東日本大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2013.3.1

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13.3.1   毎日 3.1 「 記者の目:原発マネー=柳楽未来(福井支局敦賀駐在)」 原発立地自治体の“原発マネー”依存は深刻だ。人件費に着目して全国21市町村を取材したところ、福井、福島両県の6町が11年度の人件費の3割以上を電源3法交付金で賄ったと分かり、1月1日付朝刊で報じた。 程度の差はあるが、全自治体が3法交付金を人件費に使っていた。地域振興を目的に導入された3法交付金が、自治体運営を根幹から支える現状は異常だ。立地自治体から、原発推進以外の選択肢を奪っているのではないか。‥3法交付金は1974年、原発が立地する地域の振興を名目に制定された。当初は公共施設や道路整備などに使途が制限されていたが、自治体の要望などで03年、福祉サービスなどの人件費にも充てられるようになった。市立保育園13園では昨年度、保育士や調理師など88人の給与として3億7000万円が充てられた。市の担当者は「最低限の保育士数を確保する必要があり、3法交付金が減ると人件費の捻出は厳しい」と話す。  担当者が心配するのは、同市の原発3基の存廃だ。日本原子力発電敦賀原発1号機は寿命とされる「運転開始から40年」を超え、2号機は原子炉直下に活断層が存在する可能性が高いとされる。いずれも再稼働できないまま廃炉となる可能性が高い。高速増殖原型炉もんじゅの運転再開も不透明だ。一方、3法交付金は廃炉決定と同時にゼロになる。同市は福島第1原発事故後も原発推進を訴えているが、その一因を見たと思った。‥3法交付金は、貧しい地域に原発建設を受け入れさせる強力な道具に使われた。交付は建設に先立つ立地可能性調査の開始翌年度に始まり、着工から運転開始までが最も額が多い。運転中はほぼ一定額で、廃炉決定で打ち切られる。建設を受け入れた住民たちは、子や孫の世代の自治体が、交付金なしでは成り立たなくなっているとは想像すらしなかったに違いない。交付金は地域振興に結びつかなかっただけでなく、自立の機会を奪った可能性もある。

13.3.1   毎日 3.1 「 ファイル:福島第1原発事故 海洋放出「地元の理解前提」」 東京電力福島第1原発事故から2年を迎えるのを受け、高橋毅・第1原発所長が28日、収束作業の拠点施設のJヴィレッジ(福島県楢葉町)で記者会見した。高橋所長は、処理済みの放射性汚染水の海洋放出を検討している問題について「地元漁業関係者の理解なしにできない」と述べ、地元理解を前提にする考えを明らかにした。汚染水をためるタンクの容量が限界に近付いていることには、「原発敷地内にはまだ用地があり、(設置場所が)ないわけでもない」と述べ、増設を急ぐ考えを示した。東電社員による虚偽説明の結果、国会事故調査委員会による現地調査が中止になった問題では、「第三者検証委員会が調査中でコメントできない」と、自らの関与について明言を避けた。 ※地元漁業関係者の理解が前提と言いますが海はつながっており、日本中、世界中が「地元」です。

13.3.1   毎日 2.24「 復興予算:がれき受け入れ除外でも交付金 7市町と3団体」 東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)の広域処理を巡り、がれきを受け入れない秋田県潟上市など7市町と3団体に、国が復興予算約176億円を交付することが分かった。7市町などは当初、受け入れを検討したが、がれきの全体量が判明後、環境省が必要がないと判断し、受け入れ先から除外した。予算は各地の廃棄物処理施設の整備などに充てられる。環境省は、放射性物質に対する不安などで進まない震災がれきの広域処理を促すため、11年度3次補正と12年度予算で復興財源枠の予算を計上。12年3月には、がれきを受け入れる施設整備などに復興予算を充てると通達した。同省は「がれきの総量が分からない中で協力を求めた。返還は求めない」としている。対象の自治体・団体と金額は、<北海道>中・北空知廃棄物処理広域連合=28億2000万円<秋田>鹿角広域行政組合=2億円、潟上市=2億8000万円<群馬>伊勢崎市=2億7000万円、玉村町=11億3000万円、高崎市=6000万円、甘楽西部環境衛生施設組合=3億8000万円<埼玉>川口市=36億3000万円<京都>綾部市=2億9000万円<大阪>堺市=86億円  ※環境省による復興予算のばらまきです。その予算を被災地や被災者のためにこそ使うべきなのに、ひどい話です。

