東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

3.31

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.03.31 ★ 【講演会】明日4.1に東京で「田中優◆緊急◆東京講演会」が開かれます。pm7〜芝浦港南区民センター1階ホール 無料 USTREAMで中継予定。

11.03.31 ★ 【アクション】「原発いらないよ!おおさか駅前アピール4・2アクション」◆4月2日(土)午後1時〜2時☆ところ JR大阪駅・南側歩道橋(※雨天時は歩道橋階段下にて)■呼びかけはSTOP原発☆アクション関西 stopgenpatu@yahoo.co.jp 参加を呼びかけています。チラシ・楽器・仮装・プラカードなどの持ち込みも歓迎とのこと。

11.03.31 ★ 時事ドットコム 3.31「飯館村「避難必要ない」=試算の数値、基準の半分−保安院」国際原子力機関(IAEA)が福島県飯舘村の土壌から高濃度の放射性物質が検出されたと公表したことを受け、経済産業省原子力安全・保安院は31日、福島第1原発の事故発生後から住民が被ばくした放射線量を独自に試算した数値を公表し、「避難の必要はない」と説明した。保安院によると、文部科学省が同村周辺で定期的に計測している空気中の放射線量を基に、事故で放射性物質が飛散してからの住民の被ばく量を計算。‥屋外に8時間いたと仮定した場合、避難基準の半分となる約25ミリシーベルトとなったという。同村は福島第1原発の北西約40キロにあり、半径20キロ圏内の避難地域に指定されておらず、現在も180人前後の住民がとどまっているとみられる。保安院の西山英彦審議官は「各地で計測される放射線量が下がっている現象もある。IAEAの基準をよく調べたいが、試算では落ち着いて考えれば大丈夫だ。放射線量が上がり、避難が必要となった場合は、遅れないよう対応したい」と話した。 *ぜひ保安院の人達にそこに住みついて陣頭指揮をとってほしいものです。今回の原発事故はある意味、水俣病や薬害エイズの再現です。日本の支配層がまったく変わってないことを証明してくれました。

11.03.31 ★ takashi uesugiブログ 3.31 「福島原発事故は人災だ!「亡国の官邸」全内幕」週刊朝日2011年4月1日号より (小見出し)・「亡国の官邸」全内幕・前日に要請したハイパー消防車・「それは東電が発表すること」・海外メディアに広がる「不信感」

11.03.31 ★ TBS News i 3.31(動画ニュース)「原発全体をコンクリートで覆う案も検討 」復旧作業になかなか進展が見られない福島第一原発。放射性物質を封じ込めるため、日米両政府は、福島第一原発全体をコンクリートで覆う案についても検討を始めました。事態収拾のためのあの手この手の対応策。原子炉の周辺では放射性物質が空中に舞い上がるのを防ぐため、合成樹脂製の「コーティング剤」を散布することが検討されています。31日は天候不良のため中止となりましたが、1日以降、試験的に実施される予定です。日米両政府のプロジェクトチームは、放射性物質を封じ込めるため、当面は冷却を続けながら合成樹脂を散布する、第2段階として、巨大なテントで覆うという案を検討しているほか、最終段階として、福島第一原発全体をコンクリートで覆うという案についても検討を始めました。コンクリートで覆う場合、1機につき2000億円近く、1号機から4号機までだと7000億円以上かかるとの専門家の試算が総理官邸に報告されています。事態の沈静化までどのくらいかかるのでしょうか。そのシナリオさえ見えないなかで、復旧に向けた歩みは手さぐりで進んでいます。

11.03.31 ★ ウォールストリートジャーナル3.31「【投票】原子力発電は日本の将来に必要?不必要?」原子力発電を政策として推進してきた日本政府。近年はCO2排出削減の観点からも、石油や石炭などの化石燃料に対する優位性が注目され、震災前には、商用原子炉54基が、国内の電力需要の約3割を担っていた(2009年度)。しかし、今回の福島原発事故によって原子力発電に対する国民の不信感が高まっている。ドイツが目指した、既存の原発を順次フェーズアウトする脱原発政策は可能なのか。読者はどう思われるだろうか。原子力発電は日本の将来に必要?不必要?‥とウエブ上でかんたんに投票するようになってます。現段階での結果をみると:必要124票、不必要339票です。

