東日本大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2013.6.9

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13.6.9  DAILYMOTION「ハワイの心、ホクレア号日本へ」 BS12 TWELLV「Aloha! 未来 〜ハワイの心、ホクレア号日本へ〜」 2013.6.9.  太平洋の島々に暮らすポリネシアの人々。そのポリネシア人が、古代は太平洋を自由自在に航海していた海洋民族だったことを 証明するために、コンパスなどの近代航海技術を一切使わず、古代の航海術である星を見て方角を知るスターナビゲーションの技術で、1976 年ハワイからタヒチまでの航海を達成した古代航海カヌー ホクレア号。その成功により、ハワイの州の宝、州宝第一号として称えられたホクレア号が、2007 年ハワイからミクロネシアを経て日本まで航海するという、6000 キロにも及ぶ大航海を行った。ホクレア号はなぜ、ハワイからミクロネシアへ、そして日本まで航海したのだろう。
(参考)ホクレア号 ヤポネシアへ

13.6.9  福島民友 6.9「原発事故後の人権問う 法廷模して被災者意見」 原発を問う民衆法廷「第9回フクシマ法廷」は8日、福島市で開かれ、参加者が東京電力福島第1原発事故後の県民の人権について考えた。同実行委員会の主催。実行委はこれまで全国で同法廷を開き、被災者の権利や損害賠償、原発の危険性などの課題を検証している。今回は原発事故後の東電、国、県の対応の問題点や被災者の健康管理や損害賠償などを論点に開催した。法廷を模した会場では、飯舘村の酪農家長谷川健一さん、いわき市で除染作業に当たった中村匡庸さん、同市の初期被ばくを追求するママの会の千葉由美さんが意見を述べ、前双葉町長の井戸川克隆さんらがこれまでの体験を語った。
(参考)原発民衆法廷

13.6.9  Finance GreenWatch 6.9「 東電福島原発事故、山形と新潟で7月、国と東電相手に損害賠償提訴 群馬も9月 (各紙)広がる東電原発訴訟 」 各紙の報道によると、東京電力福島第1原発事故によって、福島県から山形、新潟両県に避難を強いられている被災者たちが、精神的苦痛や経済的負担を強いられたとして、東京電力と国を相手に、損害賠償訴訟を起こすことが分かった。請求額は1人当たり1100万円の損害賠償など。7月23日に山形、新潟両地裁に集団提訴する。 同じように、群馬県に避難している被災者たちも、9月上旬をめどに前橋地裁へ同様の損害賠償請求の訴訟を提起する準備を進めている。この3県の原告団は、連携して訴訟を進める方針という。 新潟弁護団の二宮淳悟弁護士によると、新潟県では6月末までに、訴訟参加を希望する被災者で原告団を結成する。県内ではすでに約80世帯が参加を決めているという。当初は6月中旬の提訴予定だったが、希望者が予想外に多く、時期をずらしたという。福島原発事故の被害補償と自己責任を問う訴訟は、今年3月に、被災者千六百五十人が千葉、東京、福島の各地裁と福島地裁いわき支部に起こしている。計五十三億六千万円に上る損害賠償のほか、原発周辺地域での空間放射線量を事故前の状態に戻すことを求めている。 また福島県下でも南相馬市や浪江町などの避難者14世帯26人が帰還困難となり精神的苦痛を受けたとして、慰謝料の他、避難先での生活再建を目的として、約3600万円の土地と建物の賠償を求めている。請求総額は約7億7000万円に上る。

13.6.9  めげ猫「タマ」の日記 6.8「 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月1週)-軽井沢町の30%は基準超- 」  食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。6月1週(6月1日から7日)の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先月に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。 @検査数1,663件中38件の基準値超え(全体の2.3%) A平均は、1キログラム当たり9ベクレル、最大610ベクレル(長野県産コシアブラ)。 B基準超の食品が、岩手、宮城、福島、栃木、茨城、群馬、千葉 で見つかっています。‥1.サクランボ園のセシウムは検査されていない。福島県! 2.軽井沢町の30%が基準超

