東日本大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2013.2.16

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

13.2.16   dot. 2.12「「肝心なところ書かれていない」除染ガイドライン」 朝日新聞の報道で明らかになった福島県内の除染作業の手抜き横行。その除染方法について、関係業界、専門家の間で批判や不信が渦を巻いている。ある大手ゼネコンの県内1次下請けの技術系A氏が憂える。 「どう除染したらいいのか。国も環境省も、基本的な知識を欠いていた。いまもだ」 生活空間として緊急的な除染が必要な箇所は別だが、超広域の除染には根本的、体系的な策が欠かせない。 現在、ゼネコンが中心となっている国直轄の除染作業は、環境省が11年12月に発行した「除染関係ガイドライン」に基づいて実施されている。ガイドラインには屋根や雨どい、外壁、側溝、道路を洗う、庭などの草を取る、表土を削る、土で覆う、道端の汚泥を除くなど、除染の際の用具類や除去した土の運搬、保管方法も記されている。 だが、福島県の汚染地域の大半は山林だ。放射性物質は樹木を汚染し、もはや山林の土壌にも浸透してしまっている。いまのまま個々の場所をいくら除染しても、山から風が吹き、雨水が流れ込めばまた線量は戻ってしまう。超広域の山林斜面の表面土壌などの除去は無視されているから、今後長い年数、雨や雪が降るたびに、山林付近の土地、空間の線量は高くなる。 環境工学企業の専門家B氏は、前出のガイドラインそのものの欠陥を指摘する。 「洗浄による汚染物質の飛散、流出を防ぐように、と記されているが、どうすればそうした2次汚染を食い止められるのか、肝心なところが業者任せで何も書かれていない」  ※現場に行ったこともない国の官僚がつくるガイドラインなどそんな程度です。

13.2.16   DAILYMOTION「ロシア中部で隕石が落下 ガラスが散乱500人負傷」 報道ステーション 2013.2.15。 昨夜のニュースなので、負傷者数はその後増えているようです。

13.2.16   nikkansports.com 2.15「原発に隕石落ちたらどうする?「想定外」」 原発に隕石が落ちたらどうするか−。原子力規制委員会が策定を進めている原発の新安全基準では、東京電力福島第1原発事故を教訓に、自然災害など外部からの脅威に対する対策を強化する。テロによる航空機衝突も想定しているが、隕石の落下までは想定していない。規制委事務局の原子力規制庁幹部は「もし起こったら過酷事故としてテロなどと同様の対応をする」と話す。新基準骨子で想定する災害は、地震や津波に加え、竜巻、洪水、火山、地滑り、近隣工場の火災、ダムの崩壊など。規制庁幹部は「隕石の落下は『など』に含まれるが、具体的に対策を意識する対象ではない」としている。現在、国民から意見公募中の新基準骨子では、原子炉建屋に航空機が衝突して通常の安全設備が使えなくなる事態に備え、建屋から100メートル程度離れた場所に、第2制御室や電源、冷却用ポンプなどを備えた「特定安全施設」の設置を求めている。原発に航空機が衝突した場合、航空機の燃料は広範囲に燃え広がらないため、原子炉から一定の距離がある特定安全施設で対応できるとしているが、隕石の場合、大きさや落下する場所の予測が極めて難しく、計画している安全設備で対応できるかは不透明だ。
(関連)2.16「隕石落下の負傷者1200人 被害総額31億円」 ロシア南部チェリャビンスク州周辺の隕石落下による負傷者は16日までに、同州のまとめで約1200人となった。米航空宇宙局(NASA)は、大気圏突入前の隕石の直径を約15メートルと推定。1908年にシベリアに落下した隕石以来の大きさという。被害を受けた建物は州都チェリャビンスク市だけで3300棟を超えた。被害総額は10億ルーブル(約31億円)を上回る見通し。窓ガラスが損壊した企業や商店が多いため、現地当局は盗難や治安悪化を警戒、市街地で夜間の巡回を強化した。被害を受けた同市の建物は、集合住宅が2962棟、学校や幼稚園が計361施設、スポーツ施設が5カ所だった。ユレビッチ州知事は、損壊した窓ガラスの総面積が同州だけで20万平方メートルに及ぶと試算。夜間の気温が氷点下20度以下になることがあるため、窓ガラスの復旧に優先的に取り組む考えを示した。

