東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.7.29

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

12.07.29  友人からの国会包囲デモ報告です:「国会議事堂前駅周辺は警察の規制が厳しく、駅から国会側の歩道には行けず、正門前に行く横断歩道は全て侵入禁止となっており、大勢の人たちが横断歩道で足止めを食わされていました。幾つかの横断歩道のケーサツの制止をすり抜け、なんとか六本木通りから、国会議事堂前へ。4車線の道路は人で埋め尽くされ、「再稼働反対!」のコールで渦巻いていました。」写真1 写真2 写真3

12.07.29  毎日 7.29「脱原発デモ:国会議事堂を包囲」 「脱原発」を訴える大規模なデモ行進が29日、東京都千代田区の日比谷公園を発着点に行われた。警察の調べでは1万数千人が参加。「再稼働反対」「原発やめろ」と声を上げる人々は行進後、永田町に移動し、国会議事堂を取り囲んだ。車道に人がなだれ込み機動隊が制止するなど、騒然とする一幕もあった。毎週金曜日の夜に首相官邸前での抗議行動を呼びかけている有志の市民ネットワーク「首都圏反原発連合」が主催。今年3月11日に行った「3・11東京大行進」に続くデモで、集まった人々は午後3時過ぎから、公園近くのオフィス街など約1.6キロを練り歩いた。午後7時には国会議事堂の周囲約1.3キロを包囲。「再稼働反対」「原発やめろ」と口々に叫んだ。国会議事堂正門前で開かれた集会には超党派の国会議員も参加。騒ぎで参加者とみられる男2人が公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。 ※警察発表が1万数千なら実際は10万人以上かもしれません。しかし逮捕者が出たようですね。

12.07.29  47NEWS 7.29「 山口県知事に山本氏当確 政府の原発政策注視の姿勢」  任期満了に伴う山口県知事選は29日投票、即日開票の結果、無所属新人の元国土交通審議官山本繁太郎氏=自民、公明推薦=が、NPO法人所長飯田哲也氏ら無所属3新人を破り当選確実となった。中国電力が進める上関原発建設計画(同県上関町)への対応などが主な争点だった。原発計画の白紙撤回を唱えた飯田氏に対し、山本氏は凍結方針を表明。政府の新たなエネルギー政策の行方を見守る姿勢を示し、計画再開にも含みを残した。 ※残念です。上関原発計画は今後も油断できません。

12.07.29  東京 7.29「「原発反対派いない」 規制委人事に民主からも異論」 原子力規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委員長に、田中俊一・前原子力委員会委員長代理を起用する政府の人事案に対し、二十七日に開かれた民主党の環境部門会議と原発事故収束対策プロジェクトチーム(PT)の合同会議で異論が続出した。人事案は八月上旬に衆参両院で採決されるが、造反者が出る可能性もある。人事案は委員長の田中氏のほか、委員に元国連大使の大島賢三氏ら四人を充てる内容。政府が二十六日に衆参両院に提示した。会議では、田中氏について「原子力を推進する機関の要職を務めた人。国民に説明できない」と疑問視する声が出たほか、委員の中に「原発反対派がいないのはバランスを欠く」などの批判が相次いだ。出席した細野豪志環境相は「田中氏のように福島の除染ボランティアに携わってきた専門家はいない。福島に寄り添って判断した」と説明。「反対派(の有識者)にも打診したが、断られた」と述べた。PT事務局長の川内博史衆院議員は「少なくとも委員長を差し替えないと認められない」と述べた。 ※委員長に小出裕章、委員に大島賢一、石橋克彦、後藤政志、伴英明でどうでしょう?

12.07.29  東京 7.29「原発比率結論は「拙速」 富山聴取会でも批判、異論」 政府は二十八日、脱原発依存など将来のエネルギー政策について国民から直接意見を聞く意見聴取会を富山市で開いた。牧野聖修経済産業副大臣が「政府は八月に責任ある選択をしたい」と説明したが、会場の参加者から「早すぎる」との声が飛ぶなど新たなエネルギー・環境戦略の決定を急ぐことへの不満が噴出した。百二十人が参加。発言者からは「国民的議論と言いながら(聴取会は)十一カ所だけ。発言者も制限している」(富山県の女性)、「聴取会はごく少数の意見で参考にならない」(京都府の男性)などと議論不足を訴える指摘が相次いだ。古川元久国家戦略担当相が、議論は拙速とする批判に配慮する姿勢を示すなど、政府内でも決定延期が検討されている。  六回目の今回は、政府が示した二〇三〇年の原発依存度の三選択肢以外に関する意見表明を初めて採用。原発比率「0%」の枠が六人、「15%」「20〜25%」「三選択肢以外」の枠がそれぞれ二人の計十二人が発言した。このうち0%の五人と三選択肢以外の一人の計六人が、安全性への不安などから国内の全原発の即時停止を明確に訴えた。三選択肢以外で選ばれた富山県の男性は「原発推進派は使用済み核燃料をどう処理するか示すべきだ」と述べた。‥事務局によると、20〜25%の発言者に選ばれた一人が電力関係者と分かり、事前に辞退した。また意見聴取会のホームページにリンクしたインターネット中継が、開始からしばらくの間つながらないトラブルがあった。 ※0%にするしかありません。