13.6.9  JANJANBlog 6.8「「原発利権には屈しない!」不屈の人・吉沢さん、国会前で呼びかける」 約6万人もの人々が国会周辺で〈脱原発〉を叫んだ6月2日の「反原発☆国会大包囲」。国会前を自転車が周回する中に、福島県浪江町から参加した〈希望の牧場〉軽トラックの姿もあった。さらに同牧場の吉沢正巳さん(59)は車から降りて「反原発☆国会大包囲」に集まった人たちに「“原発利権”というバケモノに屈せず闘い続ける」と決意を語った。〈希望の牧場〉は、もともと福島第一原発から14キロのところにあった吉沢さんの牧場(エム牧場浪江農場)が起こりだ。32ヘクタールほどの中に放牧場、牛舎があり、原発事故前には約330頭の和牛が飼育されていた。原発事故当時、原発から20キロ圏内の警戒区域には、牛3500頭、豚3万頭、鶏44万羽がいたが、鶏はほぼ全滅、牛や豚の過半数が餓死したと推定される。生き残った牛などを、霞ヶ関の官僚は“生きた瓦礫(がれぎ)”と呼び、2011年5月から殺処分を開始する。‥国の殺処分に反対する吉沢さんたちは、原発事故後に〈希望の牧場〉をたちあげ、収入の途絶える中で全国からのカンパや県内外の畜産農家からの汚染された干し草、野菜くずを餌に、今も約350〜400頭の牛たちを懸命に世話している。――ぼくらが、こうした絶望の中で倒れるわけにはいかない。これからも力を尽くして、バケモノのような“原発社会体制”を問うていこう!  ――もちろん、その“原発社会体制”を問う裁判の中で、ぼくらの中の何人かは生涯を終えるだろう。この闘いを継続させて勝ち抜くには、国民の、より深い連帯が必要なんだ! ‥――いま、ぼくらが闘いの先頭に立たずして「誰かがやってくれるだろう」などと思っていたら、絶対に道はひらけない。いま、ぼくらが巨大な“原発利権”を倒さなければ、これから先、ぼくらのあとの子どもたちに未来は無い。絶対に屈してなるものか!もっともっと連帯して、このバケモノと真剣に闘おう!

13.6.9  院長の独り言 6.9「最高気温20度以下で重症熱中症の出る福島市 」  熱中症は、2011年から爆発的に増えています 環境省が熱中症指数なるものを発表しています・・なぜ、厚労省・気象庁などではなくて、環境省? WBGT が20度以下なのに、なぜ熱中症がこんなにも大量に起きるんでしょうかね。しかも運動など全然していないのに。他に何かの原因があるのではないでしょうか。この祭りで熱中症になった人は、熱中症だけですまない可能性が高いでしょう。そして、この東北六魂祭‥こんな祭り聞いたことないと思ってたら、にわか作りの集客力抜群の祭り。なぜ、こんな祭りなどでごまかそうとするのでしょうか。本当の復興とは、そこに住んでいる人たちが自分の足で立つようになることなのに。そういえば、観光客を集めるために奇跡の一本松も1億円以上もの巨費をかけて復元されました。‥現在の東北の復興を象徴するかのような「復活」だと思います。

13.6.9  田中龍作ジャーナル 6.9「【トルコ発】 日本原発の輸出先 地元住民が反政府デモ参加」 トルコと原子力協定を結んだ日本は、いつでも原発輸出OKの態勢に入っている。先月3日の安倍首相のトルコ訪問で、仏アレバ社と企業連合を組んだ三菱重工は排他的交渉権を得た。官民一体となった日本が原発を持ち込みたがっているのは、黒海沿岸の漁師町シノップだ。エルドアン首相の辞任を求める人々がオキュパイを続けるタクシム広場に8日夕(日本時間9日未明)、シノップの住民たちが乗り込んだ。参加者の一人は持参した写真パネルを筆者に見せ、「原発が作られようとしているのはここ(岬の西側)だ」と示した。どこまでも青い空と海。石造りの白い家屋が並ぶ。絵に描いたような風光明媚な海辺の街だ。リーダーの一人は「フクシマ知っている。エルドアン首相の原発政策に反対してデモに参加した」。筆者が日本人ジャーナリストと知ると、通訳も聞き取れないほどのスピードで一気にまくしたてた。相当に興奮している様子がうかがえた。

