東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.12.5

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12.12.05 ★  中日 12.4「 【三重】 伊藤さんに当選証書 桑名市長選で初当選」 桑名市長選から一夜明けた三日、現職を大差で破り初当選を果たした伊藤徳宇さん(36)に、当選証書が手渡された。伊藤さんは「実感が湧いてきた。市長として市民のために働けると思うとうれしい。責任も重大と感じている」と語った。四万二千票余りを得票し、現職との差は二倍以上になった。伊藤さんは「驚いた。市長を変えなければという人が非常に多かったという印象を受けた」との見方を示し、投票率53.25%(前回比3ポイント増)に対しては「有権者の関心は高かったのではないか」とした。最優先の事業には、二〇一五年開院を目指す新病院の整備を挙げた。自らが地域に出向き市民と対話する場の設置や、情報公開にも意欲を示した。来年度予算については「当初は骨格とし、六月の 補正で自分の色を出せれば」と話した。
(関連) richardkoshimizu's blog 12.5「桑名市長選で「未来」系新人、大勝利!」 桑名市長選で、(ユダ金メディア発表の)支持率1.7%のはずの「未来」の塾生(嘉田未来政治塾の塾生)の新人、伊藤氏が、民自公維新推薦の現職、水谷ナントカを驚愕の大差で破り当選! ※これは「未来」にとってよい兆候です。

12.12.05 ★  毎日 12.5「全日本おばちゃん党:始動 大阪の中年女性中心に、フェイスブックで「党員」1000人超 谷口真由美さんに聞く」 「オッサン政治劇場に嫌気がさした」−−。インターネット上のこんなつぶやきをきっかけに、大阪のおばちゃんたちが中心となり9月に「全日本おばちゃん党」を「結党」した。交流サイト・フェイスブック(FB)を舞台に、暮らしから政治まで井戸端会議を繰り広げ、今や「党員」は女性ばかり1000人以上。なぜ今「おばちゃん党」? 中心人物の一人、谷口真由美・大阪国際大准教授に聞いた。  ※たしかにこわもての男ばかりが政治に出るというのは異常な光景です。女性の視点からの政治がもっともっと当たり前になる必要があると思います。

12.12.05 ★ dot. 12.5「御厨貴氏 未来の出現で「維新は投開票日までに奇策が必要」と指摘」 衆議院選挙を目前に控え、新党の設立や合併が相次いでいる。「国民の生活が第一」の代表だった小沢一郎氏が持ち前の「豪腕」で嘉田由紀子滋賀県知事を担ぎ、脱原発勢力を「日本未来の党」としてまとめ上げるなど、第三極の動きも活発だ。東大客員教授の御厨貴氏と、東大教授の松原隆一郎氏は、未来の党の誕生で日本維新の会が苦戦することになると予想する。 ‥御厨:かたや、これまで第三極をリードしてきた維新の会は厳しくなりました。石原慎太郎前東京都知事は男性イメージが強すぎるから、嘉田さんに女性の支持を根こそぎ持っていかれかねない。 松原:代表代行の橋下徹大阪市長は主婦層に一定の支持がありましたが、石原さんとくっついたことで、その人たちもガッカリしたでしょうしね。 御厨:維新の会は12月16日の投開票日までに何か奇策を編み出して巻き返しを図るしかありません。新しい展開が始まると、その前に何があったかは忘れてしまいますからね。投開票日の直前に世間の耳目を集める打ち上げ花火を上げられたところに、票がドッと流れるんじゃないでしょうか。

12.12.05 ★  DAILYMOTION「混迷を深める廃棄物問題 除染で出た廃棄物・人形峠ウラン残土」 関西テレビ・スーパーニュースアンカー 2012.12.5。 政府がめざす中間貯蔵施設の供用開始は2015年1月と迫っているが、いまだ用地の地質調査すら進まない。 福島では行き場のない廃棄物が増え続け、いま市民の生活に大きくのしかかっている。 一方、鳥取と岡山の県境には、かつて大量の放射性廃棄物に苦しんだ町がある。 そして行き場を失った廃棄物の意外な行く末とは‥ ’薄めて捨てればいいと言ってるようなコメンテーターやキャスターの考えには同意しかねますが、人形峠のウラン残土問題にスポットをあてていることは評価します。

