東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.8.23

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12.08.23 ★ 東京 8.23「原発ゼロ 民意鮮明 意見公募経過89% 意見聴取会81%」 二〇三〇年時点の原発依存度をめぐる国民的議論の結果を検証する政府の第一回専門家会合が二十二日開かれ、パブリックコメント(意見公募)の集計経過や、意見聴取会のアンケート結果が報告された。それぞれ89.6%、81%が原発ゼロ案に賛成。国民同士で議論して意識の変化を調査する討論型世論調査(DP)は事前に32.6%だった原発ゼロ案が最終的には46.7%に拡大した。いずれも原発15%案や20〜25%案を圧倒しており、「原発ゼロ」の声を無視できない状況に政府を追い込んでいる。政府が今後のエネルギー・環境戦略に反映すると位置付けるのは、意見公募や全国十一都市で開かれた意見聴取会のほか、DP、報道機関による世論調査など。原発ゼロを願う民意の大きなうねりは明確なデータの裏付けを土台にして、揺るぎないものとなった格好だ。 意見公募では、約八万九千件の意見が寄せられ、うち約七千件の分析が終了。81%が即時の原発ゼロを求めたほか、8.6%も段階的な原発ゼロを訴えた。 意見聴取会で来場者約千二百人を対象に行ったアンケートでは、「その他」意見を除くと原発ゼロ案支持が81%。会場での発言を希望した人への調査でも68%が原発ゼロ案を選択した。 DPでも、電話調査時には32.6%だった原発ゼロ案が、議論などを経て最終的には46.7%に伸びた。15%案を最も評価したのは15.4%、20〜25%案は13%にとどまった。 この日の会合では、各種調査による意見や情報をどう解釈するかを議論した。田中愛治・早稲田大教授が、意見公募について「強い意見を持つ人が出すので、(比率は)偏る可能性が高い。世論調査が(本当の)国民の縮図なのでは」と指摘する場面があった。 だが、小幡純子・上智大法科大学院教授は「意見公募は世論調査とは違って誰でも意見を出せ、国民参加が保証されている」と反論。 今後、二十七日の専門家会合を経て、九月ごろに開くエネルギー・環境会議で政策を決定する見通しだ。鮮明になった民意を政府がエネルギー政策にどう反映させるのか。国民は厳しい目で見つめている。

12.08.23 ★ 毎日 8.23「震災がれき:環境省 愛知県に受け入れの必要なしと連絡」 東日本大震災で発生したがれきの処理を巡り、環境省が22日、愛知県に「処理のめどが立ち、がれきを受け入れてもらう必要はなくなった」と伝えたことが分かった。同省の担当者が23日に県を訪れ正式に報告する。愛知県は県内3カ所で最終処分場を新設して不燃がれきを受け入れる計画だったが、中止する。環境省は7日に公表した処理工程表で、岩手県の可燃、不燃がれきと宮城県の可燃がれきは処理のめどが立ったとする一方、宮城県の不燃がれきと木くず100万トン分の受け入れ先が見つかっていないとしていた。その後、復興資材としての再利用も含めて検討した結果、愛知県に受け入れを求めなくても処理できる見通しがついたという。愛知県の大村秀章知事は3月にがれき受け入れを公表。候補地の地元の反発が強い中、6月議会に関連予算を提案。いったん修正案が可決されたが、県政初の再議に付して原案通り可決され、今月下旬から候補地で住民説明会を開催する予定だった。

12.08.23 ★ 毎日 8.23「原子力規制委:人事差し替えず…政府」 政府は23日午前、国会内で開かれた民主党政調幹部会で、原子力規制委員会の政府人事案を差し替えることはないと伝えた。政府に差し替えの検討を求める声が党内にあるが、幹部会は政府側の説明を受け入れた。午後の政調役員会で正式に了承する見通し。政府人事案をめぐっては、委員長候補の田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問の発言や経歴を疑問視する意見が上がっている。