13.6.9  47NEWS 6.9「【米カリフォルニア州の原発廃炉】設計ミスに住民懸念 高い維持費、再稼働断念」 昨年1月に放射性物質を含む水漏れ事故を起こして運転停止し、三菱重工業製の蒸気発生器に設計ミスが判明した米カリフォルニア州のサンオノフレ原発が廃炉に追い込まれた。地元の反対運動などで米原子力規制委員会(NRC)の審査手続きが長期化する見通しとなり、維持費や修理費用を考慮した電力会社が再稼働をあきらめた形だ。東京電力福島第1原発事故を受けて高まった周辺住民の原発安全性への懸念も背景にある。 サンオノフレ原発の反対運動には、菅直人元首相やNRCのヤツコ前委員長も“参戦”した。 「一時は日本の人口の4割が、国土の3分の1から避難する可能性も考えた。こんな事態は戦争でしか起こりえない。原発を使わずに暮らせる社会をつくるしかない」 環境保護団体「フレンズ・オブ・ジ・アース」が4日、原発近くのサンディエゴで開いた討論会。ヤツコ氏と共に参加した菅氏が、第1原発事故を振り返りながら訴えると、会場は水を打ったように静まりかえった。 ‥米電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンのサンオノフレ原発は、3号機の水漏れ事故をきっかけに、2号機と共に加圧水型原発の「アキレスけん」とも呼ばれる蒸気発生器の細管に多数の摩耗が見つかった。蒸気によって起きる震動が摩耗の原因だが、製造元の三菱重工やエジソンが震動を事前に把握しながら必要な設計変更をしなかった疑いが判明。地元の上院議員らによる反対運動も活発化した。原発は停止中でも維持費がかかる。エジソンは2号機を修理して出力を70%に抑え、今年6月に再稼働する構えだった。転機は5月13日に訪れた。NRCの諮問委員会が環境保護団体の求めに応じ、再稼働の可否を市民参加で議論することを決定。手続きは1年以上続くとみられ、修理など長期的なコストも不透明になった。エジソンの親会社エジソン・インターナショナルの幹部は7日、投資家に対し「再稼働する意味はなくなった」と説明した。米国内の原発は安価な新型天然ガス「シェールガス」との価格競争に敗れ、廃炉や計画中止が相次いでいる。サンオノフレ原発については「トラブルや反対運動で投資家の目が厳しくなったのも廃炉の理由ではないか」とみる専門家もいる。カリフォルニア州南部の今後の課題の一つは、原発2基分の電力をどうやって確保するかだ。「今こそ再生可能エネルギーを拡大するチャンスだ」と話すのはフレンズ・オブ・ジ・アースのデーモン・モグレンさん。「これまでは原発が再生可能エネルギーの導入を妨げている側面があった。原発がない状態から考えることで、新たな道が開かれる」と語る。

13.6.9  日経 6.8「福島第1、燃料取り出し1年半前倒し 政府・東電」  政府と東京電力は8日までに、東電福島第1原子力発電所の廃炉作業を現行計画よりも前倒しすることを決めた。炉心溶融(メルトダウン)で原子炉内に溶けて固まった核燃料「デブリ」の処理について、2021年末までの取り出し着手を目標としてきたが、1年半程度前倒しして20年6月ごろの開始を目指す。政府と東電でつくる東電福島第1原子力発電所廃炉対策推進会議(議長・茂木敏充経済産業相)の事務局が10日に発表する廃炉に向けた中長期ロードマップの改定案に盛り込む。福島県内の自治体などと協議したうえで、6月中にロードマップを正式に改定する。デブリの処理は世界でもほとんど前例がなく、福島第1原発の廃炉作業の最重要課題。政府と東電は11年に策定した計画で、10年以内の取り出し着手を目標にしていた。前倒しで廃炉工程の短縮を目指す。ロードマップの改定案には、汚染水のもとになる地下水の原子炉建屋への流入を防ぐため、凍土方式による遮水壁の設置なども盛り込まれる。