13.2.16   日経 2.15「原発ゼロ見直し、3月メド議論開始 エネ基本計画で経産省 」 経済産業省は15日、将来の電源別構成比率を定めるエネルギー基本計画の議論を3月をメドに始めることを決めた。前政権が掲げた原発ゼロの目標を見直す。総合資源エネルギー調査会のもと、これまでの基本問題委員会とは違う有識者会議で議論を始める。茂木敏充経産相は閣議後の記者会見で「関係者からいろんな話を聞くことは必要になる。(メンバーの)大枠は決めている。3月くらいには本格的な議論が始められると思っている」と述べた。 ※やはり政治家や官僚どもが大慌てで東京から避難せざるをえないような事態が起こらないと、原発政策は変わらないんでしょうか。彼らの想像力の貧しさにあきれます。

13.2.16   Peace Philosophy Centre 2.16「福島の小児甲状腺がんの発生率はチェルノブイリと同じかそれ以上である可能性: 福島県県民健康管理調査結果に対する見解(松崎道幸医師)」 

13.2.16   朝日 2.16 「発送電分離なら「原発持てない」 八木電事連会長」 電力会社から送配電部門を切り離す「発送電分離」について、電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は15日の記者会見で、「今の状況では(原発は)多分持てない」と述べた。送配電網が切り離されれば売り上げが減り、原発の維持費用などを出せなくなると心配しているからだ。経済産業省の専門委員会は8日、「5〜7年後をめどに分離を進める」との報告書をまとめた。電力会社の子会社に送配電部門を移す「法的分離」(別会社方式)を想定している。これに対し、八木氏は「低廉で安定的に電気を送れるのか検証されていない」「お客さまの利益につながるシステム改革にはならない」と反対した。電力会社は送配電部門の利益がなくなれば、原発のように投資や維持費にお金がかかる施設を維持していくのが厳しくなる。さらに原発が止まったままでは火力発電の燃料費もかさむ。八木氏は「電気をできるだけ低廉で安定して送るために原子力はうまく活用すべきだ」と述べ、原発再稼働も求めた。  ※だったら原発やめれば? 発送電分離だけじゃなく原発はコストに見合う発電方法ではありません。

13.2.16   南相馬市 大山こういちのブログ 2.15「 甲状腺ガンの発症は、本当は最大で10人??記者会見を見なければ分からない健康被害の実態 」 福島県と医大の会見を動画で見れます。 12月に2人の手術が終わっているということは もっと早い段階で2人が甲状腺癌であるとわかっていた。 今回の7人も既に把握しているのではないだろうか? 地域非開示は汚染濃度とがん発生の因果関係や その数さえ否定したい態度に見えます。 地域別汚染度マップに 市町村毎のA,B,C判定度との数値を のせない理由として「本人が同定される・」と言っていますが 0歳から18歳までの年齢を示さなければ 分からないでしょう。 本当の理由、があるはずです。説得力がありません。 県職員か 大学職員であろう司会者の態度が見え見えです。 マスコミの上っ面の情報では本当のことが分かりませんし ましてや伝えない 受信料で平均年収1040万のNHKにして 「いったいこの国はどうなっているのだろう?」と  改めてお嘆き、疑問に思言った方は 「略奪者のロジック」2月21日発売や「地位協定入門」27日発売など読んでください。 生まれ変われます。

13.2.16   フランスねこのNews Watching 2.15「 チェルノブイリの石棺、雪で倒壊―80名が避難、放射性物質拡散の危機再び/ルモンド紙(2月15日)」  1986年4月26日に起きた史上最悪の原子力事故、チェルノブイリ原発事故から27年が経った今日、ウクライナの首都キエフ市から140キロの距離にある同原発4号機に新たな危機が訪れた。2月12日(火)午後、チェルノブイリ原発の原子炉に隣接する石棺の屋根と壁の一部分が倒壊。1986年、緊急事態の中で急遽建設されたコンクリート製石棺の倒壊は、他の部分にも広がる懸念がある。石棺の老朽化を理由に始まった新たな石棺の建設に関わる関連企業関係者約80名はこの日、現場から避難を行った。 ウクライナ共和国の原子力規制当局から寄せられた情報と画像によると、石棺にはおよそ600平方メートルにわたり陥没。原子力規制当局は石棺が雪の重さに耐えられず倒壊したことによる「些細な事故」と述べている。今回倒壊したのはタービン建屋の関連部分で、内部に閉じ込められた放射性の塵が外部に漏れだす危険がフランス放射線防護原子力安全研究所からも指摘されている。又、倒壊がドミノ式に進めば、190トン近い使用済み燃料が残っているとされる原子炉の覆いまでが崩れる危険性がある。ウクライナの環境市民団体は同国政府が速やかな情報公開を行っていないことに対し懸念を指摘した。

