東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.12.1

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

12.12.01 ★  日々雑感 11.30「 鳥が虫が植物が・・・生物に異変 放射能との関係は!? in浪江町」 アンダース・モラー、2000年頃からチェルノブイリで10年余り鳥類の個体群調査を続けてきた人です。異常とか無視して日本では、 そんな場所に帰還しようと頑張ってます!!

12.12.01 ★  東京の「現在」から「歴史」=「過去」を読み解くーPast and Present 12.1「 「選挙で変えよう!」「国会変えよう!」とコールしていた2012年11月30日の官邸前抗議行動 」  昨日(2012年11月30日)、恒例となっている金曜日の官邸前抗議行動にいってみた。官邸前といっているが、実際には官邸前だけでなく、国会前(スピーチエリアとファミリーエリア)でも行われており、後述するように、経産省前テントひろばの他、昨日は文部科学省前でも行っている。

12.12.01 ★  なるほど!1日5分で毎日オドロキ!原発・核関連本凝縮レビューメルマガ! 12.1「 六ヶ所の再処理コスト 稼働率100%で英仏の2倍 20%なら10倍 小出裕章指摘」 なんと、六ケ所の再処理工場で再処理すればするほど、これまでよるはるかに巨額な経費がかかり続ける。 これまで依頼していたイギリスやフランスでの再処理と比較すると、六ケ所の稼働率が100%でも、英仏の2億円の2倍の4億円かかるという試算。稼働率20%ならなんと10倍。 「『最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場」で小出裕章氏が詳しく解説している。

12.12.01 ★  机の上の空 大沼安史の個人新聞 12.1「 〔東電・フクイチ・メルトダウン・テレビ会議ビデオ〕 ニューヨーク・タイムズが報道 /東電の情報隠しに消防隊 正門ゲートで高線量の危険を始めて知らされる! このため最初は現場立入を拒否 隊員の一部を引き上げさせる! /◇ 消防にも被曝リスクを告げていなかった東電!」

12.12.01 ★  ぽぽんぷぐにゃん 12.1「【壮絶な会見!?】山本太郎氏「脱原発、反TPP、反増税。一番強い政治家と戦いたい。首狩族として行く。」」山本太郎氏記者会見 USTREAMリンクあり) ■会見を見ながら書いた山本さんの言葉  「反原発、反TPP、反増税するところと共闘したい。」 「みんなの生きる権利がないがしろにされている。」 「TPPを通したらこの国の医療を受けれるのは金持ちだけになるんですよ」 「自民党、民主党はこの国を売り渡そうとしている。」 「関西電力も説得できないような政治家がアメリカを説得できるわけがない。」 「出ないかという話は方々からありました。」 「表現の自由は自身が規制されてますので(笑)。ACTAはインターネット潰し。本当のことが流れているから。」「一番強い政治家と戦いたい。首狩族として行く。」 「憲法は絶対守る。平和憲法はいじらせない。」 「戦争に行って命を落とすのは若い人たち。戦争に行かされるのはニートの皆さん。」 「橋下さんとガチンコで戦いたい。」 「第3極Bチームの議席を取りに行く。資金源はみなさんなんです。」 「第3極Bチームの人たちと超党派で望んで行けたらと思う。誰にも媚びたくない。」 「橋下さんとガチンコで戦いたい。」 「人数が増えれば『新党 今は200人』になるかもしれない。」 「今この国を救うためにはみんな集まらないとダメなんです。」 「この国を売り渡すか、独立国になるのかの戦いなんです。」
(関連)news-log 12.1「山本太郎の新党名は、新党「今はひとり」」 17時から行なわれた自由報道協会主催の会見で、俳優の山本太郎氏は会見を行ない新党名を「新党今はひとり」にすると発表した。
(関連)スポニチ 12.1「山本太郎 衆院選出馬を表明!脱原発の新党「今はひとり」結成」  脱原発活動を続けてきた俳優の山本太郎(38)が1日、都内で記者会見を行い、衆院選への出馬と新党結成を発表した。新党の名前は「新党 今はひとり」。「政治家になりたい気持ちはない」としながらも「3・11以降の日本は生きる権利がないがしろにされている」と脱原発、反TPP、反増税を掲げた。政党には国会議員が5人以上必要。黒の帽子をかぶり、黒のTシャツ、ズボンとラフな姿で登場した山本は「自民党、民主党で本当は脱原発、反TPP、反増税の人がいるかもしれない。そういう人がこっちに流れてきて、一緒に闘ってくれないか」と話し、4日の公示までに共闘者が現れることを期待した。今回の衆院選を「日本が売り渡そうとされている。国が終わるか、終わらないかの戦い」と位置づけ「選挙をおもしろがって、祭りにしないといけない。選挙に注目してほしい」と出馬の意図を語った。他の政党からの出馬はなかったのか?の質問には「どこかの党に入れば、その党のカラーに合わせることになる。ストレートにメッセージを伝えたい」と語り、党名については「メンバーが増えれば“今は200人”とか党名も変わる」と話した。  

