東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.8.16

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12.08.06  毎日 8.6「東電:原発事故発生直後のテレビ会議 ビデオを公開」 東京電力は6日、昨年の福島第1原発事故発生直後の社内のテレビ会議を録画した約150時間分の映像を、報道関係者に限定して公開した。3月14日の3号機の水素爆発時に吉田昌郎・第1原発所長(当時)が「大変です」と叫んで一報を入れるなど、緊迫した様子がうかがえる。公開は9月7日まで。  公開されたのは、事故当日の昨年3月11日夕から東京の本店と福島第1、第2原発、現地対策拠点のオフサイトセンター(福島県大熊町)、柏崎刈羽原発(新潟県)を結んで断続的に開かれたテレビ会議の映像のうち「初期対応がほぼ終わった」(東電)15日深夜までの約150時間分。本店で録画した約50時間分には音声も記録されているが、福島第2原発で録画された約100時間分は、録音スイッチを入れていなかったため映像のみ。

12.08.06  たむごんの白熊ニュース 8.6「 ACTA官邸前抗議行動8/6-8/7 地図と法的根拠 アノニマス全面戦争を警告中」 ACTAの官邸前抗議行動が8/6と8/7に実施。ACTAは、インターネットの活動に関するあらゆる自由を侵害される恐れがあります。 ツイッター・フェースブックといったSNS、Youtubeなどの動画共有サイト、2ch・阿修羅などの電子掲示板、ブログなどの存続や自由な書き込みが侵害される恐れがあります。アノニマスが既に日本への全面戦争を警告しています。‥▲ACTAとは 検閲でインターネット終了 一言で言えば、条約であるため法律の上位に位置しており、TPP同様(TPPも条約)極めて曖昧で危険な内容となっています。サイトの一方的な閉鎖が可能であり、それを命令するのも、選挙で選ばれた人間ではありません。ツイッター・フェースブックといったSNS、Youtubeなどの動画共有サイト、2ch・阿修羅などの電子掲示板、ブログなどが閉鎖を恐れる事でも影響がでる事が容易に予想できると思います。 官邸前の抗議行動概要   ▲8/6-8/7 【緊急】反ACTA官邸前抗議行動 ○日時:8/6(月)、8/7(火)の2日間  ○集合時間:両日とも17時(20時までには終了します。主催者の指示に従ってください)  ○場所:首相官邸前道路向かい国会記者会館前(下記の地図参照)  ○8月、9月の抗議行動スケジュール(下記の画像ご参照) 主催:Office 99% お問い合わせ: 遠藤修一(Office 99% 共同代表)090-2848-6916

12.08.06  朝日 8.6「被曝隠し「以前から」証言続々 車内に放置や預かり役も」 東京電力福島第一原発で働く30代男性は今年5月、原発構内の免震重要棟の駐車場に止めたワゴン車の後部座席に約20組の「3点セット」を見つけた。その日の被曝線量を表示する線量計「APD」、長期間の累積線量を測るバッジ型線量計、そして作業員の身分証がひとくくりに束ねられていた。3時間後にのぞいてもそのままだった。被曝線量の限度を超えたら原発で働けなくなるため、線量計を残して現場へ向かったと確信した。その後も同じ光景を5回ほど見たという。 40代男性は3〜4月、同じ駐車場で特定の車の中に10組以上置かれているのを10回ほど見た。別の車内で見かけたこともある。東電は被曝隠しについて「把握したことはない」としてきたが、今月3日に下請け作業員がAPDをつけないで働いたと発表。過去に同様の事例があったと記者会見で認め、調査に乗り出す方針を明らかにした。鉛カバーによる被曝隠しを報道した後、原発で働いた人の体験談が相次いで寄せられ、10人以上が取材に応じた。その証言から、昨年の原発事故の前から各地で被曝隠しが横行していた実態が見えてきた。