13.2.16   レイバーネット 2.16「写真速報 : ピンハネと劣悪な労働環境〜除染作業員「福島とつながる2.15労働者集会」で語る」 「8畳の部屋に4人。粗末な食事。マスクは自腹。そして国から出ているはずの危険手当は払われていなかった」。2月15日、東京・日本教育会館ホールで開かれた「福島とつながる2.15労働者集会」(480人参加)で、福島第一原発「警戒区域」で除染作業に携わった2人の労働者が、劣悪な職場実態を語った。除染事業は大手ゼネコンが受注し、下請け・孫請けに流す多重請負構造になっている。「我々の仕事の元請けは赤坂に本社があるゼネコンだった。二次下請けは、東電100%子会社の尾瀬林業だがこれだけは許せない。医者と葬儀屋が一緒にやっているようなものではないか」と怒りをこめた。かれらは「全国一般ふくしま連帯労組」に加入。危険手当支払いを始め「人間らしい生活と労働」を求めてたたかっている。

13.2.16   明日うらしま 2.16 「またも問われる理性:隕石はロシアの封鎖核施設都市からおよそ50キロ地帯に落下。紙一重で免れた巨大核災害 」 本日2月15日の朝(日本時間の正午過ぎ)、ロシアの南ウラルに隕石が落下し大気中での爆発の衝撃波で、これまでの報道でも1000人を越える負傷者と多くの物的被害を出したようです。その地上からの驚くべき多くの動画がYou Tubeに投稿され記録され、世界中で見られています。‥さてわたしが本日、ドイツ時間の朝からの報道で神経を使ったのは、隕石が落下した南ウラルのチェリャビンスク州には、世界中でも悪名高い旧ソ連時代に建設され、巨大な汚染事故をたびたび起こして現在でも核燃料再処理施設などが稼働している閉鎖都市オジョルクスの核兵器製造コンビナート・マヤク(マヤーク)があるので、それへの影響です。一つ間違えばフクシマに匹敵するか、さらにそれを上回る最悪の事故になるからです。下の図をご覧ください。‥ロシアのノボスチは、隕石落下から五時間ほどして→「同地の核施設は正常に稼働している」と、国営原子力企業ロスアトムの報道官の声明を報道しましたが、ロシア最大の核廃棄物処理施設が、紙一重で破壊を免れてほっとしているようです。ぎりぎりで巨大核災害から免れたのです。 ‥あり得ない確率の象徴として「隕石に当たって死ぬようなものだ」とは、常套句として世界中の原発ロビーも事故の確率の低さとして、よくこの例えを口にします。 核施設への隕石落下が紙一重で免れた事態が起こった今日以降は、彼らといえどもこの言葉を口に出来ないでしょう。それが理性的ではないことがここで現実に証明されたのです。世界中には400を越える原発と数千の核施設があります。これらを隕石衝突から守る方法はまったくないのです。巨大核技術利用での理性とは何か。隕石落下でまたも問われているのがこのことです。確率論で核惨事の危険性を相対化する功利主義は破綻しているのです。これを否定するのは俗論のニヒリズムにすぎません。

13.2.16   東京 2.16「ポール 核燃料に触れず 3号機プールで水中調査」 今週(九〜十五日)の東京電力福島第一原発では、七日に使用済み核燃料プールに水没が確認された3号機の核燃料交換機の伸縮ポールの状況を水中カメラで調査。ポールは、途中でがれきの上に引っかかる形で横たわっており、核燃料には直接触れていないことが確認された。1号機では、原子炉建屋地下の状況を調べるため、建屋一階の床(厚さ約七十センチ)に直径二十センチほどの穴を二日かけて開けた。一階床面の位置の放射線量は毎時一〇ミリシーベルトだったが、地下階の天井に当たる位置では、毎時二一〇ミリシーベルトを計測した。今後、この穴からカメラや、線量計、温度計を入れ、地下階の状況を調べる。一方、1号機の建屋内調査を進めようとした国会事故調に対し、東電の担当者が、虚偽の説明をして調査を断念させた問題では、広瀬直己社長が衆院予算委員会で「誠に申し訳ない」と陳謝した。広瀬社長は「事前に上層部への相談がなく、当時の担当部長の独断だった」と釈明。現地調査への協力とともに、外部有識者による検証を進める方針を示した。  ※プールの調査はともかく、事故調への虚偽説明問題で嘘つき東電自身による調査など信じられるわけがありません。 

