11.03.23 ★ asahi.com 3.23「 福島第一２号機、高放射線量 電源復旧作業進行中に」経済産業省原子力安全・保安院は23日午前の会見で、福島第一原発２号機は建屋内の放射線量が１時間あたり500ミリシーベルトと高くなっており、電源復旧に向けた一部作業が中断されている、と述べた。 ＊それほど高濃度の放射線量があるというのは格納容器が破損している証拠と思われます。
11.03.23 ★ 毎日新聞コラム 3.21 被災地域に入った外国人記者の中に、朝鮮日報のソンウジョン記者がいた。震災発生直後、取材陣の一員としてソウルから急派された。東京でレンタカーを借り、通れる道を選びながら28時間かけて仙台に着く。津波に襲われた現場の無残な光景に息をのみ、家族を失っても静かに耐えて秩序を保つ被災者の姿に胸を打たれた。だがもっと北部の複数の避難所で，１日の食事がおにぎり１つ、みそ汁１杯か水という実態を見て怪しんだ。外国人が自力で行ける場所に救援の手が届いていないのはなぜだ。救えるはずの命も失われているのえはないか、と。日本の危機対応能力を信頼していた記者は考え直した。「マニュアル化されたシステムが，想定を超える被害の中で融通性を欠き、初動の救援が遅れた」「被災者の忍耐を尊敬する。でも耐えるだけでなく、政府をもっと急がせるため要求の声も上げてほしい」そんな思いをこめて記事を書いたという彼は「日本を批判する気はない」と言いながら「ただ、あまりにももどかしい」と付け加えた。
11.03.23 ★ PJnews 3.18「 「コンピューター監視法案」閣議決定される」法務省から民主党の法務部会に提出されたと伝えられていた、コンピューターウィルス等々に関する刑法の改正案が、閣議決定されたと報じられた。これによって、「ウィルス作成罪」、「コンピューター監視法案」などと呼ばれ、各方面からの批判の対象となってきたこの法律は、議員レベルの立法ではなく、内閣の総意として国会に提出され、可決に向けて推し進められることになったものと考えられる。‥多くのところで指摘されてきた問題点は、まるで解消されていないというのが実情のようだ。‥ウィルスに感染した被害者が、法的処罰の対象にもなりかねないという、危険な条文構成となっている。‥また、通信履歴の最大六十日の保存を当局がプロバイダー会社側に要請できる「コンピューター監視法案」的な要素も、‥およそコンピューターウィルスとは関わりのない部分まで盛り込まれたと報じられている。 ＊震災のどさくさにまぎれて国民を監視束縛する法律ができようとしています。
11.03.23 ★ INSIGHT NOW! 3.19「ＮＨＫ受信料の大津波がパソコンに襲いかかる！」 今回の震災でNHKがネット再送信をやっていたのは、善意などではない。‥昨年12月３日、ほとんどのテレビ局があえてまったくニュースで採り上げない間に、じつは「放送法等の一部を改正する法律」が公布され、今年３月１日からばらばらと条項ごとに施行になってきているのだ。７月24日に、アナログ停波が決定されているが、おおよそ８月末までには、この法律も完全施行となる。‥ネットにつながっているだけのパソコン（テレビ機能無し）だろうと、とにかくNHKからの映像が見えてしまうものを持っているやつら全員から、ごっそりと受信料を巻き上げることができるようになる。‥ネットにつながっているというだけでNHKに受信料を取られるのはおかしい、と思うなら、改正法の全条施行前に、プロバイダ側に、再配信も含めてNHKの映像すべてを有害ブラクラとして検閲遮断したファイヤーウォールでも準備してもらうほかあるまい。 ＊原発事故報道でのNHKの偏向ぶりは目を覆うばかりですが、こっそりとこんな“陰謀”を進めているようです。