11.03.31 ★ The Voice of Russia 3.29「露専門家「福島原発の状況は最も否定的なシナリオ」」ロシア国営原子力企業「ロスアトム」社会評議会のメンバーを務めるウラジーミル・クズネツォフ教授は「福島原発の状況は、最も否定的なシナリオに従って進んでいる」とし、次のように指摘した―まず、第二号機では、原子炉の底で溶解が生じており、放射性物質がおそらく土壌にしみ込み、海に流れ込む可能性がある。最大の脅威と思われているのは、プルトニウムが外に出る事だ。しかし最も恐ろしいのは、プルトニウムを洗い流す事だ。プルトニウムが発電所の敷地内ばかりでなく敷地外に運ばれ広がってしまうからだ。海に入り、波に運ばれてゆく 魚の体内に入ったり、どこか別の所に沈殿し溜まるだろうが、それは誰にも分からない。放射能雲はすでに、放射性ヨードのアイソトープの一部を世界中に運んでしまった。

11.03.31 ★ (21:00)The Voice of Russia 3.22「ロシアの原子力専門家 日本政府に提言 (イズベスチア紙から抜粋)」日本で支援活動にあたっていたロシアの原子力専門家、ウラジーミル・アスモロフ氏が20日、ロシアに帰国しました。‥アスモロフ氏は、長年にわたって、チェルノブイリ原発事故の処理作業を率いてきた人物です。‥日本の方々は、原子力発電所の管理について素晴らしい腕前を持っているにも関わらず、一番重要な時にコントロールを失ってしまいました。日本の複雑で硬直的な官僚的運営モデルによって、事故への対応が遅れてしまったのです。問題を検討する場所が、現場から離れれば離れるほど、政策決定は遅くなり、運営状況が悪化します。ロシア人にとっては5分で済んでしまうようなことでも、日本ではまず委員会を立ち上げ、会合を重ねることが必要で、しかも肝心な責任者は1人だけで、常に連絡を取れるとは限りません。副大臣より下の人と話しても、何も決定できないようになっているのです。 ‥事故があって停電してから9日間、原発には電力が供給されませんでした。ロシアならば、即座に地面にコイルを伸ばして、予備発電機を投入したことでしょう。もしも放水ポンプをすぐに動かすことが出来ていたならば、最悪の事態は避けられていたことでしょう。日本の人々がなにも手をこまねいていたとは言いませんが、独自の官僚的政策決定が長引いている間に、原発は燃えてしまったのです。‥最も重要な提言としては、危機管理の責任者が、東京の本省ではなく、実際の現場である原発で指揮をとるべきだ、ということを申し上げました。

11.03.31 ★ GLOGOS 3.30「原発事故報道と戦前の新聞」(高田昌幸)よく知られているように、戦前の言論統制は、当局による強圧的な統制が最初から幅を利かしていたわけではない。最初は各社の「自主的な判断」があった。自ら進んで「国策」に協力したのである。‥清沢烈の、1936年当時の批判も強烈である。以下の文章は当時の月刊誌「日本評論」に掲載されたものだ。「新聞社が役人の頭で動いている証拠には、その頭が常に役人本位である。役人を代えると『人事刷新』と囃したてて喝采する。役人の出世・行詰まりを国民の福利と関係があるかのように解釈する結果だ。」「こうした傾向からみて、役人の行き詰まりから来た非常時心理を紙面に反映するのは当然である。殊に朝日あたりは幹部が事務的になりきって、主義や思想を守りきろうという熱意があろう道理はない。かくしてファッショの風潮にひとたまりもなく頭を下げるのである」‥毎日新聞の当時のOBは以下のようなことを書き残している。「今日では(新聞は)平和産業の一部門だと解する愚か者はなく・・・インキはガソリン、ペンは銃剣である。新聞人の戦野は紙面である。全紙面を戦場に・・・ジャズ゙に浮かれていた数年前の新聞は今日見たくも無い」‥私の解釈でいえば、「新聞は社会の公器である」という言葉は、戦後民主主義の高揚とともに生まれたものではない。「新聞は読者とともにある」という理念を表した言葉でもない。それは「国策遂行のために新聞はある」という、戦前の新聞のありようを体現したものにほかならない。 「社会の公器」は「国策遂行」とイコールの関係だった。時代は変わっても、メディアと当局の親和性は極めて高い。「国難」「未曾有の出来事」になればなるほど、その親和性は高まってくる。福島原発に関する報道を見ていると、ここに縷々書き連ねた、戦前のいやな感じが二重写しになってしまう。‥先述した戦前の日本や9・11直後の米国などがそうだったように、「国難」や「国民一丸」が語られるときほど、ニュースは当局寄りになる。この傾向が進むと、残るのは「大本営発表」と「前線で戦う人々の美談」のみである。‥福島の問題に立ち返れば、それでも、報道の現場でやるべきこと、やれることはたくさんあると思う。「多様性の確保=異なる視点」と「発表されない事実の掘り起こし」。突き詰めて言えば、「大本営」を防ぐには、この2つの柱しかない。