12.08.06  zakzak 8.6「東電の原発事故…「立件」に高い壁」 前代未聞の事故で刑事責任は問えるのか。東京電力福島第1原発の事故をめぐり、検察当局は今月、東電幹部や政府関係者に対する業務上過失致死傷罪などでの告訴・告発を相次いで受理した。だが、事故の可能性を予見していたか、今回の放射線の被曝を「傷害」に問えるのかなどの立証には高い壁が立ちはだかり、検察内部では早くも「立件困難」との見方も広がる。「要件を満たしていたから受理した。必要かつ可能な捜査を行う」 東京地検は1日、通常は明らかにしない告訴・告発の受理を公表した。検察幹部は、その理由を「国民の関心の高さに配慮した」と説明する。全国の地検に提出され「留保」扱いとなっていた原発事故に関する告訴・告発は約20件。このうち5日までに、少なくとも東京、名古屋、福島、金沢の各地検が計6件を受理した。政府や国会など4つの事故調査委員会の結論が出そろったことで、捜査ができる状況になったと判断した。対象は東電の勝俣恒久前会長ら元幹部や、菅直人前首相、班目(まだらめ)春樹原子力安全委員長ら政府首脳ら計30人超。これらの告訴・告発の大半の罪名が業務上過失致死傷罪だ。東京地検に同罪で告発状を提出した作家の広瀬隆さんらは、津波や地震への対策を怠った結果、事故を招き、住民を被曝させたことは「健康面でリスクを負う以上、傷害ととらえるのが適当」と主張。病院で入院患者らが取り残されて死亡したことは「致死」に相当するなどとしている。ただ、こうした告訴・告発が、立件に至るまでのハードルは極めて高い。業務上過失致死傷罪の場合、事故原因を特定したうえで、事故の発生を察知できたか、避ける努力をしたか、などの立証が不可欠だ。検察幹部は「原発敷地内に立ち入れず、詳細な現場検証はできない。事故原因に迫れるかも不明だ」と吐露する。検察当局が結果を待った4つの事故調でも、事故原因をめぐり一致した見解は出ていない。‥今後、各地検は最高検と協議し、捜査態勢を検討するが、立件可否の判断までは数カ月以上を要するとみられる。一方、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「不起訴処分にしたとしても、ほぼ確実に検察審査会に持ち込まれることになるだろう」と指摘する。検審の議決によっては強制起訴の可能性もあり、検察当局は国民の「民意」も見据えた難しい捜査を迫られそうだ。

12.08.06  日経 8.6「[FT]「原発は高くつく」 GEトップの発言は本当か」  環境保護団体が原子力発電は高すぎると訴えることはあるが、発言の主がゼネラル・エレクトリック(GE)のような原子力産業の先駆的企業のトップとなると、話はまるで違ってくる。GEは1950年代に世界でも最初期の商用原子炉を建設し、2007年に日本の日立製作所と原子力発電の合弁会社を設立して以来、業界トップの一角を占めてきた。GEのジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)が、原子力発電を経済的に擁護するのは「非常に難しく」、大半の国はガスと再生可能エネルギーの組み合わせに移行していると、7月末にフィナンシャル・タイムズに対して語ったのは、業界の「不都合な真実」を口にしただけだと見る投資家もいる。昨年の各種経済予測では、原子力発電所が生み出す電力はこの先何年も天然ガスや風力発電所、太陽光パネルの電力よりも安いか同程度とされていた。一部の専門家はそうした予想を疑問視してきた。太陽光パネルの市場価格が急落し、風力タービンの価格も下がったうえ、膨大な量のシェールガスの発見で米国における安いガス価格がほかにも広まるとの期待が生じたからだ。欧州で20年ぶりの原子炉新設となるフィンランドのオルキルオト3号機とフランスのフラマンビルの建設は大幅に遅れ、原子炉建設コストの試算を膨らませた。日本の福島での原発事故が一段とコストを増やし、ドイツなど一部の国は原子力発電の廃止を決めた。「基本的にイメルト(氏)は正しい。最終的には、ガスと風力、太陽光の組み合わせになるだろう」。ロンドンに本拠を構え、クリーンエネルギー関連プロジェクトに投資するプライベートエクイティ(非上場株)投資会社ズーク・キャピタルのサマー・ソルティCEOはこう話す。 ※日経がこういう話題を大きく取り上げるようになったのは意味があります。

12.08.06  DAILYMOTION「シリーズ原発事故(8) 4号機 取り出せるか 使用済み燃料」 ETV サイエンスZERO 2012.8.5 。 東京電力・福島第一原発の廃炉作業で、最初の山場となるのが「4号機の使用済み燃料取り出し」です。4号機は、水素爆発で建屋が大きく損傷、使用済み燃料を冷やしていた燃料プールがむき出しになっています。4号機のプールは激しく壊れた建屋の上にあり、余震で壊れるのではないかと懸念する声が地元から上がっています。さらに、6月にはプールに水を送るポンプが故障して水温が急上昇する緊張の場面が続いています。建屋に負荷をかけず、高い放射線を出す使用済み燃料をどう取り出すのか? 来年12月の本番に向けて困難な作業に挑む技術開発の現場に迫ります。

