東日本大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2013.6.24

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13.6.24 ★ ふくしまの里山を次世代に 6.24「 監視カメラ設置について」 昨日工事現場へ行き、「監視カメラ」なるものにご対面しました。随分神経を逆撫でしてくれるなあと思い、ちょっとしたパフォーマンスをしました。まあ、ささやかな返礼とでも言いましょうか。‥こんなモノはとっとと撤去してもらわないとならないので、抗議&要請書もきっちり出しましたよ。「‥要するに、不当なことをやってきたのは事業主体である環境省であり、環境省が住民に受け入れられない焼却炉建設を一方的に推し進め、放射性物質の濃縮と再拡散、更に住民を二次被曝の危険に晒そうとしている訳です。監視をするのは住民側であり、監視されるのは事業者の方だということをはき違えないようにして頂きたい。守るべきは住民の安全であり、焼却炉ではないはずです。私達は直ちに監視カメラを撤去するよう強く要請します。もしくは、カメラの向きを180度回転させて、事業者のやっていることを監視・撮影し公開するよう要求します。」

13.6.24 ★ 東京 6.24「鹿島、原発がれき搬送を自動化 無人走行で被ばく線量低減」 鹿島は24日、東京電力福島第1原発の解体工事で出るがれきの搬送過程で、ベルト走行式のダンプカーに特殊なスキャナーなどの機器を付け、無人で自動走行させるシステムを開発したと発表した。遠隔操作で作業する場合に比べ、作業員の被ばく線量を最大99%低減できるという。がれきを原子炉建屋から運び出すダンプと、保管施設内を運ぶフォークリフトの走行を自動化した。ダンプによる搬送は従来、先導車で10メートル前後まで近づいて遠隔操作する必要があったが、スキャナーなどの搭載によりダンプが自動で障害物を避けながら走れるようにした。 ※日本はこういうところだけは進んでます。それによって誰かが儲けるからでしょう。

13.6.24 ★ 東京 6.24「韓国の原発不良部品納入 発注側部長ら逮捕 共謀疑い」 韓国の原発六基に不良部品の制御ケーブルが納入された問題で、釜山地検は、性能を示す試験成績書の偽造を共謀した疑いで、原発運営公企業「韓国水力原子力」の部長と次長を逮捕した。不正関与は部品の製造業者から試験機関、納品承認機関、そして発注側に及び、業界ぐるみだった可能性が高まった。韓国メディアによると、韓水原の部長らは納品承認機関の韓国電力技術(韓国電力公社の子会社)側から試験成績に問題があると報告を受けたのに「そのまま承認しろ」と指示した疑い。指示を受け、韓電技術と試験機関のセハンTEP(民間企業)、製造業者「JS電線」の七人以上が対策会議を開き、試験で不合格だった制御ケーブルに合格の成績書を偽造したとみられる。成績書の提出から承認までには通常五十日間かかるが、わずか十四日間と短かった。韓水原の役員が納品を押し切らせたとの疑惑も報じられている。制御ケーブルは冷却材の投入バルブに開閉信号を送る装置。この問題で先週までに計八人が逮捕され、一部は承認に便宜を図った代価で巨額の金品を受け取った疑いもある。 ※問題が起きてもちゃんと原因を追求し責任者を逮捕する点では日本より韓国の方がずっとまともです。

13.6.24 ★ 中日 6.24「大飯原発停止 廃炉に 元労働者ら危険性語る」 国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の停止を求めるつどいが二十三日、大津市におの浜のピアザ淡海であり、原発の危険性などについて参加者五十人が意見交換した。北陸電力志賀原発(石川県志賀町)をめぐる住民訴訟で運転差し止め判決を出した元金沢地裁裁判長の井戸謙一弁護士(彦根市)が、福島に住み続けることの危険性を認めた仙台高裁の決定や、チェルノブイリ原発事故後の周辺地域のがん発生率などを紹介。「福島の子どもたちの保養避難を、行政の責任でやるべきだ」と訴えた。福井県敦賀市の元原発下請け労働者斉藤征二さんは、被ばくの危険と隣り合わせで作業する原発作業員の労働の過酷さを指摘し、「作業員の人材不足の中、素人が原発を支えている。事故の危険性と維持の難しさを考えれば、原発は停止し、急いで廃炉にしていかなければならない」と語った。