12.07.29  朝日ウェブロンザ 7.27「反原発運動から反政府運動へ」 いま、反原発運動の意味合いそのものが変わろうとしているのではないだろうか。結論から言ってしまうと、反原発運動が反政府運動へと展開し始めているように思うのだ。反政府運動などと言うと、物騒に聞こえるかもしれない。あるいは、反権力的なロマンティシズムに聞こえるだろうか。 なにも「政権を奪取するぞ!」という前時代的な革命の話ではない。ただ、そもそも原発を撤廃しようとする反原発運動は、日本の政治・経済・社会の根幹を大きく揺さぶることであり、体制を根本からひっくり返そうとする大変革を目指すという意味において、好むと好まざるとにかかわらず、本来的に反体制的な要素を含んでしまっている。そうでなければ、政府をはじめ、関係各所があれだけ必死になって再稼動を推し進めたりするだろうか。 状況が決定的に転換したのは、野田首相が6月8日に行った記者会見以降だった。野田首相は、「国民の安全のために」という、誰が聞いても見え透いた嘘にしか思えないような理由から大飯原発の再稼動を決定した。ウソをつくなら、もっと上手いウソをついてくれ、と思ってしまうほどあの会見は酷かった! あの記者会見が人々に火を付けてしまった。 その後、デモや抗議行動の現場では、「野田やめろ!」「民意を無視するな!」というプラカードやシュプレヒコールがより際立つようになったように思う。「再稼動反対!」「原発反対!」といった主張と共に、「野田やめろ!」という怒りと憤りの声の増幅を現場で感じたのは私だけではないだろう。

12.07.29  ほくと未来ネットワーク 7.24「なぜ、ふくしまで集団疎開が実現しないのか/知っておくべき「隠された福島の真実と現実」」 中通りの福島や郡山ぐらいの線量の高いところでは、人間が長時間どどまることが危険だということは、チェルノブイリ周辺での現在もつづく悲劇的な事態を見てもはっきりしています。しかし政府やマスコミはその事実を隠しつづけて、もっとも危険な子どもたちの避難が必要だという声に耳を傾けることがないという異常な事態が続いています。 昨年から始まっている子どもたち集団疎開を求める裁判で、市民の訴えはあっけなく「却下」されています。 その裁判の弁護士である柳原敏夫さんはブログで「なぜ、ふくしまで集団疎開が実現しないのか」という詳しい検証を行なっています。その目次を見るだけでも大変な労作で、今こそ最も注目すべき論文ではないかと思います。

12.07.29  アメーバニュース 7.29「【組織票問題】原発作業員にも配られたビラから読み取る「民主党が東京電力に本気で合理化を迫れないニッポンの事情」」 「組織の力を結集し、電力総連組織内候補者全員を当選させよう!」 かつて原発作業員にもこのようなチラシが配られたそうだ。ずらりと並ぶ民主党公認・推薦の面々。「電力総連」は民主党を強力にバックアップする支持団体なのだ。いうまでもなく電力総連に支持されている民主党が、電力会社に経営合理化を本気で迫れるわけがない。 今も作業員として現場に入る人物(40代)はこう話す。 「作業に入る前の作業員は、民主党に投票する旨の誓約書にサインさせられていた。」 事故前の東京電力福島第一原子力発電所の敷地内にある事務本館2階は、入り口に民主党の幟やポスターが貼られていた。もともとこの事務本館2階は、東京電力労働組合のためのスペースだったそうだ。 選挙は一人ひとりが自由な意思でおこなうべきものだ。しかしこのニッポンには組織票を肯定する人も多い。それがこのニッポンの政治の現状である。