13.3.1   毎日 3.1 「重水素実験:核融合研の計画に小柴さん「反対」の手紙」 核融合科学研究所(岐阜県土岐市)が計画している重水素実験に対し、02年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さん(86)が反対する見解を記した手紙を、隣接する同県多治見市の古川雅典市長に送付していたことが28日、分かった。「多治見を放射能から守ろう!市民の会」の井上敏夫代表の依頼を受けて送ったという。手紙には「現在使われている核分裂の発電施設から発生する中性子の10倍も高いエネルギーの中性子が出ることを防ぐ方法が全くない」などと記され、小柴さんは毎日新聞の取材に「現状での実験は時期尚早」と話した。実験は、重水素を使って1億2000万度の超高温のガス(プラズマ)を作ることが目標。太陽で起きている核融合反応を、炉の中で実現する核融合発電に向けた基礎研究として行う。土岐、多治見、瑞浪の地元3市は今年度中に実験開始に同意する方向だが、反対住民は約2万人の署名を古川市長に提出する準備を進めている。

13.3.1   「日々担々」資料ブログ 2.26 「衝撃の意見書「福島の子どもたちはチェルノブイリより危険」」 衝撃の意見書「福島の子どもたちはチェルノブイリより危険」 (日刊ゲンダイ2013/2/26) 今後、甲状腺がん激増のおそれ 福島原発事故の放射能被曝による健康被害を懸念した郡山市の小中学生14人と保護者たちが集団疎開を求めて裁判を起こしている。「ふくしま集団疎開裁判」と呼ばれ、仙台高裁で抗告審が続いているが、そこに衝撃的な医師の意見書が提出された。 福島の小児甲状腺がんの発生率は「チェルノブイリと同じかそれ以上のおそれがある」と指摘しているのである。 裁判は原告側が11年6月に郡山市を相手取り、福島地裁郡山支部に仮処分申請して始まった。1年8カ月にわたる「異例」の長期裁判を経て、近く結論が出るとみられるが、19日付で原告側から一通の意見書が提出された。 北海道・深川市立総合病院内科部長の松崎道幸医師が書いた「今、福島の子ども達に発生している甲状腺がんについて」である。松崎医師は、福島の県民健康管理調査の検討委員会が13日に公表した「18歳以下の甲状腺がんは3人」との報告を受け、チェルノブイリ原発周辺で行われた10歳以下の子どもの健康調査データと比較した。その結果、チェルノブイリでは事故後5年経ってから、約1万4000人に1人の割合で甲状腺がんが見つかったのに対し、福島は3800人に1人(7人の疑いも含む)と極めて高く、しかも、発見された期間が短いことから、今の福島の子どもたちが「チェルノブイリ高汚染地域の子どもに匹敵する頻度で甲状腺がんが発生し、今後、激増する恐れがある。福島中通りとその周辺の放射線レベルの高い地域に居住を続けることは、医学的にまったく推奨できない」と断じているのだ。

13.3.1   西日本新聞 3.1「上関原発の漁業補償金受領へ 漁協祝島支店、山口」 山口県上関町の上関原発建設計画をめぐり、反対派が多数を占め、中国電力からの漁業補償金の受け取りを拒否していた県漁協祝島支店が28日、受け取りを決めた。地元関係者への取材で分かった。中国電力がこれまでに支出した補償金は約10億8千万円。祝島支店が受け取りを拒んだため法務局に供託されたものを、県漁協本店が代理で受領していた。地元関係者によると、祝島支店はこの日、県漁協本店の理事会による招集で会合を開催。出席した組合員約50人による投票の結果、約3分の2が補償金の受領に賛成したという。  ※これまで30年近く、補償金の受け取りを拒否することで原発を認めてこなかったと聞いていますが、どんな事情があったんでしょうか。