11.03.23 ★ msn産経 3.23 たまには明るいニュースを紹介‥「本格カレーで元気を イスラム教徒が炊き出し 岩手県大槌町」 愛知県春日井市の「春日井イスラミックセンター」のメンバー17人。被災者の様子をテレビで見てすぐに支援を決めた。大量の食材を買い込み、巨大な鍋など調理器具と一緒にトラックで被災地に向かった。「人種や宗教に関係なく、困った人を助けるのは当然。おいしい料理を食べて、体も心も温まってほしい」。「被災地の愛犬預かります 静岡・富士宮のＮＰＯが支援」愛犬を抱えて被災した住民が、身内の捜索や自宅の片付けに力を入れられるよう、静岡県富士宮市のＮＰＯ法人「ワンワンパーティクラブ」が２２日、愛犬を一時預かる取り組みを始める。問い合わせは（電）0544・54・1441。電子メールのアドレスは wpc1994@wanwan.org 「被災地の田んぼでイルカ救助 無事海へ戻る」 仙台市で22日、同市内の田んぼから体長1.2メートルの小型イルカが１頭救出された。‥イルカは海岸から２キロほど陸側に入った田園地帯で見つかった。‥イルカは‥濡れたタオルで覆われ海に戻された。発見当時は弱っていたが、太平洋に放された際には元気を取り戻した様子だったという。
11.03.23 ★ msn産経 3.23「「Ｍ８以上の地震誘発に警戒」太平洋津波警報センター所長」東日本大震災をもたらしたマグニチュード9.0の巨大地震を受けて、各国に警報を発した米太平洋津波警報センター（ハワイ）のチャールズ・マクリーリー所長が22日までに産経新聞などの取材に応じ、Ｍ8.0以上の強い地震が誘発される可能性もあるとして警戒を呼びかけた。 ＊浜岡原発を一刻も早く止めましょう！ →署名
11.03.23 ★ msn産経 3.23「 北西２５キロに高放射線量地域 米エネルギー省発表」米エネルギー省は22日、福島第１原発事故で放出された放射性物質により、放射線量が高い帯状の地域が北西方向に約25キロ広がっているとの観測結果を発表した。日本に派遣された同省の観測チームは、地上から１メートルの範囲の放射線量を計測できる装置を航空機に取り付け、17日から19日にかけて原発から半径約45キロ以内の状況を調べた。その結果、北西方向に約25キロにわたり、１時間当たり125マイクロシーベルト以上の地域が広がっていた。この線量は、８時間で一般人の年間被曝線量限度千マイクロシーベルトになる高い数値。
11.03.23 ★ ロイター 3.23 「被ばく線量、30キロ圏外でも100ミリシーベルト以上の試算」 枝野幸男官房長官は23日午後の会見で、放射性物質による被ばくに関する試算を行うSPEEDI（スピーディ）というシステムで計算した結果、福島第１原子力発電所の事故発生から毎日１日中屋外にいたと仮定した場合の甲状腺の被ばく線量が100ミリシーベルト以上となり得るケースが、同原発から30キロメートル圏外にもあることを明らかにした。東京新聞 3.24「 圏外でも１００ミリシーベルト 放射性ヨウ素の拡散試算」 PDFファイルデータ
11.03.23 ★ DNA 3.22「語られない「震災」−復興を支援する「ヤクザ」達の存在を海外メディアが報道」元＝THE DAILY BEAST 3.18 過去の大震災で、暴力団組員が被災者をサポートしていた……という話を聞いたことがある人もいるかと思います。国内メディアではほとんど報道されることがなかった彼らですが、今回の東北地方太平洋地震でも彼らが復興を支援していると海外メディアが報じています。‥警察とヤクザの間には災害の際、復興に手は貸しても宣伝はしないという無言のルールがある。震災の前、警察はヤクザを徹底的に締め上げていたので、ヤクザがヒーローとして脚光を浴びるのは実に都合が悪い。だからヤクザは静かに彼らの役割を果たすのだ。‥ある構成員は言う「今の日本にヤクザもカタギもガイジンもない。我々はみんな日本人だ。互いに助け合わなければいけない」 ＊誰かに見習ってほしい精神です。
11.03.23 ★ 山水人関係の支援物資について。現地のアビスと電話で話をし、今送ってほしいものや送る方法について聞いた内容をお知らせ掲示板に載せました。91、92をご覧ください。
（続報）直接アビスに送るのはやめ、山水人を通して送ることになりました。
11.03.23 ★ 低気温のエクスタシー 3.23「〔放射能グラフ〕神奈川県のガイガーカウンターが「振りきれ」ている 」