13.6.9  福島みずほのどきどき日記 6.5「「自民党憲法改正草案」に関するQ&A」 2012年4月27日、自民党は「日本国憲法改正草案」(以下「自民党改憲案」と言います)を発表しました。自民党は参議院議員選挙の公約に改憲案の提出を掲げています。参議院選挙後には一挙に96条改憲、その他の憲法改正へとひた走るのではないでしょうか。非常に重要な局面です。ひとりでも多くの人に考えてもらいたいと思います。そこで、Q&Aをつくりました。 Q1.自民党改憲案の何が問題なのですか。 Q2.自民党改憲案はなぜ、国民の憲法尊重擁護義務を新たに規定しているのでしょうか。 Q3.国民に義務は課されていますか? Q4.自民党改憲案は、基本的人権をどう考えているのでしょうか。 Q5.自民党改革案は、日本国憲法第10章「最高法規」の中の97条を完全に削除しています。これはなぜなのでしょう。 Q6.憲法13条をどう変えようとしているのですか? Q7.自民党は、憲法9条をどう変えようとしているのでしょうか。 Q8. 自民党改憲案は、「9条の2」を規定していますね。 Q9. 戦争をするのに、国会はどう関与するのでしょうか。 Q10. 軍法会議がおかれるのですか。 Q11.憲法24条はどうなるのですか。 Q12.政教分離の緩和をしているのですか。 Q13. 憲法96条を改正することに、どのような問題があるのですか。 Q14. 日本国憲法は、改憲の手続きが厳格なので、改正されなかったのではないですか。

13.6.9   IWJ Independent Web Journal 6.8「 2013/06/08 【福島】原発民衆法廷 第9回公判 福島法廷 」 (動画あり) 2013年6月8日(土)、福島市のコラッセふくしまにおいて「原発民衆法廷 第9回公判 福島法廷」が開かれた。 申立人 長谷川健一氏(飯館村、酪農家、写真家)/中村匡庸氏(いわき市、元除染労働者)/千葉ゆみ氏(いわきの初期被曝を追及するママの会) 証人 井戸川克隆氏(前双葉町町長)/おしどりマコ氏(夫婦漫才師、自由報道協会理事)/松井英介氏(医師、岐阜環境医学研究所) 判事 鵜飼哲氏(一橋大学教授)/岡野八代氏(同志社大学教授)/田中利幸氏(広島市立大学広島平和研究所教授)/前田朗氏(東京造形大学教授)

13.6.9  みんな楽しくHappy?がいい♪ 6.8「<京都講演質疑1>「彼らは多くの事実、多くの調査結果というものを黙殺している」 ヤブロコフ博士5/22(書き出し)」 WHOの2005年の報告書でありますけれども、 事実を改ざんしているという事ではありません。 ただ、数多くの事実を黙殺しているという事であるわけです。 つまり、科学的な治験として十分に証明がされていないという理屈を彼らは付けて、 彼らは多くの事実、多くの調査結果というものを黙殺している訳であります。 それに対して私たちは、たとえば乳幼児の死亡率というものが高くなったというのは、 各国政府の公の統計であると、 これに対して、これが学術的な調査ではないというような理由を こじつけると、押し付けるというのはおかしくないですか?と反論してもですね、 それに対するWHOの回答無いわけです。 この2005年のWHOのチェルノブイリの事故についての報告書は大変ぶ厚いものですけれども、 私たちが挑む、そういった議論からすべて彼らは逃げている訳ですね。‥WHOがこの報告書で語っているのは、部分的な事実であり、 全ての事実ではないし、また、真実に限られているという訳でもないということです。 また、甲状腺の癌に関してでありますけれども、 チェルノブイリの事故から3年4年経って、甲状腺がんの罹病率というものが目立って増えた訳です。 それに対してWHOは「データが不十分である」と言って、この関連性を認めることを拒否したわけです。 そして8年経ってようやく 「確かに甲状腺がんの罹病率は増えました。チェルノブイリの事故の影響が認められます」 というふうに認めた訳です。 白血病に関しても同じでありました。 事故から2年、3年経って、汚染の著しかった地域でですね、 白血病の罹病率というものが高まったわけですけれども、 やはり当初WHOは「データが不十分である」と言って、関連性を認めることを拒否しました。 これがWHOの典型的な行動の様式でありました。