11.03.31 ★ 河野太郎ブログごまめの歯ぎしり 3.31「無計画停電は必要ない」自民党有志と環境エネルギー政策研究所(ISEP)の勉強会。無計画停電の必要性について検証する。ISEPのレポートは明確に、無計画停電の必然性を否定する。‥2000kW以上の大口需要家に対しては、政府の介入で需給調整契約を義務づける。500-2000kWの需要家に対しては、まず、ピーク料金を引き上げて節電を促すと同時に、需給調整契約を順次取り入れ、契約を結んだところからピーク料金を下げる。50-500kWの需要家に対しては、ピーク料金の引き上げで節電を促す。50kW以下の需要家に対しては、一定のルールでアンペア数を切り下げる。これにより、無計画停電の必要はなくなるはずだ。経産省と東京電力は、需給調整契約の内容や発動状況などの情報を意図的に隠蔽しているが、もはや電力需給に関しては、東電に任せておける状況ではなく、政府が対処すべき問題である。一刻も早く政府が対応するべきだ。無計画停電は必要ない。  *「計画」停電は原発を止めると電気が止まるぞという恫喝・パフォーマンスです。河野太郎氏は二世議員ですが自民党内でいちばんまともな部類だと思います。

11.03.31 ★  livedoorニュース 3.31「下請け原発作業員 日当20万円提示されるも妻に泣かれ断る」自衛隊や消防隊による決死の放水作業が「英雄的」と賞讃される陰で、誰からも注目されることなく福島第一原発に乗り込んでいる男たちがいる。それが現在、復旧作業に当たっている現場作業員たちだ。彼らの多くは東京電力社員ではなく、下請け、孫請けなど外部の企業から招集されている。なかには「7次請け」の者までいるというから驚く。仕事内容は、電源ケーブルを引く作業から放射能に汚染された工具の管理まで幅広いが、自ら進んで危険な原発に赴く作業員は少ない。福島入りを断わったという新潟県柏崎市にある4次請け企業の作業員がいう。「正直言って、私には自衛隊やハイパーレスキュー隊のような使命感はない。同僚の多くもそうだと思います。家族も心配するし、命をかけてまでやりたくない、というのが本音です」これは当然の意見だろう。それだけに今回の復旧作業では、なかなか人が集まらないのが現状だ。そのため作業員への報酬は急騰している。あるいわき市の30代・5次請け作業員がいう。「私は勤める会社から“日当20万円でどうだ”と提示された。普段の自分の稼ぎからすれば夢のような話だが、妻に泣いて止められ断わった。作業は1時間にも満たないというから、実質は“時給20万円”ですが、リスクが大きすぎる」‥「原発が停止している間も、生活費は出ていく。家族を生活させていかなきゃいけないし、何より誘いを断われば次の仕事がもらえなくなるという恐怖感がある。行くしかない」実際、新潟の避難所には、仕事を断わり避難を上役に切り出した際に「逃げるならクビだ」と捨てぜりふを吐かれた作業員もいた。いまだ原発周辺では高い放射線量が検出されているため、日当は高止まり状態だという。※週刊ポスト2011年4月8日号