12.08.06  DAILYMOTION「 福島のメル友へ 長崎の被爆者より」 NHK ETV特集 2012.8.5。 メールの交換で、親交を深める82歳の男性と17歳の少女がいます。長崎で被爆した廣瀬方人さんと、福島の高校3年佐藤木綿子さん。去年、木綿子さんが修学旅行で長崎を訪れ、廣瀬さんの被爆体験を聞いたのがきっかけで出会った二人。木綿子さんは、何気ないつぶやきの中で放射能汚染の不安を打ち明けます。あの日から変わった日常、そして先の見えない将来。一方、廣瀬さん。15歳で被爆し、50年以上原爆の恐ろしさを訴えてきました。木綿子さんの不安をやわらげようとメッセージを送る日々。しかし、ナガサキと同じ苦しみを背負うかもしれないフクシマの子供たちに心を痛めています。 世代を越え、遠く離れながらも、心通わす二人。互いが生きる“ヒバクの今”を描きます。 朗読:柳生博(俳優)・川口春奈(女優)

12.08.06  朝日「 世論調査―質問と回答〈8月4、5日実施〉」 ◆原子力発電を利用することに賛成ですか。反対ですか。  賛成 33反対 50  ◆福井県の大飯原発のほかにも原発の運転を再開することに賛成ですか。反対ですか。  賛成 31(35)反対 55(49)  ◆野田内閣は、2030年の電力に占める原発の割合について、「0%」、「15%」、「20から25%」の三つの選択肢を示しました。三つの選択肢のうちどれが望ましいと思いますか。(択一)  0%43(42)  15%31(29)  20から25%11(15)  ◆原発の将来や今後のエネルギー政策に関する議論について、新聞やテレビ、インターネットなどを気にして見ているほうですか。それほどでもありませんか。  気にして見ているほう60  それほどでもない36  ◆原発の将来や今後のエネルギー政策について、いま、国民的な議論が十分行われていると思いますか。足りないと思いますか。  十分行われている10  足りない81  ◆原子力発電に対する政府の安全対策をどの程度信頼していますか。(択一)  大いに信頼している1  ある程度信頼している18  あまり信頼していない50  まったく信頼していない29  ◆太陽光や風力などの自然エネルギーに電力としてどの程度期待しますか。(択一)  大いに期待する29  ある程度期待する54  あまり期待しない12  まったく期待しない2  ◆アメリカ軍が日本のアメリカ軍基地に配備する新型輸送機オスプレイについてうかがいます。オスプレイを日本のアメリカ軍基地に配備することに賛成ですか。反対ですか。  賛成 24反対 58 (数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。‥丸カッコ内の数字は、7月7、8日の調査結果)

12.08.06  暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜 8.6「 続・東電下請け会社による被曝数値偽装を通してみる「原発の実情と将来」」 福島第1原発の事故対応作業に従事する東電下請け会社が、線量計に鉛カバーを施すことで「被曝偽装」を指示していた問題については先日のエントリーにてコメントしたところであるが、以下に転載したとおり、今回、作業員目線にてその過酷な実態を表す記事が掲載されているので、これを取り上げた次第である。  本ブログにて何度もコメントしてきたとおり、「原発」というものは、ホームレス等の社会的弱者を”原発ジプシー”として大量被曝を免れない危険な作業に従事させることによってはじめて成り立つ”代物”である。 電力会社は長年、直接的に手を汚すことなく、これをヤクザに託してその危険作業に従事する作業員を次々に掻き集めては大量被曝させ、謂わば”使い捨て”にしてきたのである。 即ち、「原発」というエネルギーは”原発ジプシー”と呼ばれる人々の犠牲があってはじめて成り立つ”マヤカシ”のエネルギーであるというのが個人的見解である。 フクシマ原発事故以降、様々な場面で「原発の是非」について議論が交わされているが、一体どれぐらいの人がこの過酷な事実を認識してその是非を語っているのであろうか? 「日本経済の発展のためには当面原発に頼らざるを得ない」 何の悪意もなく、このように考えている国民もかなりの数いるようであるが、そういう方には是非とも「もし自分自身や、自身の身内や知り合いが原発作業に従事することになったらどう思うか?」ということを聞いてみたいものである。 今回取り上げたビルドアップ社による被曝数値偽装については、その根底に「原発作業員の絶対的な不足」という問題があるのである。 つまり、これはけっしてどこか別世界の話などではなく、我々にとってはごく身近に起こり得る話だということである。 想像してみて欲しい。 今、勤めてる方は5年・10年先も絶対にリストラされないという保証などなく、現在、非正規雇用であったりフリーターの方はいつ何時職を失っても不思議ないのが今の日本の実情である。 即ち、今はなんとか普通の生活を送っている国民がいつ”貧困層””社会的弱者”になっても不思議ない世の中であり、我々は皆、”原発ジプシー”予備軍なのである。 実際、政府がこれから30〜40年かけて実行すると言っているフクシマの廃炉作業に、一体何人の”原発ジプシー”が必要になるかを考えるとき、今後、原発作業従事者となる人間が我々のごく身近なところで散見される事態になることは想像に難くない話であろう。