13.2.16   西日本新聞 2.15「被災郵便ポスト、西表島へ漂着 宮城から2400キロ 」  沖縄県竹富町の西表島の海岸で昨年末、東日本大震災の津波で流されたとみられる宮城県南三陸町の郵便ポストが見つかっていたことが15日、分かった。南三陸町と西表島は直線距離で約2400キロ離れている。ポストは一部がさび、手紙などは入っていなかった。ポストは、震災の記憶を風化させないようにと、3月から日本郵便東北郵政研修センター(仙台市)で職員向けに展示される。日本郵便などによると、ポストは昨年12月28日、西表島の北東部海岸で地元の住民が見つけた。中に残されていたラベルから、南三陸町歌津のコンビニ「セブン―イレブン宮城歌津店」に設置されていたと分かった。  ※黒潮と逆の向きですが、おそらく1年数ヶ月かけて太平洋をぐるっと回ってきたのかもしれません。当然、放射性物質も‥。

13.2.16   河北新報 2.15「東北電力値上げ 被災地、消費者や企業悲鳴」 東北電力が家庭向け電気料金の平均11.41%引き上げを政府に申請した14日、東日本大震災の被災地では、家計負担が増すことへの不安や戸惑いが広がった。東北電力の経営効率化の行方に厳しい視線を送る被災者も多い。企業向けも値上げされることから、再建途上の被災企業からは「値上げ分を製品価格に転嫁できる状況ではない」と悲鳴が上がる。「先の生活が見えない中での値上げは大きな負担。原発事故で避難させられているのに、電気料金の負担増を強いられるのはおかしい。被災者が忘れられているようだ」  東京電力福島第1原発事故で福島県双葉町から福島市の仮設住宅に避難している無職堀井五郎さんが嘆いた。

13.2.16   福島民友 2.15「本県沖サヨリの出荷停止 基準値超のセシウム検出」  政府は14日、原子力災害対策特別措置法に基づき、本県沖のサヨリについて出荷停止を県に指示した。サヨリの出荷停止指示は初。本県沖の魚介類で出荷停止となったのは41魚種目。県による放射性物質検査で、いわき市四倉沖で採取したサヨリから食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1キロ当たり120ベクレルの放射性セシウムが検出されたための措置。県は同日、関係漁協などに政府の指示を伝えた。

13.2.16   時事 2.16「東電、昨年1号機4階を調査=「連携ミス」で公表せず−虚偽説明問題・福島第1原発」 東京電力が2012年2月、福島第1原発1号機4階の現地調査を求めた国会事故調査委員会の元委員に対して、虚偽の説明を行ったとされる問題で、東電は15日、同年11月30日に同階の現場調査を行っていたことを明らかにし、その映像を公開した。12年に実施した1号機4階の調査をこれまで公表しなかった理由について、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は記者会見で「社内の連携ミスによる」とした。1号機4階には緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」があり、田中三彦元委員は同階での出水目撃情報などを基に、津波以前に地震で壊れた可能性があるとして、調査を求めていた。東電は出水が使用済み燃料プールからの水で、復水器は地震によって損傷していないと主張している。15日の会見で、東電は12年11月の調査では、使用済み燃料プールの水が流れ込む排気管で、水漏れを防ぐための4階天井付近にある金属板がゆがんでいるのを目視確認できたと説明。出水は復水器破損によるものではないとした。 ※なんだかウソの上塗りをしているように聞こえて、聞いてて辛くなってきます。ウソはどうせばれるのを知らないようです。

13.2.16   IWJ Independent Web Journal 2.14「2013/02/14 【福島】 「怖がってるばかりじゃ、復興は前に進まない」鮫川村長 焼却施設建設は見直さず 〜大樂勝弘鮫川村長インタビュー」(動画あり) 福島にある人口4000人の鮫川村に、1キロあたり8000ベクレルを超える「高濃度」の商社性廃棄物の焼却施設が作られようとしている。今、この施設の建設をめぐって、近隣自治体を巻き込んで反対運動が巻き起こっているのは、以前ブログ記事「住民不在で進む、福島県鮫川村の『高濃度放射性廃棄物』焼却施設建設問題」で報じたとおり。2013年2月14日、IWJは鮫川村役場を訪れ、大樂勝弘鮫川村長へインタビューを行った。村長は、近隣住民の不安に理解を示しつつも、建設事業の見直しはしない意向を示し、「一部の反対派をいかに説得していくかが私の役割」と断言した。‥焼却施設建設の経緯について、大樂村長は、「もともとはJAEA(日本原子力研究開発機構)の勧めで、自分が2012年1月から進めてきた話」と語り、環境省は「自分の話に乗っただけ」と、同省に責任はないと強調した。‥しかし、これは環境省側の説明と食い違う。2013年2月9日に行われた、(鮫川村に隣接する)茨城県北茨城市の住民説明会の場で、環境省は、東日本全体にある8000ベクレル以上の「指定廃棄物」をどう処理するかを、個別に各自治体を訪問し「ご相談」をするなかで、鮫川村に相談したところ、村内で検討後、村側のご理解の得てやることになったと、導入の経緯を説明している。