13.3.1   福島民報 2.28「 今秋に国際会議 福医大とIAEA」 福島医大と国際原子力機関(IAEA)は今秋、東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえた放射線防護や健康管理などに関する国際会議を開催する方向で調整している。27日に福島市で最終日を迎えた放射線健康リスク管理福島国際学術会議で同大が明らかにした。 福島医大とIAEAの主催による国際会議は初めて。9月か10月ごろを予定している。国内外の研究者らが集い、本県の原発事故を踏まえ、放射線防護に関する医学教育の重要性、リスクコミュニケーション、健康管理などがテーマとなることが想定される。今後、同大とIAEAで詳細を詰める。  ※またうさん臭い組織同士が語らって何を企んでいるんでしょう。

13.3.1   朝日 3.1 「 手抜き除染「断ればクビになるかと」 作業員ら会見」 福島第一原発周辺の除染で働いた40〜50代の男性3人が28日、国会内で記者会見し、「手抜き除染」を指示された状況を語った。作業員が公の場で「手抜き」を告白するのは初めてだ。3人は昨年11月、福島県田村市の山林の川沿いの斜面で下請け会社の班長から指示され、本来は回収しなければならない枝や葉を川に流した。40代男性は「『いいのかな』と思いながら枝葉を川に落としました。断るとクビになるかもしれないし。目の前で班長自身もやっていました」と証言。50代男性は「指示を受け、まずいんじゃないか、と同僚と顔を見合わせました。工期が迫り、早くやらないとならないから回収せずに流せ、ということです」と語った。環境省はこの場所での手抜き除染について「断定するには至らなかった」と結論を避けている。別の40代男性は「環境省は自分に1時間以上も聞き取りをしたのに、結局、自分の証言を認めていない」と話した。

13.3.1   朝日 3.1 「 関電と九電、原燃地元に迂回寄付 審査委「原価」認めず」 電気料金の値上げを申請している関西電力と九州電力が、核燃料再処理を担う日本原燃(青森県六ケ所村)を介して原燃の地元に「迂回(うかい)」寄付をしていることがわかった。両社はこの寄付金分を、電気料金を算定する「原価」に含めていたが、両社の値上げを審査している経済産業省電気料金審査専門委員会は28日、「原価から除くべきだ」との方針を示した。関電、九電が経産省に提出した資料によると、使用済み核燃料の再処理用の費用を、関電は値上げ後に年間115億円、九電は同102億円ずつ積み立てる。この積立金の中に原燃が支払う寄付金分として、関電は1700万円、九電は1400万円を含めていた。両社はこの寄付金分も含めた積立金を原価に入れていた。経産省の有識者会議は昨年3月、寄付金について「電気の安定供給に真に必要な費用ではない」として、原価算入を認めないとする報告書をまとめた。これに伴い、両社は「寄付金は値上げ後、原価に算入しない」と表明。だが、昨年11月に提出した申請書類には積立金内の寄付金分を記しておらず、審査委の求めに応じて金額を明かした。これまでの審査委会合では、「迂回」寄付について委員から「自社で認められないものが他社の費用になったからと言って認められるものではない」(松村敏弘・東京大教授)といった指摘が続出。28日の会合で示された査定方針の原案で「原価から除くべきだ」と結論づけた。両社は取材に対し、寄付金との認識があったことを認め、「原燃は社会貢献や地域振興に必要不可欠なものに寄付をしていると認識している」と答えた。  ※電力会社の姑息なやり口は変わりません。彼らが反省するとか心を入れ替えるとか期待するのは無駄というもので、厳しく追及するしかありません。

