東日本大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2013.2.22

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

13.2.22   IWJ Independent Web Journal 2.22「 2013/02/22 【ロンドン】JANUK主催「原発反対 再稼働反対 日本の運動への連帯を表明する在ロンドン行動」 」 (動画あり) 2013年2月22日(金)、イギリス・ロンドンの日本大使館前および東京電力ロンドンオフィス前で、JANUK主催「原発反対 再稼働反対 日本の運動への連帯を表明する在ロンドン行動」が行われた。

13.2.22   朝日 2.22「原発監視システム停止、九電に原因 不具合と作業ミス」 全国の原発を監視する国のシステムが一時停止するトラブルが21日に発生し、その原因が、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の通信機器の不具合と、九電の作業ミスだったことがわかった。九電の説明によると、川内原発では通信機器の新設工事をしており、国の原子力防災ネットワークと切り離して作業すべきだったが、接続したまま作業。通信機器に不具合が発生し、不要なデータがネットワークに流出して、トラブルを引き起こした。九電は22日、記者会見で「判断が甘かった」と陳謝した。停止したのは、各原発の温度や圧力などのデータを首相官邸や原子力規制委員会などで監視、共有できる緊急時対策支援システム(ERSS)。規制委の関連組織の原子力安全基盤機構(JNES)が運営している。21日午前8時25分、データが表示されていないことに職員が気づき、約1時間後に復旧した。規制委が21日にこのトラブルを発表していた。  ※末端での人為的ミスが全国のシステムをストップさせてしまうようです。

13.2.22   47NEWS 2.22 「「東電家宅捜索で証拠押収を」 原発告訴団が地検に要望」 東京電力福島第1原発事故で、当時の東電幹部ら33人を業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発した福島原発告訴団が22日、東電本店を家宅捜索して証拠を押収するよう東京地検に申し入れた。告訴団は厳正な捜査を求める4万265人分の署名も提出。メンバーら数百人が東京・霞が関の地検庁舎前に集まり「地検は起訴せよ」などと記した紙を掲げた。記者会見した告訴団の河合弘之弁護士は「本店には東電が津波対策を怠った証拠が山のようにあるはず。やらないのであれば手抜き」と述べた。検察当局は告訴団などからの告訴・告発を昨年8月に受理。早ければ今春にも立件の可否を判断するとみられる。 ※TVでは首相の訪米とか竹島問題ばかりのようで、この東電告訴の話題を取り上げたところはあるんでしょうか。ナショナリズムを煽って国内問題から目をそらそうとするのは古来から権力者の常套手段です。

13.2.22   朝日 2.22「電力9社、原電支援へ 破綻回避へ1200億円超検討」  沖縄電力を除く9電力会社は、原発専業の日本原子力発電が資金繰りに行きづまらないよう支援する方針を固めた。1200億〜1300億円規模の債務保証や資金支援をする方向で調整している。敦賀原発(福井県)など3基の原発を動かすめどがたたないため、銀行から融資を受けられないおそれがあるからだ。しかし、電力会社は相次いで電気料金値上げを決めており、業界内の支援にお金を使うのは利用者の反発をまねくおそれがある。日本原電は4月に借入金1040億円の返済期限が来る。銀行から借り直そうとしているが、一部の銀行は電力業界が保証するよう強く求めている。もし借りかえができなければ、日本原電は借金を返せずに経営破綻する。このため、日本原電から電気を買っている東京、関西、中部、北陸、東北5電力のうち、原発事故を起こして実質国有化された東電を除く4電力が1040億円分の「債務保証」をする。返せなくなった時に返済を肩代わりする約束だ。  ※けっきょくその資金は国民からの電気代としてまきあげるハラです。

13.2.22   田中龍作 ?@tanakaryusakuのTwitter 222「 緊迫する東電前なう。福島住民が、原発事故を起こした罪を認め自首するよう求める要請書を東電に手渡した。 」

13.2.22   香美音クリニック  香美音クリニックでは子どもから大人までの診療と検査を行っています。 また、関東〜東北の避難者支援として甲状腺検査を行っています。 お子様のことからご両親までご相談を受け付けておりますのでご遠慮なくお問い合わせください 。 緊急相談・悩み相談  福島県の方、東北〜関東地方の避難者の方が対象(大人・子ども): 避難、移住、保養、生活、仕事、子供、妊娠・出産、育児、健康に関すること、学校、勉強、進学、友達、心の悩みなど、ご相談されたい方や、話をしたい方のために、フリーダイヤルを設けます。