13.6.24 ★ 時事 6.22「強まる再除染の声=一巡後も線量下がらず−福島」 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染作業をめぐり、福島県内の市町村から再除染の実施を求める声が強まっている。住宅地などで除染が一巡した後も、政府が長期目標としている「年間線量1ミリシーベルト以下」まで数値が下がらないケースがあるからだ。放射性物質の取り残しなどが指摘されており、複数の市町村が実態調査に乗り出した。一部が旧緊急時避難準備区域の川内村では、除染終了後、同区域内1061戸のうち、約480戸で1ミリシーベルトを超えていたことが発覚。4月から村独自の詳細調査を始めた。放射線の高低を色分けして写す「ガンマカメラ」を使用し、放射線が高いことを示す赤や黄で表示された部分を中心に手持ちの測定器で改めて線量を確認。6月中旬までに130戸の調査を終えた。同村の遠藤真一放射線管理員は「軒下の土やコケ、U字溝は放射性物質の取りこぼしが出やすい」と指摘する。雪が積もる冬までに調査を終了し、2013年度中に結果をまとめた上で、国に再除染を要望する考えだ。

13.6.24 ★ 時事 6.23「規制委入札、3回応募ゼロ=大飯原発の断層データ整理−専門家「独自能力拡充を」」  関西電力大飯原発(福井県おおい町)敷地内の岩盤の亀裂(破砕帯)に活断層の疑いが指摘されている問題で、原子力規制委員会が地層のボーリング調査資料などのデータ整理を外部に委託するため入札を行ったところ、応募がなく不成立が3回続いていたことが23日分かった。専門家は「規制委が独自にデータを整理できるように、事務方の専門能力を拡充すべきだ」と指摘している。規制委の調査団は昨年11月と12月、2度にわたって大飯原発の破砕帯を現地調査したが、活断層かどうかで専門家の見解が分かれている。このため今年1月、調査範囲の拡大を決定。関電の資料などを外部の専門機関に整理してもらうことも決めた。データ整理の内容は(1)ボーリング資料などを基に破砕帯を抽出し、位置や性質、状態を一覧表にまとめる(2)破砕帯の分布を地質断面図にまとめる−など。調査団の専門家が科学的な判断をしやすくするために行う。

13.6.24 ★ スポニチ 6.22「井戸川前双葉町長 ツイッターに怒り参院選出馬 菅原文太が応援」 東京電力福島第1原発事故の対応に当たった前福島県双葉町長の井戸川克隆氏が21日、今夏の参院選でみどりの風比例代表から出馬することを明らかにした。会見した井戸川氏は「私を駆り立てたのは、復興庁参事官のつぶやき」と強い憤りをあらわにした。つまり、個人のツイッター上で市民団体や国会議員に「左翼のクソども」などと暴言を繰り返した、復興庁参事官の水野靖久氏への抗議が込められていた。井戸川氏は2005年に双葉町長となり、11年3月の事故発生後は役場機能を埼玉県内に移して行政事務を続けた。汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設への対応をめぐり議会から不信任決議を受け、今年2月に辞職。体調不良を理由に再出馬せず一線から退いていた。会見には、井戸川氏を応援する俳優の菅原文太も同席したほか、マスコミ席には同党の亀井静香衆院議員の姿も見られる豪華さ。菅原は「井戸川さんが出馬することで、東北、福島の現状が明るみに出ることを期待している」と話し、要請があれば応援演説することも明言。ただ、自身の出馬については「ゼロ。仲間として応援していくだけ」と話した。

13.6.24 ★ ITmediaエグゼクティブ 6.24「新設再生エネ設備、発電能力が過去最大 世界で1億1500万キロワット」 昨年1年間に世界で新たに導入された再生可能エネルギー設備の発電能力は1億1500万キロワットに達し、過去最大を記録した。エネルギーの専門家らでつくる「21世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21、本部ドイツ)の調査で分かった。100万キロワット級原発100基分以上に相当し、12年に新たに導入されたすべての発電設備の半分を超える量だという。日本は、太陽光発電が拡大傾向にあるものの、国別の比較では12年の導入量は5位。風力発電はトップ10圏外で、低迷が続いている。REN21によると、世界の再生可能エネルギー設備の総発電能力は1年間で8.5%増えて14億7000万キロワットに達した。中国がトップで、米国、ドイツが続く。風力発電の総発電能力は19%増えて2億8300万キロワットに達し、太陽光発電も41%増えて1億キロワットの大台に乗った。太陽熱を利用して発電や給湯、冷暖房を行う施設も各国で増えている。バイオマスや水力を含めると昨年は世界のエネルギー消費の19%が再生可能エネルギーで、原子力の2.8%を大きく上回った。 ※日本はなぜか世界から取り残されています。