12.12.05 ★  毎日 12.5 「 高レベル放射性廃棄物:ガラス固化体、来年28本返還 英から原燃に /青森」 中部、関西、中国の電力3社は4日、使用済み核燃料の再処理を委託した英国から、高レベル放射性廃棄物ガラス固化体計28本が、来年2月ごろ返還され、日本原燃(六ケ所村)の廃棄物貯蔵管理センターに搬入されると発表した。英国出港日や輸送ルートは出港後に公表する方針。英国からの返還は3回目。19年ごろまでに約900本が返還される計画で、これまで約100本が返還されている。昨年9月に返還された固化体の表面からは、安全基準値の最大47倍の放射性物質が検出されたが、今回の検査では問題はなかったという。

12.12.05 ★  毎日 12.5「 がれき試験焼却延期 新潟市、住民アンケ実施へ /新潟」 東日本大震災で発生した岩手県大槌町のがれきの試験焼却を新潟市が延期した問題で、篠田昭市長は4日、焼却場の周辺住民に対するアンケートなどを年度内にも実施する方針を明らかにした。篠田市長はこの日の定例記者会見で、亀田・新田両清掃センターから基準値を超える水銀などの有害物質が検出された点について「年内にも専門家を呼んで話を聞きたい」と説明。その上で震災がれきの試験焼却実施に向けて「住民を交えた勉強会などを開き、周辺住民へのアンケートを年度内にも実施したい」と語った。市は11月26日に亀田清掃センターへがれきを搬入し、27日から試験焼却を始める予定だったが、周辺住民らの抗議活動によって搬入を断念。市は今月3日、がれきを岩手県に返却せず、放射性物質で汚染された浄水汚泥を保管している同市江南区の信濃川浄水場に移動させた。同浄水場では4日、がれきをコンテナから袋状の包材に移し替える予定だったが、午前9時ごろから、がれきの移動や保管に反対する住民ら約10人が抗議に訪れたため中止。住民らは午後3時20分ごろ、市の要請を受けて出動した江南署員により退去させられた。市は5日から詰め替え作業を実施する予定。県警への出動要請について同浄水場は「職員の業務に支障が出ていたため」と説明した。 ※この篠田という市長も大阪の橋下と同様、警察に頼って市民の声を押さえつけ、無理矢理強行しようとしてるようです。アンケートとか専門家の話というのはポーズにすぎないのではと疑われます。

12.12.05 ★  リアルライブ 12.5「山本太郎 選挙演説で反原発を訴える 国防軍化反対、TPP不参加も」 4日、第46回衆議院選挙東京第8区で立候補した「新党 いまひとり」の代表、元俳優の山本太郎が高円寺駅北口で第一声をあげた。山本は今回、東京8区で出馬表明をした理由について、「杉並区は僕が初めて“反原発”に目覚めてデモに参加した場所。ここで選挙戦を戦うことがなによりも重要だった」と答え、改めて反原発を訴えた。他にも山本は自衛隊の国防軍化反対、徴兵制度反対、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への不参加を訴え、今回の選挙こそ日本の未来にとって大切だと聴衆に呼びかけた。 演説会場には支持者、野次馬を含め約200人がつめかけた。なお、東京8区からは他に自民党の石原伸晃氏、民主党から円より子氏、共産党からは上保匡勇氏が立候補している。
(関連)nikkansports.com 12.5「伸晃氏 山本太郎氏を無視」 東京8区から立候補した自民党の石原伸晃前幹事長は、事務所近くの杉並区役所前で出陣演説を行った。100人ほどの支持者が集まる前で冒頭、「前の選挙では出陣式の際、手を振ってくれる人はいませんでした。でも今日はバスが通れば手を振り返してくれ、自転車に乗る子供さんも手を振ってくれた。3年3カ月前とは雰囲気は違う」と優勢をアピール。演説後、脱原発を主張する俳優山本太郎氏が同区から出馬したことについて聞かれると、石原氏は無言を貫き選挙カーに乗り込んだ。 ※無視したというより非常に意識してるあまり言葉が出ないということですね。集まった支持者の数からしても勢いの違いが明らかです。
(関連)机の上の空 大沼安史の個人新聞 12.5「〔山本太郎さん!〕 新党 「 今はひとり」 党首 山本太郎です! ホームページを開設!/ START! 避難の権利! 本当のことを言って何か不都合でも?!」