12.12.01 ★  田中龍作ジャーナル 12.1「維新・石原代表 「橋下にとって竹中は神様みたいになってる」」 「維新の背後に竹中平蔵あり」。マスコミが仄聞として伝えていたが、党のトップである石原慎太郎代表がそれを明らかにした。石原氏は、竹中氏がマニフェストを書いていると認め、「大阪の連中(橋下徹大阪市長ら)が竹中を神様のようにあがめ立てている」と話したのである。30日、都内で開かれた記者会見で筆者の質問に答えた。‥ 石原:「そうなんだ。(橋下が)10ページもの公約集を発表するなんて言った時、『やめろ』って言ったの。『君(橋下)が(政権公約を)作ったことは多とするけど、(中略)理念に走り過ぎる所があって、実現不可能だぞ』って。(田中の)仰る通りだと思います」。  田中:竹中(平蔵)さんが書いてるからですよ。 石原:「そう(頷きながら)。俺、竹中って好きじゃないんだ。(会場爆笑) あれ(竹中)が、こういうの(選挙公約を)全部書いてあるのが分かる。これ(竹中は)ね、口説の徒でしかない」。  田中:日本をズタズタにした小泉改革と同じじゃないですか。  石原:「だからね、あんまり竹中を信じるなって。『そりゃ止めろ』って言ったの。彼らにとって神様みたいになってる。コンサルタントの堺屋太一なんか首かしげてる。発言力を認められないのかなあ。これ(竹中)に対しては批判的ですよ」。

12.12.01 ★  フランスねこのNews Watching 12.1「 仏カットゥノム原発で、下請け作業員らが初の抗議行動/ラ・レプブリカン・ロレン(11月28日)」  4時間以上にわたる交渉は、それでも十分では無かった。フランス最大の電力会社「フランス電力公社」(EDF)の下請け会社で、カットゥノム原発(注)の清掃業務を担当するTNEX社の社員らは今日、11月26日に実施された同社の経営陣との交渉が決裂したことを受け、下請け作業員として初めての抗議行動を11月29日に実施することを決定した。 TNEX社の社員らは原発内での労働環境の改善をめざし、13項目にわたる要求事項を提出して交渉に臨んだ。しかしTNEX社のオレリアン・フォルティエー代表はそのうちの一部についてしか回答を行わなかった。回答が見送られた事項については毎年実施が義務づけられている次回以降の年次協議で取り上げられる事になる。しかしTNEX社の社員らによれば、現場では原発の清掃にあたる作業員数および作業器具すらも不足する状況にある。これまで7名体制で作業を行っていた作業チームは1チームあたり3名の作業体制に縮小され、場合によっては2名体制となるチームすら出ている。 しかし経営陣は作業員らに対し、高圧的な態度を取り続けている。 「『おかしな態度を取れば、フランス電力公社はお前たちを外へ放り出すぞ』、と経営陣は言います。これは恐喝です。」 しかし、TNEX社の労働組合員らはこのように付け加えた。 「でも今回は、私たちが圧力をかける番です。」

12.12.01 ★  毎日 12.1 「 ニュースBOX:東海第2原発で放射性廃液漏えい /茨城」 日本原子力発電は30日、東海第2原子力発電所(東海村)の放射線管理区域外で放射性物質を含む廃液が漏えいし、1平方センチ当たり2.2ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。外部環境への影響や作業員の被ばくはないという。原電によると、同日午後3時ごろ、低レベル放射性廃棄物とセメントを流し込み均質な固化体にする装置に付着したセメントを洗浄する際に発生した廃液をポリ容器に入れビニールで包んで運搬中、サービス建屋の出入り口付近で作業員が漏えいを発見した。原電は作業を中止し、漏えいの原因や作業手順が適正だったかどうかを調べる。