11.03.23 ★ YAHOOニュース 3.23 「水道水から放射性ヨウ素＝乳児飲用基準の2倍―東京都」 東京都は23日、金町浄水場（葛飾区）の水道水から乳児向けの飲用基準の約2倍に当たる放射性ヨウ素131を検出したと発表した。23区と武蔵野、町田、多摩、稲城、三鷹の5市に居住する都民に対し、乳児の水道水の摂取を控えるよう要請した。
11.03.23 ★ 時事ドットコム 3.23「日本の原発は「コスト優先」＝米外交官が０６年に疑念−ウィキリークス」22日発行の仏紙ルモンドは、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電を基に、在日米大使館の外交官が2006年の時点で、日本の原発について、コスト削減を優先し安全性をおろそかにしているのではないかと疑念を抱いていたと報じた。‥米外交官は公電で‥日本政府が原発の安全性に関してルーズなのではないかと疑念を示した。また、原発の耐震性に関心を寄せ、地震が多い地域で原発建設への反対運動が増加していると指摘した。‥さらに‥「プルサーマル発電」に関して、東京電力の事故隠しで延期されたものの、日本政府 が推進すると決めた以上、電力各社に選択の余地はないとする関係者の話を紹介。「われわれは経費節減と生産性向上を合言葉に、安全が犠牲になる例をあまり に多く見てきた」と報告したという。
11.03.23 ★ 低気温のエクスタシー 3.23「水道水の許容「放射能」上限を一気に「３０倍」も緩和した模様」 長年日本は３７０ベクレルを上限として、これ以上の値が出た輸入品は全部突っ返していた。‥でも保安院のお偉いさんと専門家が話し合って２０００ベクレル(通称:暫定基準値)まで大丈夫ということになった（今月）。‥２万ベクレル超えの野菜が発見されたが、ただちに影響はなく、洗って食べれば問題ないということになった。
証拠→（平成13.11.8付＝before 放射能暫定限度を超える輸入食品の発見について 愛知県衛生研究所）
（平成23.3.17＝after 放射能汚染された食品の取り扱いについて＝PDFファイル）野菜のところに注意！ ＊まったく口がふさがる暇がありません！
11.03.23 ★ asahi.com 3.23「首都圏、放射性降下物増える 東京で前日比１０倍も」文部科学省は22日、福島第一原発事故の影響を受け、上空からちりなどとともに落ちた放射性物質の測定結果を発表した。首都圏などを中心に増加傾向を示し た。東京都新宿区で１平方メートルあたり5300ベクレルのセシウム137、３万２千ベクレルのヨウ素131を検出、前日に比べ、いずれも約10倍の濃度 に上がった。‥測定は、文科省が21日午前９時から22日午前９時にかけて全国で行い、分析した。‥東日本は22日も、雨や雪が降ったところが多く、大気中に漂うちりとともに、放射性物質が落下したとみられる。‥セシウムの半減期は30年で、地面に降りた後も長期間放射線を出し続ける。土壌や水、農作物への放射能汚染につながりかねないため、今後も監視を続ける必要がある。＊ドイツ気象庁の警告通りのようです。画像 PDFファイル
11.03.23 ★ msn産経ニュース 3.23「「東電に堕落の歴史」英紙が隠蔽体質を指摘」英紙インディペンデントは16日、福島第１原発事故への不安が高まっている背景に東京電力の隠蔽体質があると指摘。ガーディアンは日本政府の対応に批判が出ていると伝えた。‥インディペンデントはこれまで東電でトラブル隠しや修理、検査記録の改竄などの不祥事があったことを伝えた上で「東電は事実を伝えるという点に関して、堕落の歴史を持つ」と報じた。 ＊これまでのさばってきた東電の膿が一挙に出ています。‥しかし産経はよく書きます。これまで東電から広告をもらってなかったんでしょうかね。