13.2.22   朝日 2.22「双葉病院の患者遺族、東電を提訴へ 原発事故で過酷避難」 東京電力福島第一原発に近い双葉病院(福島県大熊町)の入院患者が原発事故後、取り残されて避難が遅れ、多くが死亡した問題で、亡くなった患者のうち7人の遺族が東電に対し、患者1人あたり3千万円の損害賠償を求める訴訟を近く東京地裁に起こす。政府の事故調査・検証委員会は昨年7月の最終報告で、避難の遅れについて、県や自衛隊、警察などの連携不足が原因と指摘。一方、病院の対応については、鈴木市郎院長が患者の救出に立ち会ったことなどから、問題視していない。遺族側は「すべては事故に起因している。責任の所在を明確にし、裁判の長期化を避けるため」として、訴える相手を東電に絞る。双葉病院は福島第一原発の南西5キロ弱にある。2011年3月の原発事故当時、高齢者を中心に約340人が入院していた。政府事故調の最終報告や病院側によると、政府が原発から10キロ圏に避難指示を出した同年3月12日から患者の避難を開始。しかし、原発が爆発する中で救出ははかどらず、患者全員を避難させるまで5日近くを要した。その間、院内で4人、搬送に際し15人が死亡。その後の避難などに伴って11年3月中にさらに21人が亡くなった。  ※最近のグアムやアルジェリアの事件に匹敵するような理不尽で惨い事件です。

13.2.22   47NEWS 2.21「 福島原発1号機の早期調査困難 放射線量高いと規制委」  福島第1原発事故をめぐり、事実と異なる東京電力の説明で国会事故調査委員会による1号機の現地調査が中止となった問題で、原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の参院予算委員会で、規制委による早期の現地調査について「非常に放射線量が高く、実際の調査には年単位で(時間が)かかる」と述べ、困難との考えを示した。田中氏は、国会事故調が調査を要望していた1号機原子炉建屋4階の現状について「毎時数十から100ミリシーベルト超と高線量で、しかるべき調査をするだけの時間を確保できる状態ではない」と説明した。  ※フクイチ事故の原因を判断する決定的な調査なのに、先延ばしするなら全原発の再稼働決定も当然延ばすべきですが。

13.2.22   ざまあみやがれい! 2.22「「検証 東電テレビ会議」を読め! 東電「社長室」で取り決められた計画停電メディアコントロール」 東電のテレビ会議録画の公開は、東京電力がついたウソを明確に暴いた。 14日の午前中から東電は計画停電をすると発表した。だが、その後計画停電は必要ないという経営判断が行われていた。 その上で、東電は、計画停電をしなくても良いとは知らなかったふりをして、記者会見を意図的に開かなかった。 東電副社長・藤本孝氏のテレビ会議上での発言を具体的に引用して書いていく。

13.2.22   毎日 2.22 「福島第1原発:ベント前 放射性物質が10キロ圏に拡散」 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で、11年3月12日に1号機格納容器の水蒸気を外部に放出する「ベント」を始める約5時間前から、放射性物質が約10キロ圏に拡散していたことがわかった。福島県の放射線モニタリングポストに蓄積されていた観測データの解析で判明した。放射線量が通常の700倍超に達していた地点もあり、避難前の住民が高線量にさらされていた実態が初めて裏づけられた。県が原発周辺に設置していたモニタリングポストは25基。5基が津波で流され、20基は地震による電源喪失でデータ送信できず、事故当時、住民の避難に活用することはできなかった。県は昨年9月下旬までに20基の蓄積データを回収し解析。県のホームページに解析結果を掲載し、関係自治体に連絡した。しかし、ベント前に放射性物質が拡散していたことは周知されておらず、国会と政府の原発事故調査委員会も把握していなかった。 ※事故からもうすぐ2年がたつ今になってやっと少しづつ事故の実態がわかってくるとは、絶句です。
(関連)「福島第1原発:ベント前 放射性物質の拡散 データは放置」 東京電力福島第1原発事故による放射性物質の拡散が、これまで考えられていたより早く11年3月12日早朝から始まっていたことが、福島県の観測データで裏付けられた。しかし、県がモニタリングポストの解析を終えたのは、政府や国会の事故調査委員会が最終報告書をまとめた後。現在進行している県民健康管理調査にも、このデータは反映されていない。被災者の健康に直結する「命のデータ」は事実上、放置されてきた。県によると、津波で流されなかったモニタリングポスト20基のデータ回収を始めたのは、東日本大震災から約1カ月後の11年4月。19基を同7月までに回収し、一部の解析に着手した。しかし、残る1基を回収し全解析を終えたのは、最初の回収から約1年5カ月後の昨年9月下旬だったという。この間、政府や国会の原発事故調査委員会が相次ぎ発足し、事故原因の究明にあたった。両委員会は昨年夏、最終報告書をまとめたが、県のデータの存在を把握しないまま解散したことになる。政府事故調の元メンバーで同県川俣町の古川道郎町長は「政府事故調で検証されなかった新事実だ。なぜ解析がこんなに遅れたのか。事故の検証は終わったとは言えない。継続的な検証態勢を整備すべきだ」と憤る。一方、このデータは11年6月に始まった県民健康管理調査にも活用されていない。この調査は、県民から震災当時の行動記録の提出を受け、被ばく線量を推計する。今回明らかになったデータは、事故初期の「実測値」にあたるが、当時の線量はこれまで、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)で予測した線量が使われてきた。県立医大は「県の解析データを使うか使わないかは、議論している最中だ」としている。‥国会事故調に県民代表として参加した同県大熊町民の蜂須賀礼子さんは「県民の健康を真っ先に考えたならば、急いで解析されるべき『命のデータ』のはずだ。福島県の対応は(原発被害を受けた)県民として恥ずかしい限りだ」と話した。