12.08.23 ★ 毎日 8.23「オスプレイ:ハワイの訓練を中止 環境への影響を考慮」 米政府がハワイ州の2空港で予定していた垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの着陸訓練計画を取り下げていたことが22日までに分かった。空港周辺の歴史的遺産に与える影響や騒音に関する住民意見などを考慮したため。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備のために実施した環境審査では地元や住民の意見を聞く機会はなく、米国内への配備手続きとの違いが浮き彫りになった。日米関係筋などによると、米海兵隊は18年までに、ハワイのカネオヘ基地にオスプレイ24機を配備する計画。これに先立ち、米海軍省は10年8月から国家環境政策法などに基づき、環境影響評価(アセスメント)を実施した。海軍省はアセス草案でモロカイ島のカラウパパ空港、ハワイ島のウポル空港での着陸訓練計画を提示した。住民や他省庁からは、カラウパパ空港周辺の米国立公園局指定の歴史的遺跡に対する影響やウポル空港周辺の騒音被害を懸念する意見が相次いだ。これを受け、海軍省はアセス最終評価で、両空港での着陸訓練計画を取り下げる意向を表明した。今月に策定したアセス決定書でも「MV22の下降気流がカラウパパ空港に隣接する考古学的資源に与える潜在的影響を考慮」するとして、訓練から同空港を除外することを決めた。ウポル空港についても、海兵隊とハワイ州側の計画合意書で、緊急着陸などの使用に限定することが明記された。米国では今年6月、ニューメキシコ州のキャノン空軍基地に所属するCV22オスプレイの低空飛行訓練も、環境アセスに対する住民意見を受けて延期されている。米海兵隊は普天間へのオスプレイ配備に向け、今年6月、大統領令などに基づく環境審査結果を公表。カラウパパ、ウポル両空港で取り下げられたのと同種の着陸訓練を伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)などで計画していることを明記し、「環境への重大な影響はない」と結論付けた。同環境審査には、住民意見を募る手続きはない。 ※日本は中米などと同様、アメリカの植民地のようです。

12.08.23 ★ eシフト 8.23「【規制委員会人事案】 国会議員アンケート速報 (23日10時現在回答52名)」 規制委員会人事問題に関して、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実 現する会)などで17日から呼びかけている国会議員アンケートに、23日現在 で52名から回答が得られています。 今週も「市民500人ロビー」を実施し、20日約120名、21日約30名が 参加しました。 IWJが「完全中継」を行い、参加した市民からの聞き取り結果がまとめられて います。ぜひ、みなさまの地元選出の国会議員に、「アンケートに答えて」と引き続き 呼びかけていきましょう。 下記から【1頁目:アンケートの呼びかけ、2頁目:なぜ人事案が問題か】を ダウンロ―ドできます。ご活用ください。

12.08.23 ★ 「避難の権利」ブログ 8.20「抗議!>国民に対する最低限の説明責任も果たそうとしない原子力安全規制組織等改革準備室の対応」 原子力規制委員会の人事案について、複数の市民団体が、8月3日と本日8月20日の二度にわたり、人事案の撤回を求める3万5,000筆以上の署名の提出と政府との話し合いの場を設けるよう、原子力安全規制組織等改革準備室(以下、準備室)に要請してきました。 しかるに、準備室は、一度目は「都合がつかない」という理由で当日ドタキャン、二度目は、「いくら日程を変えても、市民の要請にいちいち応じることはできない」という考えられない理由で断ってきました。 いままでの、あのヒドイ原子力安全・保安院すら、市民団体主催の政府交渉に参加しました。(大ブーイングを受けていましたが、それでも出てきていました。) 準備室の態度は、保安院にすら劣るものです。 これに対して、下記の抗議文を発出しました。ぜひ広めてください!また、準備室に抗議してください!!
(関連)「【大飯原発止めて断層調べろ!規制委人事案撤回!】8/24(金)@18時半経産省別館前…大飯原発破砕帯音頭初披露! A20時半環境省前ヒューマンチェーンへ」 <大飯原発破砕帯音頭…初お目見えします!> 大問題の「原子力規制委員会」の人事案。これが通れば福島原発事故を生み出した、「原子力ムラ」そのものが温存されることになると同時に、低線量被ばくのリスクを過小評価する田中俊一氏、中村佳代子氏が今後の政策を立案していくことになります。 この人事案は、「原子力ムラの影響の排除」「利用と規制の分離」「国民の信頼回復」など、規制委員会設置法の趣旨に反するのみならず、原子力事業者の委員への就任を禁じた原子力規制委員会設置法第7条第7項の規定に違反していることが日弁連などにより指摘されています。 細野大臣に、不正・違法な人事案を今すぐ白紙撤回させるために、先々週、先週に続き環境省前で抗議集会を行い、環境省が入る中央合同庁舎5号館前でヒューマンチェーンを実施したいと思います 官邸前抗議、経産省別館・本館前抗議などの後に、ぜひお集まりください。 【日時】8月24日(金)20:30〜21:15  ※20:15頃からプレ集会。20:30から本集会。21:00頃からヒューマンチェーン。 【場所】環境省前(合同庁舎5号館前)東京メトロ「霞ヶ関駅」B3、C1出口※ヒューマンチェーンは、環境省前の一角で実施 (プラカード、鳴り物、光り物など持参歓迎)
(関連)TwitNoNukes大阪 8.22「【8月24日 反原発抗議!@関電本店前(全国各地でも同日同時抗議!)】」 日時:8月24日(金) 時間:18:00-19:30  場所:<大阪> 関西電力本店前 大阪府 大阪市北区中之島3丁目6-16 明日も毎週金曜日の関電本店前での反原発抗議行動が行われます。 昨日の首都圏反原発連合による、直接要求・勧告行動において、野田首相は大飯 3・4号の運転停止を求める要求を拒否しました。一段と抗議の声を強めていき ましょう。同日同時刻、東京・首相官邸前をはじめ、全国各地で抗議が行われる予定です!

