拡散予測図

11.04.05  チェルノブイリ原発事故後に京大原子炉実験所の小出裕章さんが講演している動画「放射能を噛みしめながら 原子力選択の意味を考える」(1988.10.9 名古屋)が 4.4 に YOUTUBE にアップされました。 チェルノブイリ後にはこういった貴重な資料がたくさんあり、それらが今必要とされて出てきています。また何十年にもわたり専門家の立場から原子力の廃絶を目ざして活動されてきた小出さん達の姿には頭が下がります。名前のない新聞の次号・5月号は「原発震災」特集の予定で、小出さんにインタビューさせて頂くことが決まりました。

11.04.05  asahi.com 新潟版 4.2「原発反対派が急きょ立候補、選挙戦に 柏崎市・刈羽郡」自民党現職2人のほかに立候補の動きがなく、無投票とみられていた県議選柏崎市・刈羽郡選挙区(定数2)は1日、原発反対派の元刈羽村議が立候補し、一 転して選挙戦になった。福島第一原発の事故後、柏崎刈羽原発の地元でも不安が高まる中、原発の是非が一番の争点になりそうだ。 *その選挙区に知り合いがいる人は知らせよう!

11.04.05  msn産経 4.5「東電の2千万円見舞金 福島・浪江町だけ「住民の補償が先」と拒否」 東京電力が5日までに、福島第1原発の事故で被害を受けた周辺自治体に一律2千万円の見舞金を支払った。第1原発のある双葉町、大熊町を含め9市町村は受け取ったが、原発の北に位置する浪江町は「住民への補償が先だ」として、受け取りを拒否した。浪江町は「町民一人一人への賠償金額が確定していない段階で受け取ることはできない。避難生活が長期化している住民への補償が先だ」と説明している。 *NHKニュースでは、浪江町は人口が2万人おり、1人あたり1000円にしかならないと怒っていたようです。建設する前には1人あたり1000万円でも払っていたでしょうに、東電の態度に反省の色はまったく見えません。

11.04.05  「WRF 日本福島第一核電廠輻射塵濃度預報」ドイツやノルウェーなどに続いて台湾の気象庁?が福島原発からの放射能拡散シミュレーションを公表しています。細かい風向きも表示されているのでわかりやすいです。

11.04.05  Native Heart 4.1「デニス・バンクス、日本への祈り 〜福島原子力発電所の危機的状況の中で〜」 デニス・バンクスは1978年に米大陸横断のロンゲストウォークを行い、またセイクリッド・ランで世界中に環境保護のメッセージを伝えてきた。‥40年前我々は、アメリカ最大のウラニウム採掘場、ニューメキシコ州グランツにあるジャック・パイル鉱山で、採掘に反対して大きな抗議行動を行 なった。そして45年、50年経た現在、警告して来た事が起こってしまった。日本の福島原子力発電所の危機的状況だ。我々は危険を予測する科学者のつもりはないが、ともかくも現在それが起こっている‥。

11.04.05  すこし前までは原子力のトラブルというと大きな部品が落下したり担当者が自殺するなど高速増殖炉もんじゅの話題が多かったですが、通常の原発より桁違いに怖いという高速増殖炉もんじゅのまとめwikiのページができています。だれでも編集・改変できる形なので参加してほしいそうです。

11.04.05  (12:55) YOMIURI ONLINE 4.5「ロシア懸念「海水汚染、我が国にも影響」」ロシアのイワノフ副首相は4日、米外交問題評議会で講演し、福島第一原発からの放射性物質流出について「海水が汚染されれば、我が国に影響するのは間違いない」と懸念を示した。副首相は、ロシア当局のこれまでの調査では同国上空や海域の放射能汚染はないとした上で、「海水の汚染により、我々が福島の100マイル(約160キロ・メートル)沖で取る魚は非常に危険になる」と語った。副首相はまた、「(露米の)専門家は日本側の協力態勢に不満だった」などと述べ、事故状況を海外の原子力専門家に開示すべきだったとの見解を示した。
「国際法的問題の可能性…韓国、汚染水放出に懸念」韓国政府は4日夜、福島第一原発で汚染水が海に放出された問題で、在日韓国大使館を通じ、日本外務省に「国際法的問題を引き起こす可能性がある」との懸念を伝えた。韓国政府は、日本政府から汚染水の放出について、事前に正式な通告がなかったことを問題視している。
「汚染水放出、農水省に事前報告なし…農相抗議」

11.04.05  nikkei BPnet 2007.2.1「東電、原発の装置故障を隠ぺい、77年からデータ改ざん続ける」 東京電力は1月31日、原子力発電所で行った定期検査に関するデータの改ざんについて調査結果をまとめた。福島第一、第二(いずれも福島県)、柏崎 刈羽(新潟県)の原発、合計17基中13基で新たな不正が発覚し、緊急時に原発のメルトダウンなどを防ぐ非常用炉心冷却装置(ECCS)のポンプ故障を隠 して検査を通すなど、悪質な改ざんが明らかになった。 *今更ですが、記録のため掲載します。