12.07.29  東京 7.29「「即時原発ゼロ」宣言 緑の党結成」 脱原発を掲げ、国政進出を目指す日本版「緑の党」の結成総会が二十八日、都内で開かれた。党の規約、基本政策を正式決定し、来夏の参院選、次期衆院選に向けた選挙準備の方針を決めた。党の共同代表には須黒奈緒杉並区議、中山均新潟市議ら四人を選出した。須黒氏は「再生可能エネルギーで雇用を生み、即時原発ゼロを目指す」と宣言。中山氏は「脱原発を実現する上で信頼できる既成政党はない」と述べ、国政選挙などで脱原発を求める有権者の受け皿を目指す考えを強調した。緑の党は参院選で、比例代表五〜七人、都市部の選挙区で三〜五人、計十人以上の候補者を擁立し、複数の当選を目指す。候補者は予備選挙を行って決める方針で、早ければ十一月ごろ、一次公認候補を発表する。また、衆院選が年内に行われると想定。参院選に向けた準備と位置付けて「脱原発」を掲げる市民団体や地域政党と連携し、比例東京ブロックで候補者擁立を検討する。政策面では(1)福島第一原発事故を収束させ「原子力ムラ」を解体する(2)開かれた熟議と参加民主主義を経て脱原発を実現する(3)持続可能なエネルギー社会へシフトする−などを柱とする基本政策を決めた。また、消費税増税については、現時点での引き上げは否定。どうしても引き上げが必要な場合には、低所得者対策や中小企業対策を前提とする。緑の党は環境政策に強い影響力を持つ欧州諸国の「緑の党」をモデルとしている。二十八日の結成総会にはドイツ、オーストラリア、インドの「緑の党」の幹部も出席、連携を確認した。緑の党の設立準備を中心になって進めてきた、一般市民や約七十人の地方議員でつくる団体「みどりの未来」は、緑の党の結成をもって解散した。 ※名前のない新聞次号では共同代表の一人にインタビューすることにしました。

12.07.29  TBS Newsi 7.29「脱原発デモ、今夜 国会包囲へ 」(動画有) 脱原発などを訴え国会議事堂を取り囲もうという大規模なデモが行われています。29日のデモは、毎週金曜日の夜に官邸前で大飯原発の再稼働などに抗議しデモを続けている団体が呼びかけたものです。東京の日比谷公園をスタートして東京電力本店や経済産業省の前を行進し、最後は国会議事堂を囲んで反原発を訴える計画です。夏の太陽が照りつける厳しい暑さの中、デモになじみの薄いような、子ども連れやお年寄りの姿も目立ちます。「今まで参加したことなかったけど、動かなきゃいけないと思って」 「家族連れも来ていいんだという気持ちもあって参加しました」(参加者) 反原発デモは、こうした「普通」のひとたちの参加で広がりを見せていますが、背景には主催者側のある工夫がありました。 「こちらのデモでは、お年寄りや子どもも危険なく参加できるように、ファミリーエリアを設けるなどの工夫を凝らしています」(記者) 「子どもを守りたいという声をちゃんと上げられる場所をつくりたい。(これまで)出てこられなかった人たちが集まって声を上げられたらいいなと」(主催する首都圏反原発連合) デモが始まってから1時間半が経ちますが、スタート地点の日比谷公園から霞ヶ関、永田町の国会の近くまで人々の長い列が出来ています。このあと、午後7時ごろにかけて国会議事堂の周りに集まり、キャンドルを手にして国会を「人間の鎖」で取り囲む予定です。

12.07.29  USTRAP 国会大包囲〜官邸前デモ 8画面で見られます。

12.07.29  USTRAP 国会大包囲〜官邸前デモ 3つのカメラの画像を同時に見られます。

12.07.29  首都圏反原発連合「★7.29脱原発国会大包囲」 日時:2012年7月29日(日) (※悪天候の場合は中止) 集会:15:30〜16:30 デモ出発:16:00(集会の途中からデモだしを始めます)国会包囲:19:00 終了予定:20:00 集合場所:日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏) 日比谷公園中幸門:千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m、丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m、都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m *19:00より国会議事堂正門前にて、超党派国会議員も列席するキャンドル集会を予定しています。 主催:首都圏反原発連合 -Metropolitan Coalition Against Nukes- 協力:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/ザ・アトミックカフェ/脱原発世界会議/WISE Amsterdam
(中継)USTREAM IWJ8IWJ6IWJ1などで中継しています。デモがスタートしました。オリンピックばっかりやってるTVよりよっぽどリアルでおもしろいです。TVの時代は過ぎ去りつつあります。