12.08.06  神戸新聞 8.5「放射能被害二度と 原発避難者と被爆者署名活動 広島」 福島原発事故の避難者と広島の被爆者の男性が連日のように、そろって原爆ドームの前に立っている。福島県南相馬市から広島市に避難している衣山弘人さん(54)は、原発の是非を問う国民投票の署名を集める。胎内被爆者の三登浩成さん(66)=広島県=は、被爆者健康手帳を手に観光客のボランティアガイドを続ける。立場も取り組みも違う2人だが、「放射能の被害を二度と出してはいけない」と口をそろえる。衣山さんは福島第1原発から18キロ離れた場所で妻と小学生の子ども2人と住んでいた。東日本大震災発生の翌日、家族で南相馬を離れ、山形など5カ所を転々とした。広島にやってきたのは「子どもが差別を受け、被爆地だからこそ放射能への理解があると思ったから」と言う。 署名活動のきっかけは昨年の平和記念式典への参加だった。今も苦しむ被爆者の姿を知り、「私たちも放射能に故郷を奪われた。苦しみを繰り返さないため、できることをしたい」と思った。 とはいえ、初めての経験で戸惑うことばかり。そんな衣山さんに「もっと自分をさらけ出さないと人に通じない」と声をかけたのが、三登さんだった。 元高校英語教諭の三登さんは母が妊娠4カ月の時、胎内で被爆した。被爆者の高齢化が進む中、「自分たちの世代が語り継がなければ」と、2006年8月からガイドを始めた。6年間で16万人以上を案内した。 三登さんは福島の事故後、「ヒロシマに向けられる目が変わった」という。被爆を遠い昔の出来事ではなく、身近な問題として考える人が増えた。外国人観光客から「多くの被爆者を出した日本が、なぜこれほど原発を造ることを許したのか」と問われたこともある。「地道に核廃絶を訴え続けたい」と三登さん。 衣山さんの署名は7月末で1万5千筆を超えた。「原発の是非を決めるのは政治家ではなく、国民だ。一人一人に考えてほしい」。衣山さんは訴える。

12.08.06  脱原発の日ブログ 8.5「【8/6、8/7】 <参議院> 市民500人で国会へ行こう!原子力規制委員会人事にNo!」 問題だらけの原子力規制委員会人事(詳細は末尾)。 採決に参加するのは国会議員です。一人でも多くの国会議員にこの問題を知ら せ、反対の声をあげてもらうために、市民500人で国会に行こう!というア クションを呼びかけています。 2、3日と開催した衆議院ロビーには、  ・2日午後:約30名弱  ・3日午前:20名弱、  ・3日午後:40名以上 と、多くの方が参加し、中でも半分くらいの方が、「ロビーは初めて」でした。 ツイッターなどを見て参加された方も。 2,3人のチームで衆議院の1、2の約8割をまわることができました。 (一部は不在、反対表明ずみ、効果薄のため対象からはずした、など。) 参加者からは、反応はよかった、反対している、頑張ってくださいと言われた、 などの感想も、多数聞きました。 来週の採決は延期されるかもしれない、との見方もありますが、 油断はできないということで、6日、7日と参議院も回ります。 ぜひあなたも、議員会館に来ませんか?もちろん、自宅からの電話かけや、 地元の事務所訪問も効果的です。 ◆日時 8月6日(月) 14:00 参議院議員会館ロビー集合 8月7日(火) 14:00 参議院議員会館ロビー集合 ◆内容 「弁護士による声明(この人事は違法)」http://e-shift.org/?p=2205 や「議員声明への参加呼びかけ」の資料を持って、手分けして各部屋をまわり、 「この人事は問題です」「議員のお考えはいかがですか」と呼びかける。 ◆呼びかけ: eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)、原発ゼロパブコメの会 ◆連絡先:FoE Japan 吉田(080-5173-0136/ 03-6907-7217)  みんなで決めよう!「原発」都民投票/国民投票 丸子(090-6543-9900) ◆みなさんのアクションの結果を教えてください! 電話かけでの反応や地元事務所訪問の様子について教えてください。 info@e-shift.org