11.03.23 ★ msn産経ニュース 3.23「汚染は数十年続く 避難範囲広がる恐れも指摘 仏原子力当局」フランスの公的機関、原子力安全局（ＡＳＮ）のラコスト局長は21日の記者会見で、福島第１原発の事故で放出された放射性物質による汚染は、今後数十年続く可能性があると表明した。‥特に土壌への残留放射性物質の問題が深刻だとした上で「日本政府はまだ放射性物質の汚染地域の地図を示していないが、原発から20キロの範囲を超えて広がることもあり得ないことではない」と述べた。‥また別の担当者は「気象条件を考慮に入れると、汚染地域が原発から100キロ圏に広がることもあり得る」と述べた。
11.03.23 ★ またまた東電についてのビッグニュースです！ ３号機ではMOX燃料（つまりプルトニウムを含む燃料）を使っており、今回の事故では煙を出したり建屋は廃墟のようになっていますが、東電はこれまでプルトニウムの測定をしてなかったと発表。USTREAM 中継 （41:00あたり）今後検討するですって‥‥開いた口がふさがりません。というか、これもうその可能性大だと思います。きっとあまりにも高い数値が出ているので隠してるんでしょうか。こんなことでは東電の社長や責任者は今後明るいところを歩けなくなるんじゃないでしょうか。自業自得か。
11.03.23 ★ msn産経ニュース 3.23「放射性物質、欧州で初観測 アイスランドで微量と報道」ロイター通信は22日、福島第１原発から放出されたとみられる微量の放射性物質がアイスランドの首都レイキャビクで検出されたと報じた。複数の外交筋の話として伝えた。‥ロイターによると、ノルウェーの研究機関の科学者は「数日中に（放射性物質が）北半球全体に拡散するが、欧州では人体への被害はないだろう」としている。 ＊さきほど紹介した仏IRSNの放射能拡散シミュレーションアニメでもわかるように、福島からの放射能が地球をぐるっと一周して日本に回ってくるのも、そう遠いことではなさそうです。
11.03.23 ★ YOMIURI ONLINE 3.15「鉄道ダイヤ乱れ、大幅改善…国交省が東電を説得」国土交通省によると、同省や鉄道事業者各社は14日、東京電力と協議し、計画停電からの鉄道の除外などを要求した。東京電力は当初、「鉄道の変電所だけに 電力を供給することは無理」としていたが、国交省の技術担当者が、停電区域の変電所にピンポイントで送電することは技術的に可能と指摘。「手間と時間がか かる」などと難色を示していた東電を説得した。 ＊またしても東電はうそをついていたわけです。東電にはもう電力を供給するという公共的な事業をやる資格がないと思います。東電解体の話も出ているようですが、国民の安全安心のため、最低でも電力独占権はとりあげるべきです。
11.03.23 ★ SMC JAPAN 3.21「放射線による内部被ばくについて：津田敏秀・岡山大教授」岡山大学大学院 環境学研究科（疫学、環境疫学、臨床疫学等）教授が「内部被ばく」とは何か？ 「ただちに影響がない」とされている放射線量でも、汚染された水や食べ物を摂取したら内部被ばくするのではないか？ 少量でも放射性物質を吸い込めば、内部被ばくしてしまうのではないか？ 内部被ばくすると、がんなどの病気になる確率はどのようなものか？など、Ｑ＆Ａでわかりやすく解説。TVに出てきてしゃべる解説者たちのあまりのひどさに、良心的な学者たちが発信し始めたようです。
11.03.23 ★ ２つ下のノルウェーの情報は、スウェーデン国立スペース物理研究所にいる山内正敏さんという日本人の研究者がつくったサイト「放射能漏れに対する個人対策」で紹介されています。このページでは個人が具体的にできる対策を考えるというテーマで、放射線量がいくつになれば赤信号か、あるいは黄信号なのか、妊婦の場合はどうかということをわかりやすく解説しています。
11.03.23 ★ 本日23日には原子力安全・保安院前に申し入れ行動、27（日）には銀座でデモ・パレードをするそうです。→イベント情報掲示板
11.03.23 ★ ノルウェー気象研究所が出してる22〜26日までの放射能放出シミュレーションアニメはこちら。また各地の風向きなどの気象情報を表示するページもあります。英語ですが図解なのでわかりやすいです。東京だけでなく地図上をクリックすると様々な都市の情報が見られます。こういう情報が海外ではたくさんありますね。アニメ王国の日本はどうした！