13.2.16   東京 2.16 「 小惑星は無事通過 史上最接近」 地球に近づいていた直径45メートル、重さ推定13万トンの小惑星「2012DA14」が日本時間16日午前4時25分ごろ、地球に最接近し、静止衛星よりも近い上空2万7700キロを通り過ぎた。これほどの大きさとしては、観測史上最も近づいた小惑星となった。15日にはロシア南部に隕石が落下し約1200人の負傷者が出たが、米航空宇宙局(NASA)によると、小惑星の接近による地球への影響はなく、国際宇宙ステーションや人工衛星などの被害もなかったとみられる。小惑星は秒速8キロで地球の南極方向から近づきインド洋上で最接近、北極方向に抜けた。 ※無事、想定通りでよかったです。
(関連)「隕石落下、負傷者1200人に 重さ7千トン、直径15m」 ロシア南部チェリャビンスク州に落下した隕石について、米航空宇宙局(NASA)は15日、大気圏突入前の重さは約7千トン、直径は約15メートルとの推計を発表した。1908年にシベリアに落下して森林をなぎ倒した隕石か彗星とみられる落下物以来の大きさで、直径は地球近くを日本時間16日未明に通過した小惑星「2012DA14」の3分の1だった。チェリャビンスク州のまとめによると、割れた窓ガラスの破片などによる負傷者は16日までに約1200人となった。 ※上記の2012DA14が落ちていたらと思うと恐ろしいです。
(関連)朝日 2.16「爆発の衝撃波「熱さえ感じた」 隕石被害の町、住民証言」 隕石によって最も大きな被害を受けたチェリャビンスク州の州都チェリャビンスクに15日入った。街中には空中爆発によるとみられる傷痕が多数刻まれていた。 ‥ガラスの破損は10階建てアパートなら5階以上、4階建ての単科大学の建物は3階以上の窓に目立ち、建物の上部に被害が集中していた。上空から衝撃波が迫ったことを物語る。 幹線道路沿いでは、亜鉛工場のれんが製の壁が崩れ落ちていたほか、その向かいの工場では大きな窓ガラスがほとんどなくなっていた。スケートリンク施設では、側壁の一部がまるごと抜け落ちていた。近くで夜警中の警察官イワンさんは、隕石が飛来した15日朝も勤務で街頭にいた。隕石は閃光を放ち、大きな爆発音の後も小さな爆発音が続いた。衝撃波を受け、温かい熱さえ感じた。‥イワンさんは急いで妻と子ども3人のいる自宅に連絡をとろうとしたが、携帯電話が通じなかった。つながったのは約1時間半後。‥被害を受けたアパートに帰宅途中のビクトリアさんは「職場で風圧で飛ばされ、壁に背中を打ち付けた。‥15日朝、自動車ショップの職場の窓から閃光を見た直後、ショーウインドーにいた人たちとともに吹き飛ばされたという。 ※それこそ原発に落ちたら笑い事ですまなくなります。

13.2.16   東京 2.16 「米核施設で汚染水漏れ 長崎原爆の原料を製造」 米西部ワシントン州政府は16日、同州のハンフォード核施設で、放射性廃液を貯蔵する地下タンクから汚染水が漏れ出しているのが確認されたと発表した。ハンフォード核施設は長崎に投下された原爆のプルトニウムを製造したことで知られる。州政府は「周辺住民の健康に直ちに被害が出る恐れはない」としている。ただAP通信によると、16日記者会見したインズリー知事は、長期的には地下水が汚染される可能性があるとして強い懸念を表明した。州政府が米エネルギー省から受けた連絡によると、177基の地下タンクのうち1基で、1年間に約570〜1140リットルが漏れているという。

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