11.04.05  植草一秀の『知られざる真実』4.4「原発政策を誘導した米国核政策必見ドキュメント」 第二次大戦後の日本の原子力政策は、米国によって半強制的に植え付けられたものである。米国が植え付けの主体であるが、この過程で、日本人のエージェント(=米国代理人)が、極めて重要な働きを演じた。日本人でありながら根ざす根本が日本にはない、米国の使命を帯びた人間が、戦後日本を誘導し続けてきた。そのために、日本は「真の独立」を達成できぬまま、現在に至っている。戦後日本の原子力政策を誘導した第一の人物が正力松太郎である。正力松太郎は読売新聞の事実上の創設者であり、日本テレビ放送網を創設した人物だが、同時に日本の原子力利用を誘導した人物でもある。‥正力松太郎が具体的にどのような行動をしたのか。米国がどのように日本の原子力政策をコントロールしてきたのかが、よく分かるプログラムである。福島原発事故に直面したいま、すべての日本国民がこのプログラムを視聴し、原子力政策を再検討しなければならない。‥として、「原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜NHK(現代史スクープドキュメント)」を紹介している。(他にもあり)

11.04.05  毎日.jp 4.4「福島第1原発:「透明性確保を」IAEA事務局長クギ刺す」原発の安全性の確保・向上を目指す「原子力安全条約」の検討会合が4日、ウィーンの国際原子力機関 (IAEA)本部で開幕した。東京電力福島第1原発事故の行方に国際社会の強い関心が集まる中、天野之弥IAEA事務局長は冒頭、「極めて深刻な状況が続 いている」との見方を示した。「原子力への信頼の回復と維持には、安全基準の厳守と完全な透明性が欠かせない」とも指摘。情報の秘匿などは許されないとクギを刺した。 *原発推進国際組織のIAEAからも全く信頼されていません。

11.04.05  5.21-22に青森県下北「核」半島の先端にある大間原発敷地に隣接するあさこはうすで「大MAGROCK」が開かれます。大間原発は世界初のフルモックス原発で、炉心はあさこはうすから300mの距離に計画されています。大間原発着工の年にはじまった「MAGROCK」は、たくさんの人たちがこの現状を見、聞き、伝えてくれること。この馬鹿げた事実を世界中に発信すること。そして「あさこはうす」が世界中の反核の拠点となり、世界中から「核」が消え去る日を夢見て、世界一小さなロック・フェスから世界一大きな反核フェス目指して、4年目の今年は「大MAGROCK」として開かれます。サイトには小出裕章さんやいしだ壱成からのメッセージが寄せられている。

11.04.05  長周新聞 4.1「被爆体験無視の売国政治改めよ 福島原発事故に長崎市民の声 戦後復興の教訓現代に」 日本壊滅の危機をもたらしている福島第一原発事故は、これまで隠されていた原子力発電の正体とともに、戦後政治の破綻をも暴露するものとなった。全国で 「すべての原発を即刻廃止せよ」との世論が強まるなか、菅政府は、まだ福島原発事故の収束のめどもつかぬさなかにありながら、世界最大の原発大国であるアメリカ、フランス政府に泣きついて「CO2を出さない原発は必要不可欠なエネルギーであり、全廃論よりも安全性を高める論議が必要だ」などと火消しに躍起である。この顛末にもっとも怒っているのは、世界で唯一、原爆をまともに投げつけられた広島、長崎の市民である。2発の原爆を投下され、数十万人もの市民がむごたらしく殺された被爆国としての責任を放棄し、その被害を隠して日本中に原発を林立させ、それが破綻に至っても「原発推進」を叫ぶその醜悪な姿は、「国民をだまし続けて第二次大戦へと導き、国を破滅させた戦争政治の延長」だととらえられている。広島と並ぶ被爆地・長崎市民のなかでは、今こそ被爆の実相を全国に知らせるとともに、国を壊滅させ戦争へ導く政治を変える全国的な世論を喚起する必要性が語られている。

11.04.05  msn産経4.4「「無能な味方は敵より恐ろしい」 危機だからこそ首相退陣」相次ぐ失政と醜聞により、「退陣」と「やぶれかぶれ解散」の二者択一を迫られていたはずの 菅直人首相が、東日本大震災を奇貨として続投を決め込んでいる。民主党の岡田克也幹事長は「危機的状況で首相を代えるなどありえない」ともっともらしい理 屈をつけるが、菅首相でなければならない理由はない。むしろ危機に直面した現状において無能な味方は敵よりもよほど恐ろしい。 *異議なしで〜す

11.04.05  (0:15) 浜岡原発すぐ止めて! 4・10東京―市民集会&デモ のお知らせをイベント情報BBSにのせました

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