13.3.1   朝日 3.1「武器輸出、大幅に緩和 官房長官談話、F35部品を容認」 安倍内閣は1日、最新鋭ステルス戦闘機F35の自衛隊導入を機に、国内で製造した部品の輸出を武器輸出三原則の例外として認める官房長官談話を発表した。過去に例外を認める際、官房長官談話に盛り込まれてきた「国際紛争等の助長回避」との文言には触れず、第三国への移転の管理も米国側に委ねる形になり、武器輸出を大幅に緩和した。今回の談話では、中東で周辺国と軍事的緊張を抱えるイスラエルがF35を購入するため、「国際紛争等の助長回避」との整合性が焦点だった。日本がF35(米ロッキード・マーチン社製)の国際共同生産に参加すれば、輸出した部品がイスラエル向けの機体に使われる可能性があるためだ。これまで三原則の例外を認める場合は、官房長官談話で「国際紛争等の助長回避」との基本理念を盛り込んできたが、今回の談話では「国連憲章を遵守」との表記にとどまった。  ※安部自民党政権は日本をまた戦争に導こうとしています。武器輸出の次は防衛軍か、海外派兵か徴兵制か

13.3.1   東京 2.28「全村避難 ドキュメンタリー映画に 飯舘 怒りの実録」 東京電力福島第一原発事故で全村避難が続く福島県飯舘村の人々に密着したドキュメンタリー映画「わすれない ふくしま」が三月二日から、東京都写真美術館(目黒区)で公開される。事故さえ起きなければ、変わることはなかった生活。故郷や家族を奪われた理不尽さに直面する被災者の日常を伝える。‥撮影したのは、仙台市出身の映画監督四ノ宮浩さん=八王子市。フィリピンの貧しい子どもたちを追ったドキュメンタリー「忘れられた子供たち」(一九九五年)や「神の子たち」(二〇〇一年)が、国内外で高い評価を受けている。宮城、岩手の被災地を撮影して回っていた四ノ宮さんが飯舘村に入ったのは一一年四月下旬。放射能汚染で全村避難指示が出ていた村は人が少なく、作付けや出荷が制限された農家や酪農家が風評被害にも悩まされていた。隣接する相馬市では、酪農家菅野重清さんが原発事故から三カ月後、借金を抱えて将来を悲観、堆肥小屋の壁に「原発さえなければ」と書き残し、自殺した。「仕事や大切な故郷を根こそぎ奪い、人々を病気や死に追いやるものは絶対にいらない」。原動力は怒りだった。四ノ宮さんは四カ月間、福島に滞在後、昨年十二月まで何度も福島に通い続けた。‥四ノ宮さんは「福島で何が起きているのかを見てほしい。一人一人に何ができるか。考えるきっかけになってくれれば」と話す。映画は名古屋のシネマスコーレ(中村区)でも三月九日から公開。福島の子どもたちを放射能の影響がない地域に避難させる計画も進め、資金を募る。問い合わせは、オフィスフォー=電042(646)0012=へ。

13.3.1   YAHOOニュース 2.28 「 <施政方針演説>「安全確認された原発は再稼働」安倍首相」 安倍晋三首相は28日午後の衆院本会議で、第2次安倍内閣発足後初めての施政方針演説を行った。首相は「原子力規制委員会の下で、新たな安全文化を創り上げ、安全が確認された原発は再稼働する」と明言。「原発の再稼働は、原子力規制委の専門的知見の判断による」との自公連立政権合意から一歩踏み込んだ。 ※新たな安全文化? 安全文化ではなく新たな安全神話を作りたがってるのは見え見えです。

13.3.1   NHK 3.1「福島第一原発の男性作業員死亡」 東京電力福島第一原子力発電所の復旧作業に当たっていた50代の男性作業員が、体調不良を訴えて病院に運ばれ、27日夜、死亡しました。 東京電力は、「診断書を確認していないため、男性の死因は公表できない」としています。 東京電力によりますと、今月25日の午前9時すぎ、福島第一原発3号機の原子炉建屋で、カバーを設置する準備作業を行っていた50代の男性作業員が、福島県広野町にある会社の資材置き場で体調不良を訴えて一時心肺停止状態となり、いわき市の病院に運ばれました。 その後、27日午後11時半すぎに、男性が亡くなったと会社から東京電力に連絡があったということです。 この男性は、おととし6月から福島第一原発の復旧作業に当たっていて、これまでの被ばく量は、作業員の通常時の年間限度となっている50ミリシーベルトより低い、25ミリシーベルト余りだということです。‥福島第一原発では事故のあと、これまでに男性作業員5人が心筋梗塞などで亡くなっています。