12.07.29  USTREAM IWJ9「緑の党 キックオフ!イベントと記者会見 」 いしだ壱成、山本太郎、田中優、湯川れい子、羽仁カンタ、マエキタミヤコ、高野孟、桃井貴子、辻信一、アイリーン・美緒子・スミス、中澤新一らがメッセージ。

12.07.29  秋場龍一のねごと 7.27「3.11以後、心疾患による死因が14.6%増加(厚労省「人口動態統計」)。このデータが意味するものは?」  昨日26日、厚生労働省の「人口動態統計月報(概数)平成24年2月分」が公表された。この報告は、昨年(2011年)と今年の1月と2月の人口増減と死因等を調べたもので、昨年の「3・11」以前と以後の死亡数や死因の実態を知ることができる。 そう、福島第一原発から放出された超大量の放射性物質が、人の健康と生命にどれだけの影響を与えたのかを知る貴重なデータになりうる。 この月報で注視したのは「死因別死亡数」。この数値を見て、その意味することに戦慄をおぼえる人もいるだろう。月報の「結果概要」の(2)と(3)をご覧いただきたい。 (2)死亡数は、前年同月に比べ12695人(12.5%)増加(表1)。 (3)主な死因別死亡数は、悪性新生物が前年同月に比べ2066人(7.7%)増加、心疾患が前年同月に比べ2585人(14.6%)増加(表2)。 つまり、この数値は、3.11以前よりも死亡数が12.5%増加、死因の心疾患が14.6%増加を示している。 「心疾患」による死亡の突出した増加は、何を意味しているのか。ベラルーシの医学研究者ユーリ・バンダジェフスキーは、チェルノブイリ事故で被曝、死亡した患者を調べ、放射性セシウムが心疾患を引き起こすことを臨床的に実証した。 セシウムは心臓などの筋肉に蓄積しやすく、急性心疾患や先天性心疾患、小児心臓病(不整脈、動脈硬化)の原因となるのだ。この研究を裏づけるように、チェルノブイリ周辺住民の健康調査では、事故から20年以上たって心疾患が急増している。

12.07.29  デイリースポーツ 7.29「山口県知事選の投票進む」 任期満了に伴う山口県知事選は、29日午前7時から、一部の離島を除いた県内855カ所の投票所で投票が始まった。即日開票され、大勢判明は同日夜の見通し。 立候補しているのはいずれも無所属新人でNPO法人所長飯田哲也氏、元県課長三輪茂之氏、元国土交通審議官山本繁太郎氏=自民、公明推薦、元衆院議員高邑勉氏の4人。中国電力が進める上関原発建設計画(同県上関町)への対応を含めたエネルギー政策や産業振興策が主な争点。上関原発計画に関し、飯田、三輪両氏が白紙撤回を訴え、山本、高邑両氏は凍結を主張している。

12.07.29  NEWS 7.28「菅原文太 脱原発のためくだらぬ番組の時はTV消すことを提案」 被災地である宮城県出身で、震災後は積極的に支援活動を行なってきた俳優・菅原文太氏(78)。テレビなどに出演する傍ら、3年前から山梨県で農業を営む菅原氏に、原発再稼働と脱原発デモについて、聞いた。  * * *  大飯原発が再稼働した。このままなし崩し的に他の原発も再稼働することになってしまうのではないかという疑念があるが、このままだと実際にそうなるだろう。それに抗う手段は、今回の脱原発デモのように、それでもNOと言い続けることしかないが、既に再稼働をした以上、今後は強いリーダーというのかな、理論を持って主張することができる、強烈な向かい風にも逆らって市民を引っ張っていくことができるリーダーが必要だと思う。それはたぶん、政治家じゃないね。思いがけないところから、辺境から生まれてくる人間だと思うね。‥日本は高度経済成長時代以降、経済規模が大きくなること、そのために消費することを称賛してきた。テレビをつければ「あれを買え、これを買え」と欲望を煽り、誰も彼もがカネカネと言っている。資本主義というのは、まあ、そういうシステムでしょうが、その中で、もう、日本は壊れ始めている。溶け始めている。メルトダウンといってもいいのかもしれない。だから、ここで、「皆でちょっと、我慢する」ということをすればいいと思う。何十年も前の生活にまで戻る必要はない。子供部屋にそれぞれテレビがあるなら、それはやめにして一家に一台、居間のテレビだけにして皆で観るとか、くだらない番組のときはテレビを消すとか、夜中番組を放送し続けるのをやめるとか、電球はLEDに換えるとか……。日本中の電球をすべてLEDに換えればすごく大きな節電になるはず。0か100かではなく、みんなが10ずつ我慢すれば、大きく変わっていけると思う。