13.6.24 ★ 毎日 6.24「大飯原発:運転継続おおむね了承 規制委の評価会合」 国内で唯一運転中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が、7月施行の新規制基準に適合しているかを事前に確認する原子力規制委員会の評価会合が24日開かれ、「直ちに安全上重大な問題は生じない」として、運転継続を容認する報告書案をおおむね了承した。今月末までに設置予定の機器の状況や、26、27日に実施する総合的な訓練を見て、必要があればさらに評価会合を開く。報告書は7月3日にも規制委に提出される見通しで、規制委が承認すれば3、4号機は定期検査に入る9月まで運転が可能になる。 ※予定通りの路線なんでしょう。

13.6.24 ★ みんな楽しくHappy?がいい♪ 6.23「プルサーマルとMOX燃料「一度プルサーマルで燃料を燃やすと超ウラン元素が沢山…」小出裕章ジャーナル6/22ラジオフォーラム(内容書き出し)」 プルサーマルという名前ですけれども、 「プル」というのはプルトニウムの事です。 「サーマル」というのはいわゆる熱という日本語の‥つまり、「プルトニウムを現在使っている普通の原子力発電所で燃やしてしまおう」という計画の事です。‥石破さんもそうですし、自民党というその政党が日本の原子力をずっと進めてきたわけですけれども、 一番初めから、平和利用と標榜しながら「実はプルトニウムを持ちたかった」というのが 彼らの狙いだったのです。そんな事を、でも、世界の国々が許してくれる訳はないわけで、 「日本の国は使い道のないプルトニウムは持たない」という国際公約をさせられたのです。‥一度プルサーマルという事をやってプルトニウムの燃料を燃やしてしまいますと、 私たちが超ウラン元素と呼んでいる特別に寿命の長い放射性物質が‥超ウラン元素というのですが、ウランを超えるというような。 ウランというのは自然界にある一番重たい元素なんですけれども、‥プルトニウムも超ウランですし、プルトニウムよりももっと重たいキューリウムとか、 そういうような原子核が沢山その使用済み燃料の中に溜まってきてしまうのです。 それの取り扱いは大変厄介ですし、寿命が長いので、 再処理をするにしても、ガラス固化にするにしても、 今までやってきたような時間の長さでは到底できないで、 何十年も、まずは原子力発電所の中で冷やしておかなければならない。‥日本にある、あるというか今作ろうとしている六カ所の工場では、 プルサーマルの燃料を再処理する事すらができませんので、 「どうしていいのか全く分からないもの」をまた生み出してしまうという事になります。

13.6.24 ★ DAILYMOTION「茂木経産相に問う 安倍政権のエネルギー政策」 BSTBS 報道部 2013.6.23.  夏の電力供給  原発の再稼働  原子力規制の新基準  原発輸出  高市政調会長の発言  高まる火力依存  核燃サイクル  福島の教訓は  エネルギーの将来像

13.6.24 ★ NHK 6.23「「除染終了」説明 不安の声も」 原発事故の避難区域で住民の帰還を目指して進められてきた除染のうち、最初に終わった福島県田村市で23日、初めての住民説明会が開かれました。 しかし、放射線量が国の目標値を下回っていないところもあり、自宅に戻ることに対して不安を訴える声も聞かれました。 説明会は国と田村市が主催して午前と午後の2回にわたって開かれ、東部の都路地区の住民およそ130人が出席しました。 田村市の都路地区の一部は、住民の早期帰還を目指す「避難指示解除準備区域」に指定され、国が去年7月から行ってきた住宅などの生活圏の除染が先月終わり、今後、指定の解除に向けた調整が進むとみられています。 会合では環境省の担当者が、放射線量はおおむね半減したものの、住宅の玄関前の1時間当たりの放射線量は高さ1メートルの平均で0.27マイクロシーベルトと、国の長期的な目標値の0.23マイクロシーベルトを上回っていることなどを説明しました。 このあと非公開で意見交換が行われ、住民からは放射線量が下がりきっていないところもあるとして、自宅に戻ることに対して不安を訴える声も出たということです。

13.6.24 ★ 東京 6.23「子ども100人に甲状腺検診実施 松戸、流山、柏市対象に市民団体」 松戸、流山、柏市の三歳以上の子どもを対象にした甲状腺検診が二十二日、松戸市内で行われた。この三市は、放射性物質の除染費用を国が負担する前提となる「汚染状況重点調査地域」に指定されている。月刊報道写真誌「DAYS JAPAN」の広河隆一編集長が立ち上げた「被災児童支援基金」などが主催し、事前に申し込んだ百人の子どもが検診を受けた。検診では甲状腺の専門医が、エコー検診の映像を見ながら、保護者に説明していた。流山市の主婦は次男(4つ)を診てもらった。診断結果は異常がなく、安心した表情を浮かべた。「初めて診察してもらった。今後には不安もあるので、診断結果をもらえるのはありがたい」と話していた。検診は二十三日にも行われる。

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