13.3.1   机の上の空 大沼安史の個人新聞 2.28「 〔フクシマで 怒れるわたしたちへの ステファン・エセル氏 最後のメッセージ〕 「怒りの段階にとどまっていてはだめだ。アンガージュマン(行動)で自分の責任を示すのだ! この世界を変えよ! 共感するのだ!」 ★ フクシマ核惨事2周年 怒りを変革へ! この夏、集合の花、紫陽花を咲かせて、被曝地の「いのち」を守り、きっと「脱原発」をかちとろう!」 フランスの元レジスタンスの闘士で、世界中のオキュパイ運動の精神的な支柱となっていたステファン・エセルさんが26日に亡くなった。 「夜に(dans la nuit)」! 夜明けを前に!  95歳だった。 2010年に書かれた最後の著作、Indignez-Vous! のタイトルは、単純明快な 『怒れ!』(邦題 『怒れ!憤れ!』(村井章子訳、日経BP社)だった。 亡くなる前の最後のメッセージは、以下の通り、怒りを超えよ、との呼びかけだった。‥ 怒りを覚えているのは、まだ自分の(人)生を変えていないからだ――とも、エセルさんは言い遺していた!  フクシマで怒り、憤るわたしたちは、今こそ――ことしこそ、(人)生を、世界を変えよう!  ことしこそ、被爆地の人びとと共感し、「紫陽花」を咲かせ、脱原発へ道筋をつけよう! 

13.3.1   OurPlanet-TV 2.27「原発事故時の防災指針にパブコメ反映されず」(動画あり)原子力規制員会は27日、原発事故時などに住民が避難する基準を定めた防災指針の改訂版を正式に決めた。パブリックコメントには、わずか2週間で3155件が寄せられたが、反映されたのは文字の修正程度となり、委員会を傍聴していた市民からは、「パブコメを反映させろ」「パブコメを無視されたら、どう意見を言えばいいのですか」と声が上がり、一時騒然となった。原発の30キロ圏内の自治体は、3月18日をめどに地域防災計画をつくるが、避難基準などがどの程度盛り込まれれるかは未定。防災指針では、原発から半径5キロ圏外の住民は、空間放射線量が毎時500マイクロシーベルトに達したら直ちに避難。毎時20マイクロシーベルト以上になった地域では、地域で生産された野菜や牛乳などの摂取を制限するとともに、1週間以内に一時移転することが示されている。 パブリックコメントでは、「避難の基準が高い。被ばくの感受性の高い子ども、妊婦を考慮した基準を別途つくるべき」「原発事故の被災者ヒアリングを行うべき」「ヨウ素剤配布のエリアが狭すぎる」「防護区域が狭すぎる」等の声が多く見られたが、どれも防災指針には反映されていない。

13.3.1   スナメリチャンネル 2.27「黒塗りに嘘の上塗り」  驚きのニュースが続きます。 山口県が中国電力とのやり取りを「黒塗り」で出したかと思えば、埋め立て免許についての判断期限を迎えた昨日、なんと「判断しない」という判断を下しました。先送りにし、その間免許は「失効しない」という立場を取るようです。 「延長は認めない」と選挙前からこれまで繰り返し述べてきた山本繁太郎知事は結局、約束を破りました。「嘘」と「情報の隠蔽」が未だに大手を振って歩いています。 県の担当部署である港湾課に電話をすると、朝から電話の対応に追われているらしく、折り返しますと言われたまま1時間半かかってきませんでした。再度かけると、手違いでしたと。対応して頂いた岡本さんは「お気持ちは分かりますが、港湾課としては法に合っているかを審査するだけ」という返答でした。しかし、公約を破るような政治家が法律を作っているのです。そして、港湾課は埋め立てについてだけ考え、原発については国が判断することとも。なんとも縦割り。 政治家が公約を守らなければ選挙の意味がありません。それは、民主主義とは呼べません。今回の件で、山口県民は、日本国民は黙ったままでしょうか、それとも、立ち上がるでしょうか。 今度はいつか、松陰神社で引いたおみくじのことを思い出しました。そこにはこう書かれてありました。「ぼんやり生きるは男の恥」。  ※ほんと原発や放射能に関しては女よりも男の方がぼんやりしてる人間が多いような気がします。