12.12.01 ★  毎日 12.1「上関原発建設計画:埋め立て免許、早急な延長不許可を 飯田氏ら知事に申し入れ /山口」 中国電力(広島市)が延長申請をした上関原発建設の公有水面埋め立て免許について、政治団体「みらい山口ネットワーク」の飯田哲也特別顧問らは30日、延長不許可を早急に決定するよう求める山本繁太郎知事宛ての申し入れ書を提出した。申し入れ書では現行の公有水面の埋め立て認可について「福島第1原発事故を受けて原子力安全規制の見直しが進む中でいったん取り消すことが妥当」と主張。県が延長申請に関する疑問点を中国電力に問い合わせていることについて「政治判断ですぐに失効すべき。政権交代を待つための『引き延ばし工作』と見られかねない」と批判している。申し入れ後の記者会見で飯田氏は、自身が代表代行を務める日本未来の党に関し、県内での同党の候補者擁立や自身の立候補について「まったく白紙」と述べるにとどまった。一方、来夏の参院選については「衆院選の結果を受けた大きな山場」と位置づけた。

12.12.01 ★  福島民友 11.30「避難経路、遅い対応 住民「今ごろ調査では…」 」  東京電力福島第1原発事故で避難先を転々とした住民たち。政府は29日、事故から1年8カ月が過ぎてようやく住民の避難経路の聞き取りを行う方針を固めた。住民からは「調査は今さら遅い」「しっかりとした避難指示系統が不可欠」などと、対応を批判する声のほか、各市町村ごとに違った避難実態の把握を求める意見も。避難住民に寄り添った調査をどう進めるのか、国の対応が注目される。いわき市の双葉町南台応急仮設住宅に避難する自治会長の斉藤宗一さんは「今ごろから聞き取り調査に手をつけようというのは、やはり遅いと感じる」と国の対応を嘆く。斉藤さんは事故当時、入院先の南相馬市の病院から県内外の避難先を転々とし、現在9カ所目。斉藤さんは「聞き取り調査の結果を今後、同様の事態が起きた場合に反映させてほしい」と注文する。国は、事故から2年半後の来年秋ごろまでに避難の実態調査を取りまとめるとしている。

12.12.01 ★ ラバ:反核 ?@phantomloversのTwitter 12.1「 安倍氏、原発新設【12/1東京新聞6面】忘れちゃいけない。共産党・吉井議員の指摘、しかも福島第一原発の非常用電源の脆弱性の指摘を退けたのはこの男。いわば今回の事故の責任を取るべき男だ!#genpatsu #自民党 http://p.twipple.jp/1FuAb

12.12.01 ★  DAILYMOTION 「自然エネルギーイチバンの島〜デンマーク ロラン島」 NHK 地球イチバン・ミニ 2012.11.30。 自然エネルギー地球一番のデンマークのロラン島を紹介。人口は6万5000人で、自然エネルギー100%の地域となっている。時任三郎がロラン島を訪れ、地上45mの風車の中に入った。地上45mの理由は風が安定していることと、騒音対策だという。風車は600基ある。 時任三郎はロラン市役所のレオ・クリステンセンさんと会って船に乗り、発電量世界一の洋上風力発電パークを見せてもらった。1973年にデンマークでオイルショックが起こり、原発建設案が出た。15人の市民の有志が反対を主張した。当時の事務局長だったウフェ・ゲアトセンさんは、当時メディアなどは原発推進の宣伝を大々的にしていたので、情報誌を作り推進派と反対派の意見がわかりやすいようにしたという。