12.12.05 ★  毎日 12.4「 12年末・この国を選ぶ:「支援策」誰なら… 原発自主避難者、訴え深刻 」  4日に公示される衆院選に向け、多くの政党が原発政策の公約を打ち出しているが、原発事故後、自らの判断で福島県外へ避難した「自主避難者」の中には疎外感を抱く人もいる。避難者を支援する「原発事故子ども・被災者支援法」は6月に成立したが、具体的な支援策は決まらないまま衆議院が解散し、今や話題にも上らないからだ。東京と山形で暮らす自主避難者たちの思いを追った。‥福島県郡山市で暮らしていた影山さんは10年12月に長男を出産。原発事故後に次男の妊娠が分かった。郡山市は国が定めた避難区域外だったが、子どもの被ばくが心配で避難を決意。北海道や大阪を転々とし、今年1月に中野区に移った。‥原発事故の支援法が6月に成立すると、サポートの充実を期待した。超党派の議員らも具体的な支援策を定める政府の基本方針に、避難者の要望を反映させるよう働きかけていた。だが、11月16日に衆議院が解散。方針策定の動きは止まった。11月23日、影山さんは、さいたま市まで約1時間かけて電車を乗り継ぎ、避難者が集まるイベントに参加した。2人の子どもを主催者に預け、スタッフに日常の不満を聞いてもらった。「少しだけ自分の時間ができました」。表情が和らいだ。  近づく衆院選。1票を投じるつもりだが、避難者の生活支援はなかなか話題にならない。「避難者の視点に立った政治は期待できないのでしょうか」

12.12.05 ★  毎日 12.5「島根原発:2号機、タービンひび5カ所 他の2基も可能性 /島根」 中国電力は4日、定期検査中の島根原発2号機(松江市)で発電用の低圧タービンからひびが計5カ所見つかった、と発表した。長さは最大で約50ミリ。タービンは原子炉とは別の建屋にあり、放射性物質の漏えいの可能性はないという。ひびが見つかったのは、蒸気を受けてタービンを回転させる「動翼」を固定する取り付け部分。10月末から超音波を使って検査したところ、3基ある低圧タービンのうち2基でひびの可能性が判明。3日から磁気を使って詳細に調べたところ、うち1基の取り付け部分でひびを発見した。中国電は原因を「調査中」と説明。4日までに3基すべての低圧タービンでひびの可能性が出てきたといい、今後、高圧タービンも含め詳細に調査する。 ※こんな老朽化した原発は動かさず廃炉にすべきです。

12.12.05 ★  内閣府原子力委員会「「今後の原子力研究開発の在り方について(見解案)」 に対する御意見の募集」 原子力委員会は、これまでの原子力研究開発に関して、「将来におけるエネルギー資源を確保し、学術の進歩と産業の振興とを図り、もって人類社会の福祉と国民生活の水準向上とに寄与すること」を目的に、基礎研究から実用化された技術の高度化を目指す研究開発までの各段階にある原子炉や放射線等の利用に関する様々な研究開発課題に対し、研究開発機関、大学、民間事業者等が、それぞれの使命に基づき、その段階に適した役割分担の下で取り組むことを求めてきました。今後とも、こうした役割分担を変える必要はありませんが、除染等の事故の後処理に係る課題の解決が緊急に求められていることを含む革新的エネルギー・環境戦略に示された取組の考え方を踏まえて、課題とその優先順位を全面的に見直し、これまで以上に国際協力を有効活用してそれぞれの研究開発課題の解決に取り組むことが重要であり、その際に、特に留意すべき重要な点を「今後の原子力研究開発の在り方について(見解案)」として取りまとめました。つきましては、広く国民の皆様から御意見を伺いたく、以下の要領で意見の募集をいたします。率直な御意見をお寄せください。  ※選挙のさなかに意見を募集してもどうなんでしょう。目立ちたくない=いろいろ意見が来ると困ると思ってるんでしょうか。

12.12.05 ★  時事 12.5 「 元NRC委員長ら3氏就任=規制委の「国際アドバイザー」」  原子力規制委員会は5日の定例会合で、規制委の活動全般に国際的知見を反映させる目的で、米原子力規制委(NRC)委員長を務めたリチャード・メザーブ氏ら米英仏の3氏を「国際アドバイザー」に決めた。14日に意見交換会を開く。アドバイザーに就任するのはメザーブ氏のほか、フランス原子力安全規制当局(ASN)前委員長アンドレ・クロード・ラコステ氏と英原子力規制機関(ONR)機関長で、国際原子力機関(IAEA)の福島事故調査専門家チーム団長も務めたマイク・ウェイトマン氏。 ※ますますアメリカの意向にそった方向に日本の原発政策がねじまげられる可能性があります。