11.03.31 ★  livedoorニュース 3.31「原発事故の原因の一つ 東電社内人事で原発専門家追放の過去」‥被曝覚悟で決死の活動を展開している現地の東電、メーカー、下請け業者、自衛隊、警察、消防の方々には心から敬意を表したい。大前研一氏はそう語りながらも、「だが」――と、問題の本質を以下のように指摘する。‥そもそも日本政府は、原子力産業を推進するといっておきながら、民間企業の電力会社にすべての責任を押しつけてきた。‥もう一つの“語られざる原因”は、2002年に起きた「原発トラブル隠し」問題で、東電が社内の原子力関係者を忌み嫌い、当時の社長と(福島第一原発所長を20年経験した)常務、およびその部下たちをパージしてしまったことである。今や取締役以上は事務系の人が大半で、原子炉の現場関係者はほとんどいない。今回、東電の対応が後手後手だと批判されているが、それは複雑きわまりない原発の内部構造を熟知している原子炉プラントの専門家が上層部にいないからである。もはや産業としての原発は終わった。国内に新設することはもちろん、海外に輸出することも無理だろう。国内に残っている原発は存続できたとしても、今までの日本的な行政主導のやり方ではリスクが高すぎて民間企業には背負いきれないだろう。今後も国策として原子力を続けるなら、既存の原発は国が買い取り、国が責任を持って運営すべきである。そうしないのであれば、原子力が担っている30%分の電力を削減する以外に選択肢はない。※週刊ポスト2011年4月8日号

11.03.31 ★ 「周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会」がグリーンアクションと美浜の会によって呼びかけられています。pm1:30〜大阪府社会福祉会館にて。 

11.03.31 ★  livedoorニュース 3.31「20キロ圏に数百〜千の遺体か」政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百〜千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

11.03.31 ★  (18:00) Stop ザ もんじゅの会のサイトには「核汚染脱出マニュアル」というPDFファイルがダウンロードできるようになっています。みえない雲との戦い、外部ヒバク防護3原則、内部ヒバクを防ぐ、核汚染脱出ツールなど、コンパクトにまとめられており、自分でプリントして持ち歩いたり人に手渡しやすそうです。

11.03.31 ★ Stop ザ もんじゅの会が主催で4月16日に大阪・中之島で原発反対の野外集会とパレードが開かれるそうです。pm3時に中之島公園女神像前集合。集会後に御堂筋をパレードします! ストップ・ザ・もんじゅ主催 電話0728 43 1904

11.03.31 ★ 何度も紹介していますが、忌野清志郎が歌っている原発の歌がもう一つあります。原発賛成音頭 放送禁止になってもタブーを歌い言いたいことを言いつづけた彼の反骨精神を受けつぐようなミュージシャン、アーティストは今いるんでしょうか。おまけにもう一つ、タイマーズ 夜ヒット 1989‥これは1曲目のタイマーズのテーマが何故か(意図的に?)カットされていますが、最後にもう一度歌ってます。

11.03.31 ★ 3.26に長崎で開かれた藤田 祐幸さんの講演会の動画を昨日紹介しましたが、藤田さんにとっては言い足らなかった,抑制しすぎたとのことで、28日に自宅で撮り直した動画「慚愧の思いで語り直す福島原発事故」がYOUTUBEで公開されています。54:20

11.03.31 ★ いわき市の市民派市議・加藤かずよしさんのブログ「風のたより」では官製ではない市民のつながりによる支援の様子が伝えられています。また広河隆一さん経由でアイリーン・スミスさんがアメリカから送った放射線検知器で測定した数値も公表されています。

11.03.31 ★ なんちゃって☆原発ハザードマップ それぞれの原発に距離別のチェックボックスがあり、たとえば10km、50km、200kmなどのチェックをオンにすると、同心円が表示されるので、一目でどこが安全かがわかるというマップ。ただしあくまで距離のみで風向などを計算にいれてるわけではありません。

11.03.31 ★ ウォール・ストリート・ジャーナル3.31「東電、甘すぎた危機対応策」ウォール・ストリート・ジャーナルが確認した福島第1原発の緊急時対応策は、外部への支援要請についてもほとんど書かれておらず、地震と津波による被害を受けた今回の原発事故の対応がなぜ混乱したかがうかがわれる。この緊急時対応策は規制当局の承認も得ているが、‥最悪の事態を想定しておらず、今回頼らざるを得なかった東京消防庁の消防隊や自衛隊、米国が持つ設備の利用などについても触れられていなかった。‥事故対応マニュアルの中核部分である「アクシデントマネジメント整備報告書」は毎年更新されていたが、ファックスを主要な外部とのコミュニケーションの手段としていた。‥原子力の専門家は、今回のような災害への対応策を定めている原発はほとんどないと語る。‥日本の原発規制当局や原発を運営する事業者は、国民が怖がらないように大規模な災害について話すことや準備することを回避する傾向がある、との批判がある。福島第1原発のアクシデントマネジメント整備報告書ではこう述べている。「深刻な事故の可能性は非常に小さい。エンジアリングの観点からは実質的に考えられない」