12.08.23 ★ 田中龍作ジャーナル 8.22「反原連、首相に面会 「子供にでもわかるよう“原発止める”と言わない限り抗議を続ける」」 さすが官邸報道部のカメラワークだった。首都圏反原発連合のメンバーが、原発を再稼働させた政策の矛盾点をズバリ突いても、野田佳彦首相の顔は撮らない。筆者はニコ生で視聴したが、ニコ生は官邸から提供された映像を流しただけである。 毎週金曜日、官邸前で行っている再稼働反対集会の主催者「首都圏反原発連合」が22日、官邸に乗り込み野田首相に直談判した。市民団体が運動の高まりを背景に時の最高権力者と面会するのは極めて異例だ。 政府に対する反原連の要求事項は次の通りー 1.大飯原発の再稼働を中止すること。 2.現在検査で停止中の全ての原発の再稼働をさせないこと。 3.国策としての原子力政策を全原発廃炉の政策へと転換すること。 4.原子力規制委員会の人事案の白紙撤回。 以上を反原連のミサオさんが粛々と読み上げた。この後、官邸に乗り込んだメンバーたちが次々と発言した。 「原子力規制委員会の人事は原子力規制法第7条7項に違反している。撤回してもらいたい」 「この夏、原発は大飯3号機、4号機が稼働しているだけ。原発がなくてもやっていけることが証明された。20〜30年先と言わず、すぐにでも全ての原発を止めてほしい」 「(再稼働は)電力会社の帳簿上、原発がないと困るから。原発依存とは電力のことではない。ここにいる方もそれは分かっているはず」。 反原連側は再稼働に正当性がないことを徹底的に指摘した。野田首相の回答は官僚答弁だった。官邸詰の官僚に作文してもらったのだろう―― 「これまでの知見を踏まえたうえで安全性を確認し国民生活を考えたうえで 再稼働した。9月に発足する原子力規制委員会がこれからの安全性について確認する。人事は国会で決定する…」。 反原連のミサオさんは「承服しかねる」と野田首相の回答を一蹴した。「福島の事故が本当に収束しておらず、今、安全性を保てていない政府が、どうして安全だと言えるのか?」 政府側はグウの音も出なかった。だが、官邸報道部のカメラは政府側の方に首を振らない。官邸から出てきた反原連の面々に野田首相はどんな顔をしていたのか尋ねた。「表情がなかった」「何かに操られているみたいだった」「人間として感じているのか、いないのか分からなかった」……返ってきたのは最低の評価ばかりだった。‥『脱原発依存』『2030年までに』……政府の見解はいくらでも誤魔化しの利く言葉のオンパレードだ。野田政権のマヤカシを白日の下にさらしただけでも、反原連が官邸に乗り込んだ意義は大きい。

12.08.23 ★ たむごんの白熊ニュース 8.21「福島プルトニウム検出 原発事故と文科省が警戒区域解除後発表」 福島県でプルトニウム検出と文科省が発表。サンプル採取から1年以上経過している上に、楢葉町の警戒区域解除後に発表しています。マスコミはその点も追及すべきではないでしょうか。‥飯舘村で検出、原発事故で放出されたのでしょうね。 それにしても、どうして発表にここまで時間が必要だったのでしょうか。サンプル採取は、2011年6月から7月となっています。NHKは、なぜ1年後に報道しているのか疑問はないのでしょうか、別のサンプル測定で機器があかなかったのかなど、その点について取材をすべきと思います。加えて、その他の地点についても気になります。飯舘村で検出、20キロ圏内より外側に飛散しています。 加えて、既に指摘されていますが、プルトニウムは重たいから飛ばないというのも、嘘でしたね。