12.12.01 ★  東京 12.1 「 汚染水対応、本店後手に 1週間 所長繰り返し要請」 東京電力福島第一原発事故直後の昨年三月から四月にかけ、建屋地下にたまり続ける高濃度汚染水への対応は現場だけでは厳しく、吉田昌郎所長が本店に何度も助けを求めていたのに、助力が後手に回り、海洋汚染につながっていた。東電が三十日に公開したテレビ会議映像のやりとりから分かった。事故現場では、原子炉を冷やした水が高濃度汚染水となって建屋地下に流れだし、立て坑(ピット)にたまり続けていた。吉田所長は立て坑の水があふれないかを心配し、放水で飛び散った水や雨水が敷地内に降り積もった放射性物質を海に洗い流してしまうことも心配していた。吉田所長は三月三十日の会議で、現場のこうした状況を説明し、「私の心臓と胃がキリキリになっている最大の原因」と訴えた。そんな吉田所長にとって、本店の対応は非常に遅く感じられたようで、別の時間帯の会議では「本店の復旧班の動きは緊張感が感じられない。水の問題が一番大きいとずっと言っていたけどもう一週間。なんとかしてくんない?」と、いら立ちを隠さないシーンもあった。本店からの有効な助力がないまま、三日後には、高濃度汚染水が海に漏れているのが見つかった。現場では2号機の汚染水が地下トンネルや立て坑を伝ってあふれ出す可能性を想定し見回りもしていたが、会議では本店社員が「(漏れた場所は)2号機のタービン建屋とはつながっていないと考え、見て(考慮して)いなかった」と発言するなど、現場と本店の認識のずれもうかがえた。

12.12.01 ★  東京 12.1「 都知事選調査 猪瀬氏幅広い支持 宇都宮氏追う展開」 東京都知事選への調査では、序盤戦は元副知事の猪瀬直樹氏が幅広い支持を集めていることが明らかになった。これを前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏が追い、前神奈川県知事の松沢成文氏と元自民党総務会長の笹川尭氏が続く展開。しかし、三割近くは「分からない・無回答」としており、情勢は流動的だ。「都知事選で投票する人、当選してほしい人」の問いで、猪瀬、宇都宮の両氏を選んだ人は全体の約六割を占めた。

12.12.01 ★  東京 12.1「都民衆院選調査 脱原発 未来伸ばす」 本紙は十六日投開票の衆院選と東京都知事選を前に、都民を対象に世論調査を実施した。衆院選比例代表の投票先調査では「卒原発」を掲げて嘉田由紀子滋賀県知事が結党したばかりの「日本未来の党」が、支持を伸ばしていることが分かった。乱立していた脱原発政党の核ができたことで、未来の党が、脱原発を求める層の受け皿になりつつある。‥結党間もない「日本未来の党」が6.2%で四番手となった。未来の党は脱原発勢力の結集を目指し、嘉田代表のもとに国民の生活が第一などが合流。二十八日に正式発足したばかりにもかかわらず、前回調査の生活と減税日本の合計分より2.2ポイント伸びている。

12.12.01 ★  毎日 12.1 「 敦賀原発:規制委が破砕帯調査 活断層なら廃炉濃厚」 原子力規制委員会は1日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)の原子炉建屋直下にある断層(破砕帯)が活断層かどうか現地調査を始めた。調査は2日も行われる予定で、結果は10日に東京都内で開く会合で評価する。国は活断層の真上に重要施設を建てることを認めていないため、活断層と判断されれば、廃炉に追い込まれる可能性が濃厚だ。規制委が現地調査するのは、11月2日に実施した関西電力大飯原発(同県)に続いて2例目。敦賀原発は全国で唯一、敷地内を活断層「浦底断層」が通り、1、2号機から約200メートルしか離れていない。浦底断層から枝分かれした複数の破砕帯の一部は、両号機の原子炉建屋直下を通っており、浦底断層と連動して動き、地面をずらす危険性が指摘されている。調査団は、島崎邦彦委員長代理と外部専門家4人による計5人。‥破砕帯が浦底断層と連動して動く可能性は以前から指摘され、10年の旧経済産業省原子力安全・保安院の審議会でも専門家から「調査が必要」との意見が出た。だが、原電は「破砕帯に動いた痕跡は認められない」と活動性を否定。現地調査が行われないまま、昨年3月に東日本大震災が起き、保安院は同11月にようやく原電に調査を指示。今年4月に専門家を交えて現場を確認したところ、活断層の疑いが浮上した。 ‥原電は調査完了時期を11月末としていたが、同月16日になって「調査が遅れている」として来年1月末に延期。一方で、規制委の島崎委員長代理は27日の事前会合で「最終報告を待たずに(規制委が)判断を下すことは当然あり得る」と原電の調査完了前でも結論を出せると強調した。