11.03.31 ★ 武田邦彦のブログ 3.31「IAEAから聞きたくなかった」IAEA(国際原子力機関、本部はスイスのジュネーブ)が土壌汚染について測定したところ、福島県で「IAEAが勧告している避難しなければならない地点」が見つかったことを日本政府に通告したというニュースが流れた。聞きたくないニュースだった。日本には政府がある。IAEAが土壌汚染を測る前に日本政府か自治体、もしくは原子力機構や、東電が測って、日本国民に知らせ、あるいは待避させて欲しかった.‥3月31日、テレビ局が独自に入手したとされる3月24日から3月28日に撮影されたという福島原発の内部映像が公開された。地震で破壊されたと見られる配管がプッツリ切れていた。‥福島原発の状態を知りたいというのは国民の願いだ。それなのに、東電や保安院など映像を撮影したり、見たりすることができる人たちは、この映像を隠していたのだろう。‥これほどの非常時になっても、まだ福島原発は「東電のもの」であり、内部映像は「秘密」であるという感覚は奇妙だ。‥日頃、北朝鮮の情報が隠されていると批判している日本人だが、今が非常時だということを考えると、北朝鮮を上回る情報統制だ。

11.03.31 ★ 「明日に向けて」ブログ 山水人のMLに今回の原発事故の分析や対処法を連続して書かれていたフリーライターの守田敏也のブログができ、そこからまとめて読めるようになりました。政府やマスメディアからも、またネット上でもたくさんの情報が出回ってしますが、それらをどう整理し判断したらいいのかの参考になると思います。なおピースウォーク京都の特設サイトサクセスランニングのサイトにも同じものが載せられています。

11.03.31 ★ zakzak 3.30「「累積放射能」の恐怖は X線画像に怪現象…一目瞭然の異常値」東京電力福島第1原発から漏れている放射能により、首都圏も大気中の放射線量が一時急速に高まった。‥夕刊フジは、文部科学省が毎日発表する都道府県別環境放射能水準調査の結果をもとに、3月20日から27日まで1都3県の累積放射線量を推計した。1時間あたりの放射線量(最大値)を基準に、24時間、屋外に居続けることを前提に積算した。震災前の東京の平均被曝量(8日間)は最大でも15・168マイクロシーベルトなので、いずれも平時の値を上回っている。原発事故の影響をほとんど受けていないとみられる大阪府の現在の積算値9・984マイクロシーベルトと比べても、その“異常値”は一目瞭然だ。‥関東地方の医療関係者の間で話題になっている“怪現象”もそのひとつ。今月15日以降、X線画像診断システムの画像全体に、小さな黒い点々が写り込んでいるという報告が相次いでいるのだ。その正体は、福島第1原発から大気中に放出された放射性物質とみられる。“見えない恐怖”の放射能が、目に見える形で姿を現した格好だ。撮影機を製造する富士フイルムメディカルシステム事業部は、「報告が急増した時期や、報告があった医療機関の所在地などの状況証拠から、黒点は福島原発から放たれた放射性物質とみて間違いないでしょう。黒点は画像全体にランダムに広がっており、装置の使用前に付着物を電気的な信号によって消去し、クリーニング処理する必要があります」と話す。‥この現象について元国立がんセンター放射線研究部長の田ノ岡宏・日本放射線影響学会非常勤理事は、「関東の大気がやっぱり汚染されていたという事実が、より鋭敏に立証された」と話す。‥首都圏の人たちが最も気にしているのは、「今後に」影響はないのか、だ。元科学技術庁放射線医学総合研究所研究員で、岩手看護短大学長の小川英行氏はこう語る。「‥今後、放射線量が平常値で安定し続けるという前提であれば、現在の累積放射線量が首都圏の皆さんの健康被害に直結することはないでしょう」ただし、胎児や乳児についての話は別になる、と小川氏は指摘する。「全身で盛んに細胞分裂を繰り返している胎児や乳児の感受性は非常に高い。内部被曝しても、成人には体外から取り入れた異物を排出する機能が備わっていますが、乳児は異物をも栄養として取り込んでしまいます。数日前に放射性物質が検出されたと分かっている水を、わざわざ飲ませるようなことは当面慎むべきでしょう」そのうえで小川氏は「最も重要なことは、東電と政府がこれから先、たとえわずかでも放射能を漏らさないこと」と語気を強める。いまは何とか安心だが、累積放射線量がこれ以上増えるような事態になれば、首都圏住民もいよいよ本気で避難を考えるほうがよさそうだ。