13.3.1   希望の牧場〜ふくしま〜 2.27「サンデー毎日3.10増大号「希望の牧場」関連記事について」 当該記事の最後に、 『(略)東京の街頭で声を上げ、東京電力から賠償金5億円を得た「希望の牧場」の場長の生き方にも迫っている』 とありますが、 これはまったくの事実無根です 記事中の「賠償金」とはおそらく「牛の損害賠償金」を指していると思われますが、 牛の損害賠償金は牛の所有者に支払われたのであって、 希望の牧場が現在飼養管理している牛350頭の所有権は各農家さん(エム牧場ほか)にあり、 希望の牧場ならびに吉沢個人が所有する牛は一頭もいません よって希望の牧場ならびに代表吉沢は、 東京電力から一円の賠償金も受け取っていません 本件につき、複数のサポーターさんから お問い合わせをいただきましたので以上回答いたします

13.3.1   東京 2.28 「 オスプレイ6日から本土低空訓練 普天間の3機 配備後初」 在日米軍のアンジェレラ司令官(空軍中将)は28日、東京都内で記者会見し、新型輸送機MV22オスプレイによる訓練を来週から日本本土で開始すると表明した。12機のオスプレイが昨年10月、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備を完了した後、本土上空での訓練に投入されるのは初めて。司令官は訓練場所などについては触れなかったが、小野寺五典防衛相は28日、12機のうち3機が3月6〜8日、米軍岩国基地(山口県岩国市)を拠点に低空飛行訓練を行うと米側から連絡を受けたことを明らかにした。静岡県のキャンプ富士などでも訓練する見通し。

13.3.1   東京 2.28 「 原発事故で発がんリスクやや上昇 WHOが報告書公表」 世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第1原発事故による周辺住民や原発作業員の健康への影響に関する報告書を公表した。甲状腺がんのリスクが最も高まるのは原発周辺の1歳女児で、福島県浪江町の女児は生涯に甲状腺がんにかかる確率が0.52ポイント上がって1.29%となり、日本の平均的な1歳女児の発がんリスクの約1.7倍となった。WHOの専門家による調査団は、2011年9月時点で得られた放射線量のデータを基に住民の被ばく線量を推計、がんの発症率を算出した。 ※IAEAと裏取引のあるWHOなので信頼できませんが、そのWHOでさえ認めざるをえない数字が出ているということです。

13.3.1   東京 2.28「福島第1原発所長「廃炉は責務」 事故2年を前に記者会見」 東京電力福島第1原発事故から2年を迎えるのを前に、第1原発の高橋毅所長が28日、事故対応拠点の「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)で記者会見し「敷地内は危険が多く放射線量が高い。廃炉は長く厳しい道だが、やり遂げなければならない責務だ」と述べた。廃炉への課題として放射性物質を含む汚染水の処理、原子炉格納容器の損傷箇所の特定と修理、溶融燃料の取り出しを挙げ「外部への影響を最小限に抑えながら着実に進めたい」と話した。高橋所長は、1〜3号機で燃料から出る崩壊熱が運転時の1万分の1になり、大気中への放射性物質の放出も事故当初の8千万分の1になったと説明。

13.3.1   exciteニュース 2.28 「 アイナメに基準5千倍超セシウム 福島第1原発」 東京電力は28日、福島第1原発の港湾内でとったアイナメから、魚類では過去最大値となる1キログラム当たり51万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の5100倍に相当する。このアイナメを1キログラム食べた場合の内部被ばく線量は約7.7ミリシーベルトと推定される。福島県沖ではミズダコなどの試験操業を除いて漁を自粛している。 ※よくその魚が生きていたものと恐ろしくなります。

13.3.1   やっと名前のない新聞3月号が完成し、印刷屋さんに入稿しました。

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