13.2.22   田中龍作ジャーナル 2.20「原発事故苦に自死 酪農家の妻が東電に乗り込む」 「原発さえなければ…」の遺書を残して自死した福島の酪農家の妻が、東電を相手取り1億円余りの損害賠償を求める裁判を起こす。提訴を来月に控えた妻の菅野バネッサさん(34歳)がきょう午前、東電本店を訪れ「誠実な対応」を求める申し入れ書を手渡した。 2000年に相馬市の酪農家、菅野重清さん(享年54歳)と国際結婚したフィリピン人のバネッサさんは、牛と自然に囲まれ何ひとつ不自由のない生活を送っていた。重清さんとの間に2人の男の子(現在8歳と6歳)も授かった。生乳、育牛と堆肥で生計を立てていた菅野さんは、500万円の借金をして堆肥小屋を建てた。2011年1月のことだ。  2ヵ月後の2011年3月11日、原発事故が起きる。放射能を浴びた生乳は出荷停止となり、堆肥も売れなくなる。一家は収入の道を閉ざされた。4月17日、バネッサさんは2人の息子を連れてフィリピンに帰国する。‥ 6月10日、フィリピン時間の午前5時、日本の重清さんからバネッサさんに電話、「戻って来なくていいからね」。「借金を抱えているし、ストレスがたまっているのかなあ? と思いながらも悪い胸騒ぎがした」。バネッサさんは当時を振り返る。この日、重清さんは堆肥小屋で首を吊り自らの命を絶った。

13.2.22   フランスねこのNews Watching 2.21「「フクシマ記念日」:人間の鎖はアリエージュの町をぬけて」 来月3月11日に福島原発事故の発生から2周年を迎えるにあたり、フランス各地の町でも第2回目の大集会と「人間の鎖」への参加に向けた準備が始まりました。 福島原発事故の惨事からもうすぐ2周年を迎えるのを機に、そしてフランス国内でエネルギー政策の転換に向けた大きな議論が開始されるその前夜に、「原子力無しで生きる市民の会」(Vivre sans nucle´aire)は他の市民に向けた働きかけに更なる力を込める。昨年3月、アリエージュ市の市民らは4台のバスに乗って故郷を出発し、南仏の町オランジュで他の町からやってきた数千人の市民らとともに、リヨン市とアヴィニョン市をつなぐ歴史上初めての「人間の鎖」に参加した。大統領選によって組織される新しい政府が「原子力をやめる」という勇気ある決断をくだすように期待して。 あしかしれから1年、(オランド大統領が公約した)フッセンハイム原発の廃止は今も実現していない。そして原発に反対する関係者によれば、フランス北西部のフラマンビルで新規建設が進められている「第三世代原発」(欧州加圧水型炉)の建設費用はうなぎ上りに増え続け(当初計画の約3600億円から約2倍の6600億円に増加)、フランス政府は原子力政策の未来について曖昧で筋の通らない態度を取り続けている。1月28日、5千人の人が働くラ・アーグ使用済み核燃料処理工場では、60にのぼる原子力関連機材が政府の規準を満たしていないと指摘された。 今年3月に行われる第二回目の人間の鎖は、第一回目と同様に暴力に訴えない象徴的な抗議のための行動だ。鎖は権力を象徴する場所を包み込んで政府に圧力を与え、原発・核兵器の別を問わず原子力の使用をやめるよう求めるのにふさわしい。 福島での惨事を記念する3月9日の抗議行動をつうじて、私たちは「原子力の廃止を実現する」という私たちの決意を示さなければなりません。

13.2.22   時事 2.20 「 1号機地下で920ミリシーベルト=福島第1原発−東電」  東京電力は20日、福島第1原発の1号機原子炉建屋地下にある「トーラス室」で、最大で毎時920ミリシーベルトの放射線量を測定したと発表した。人が中に入って作業するのは難しいことが改めて確認された。トーラス室は、格納容器下部の圧力抑制室を収めている部屋。東電によると、1号機のトーラス室は高さ約10.8メートルだが、約4.9メートルまで水がたまっていた。 ※恐ろしい汚染度合いです。自然に線量が下がるのをただ待つんでしょうか。

13.2.22   時事 2.20 「福島第1取材で「赤旗」除外=東電」  東京電力は20日、報道機関などを対象に福島第1原発を3月1日に公開すると発表した。事故から2年を迎えるのを前に、新聞やテレビ、インターネットメディアなどの取材を受け付けるが、取材を希望した共産党の機関紙「しんぶん赤旗」については、申し込みを受け付けない考えを示した。東電は「他にも取材を求めている地方紙があり、受け入れる人数に限りがある」と説明している。1日は、4号機の使用済み燃料プールから燃料を取り出すための工事などを公開するという。 ※また自由な取材を排除しています。以前の時も問題になって撤回したはずですが、学習能力がないようです。

amanakuni Top