11.03.31 ★ 【イベント】脱原発の日のブログ 3.26「世界は日本を注視する:デンジャラス核発電!がんばれ日本人」韓国で“核なき世に「デンジャラス核発電!!がんばれ日本人!!」韓日コンサート”が 4月2,3,4日と行われることになりました。日韓の音楽家が競演します。上関原発予定地で活躍したSKATY、コンチ隼人、龍太郎、シスさんが出演。上関原発闘争を撮り続けて来た那須圭子さんの写真を、東アジア大震災のパネル写真と合わせ展示します。上関原発を建てさせないために、また韓国でも脱原発の運動が高まるための起爆剤的なコンサートになると期待されます。4月2日=ソウル 3日=城南 4日=安城の予定 ポスター画像 *韓国のプロテスタント団体の関係のようです。

11.03.31 ★ (13:30) 中日新聞 3.29 「岐阜県派遣隊が福島で活動」岐阜県美濃加茂市古井町の木沢記念病院の井戸靖司・統括医療技術部長が28日、同市役所を訪れ、県派遣隊として27日から福島県内で活動を始めた放射線技師らの活動を渡辺直由市長に伝えた。‥井戸さんが木沢記念病院の放射線技師、浅野宏文さんから受けたメールによると、27日には測定した313人のうち6人が、基準値の1万cpm(カウント・パー・ミニット=1分当たりで計測された放射線数)を超え、うち1人は10万cpmを超えた。検出されたのは土壌で汚染された靴裏や靴下、ズボンが大半。原発の20キロ圏内まで家族の捜索に入っている人もいるほか、放射線値を1回5千円の有料で測る悪質なケースも横行しているという。井戸さんは「一時的ならば大丈夫だが、常時生活するのは考えられない値。早期の収束が前提だ」と話している。 *1万cpm=50マイクロシーベルト/時にあたるそうです。

11.03.31 ★ スポニチ 3.30 「やはり放射性ヨウ素は…米学者「安全だと説明したときは驚いた」」29日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、福島第1原発事故の影響について、‥日本政府の説明への苦言も紹介した。この専門家はコロンビア大で放射線の人体への影響を研究、CTスキャン規制強化などを求めているデービッド・ブレナー博士。がんになる恐れがあるのは放射性ヨウ素に汚染された牛乳、水、農産物を摂取した子供だという。政府の情報公開については「良い仕事をしていると思うが常にではない」と指摘。情報遅れのほか、牛乳や野菜から放射性ヨウ素が発見され、当初安全だと説明したときには驚いたといい、「これらを食べるリスクを冒す必要はない」とした。

11.03.31 ★ YAHOOニュース 3.30「原発輸出に引き続き意欲=海江田経産相」海江田万里経済産業相は30日の記者会見で、福島第1原子力発電所の事故が原発の海外輸出に与える影響について、「さらなる安全対策を固めていく中で世界の信頼を得られる道も付けられると思っている」と述べ、引き続き輸出を推進する意欲を示した。 *民主党政権はもう終わりです。分裂して自滅するなりなんなりしてください。脱原発を掲げる政党なら自民党だろうがなんだろうが歓迎ですが、一貫して脱原発を主張してたのは社民党だけです。あ、共産党もそうでしたっけ?? ドイツの緑の党みたいな政党に出てきてほしいところです。

11.03.31 ★ 福島みずほHP 3.30 「脱原子力と自然エネルギーへの政策転換を求めて菅総理に」本日昼、社民党の議員たちと一緒に官邸で菅総理に直接、脱原発と自然エネルギーへの転換を申し入れたとのこと。1.福島第一原子力発電所事故の一刻も早い収束に全力を尽くすこと。2.安全・安心確保のために原子力施設の停止に踏み切ること。3.福島第一原子力発電所事故の真相究明体制を早急に確保すること。4.原子力安全規制行政の大胆な改革に着手すること。5.エネルギー政策の抜本的転換に向けて措置をとること。 *既成政党の中で原発の問題を一番わかっているのは社民党以外にないでしょう。