12.08.23 ★ 正しい情報を探すブログ 8.16「東京の浄水場発生土からセシウム500ベクレル検出!やはり、放射能汚染は続いている!」 東京都による浄水場発生土の放射能汚染に関する最新の情報が公開されましたが、平成24年7月23、26、30日、8月2日にセシウムが87〜500ベクレル検出されていたことが判明しました。‥やはりというべきか、関東の汚染はどこも良くない状況のようです。 日本の人口は過去最大の下げ幅を記録していますが、このような汚染状況を見ると、まだまだ、序の口のように感じます。‥前にも紹介しましたが、以下は福島原発事故後の日本の人口推移を、チェルノブイリ事故後のロシアを参考に作成した予測データです。 2018年あたりから人口が今とは桁違いに急落することが予測されています。もう、汚染がある!無い!というような議論する段階は終わり、汚染にどう対処するのか?が問題な段階だと思います。マスコミはこのような事実をしっかりと報道し、政府も然るべき対応をするべきです。

12.08.23 ★ NHK 8.22「福島第一原発 作業員が死亡」 東京電力福島第一原子力発電所で、22日午前、作業を終えた50代の男性作業員が意識のない状態で見つかり、その後、死亡しました。 東京電力によりますと、22日午前10時半ごろ、福島第一原発の敷地内にある休憩所で休んでいた下請け会社の57歳の男性作業員の意識がないことに、別の作業員が気付きました。 男性作業員は心肺が停止した状態で、福島県いわき市内の病院に運ばれましたが、警察によりますと、午後1時すぎに死亡が確認されました。 死因は、心筋梗塞とみられるということです。 男性作業員は、去年8月から福島第一原発で働いていて、22日は午前9時ごろから、ほかの作業員5人と共に汚染水をためるタンクを設置する作業をおよそ1時間行ったあと、体調不良を訴え休憩していたということです。 東京電力は、「亡くなった原因と原発での作業の関係は分からない」としています。 福島第一原発では、去年3月の事故のあと、これまでに40代から60代の男性作業員4人が心筋梗塞などで亡くなっています。 ※チェルノブイリの例からも、被ばくの影響が心臓に来ることはわかっていますが、それを厳密に証明するのは難しいでしょう。しかし統計的には明らかに原発事故による影響で心筋梗塞など心臓の病で死ぬ人が増えていることが示されています。
(関連)週間朝日EX 8.3号「「気が狂いそう」な原発作業現場 冷たい水を飲めるのは東電社員だけ」 福島第一原発(フクイチ)で作業員として働くジャーナリストの桐島瞬氏は「東電の行為は、殺人罪にあたる」と怒りを隠さない。7月初め、フクイチの免震重要棟(以下、免震棟)に大型冷蔵庫が運び込まれた。 「冷蔵庫の中には、ペットボトル入りの水が大量に冷やされていて、東電社貝がいつでも飲めるようになっていたんです。それを見て、フツフツと怒りがわいてきました。作業員が詰める1階には冷蔵庫もなく、みんな生ぬるい水を飲んでいます。いまの時期、原発構内の作業で流す汗の量は尋常ではありません。それなのに、現場にロクに出ない東電社員だけが冷たい水を飲めるなんておかしいです」(冷蔵庫の搬入を目撃した作業員) 「たかだか、水が冷たいかどうかで目くじらを立てることもなかろう」と思う読者のかたもいるかもしれない。だが、夏を迎えて作業員は放射性物質とは別の敵と闘わなくてはならない。それが熱中症、脱水症だ。外気温が30度とすると、作業員は体感温度は50度にも達する。フクイチの屋外現場に日陰はほとんどない。私も現場に出ると、あっという間に全身から汗が噴出し、全面マスクのシールドにポタポタと滴り落ちる。ただでさえ、視界が狭いのに、さらに周りが見づらくなる。カッパを着ているときなど、これでもかというほどの汗がマスクの中に溜まり始め、気温と湿度で、気が狂いそうになる。なぜ、現場に出ない東電社員だけ冷えた水を飲み、炎天下の下で汗を流している作業員が生ぬるい水なのか。こうした現状をおかしいと思わないことに、東電の体質がよくあらわれている。

12.08.23 ★ DAILYMOTION「福島の山林救えるか 独自技術で除染 民間企業の挑戦」 報道ステーション 2012.8.22。 山林の除染が進んでいない中で、民間企業が独自の技術で除染に挑んでいる。

12.08.23 ★ DAILYMOTION「総理「官邸デモ」代表と面会 原発比率結論へ大詰め」 報道ステーション 2012.8.22。 今日、野田総理は反原発団体のリーダーたちと初めて面会した。 そしてその直後、今度は原発維持を求める経済界の代表と面会。 さらに政府の判断材料の一つとなる世論調査検証会合も始まっている。 将来の原発の比率をどうするのか、その議論が大詰めを迎えている。

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