13.6.9  明日うらしま6.9「ベルリンで雨にも負けない日本の若者たちの脱原発活動が連日大成功:2013年6月2日3日 」 安倍首相に腹を立てているベルリンの日本の若者たちによって生まれた、SAYONARA NUKES BERLIN が、6月2日の日本での大規模な脱原発デモに連帯して、同日と翌日にベルリンで足が地に着いた活動を行いました。‥6月2日には、日本と連帯してデモを行おうとも考えたようですが、実はこの日、ベルリンでは伝統的な→環境フェスティバルが行われるので、それに参加して活動の宣伝と日本の脱原発の1000万人署名を集めることにしたとのことです。 この判断は、正しいものでした。実はこのところ西、中央ヨーロッパは最悪の天候が続き、何とパリの方がモスクワより気温が低い状態が長く続いているのです。そのためドイツでも大雨による大洪水となり、ベルリンでもこの日もデモができる天気ではなかったからです。 ‥‥以上が、6月2日の日本人若者たちの雨にも負けない脱原発活動の報告です。ドイツでは市民団体はもちろん、官民をあげての脱原発環境保護運動のなかに、生まれたばかりの日本の若者たちの活動が、そのまま極めて自然に組み込まれている様子が、伝わればとおもいます。これがこの国の民主主義のありようでもあるのです。 ところが、若者たちは、この日の疲れも物ともせず、翌日の6月3日の月曜日の午前10時から、講演会を行っています。 ここでかれらにつかまったのは、ちょうどドイツの専門家たちと放射線防御の国際協力の相談にやって来た松井英介医師です。 この講演会は、ベルリン在住の若いお母さんたちを対象に内部被曝とその防御について日本語で行われています。わたしも遅れて様子を見に行ってびっくりしました。会場には若い日本女性が50人以上も参加し、非常に熱心に耳を傾けているのです。かなり難しい内容もあるのですが、二時間にわたった休みなしの集中講義の雰囲気はある種の緊張感が感じられました。

13.6.9  東京 6.8「「投票用紙捨てさせない」 住民投票非公開 あす異議申し立て」 小平市の住民投票結果の公表を求める「小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」は、市の非公開決定を不服として、十日に異議申し立てを行う。市内で八日に開いた報告懇談会で明らかにした。市民ら四十数人の参加者からも、公開を求める声が相次いだ。都道計画を問う住民投票は、先月二十六日に実施。有権者の三人に一人以上の五万一千十人が投票したが、成立要件の投票率50%に届かず、不成立とされ、開票されていない。会は投票用紙の写しの交付を求め情報公開するよう市に請求したが、市は今月二日付で非公開を決定した。‥会は、小林正則市長あてに開票を求める署名と、猪瀬直樹都知事あてに道路計画の事業認可申請を取り下げるよう求める署名を、それぞれ街頭やインターネットで集めている。二十三日投開票の都議選に向け、立候補予定者アンケートの実施も検討している。会共同代表水口和恵さんは「有権者の三人に一人、というのは大きい数字。投票の内容を明らかにし、投票用紙を捨てさせないようにしていきたい」と話した。

13.6.9  東京 6.8「参院選投開票は7月21日 首相がNHK番組で明言」 安倍晋三首相は9日のNHK番組で、今国会を延長せず、参院選を7月4日公示、21日投開票の日程で実施する考えを明言した。

13.6.9  東京 6.8「汚染水1日400トン 貯水池からも移送 タンク増設きりがない」 四月に相次いだ東京電力福島第一原発の地下貯水池からの汚染水漏れ問題で、ようやく池の水を地上タンクに移す作業が終わりに近づいた。だが、福島第一では毎日四百トンのペースで汚染水が増え続け、タンクは完成するとすぐに使われていく。作業員たちは強風や暑さの中、タンク増設に追われている。「敷地内はタンクでいっぱい。すき間を見つけ、猫の額ほどの小さな土地にもタンクが造られている」。長く事故収束作業に当たってきた男性作業員が様子を語った。ここ一カ月半ほど、現場はタンク増設で大わらわだった。水漏れで池が使えなくなり、約二万四千トンもの汚染水を一気に地上タンクに移す必要があった。敷地南側の高台に、急きょ三十八基のタンクを増設。その作業と並行し、新規に発生する汚染水用のタンク増設もどんどん進めないと、水の行き場がなくなってしまう。空いた敷地が少なくなってきたため、せいぜい三基しか造れないような場所にも、タンクを造る状況になってきた。各所で地盤改良や組み立てなどが同時並行で進む。福島第一を離れたベテランを急きょ呼び戻し、新しい人も次々増員した。ある作業員は勤務が長時間になり、休みも大幅に減った。「暑くなったし、疲れて食欲もない。起きているのは、帰って二時間ぐらい。少しでも早く寝る」最近では、鋼材をボルトでつなぎ合わせて短期で完成するタンクのほか、耐久性に優れた溶接型のタンクも導入された。‥ベテラン作業員は「前倒しにと言われても、これ以上できない。完成したらすぐにでも水を入れたいという感じ」とため息をついた。

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