11.03.31 ★ チェルノブイリへのかけはし 3.29「低線量被ばく」チェルノブイリの汚染地に住む人達が言う。放射能に体が慣れてくる。そういう初期症状を通り越すとわからなくなってくると。特に大人は感覚が麻痺してくる。これが低線量被ばくの恐ろしさです。あとで一気にトラブルが出てくる。しかも、日本人は、放射能の被害イコール癌と、考えているけれど、そんな甘いもんじゃない。まずは自分の弱い臓器が悪化する。子供達で言えば腎臓、心臓のわけのわからない不調。そして、今は口にするのも恐ろしい甲状腺のトラブル。私には事故から25年たっても、被害を受け継いだ二世たちの弱っている姿が目に焼きついて離れない。どの口が、被ばくしても、大丈夫などと言っているのか。人工放射能は高いか低いかよりも、「あるか、ない」か。です。子供達にとって。毎日少しずつ被ばくする低線量被ばくの危険性。「ただちに」影響を与えないけれど、子供達を確実に蝕んでいきます。症状が出たときは、「放射能につける薬はなく」、取り返しがつかない。

11.03.31 ★ チェルノブイリへのかけはし 3.27 「チェルノブイリ原発から30〜40kmに住んでいたラリーサ・トカチェンコさんの手紙」チェルノブイリ原発事故当時のようすや放射能汚染のことが書かれています。今の、そして将来の福島と日本のことを暗示しています。

11.03.31 ★ 北海道新聞 3.30 「後志の農業者ら 脱原発団体結成 来月9日に講演会」東京電力福島第1原発事故を受け、後志管内の農業者らが脱原発運動を推進する団体「泊原発を止める会」を結成した。同管内余市町の農業牧野時夫さんが代表を務め、講演会活動などを予定している。‥福島原発事故では半径20〜30キロ圏が「屋内退避地域」に指定されたが、同管内泊村の泊原発では余市町など9町村が同圏内に含まれる。「福島原発と同じようなことが起きた場合、広い範囲で命の危険にさらされかねない」(牧野代表)と、活動を展開することにした。

11.03.31 ★ (3:25) 47NEWS 3.30 「福島2号、核燃料が炉外漏出か 英紙で専門家指摘」29日の英紙ガーディアンは、福島第1原発2号機で、核燃料の一部が溶融して原子炉格納容器の底から漏れ出しているとみられると、複数の専門家が指摘しているとし、現地での大量の放射線放出の恐れが高まっていると報じた。‥同紙によると、福島原発の原子炉を開発した米ゼネラル・エレクトリック(GE)社で福島原発建設時に同型炉の安全性の研究責任者を務めた専門家は、少なくとも溶融した燃料が圧力容器から「溶岩のように」漏れ、格納容器の底にたまっているようだと説明。その上で同紙は格納容器も爆発で破損し、核燃料が容器外に出ている可能性を示唆した。

11.03.31 ★ Bloomberg.co.jp 3.31 「IAEA:福島第一原発、再臨界した可能性も」3月30日(ブルームバーグ):国際原子力機関(IAEA)は30日のウィーンでの記者会見で、東京電力福島第1原子力発電について、「再臨界」した可能性があるとの見解を示した。

11.03.31 ★ msn産経 3.31「米軍無人偵察機グローバルホークの映像公開しない 北沢防衛相」北沢俊美防衛相は30日の参院外交防衛委員会で、米軍無人偵察機グローバルホークが東京電力福島第1原子力発電所の上空から撮影した映像について、「公開に主眼を置いているのではない」と述べ、映像を公開しない考えを示した。在日米軍から軍事機密にあたらない映像などの公開にも否定的な立場を伝えられたことも理由とした。日本側は17日から同機が撮影した映像などの提供を受けている。 *また隠蔽工作ですか!まったく民主党政権は国民の方を向いていないことが繰り返し証明されてます。