12.08.06  赤旗 8.5「オスプレイ飛行「エンジョイ」  防衛相、茶番の試乗」 「非常に安定した飛行をエンジョイした。飛行そのものに全然問題ない」―。訪米中の森本敏防衛相は、3日午後(日本時間4日未明)、ワシントン郊外の米国防総省敷地内から約50キロ南のクアンティコ海兵隊基地まで、垂直離着陸機MV22オスプレイに試乗。墜落事故が多発している同機の「安全性」をアピールしました。 防衛相はスーツ姿のまま白いヘルメットをかぶり、日本側では一番先に後部ハッチから乗り込みました。試乗後、「普通のヘリコプターのように横振れせず、安定して飛行できる」などと述べました。 その姿は、テレビカメラの前で、BSE(牛海綿状脳症)問題で牛肉を食べて「安全性」をアピールした歴代閣僚の姿と重なります。 ただ、オスプレイは実際の任務では、急上昇や敵地の急襲など、機体に大きな負荷をかける飛行が求められます。日本では、低空飛行訓練や空中戦など、実戦さながらの訓練を行います。オスプレイは機体が不安定な構造で操縦が難しく、このような激しい飛行の際に重大事故が多発しています。 森本氏の試乗はゆっくり離着陸し、安定飛行を続けた「遊覧飛行」であり、実態とかけ離れた茶番です。大きな騒音を出すホバリングも行っていません。 「安全性の確認という点で、意味があるか分からない」(沖縄県の仲井真弘多知事)という声が出るのも当然です。 オスプレイ12機が搬入された岩国基地を抱える山口県岩国市の福田良彦市長も、「試乗をもって安全性の担保や、不安の払しょくにつながらない」と批判しています。

12.08.06  晴耕雨読 8.5「この抗議行動は止まらない。無数の人たちの声をプラカードを見て、あらためて実感した:長谷川幸洋氏」 今夜、首相官邸と国会議事堂前に行った。 正直に言って、とても心配していた。 もしかしたら、この間の日曜日に少し抗議行動が激しくなって、その影響で参加者が減るんじゃないかと。 でも、それは杞憂だった。 今夜の参加者数は知らない。 でも、話を聞いたり参加者の顔をみて、まったく動じていない。 ちょっと過激な行動にでた人たちとか、この行動を利用してやろうとか。 そういう人はいたかもしれないけど、そういう雑音にはまったく動じていない。もっと、深い動機に基づいている。 今夜、来た人たちは。 そう確信した。 私の不明を恥じる。 そういう気持ちだ。 暗がりにいた61歳の女性は黙って手製のプラカードを立てていた。 「輸出するな、再稼働するな」。 裏側には英語で同じようなメッセージ。 「私は30年、外国にいた。日本はがれきで世界を汚している。私達が声を出さないと、世界は日本を見捨てる」。 そういう視点には気づかなかった。 多少、デモで過激な行動をする集団がいようがいまいが、彼女に影響を与えることはできないだろう。 そういうことではないのだ。 もっと根源的な問題なのだ。 彼女をあの暗がりに呼び出しているのは。 黙って手製の小さなプラカードを掲げていた彼女の話を聞いて、あらためてデモの本質に触れた思いがした。 この抗議行動は止まらない。 無数の人たちの声をプラカードを見て、あらためて実感した。 やはり現場で考えてみるしかない。

12.08.06  机の上の空 大沼安史の個人新聞 8.5「〔ENEニュース〕 アーニー・グンダーセンさん 3号機爆発 「チェルノブイリによく似た、中程度の即発臨界(a prompt moderated criticality)」 核燃料、フクイチ構外に散乱 (核燃プールの)燃料棒ラック 吹き飛ばされる」 7月27日の、ヘレン・コルディコット女史のラジオ番組で。  Nuclear Expert Arnie Gundersen on Unit 3: Because of the fact that a few pieces of nuclear fuel found offsite, it indicates to me that the fuel racks were lifted up. The only thing that could cause that is something called a prompt moderated criticality…  Host: But that’s what happened at Chernobyl?  Gundersen: Yes, very similar.

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