12.12.05 ★  時事 12.5「近くの活断層も検討必要=原発稼働の判断要素に−田中規制委員長 」  原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の定例会見で、原発施設直下でなくとも、近くに活断層が存在する場合は稼働の是非を判断する際の検討要素とする可能性を示唆した。1、2日に行われた日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)の現地調査では、2号機原子炉建屋から約250メートル離れた場所にある活断層「浦底断層」を確認した調査団のメンバーから活発に動く可能性を指摘する意見が相次いでいた。田中委員長は「直下でなくても、専門家としての判断をお願いしたい」と述べ、調査団の意見を尊重するとした。

12.12.05 ★  朝日 12.5「「原発は高いところに作らなきゃダメ」石原・維新代表」 (原発事故を)「想定外」と言うが、この日本のような世界最大の火山脈の上に乗っているんだから、地震が起こるのは当たり前。何でもっと高いところに原発を作らなかったのか。海から水を引いて冷やせるところがいいんだと。極端なことを言うと、東京湾の千葉県の沿岸に原発はできるんですよ。あそこは地盤がしっかりしていて海も近い。だけど、高いところにつくらなきゃダメだ。 (横浜市内での街頭演説で)
(関連) 11.21「維新・石原代表「核ないと発言力ない」」 日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、日本外国特派員協会で講演し、「いまの世界の中で核を持っていない国は外交的に圧倒的に弱い。核を持っていないと発言力は圧倒的にない」と持論を展開した。  ※維新は絶対に核=原発を手放さないでしょう。

12.12.05 ★ 阿修羅 12.4「ガレキを止められた事を前代未聞の赤っ恥と前代未聞の大地にぶちまけてやろうという報復措置。(twiiter)(新潟)」 
(関連)毎日 12.4「 新潟市、震災がれきを岩手に返却せず 信濃川浄水場に保管 /新潟」 東日本大震災で発生した岩手県大槌町のがれきの試験焼却を延期した新潟市は3日、試験焼却のために受け入れた21トンのがれきを、岩手県には返却せず、放射性物質で汚染された浄水汚泥を保管している同市江南区の信濃川浄水場に保管することを明らかにした。同日、コンテナ6基ごとがれきを同浄水場に運んだという。市廃棄物施設課によると、コンテナは後日返却し、がれきは放射性セシウム濃度が1キロ当たり100ベクレル以下の浄水汚泥と同様に、袋状の包材に詰めた後、防水カバーを上から掛けて保管するという。篠田昭市長はこの日の市議会全員協議会で、議員らに試験焼却の延期の経緯について説明した上で「災害廃棄物を返却するのは適当ではない。市内の放射性物質を保管している施設に搬入したい」と報告したという。また住民に説明後、再度試験焼却を実施する意向を示した。議員からは「説明不足だったのではないか」との質問が出たという。 ※新潟に運ばれたがれきは市民の直接行動によって岩手に返すと聞いていたので安心していましたが、阿修羅の記事にあるように市長の個人的な感情で進めているようです。しかしその裏には放射性物質を全国に拡散しようという誰か(国・官僚)の謀略があるように思えます。

12.12.05 ★  OurPlanet-TV 12.4 「 ヨウ素剤服用は汚染検査後?〜規制委中村委員が主張」(動画あり) 原子力規制委員会の緊急被ばく医療に関する検討チームは、第2回目の会合を開催し、座長の中村佳代子原子力委員が、安定ヨウ素剤は汚染検査(スクリーニング)後に服用すべきとする規制委員会案を提示した。これに対して、メンバーの医師、専門家からは、そのような対応では、時間がかかり過ぎて機能しないなどとする異論が相次いだ。 中村委員が最初に示したのは原子力規制委員会で作成した「原子力災害時の医療対応の流れ」(案)。この案によると、ヨウ素剤の配布と服用は汚染検査の後と示されている。この案に対し、国際医療福祉大学の鈴木元教授は、90年代の緊急被ばく医療のチャートをたたき台にしていると指摘。「これが(福島原発事故時に)上手く機能しなかったのは、汚染検査をするだけで半日一日かかってしまったから。このスキームは大規模災害では上手くいかない」とヨウ素剤服用は汚染検査の前に行うべきとの考えを示した。 また、国立大学法人広島大学 緊急被ばく医療推進センターの細井義夫氏は、福島原発事故時、いわき市で、市民がヨウ素剤を受け取るために屋外に並んた例をあげ、プルームが来た時には屋外で放射性物質を吸引してしまう危険性があると指摘。事前配布も考慮にいれるべきだと話した。 ※規制委員会の人選はスタート時から問題となりましたが、うやむやにされてきました。しかしなぜこういう無知な人間が規制委員に選ばれてしまったのか、検証と責任者の追及が必要です。

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