12.12.01 ★  毎日 12.1「 嘉田代表:原発再稼働「今のなかでありえない」」 日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は1日午後、東京都内で記者団に対し、原発再稼働について「今のなかでありえない」と述べた。同日午前の読売テレビの番組で「政府が必要だという判断をした場合再稼働を認める」と発言したことについては「誤解を与えたならおわびしたい。個別の容認ではなく手続きがそうなると説明したということだ」と釈明した。

12.12.01 ★  毎日 11.30 「福島県健康管理調査問題で部長ら4人処分」 福島県が実施している県民健康管理調査の検討委員会で秘密裏に準備会(秘密会)が開かれていた問題で、県は30日、菅野裕之保健福祉部長ら4人を書面訓告としたと発表した。地方公務員法に基づく懲戒処分以外で最も重い処分。他に処分されたのは、保健福祉部の担当次長と別の管理職2人。処分理由は、「意見調整などの疑念を抱かせかねない不適切な行為と、公文書開示への対応や公文書保管を適切に行わなかったことにより、県民に調査自体への不安と不信感を与えた」としている。検討委を巡っては、準備会で事前の意見調整を示す「進行表」を各委員に配布していたことが発覚。県が10月に公表した準備会の内部調査結果で「存在なし」と結論づけていた第2回検討委(昨年6月18日)の進行表が後で見つかるなど、公文書管理でも問題があった。

12.12.01 ★  毎日 11.30 「島根県が東電に1億2500万円賠償請求」 島根県は30日、東京電力福島第1原発事故で肉牛の放射性セシウム濃度検査などに費用がかかったとして、東電に総額約1億2500万円の損害賠償を請求すると発表した。東北や関東の10県が同様の請求をしているが、西日本では初という。島根県内では昨夏、宮城県産の稲わらが基準値を超す放射性セシウムに汚染され、肉牛に与えられていたことが判明。島根県は風評被害防止などのため、県内に出荷される県産牛を全頭検査している。請求するのは、検査費約5600万円▽対応した県職員の残業代約380万円▽福島第1原発事故周辺で警備をした警察官の特別勤務手当約1370万円−−など。県農畜産振興課は「事故が原因で発生した費用は当然請求していく」としている。

12.12.01 ★  毎日 11.30 「 東電未公開テレビ会議:低濃度汚染水放出経緯は謎のまま」 「ポンプは全台起動中で、(放射性汚染水を)現在放出中」(吉田昌郎第1原発所長)。東京電力が30日、報道関係者限定で公開した第1原発事故直後の社内テレビ会議映像は、5、6号機などの低濃度汚染水の放出(昨年4月4日夜)について、吉田所長が「ゴーサイン」を出した映像が含まれている。しかし映像には放出に至る経緯は含まれておらず、政府や東電の協議の中身は不明のままだ。(肩書はいずれも当時) 「(汚染水の)水位を考えると、心臓が止まりそうだ。心臓と胃がキリキリになる最大の原因だ」。吉田氏は3月30日夜のテレビ会議で本店に迫った。当時は5、6号機や集中廃棄物処理施設で汚染水が急増。各タービン建屋地下でも高濃度汚染水がたまり、これらの保管場所確保が喫緊の課題となっていた。「汚染水処理で手足を縛られた中、(事故収束で)頑張れと言われても頑張りようがない」(4月4日午前)。吉田氏はそう不満を伝えた。2号機取水口からは高濃度汚染水が流出しているのが見つかり、政府と東電は同4日午後7時以降、5、6号機などから出た約1万立方メートルをポンプで海洋放出した。細野豪志首相補佐官が「漁業関係者からはさまざまな厳しい声をいただいているが、我々は結果を求められている」(同5日午前)と述べたが、政府の事故調査報告書では諸外国に放出開始の連絡がなかったことが分かっている。結果的に「見切り発車」の放出となったが、今回公開分では政府と東電の詳細な協議は含まれていない。3月28日には吉田氏が本店を訪れ、放出を本店に求めたことが国会事故調の報告書で明記されているが、肝心の同23日未明以降、30日未明までは未公開のまま。一方、東電は11月30日の会見で「放出を判断したのは(テレビ会議回線がない)本店6階で、ビデオ映像には含まれていない。判断の瞬間の映像はない」と述べており、放出の経緯を示す検証は困難な状況だ。

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