11.03.31 ★ msn産経 3.30「米国で「東電には経営責任がある」株主代表訴訟も」東京電力の経営責任を問う声が米国内で強まっている。事故を起した福島第1原子力発電所への対応処理、情報開示の遅さに対して、エコノミスト、大学教授からウォール街関係者まで批判的だ。東京電力が昨年9月に実施した公募増資では米国の投資家も東電株を購入しており、海外発で株主代表訴訟が起きる可能性も出てきた。‥日本政治研究のジェラルド・カーチス教授も「昨年メキシコ湾で原油流出事故を起こした英BPと同じ構図だ」とする。‥しかも、東電は昨年秋に4千億円超を株式調達したばかり。取締役が経営のプロとして通常期待される「善管注意義務」を果たしていなかった−として国内外の株主から代表訴訟を受ける可能性がある。 *当然の成り行きです。日本でも早急に準備すべきだと思います。

11.03.31 ★  時事ドットコム 3.31「「廃炉は当たり前」「原発必要ない」=一時金求める声も−会長発言受け避難者・福島」東京電力の勝俣恒久会長が30日、1〜4号機の廃炉を明言した。福島市のあづま総合体育館に避難している地元住民は「当たり前だ」「原発は必要ない」などと怒りを噴出。避難解除のめどが立たないことを知らされ、一時金を求める声も聞かれた。同原発が立地する双葉町の無職男性は「恩恵を受けていたのはごく一部で、自分も特別に良い思いをしたわけではない。なのに、こんなに被害を受けたのだから、もう原発は必要ない」と言い切った。

11.03.31  時事ドットコム 3.31 「飯舘村に避難勧告を=IAEA」国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。同事務次長は「飯舘村の放射性物質はIAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした。 *原発推進国際組織のIAEAもあまりの事態・日本政府のあまりに無能ぶりに悲鳴をあげています。それにしても日本政府は今更何を調査するというんでしょう。

11.03.31  「原発関連御用学者リスト」リストの一番上の関村某ってNHKにしょっちゅう出てますね。NHKもわかっていてこういう学者を出してるわけです。こんな原発マフィアのメンバーたちはどんどん公衆の面前に晒していきましょう。このサイトでは他に原発業界マスコミ・ジャーナリストや反原発学者・ジャーナリスト等々のページがあります。

11.03.31 4月2日からUPLINK渋谷にて、以下の映画が緊急上映さ れます。 『100,000年後の安全』フィンランドのオルキルオトに建設中の、 原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場 "オンカロ(隠された場所)"と呼ばれる施設に、 世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品です。本来この作品は今秋に公開する予定だったそう ですが、 福島原発の放射能汚染の事故が起き、 原発に関する知識を得る事を必要としている人が多いと思い、 4月2日から緊急公開する事にしました。

11.03.31  日本有機農業研究会 3.13 「緊急アピール すべての原発を廃炉に!!」私たちは、ここ福井県越前市に集い、“いのちを育む有機農業”をテーマに、第39回日本有機農業研究会大会・総会を開催した。有機農業は「いのちの原理」に基づく。だが、原子力発電は「いのちの原理」に反することがはっきりした。原子力と生きもの・人類は共存できない。ただちに原子力開発を中止し、すべての原子力発電所を廃炉にすべきであると訴える。

11.03.31  政経徒然草 3.30「福島原発事故への対応における最大の問題点―主導権は東電にある。・・・菅首相や官邸はなめられている!」福島原発事故への対応における最大の問題点は事故処理に対する主導権を東電が持っていることにある。いくら偉い学者さんが何か言おうが官邸が文句を言おうが作業をするのは東電である。(正確には東電の下請け企業)官邸が指示を出しても「それはできません。」と言われれば、それで終わりだ。ましてや現在、対策本部を実質仕切っているのは原子力担当及びマスコミ担当の武藤副社長である。菅、枝野、海江田などの諸氏では相手にならないのではないか。ある意味、官邸は東電になめられている。大手マスメディアも大スポンサーである東電に対しては厳しく追求しにくい一面を持ち合わせている。今、求められているのは東電に対し強い指導力を発揮できる人材を担当に据えることである。東電だけで解決できる状況では無くなってきているからだ。

11.03.31  (1:20) isep 環境エネルギー政策研究所 3.30「岩波書店『世界』2011年1月号特集「原子力復興という危険な夢」のうち飯田哲也(同研究所長) の寄稿した「新政権の環境エネルギー政策はなぜ逆噴射したか」がPDFファイルで公開されています。 自民党政権時代には極端に突出した官僚主導政治にならなかったが、民主党に変わり、政治主導の逆噴射スパイラルが生じている。そのひとつが理性も冷静さも失った原発輸出への突進だろう‥。

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