12.07.29  DAILYMOTION20120725 水俣病“真の救済”はあるのか 〜石牟礼道子が語る」 NHK クローズアップ現代より。 公害の原点と言われる水俣病。公式確認から56年、未だ被害の全貌すら明らかでなく、症状を訴えながら水俣病と認定されない“未認定患者”の救済は長く紛争の火種となってきた。国と熊本県の責任を認めた最高裁判決を受けて国はようやくこの問題の「最終解決」に向けて動き出した。210万円の一時金を支払うなどの救済策。その申請期限が7月末に迫っている。しかし「できうる限りの救済」をうたいながら、地域や年齢などの機械的な線引きによって救われない人が多く生まれつつあることが取材で明らかになってきた。なぜいつまでたっても国と被害者の溝は埋まらないのか。私たちは日本近代化の陰で起きたこの負の遺産をどう未来に生かせばいいのか。故郷熊本で水俣病公式確認前から発信を続けてきた作家、石牟礼道子さんを国谷キャスターが訪ね、ロングインタビューを行った。 ※国側の代表として出てくる細野原発相=環境相。水俣病は遠い昔の話ではなく、今も続いている。そして水俣病にみられる棄民政策はこれからフクシマの被災者に向けられるのではないか。

12.07.29  晴耕雨読 7.28「規制委員会の同意人事の問題の一つは、5年間、彼らを辞めさせられないこと:三宅雪子代議士」 この規制委員会の同意人事に関しては、今までの「TPP反対者リスト」「原発再稼働反対者リスト」のように賛否をはっきりさせなければいけません。 同意人事で記名採決にはまずならないでしょうから、目を皿のようにして中継を見守り、なかったら録画で確認することが大事です(表明した議員は別) 注意しなければいけないのは、この採決が起立採決になる可能性が高いことです。 つまり、これ以上離党者を出したくない民主党は、反対者を見ないふりをし、処分を避けようとする可能性があります。 このことが国民に与えるデミリットは、何か。 誰が賛成し反対だったか曖昧になることです。この週末、この規制委員会の同意人事を重く受け止めている方は、地元の議員に賛否を確認すべきと考えます。 そして、この世界にありがちな、選挙区では「反対した」国対には「おなかが痛くて退席した」などという稀弁を許してはいけません。 これは国会で行われている悪習で、退席なら退席で「反対で退席した」と明確にすべき。 20mSVを主張した田中氏の委員長は論外。 あとの4人に関してはまず大島さんは外交官で門外漢です。 3人にも大なり小なり資格に問題があります。 全て反対かどうかは党の判断もありますが「規制委員会の立ち上げの遅れ」は理由になりません しかし、もちろん最後まで諦めず、この規制委員会の同意人事には反対しなければいけません。 そのためにこの週末の皆さんの働きかけが必要となります。(私は反対なので大丈夫です) 議員運営委員会で原子力規制委員会の委員長候補田中俊一氏に所信を聞くことに。 これから「公開でやっていこう」という規制委員会なのだから(議院運営委員会は非公開だが)例外的に公開でやろう!!という意見は出なかったのかな?(私は反対ですけど) そうだ!!田中優さんがブログで書いているが、今回の規制委員会の同意人事の問題の一つは、5年間、彼らを辞めさせられないことなのだ。 この入り口でつまづいている場合ではない。 原子力ムラから委員長を選んだのでは、独立組織にした意味がないというか、かえって守られてしまい最悪ではないか。

12.07.29  雑談日記(徒然なるままに、。)7.29「今日の『怒りの国会大包囲ドラムデモ』場所・時間・コースなどのメモ」 情報は下記から。 2012年7月27日金曜日 怒りの国会大包囲ドラムデモ http://drumsofprotest.blogspot.jp/2012/07/blog-post_27.html 「7.29脱原発国会大包囲」マップと当日の流れ http://coalitionagainstnukes.jp/?p=815 ★デモ デモ出発:16:00(集会の途中からデモの先頭が出発します) デモ終着:17:00〜18:00ごろ(参加人数や出発時間により終点到着時間は変わります) デモコース:日比谷公園中幸門 出発→内幸町→新幸橋交差点右折 →新橋駅日比谷口前右折→西新橋一丁目右折 →日比谷公園西幸門 終点(約1.6km/約40分) MAP ※デモ終点から流れ解散して国会議事堂を目指します。 ※先頭はドラムブロック。その他にファミリーブロック、サウンドカーブロックなどあります。お好きなブロックで歩いてください。 ※デモ出発時は大変込み合います。スタッフの誘導にしたがいスムーズにデモ出発ができるよう、ご協力をお願いいたします。

12.07.29  晴耕雨読 7.29「脱原発:山口県民よろしくお願いします。山口が日本を変える:孫崎 享氏」 脱原発:24日米WSJ 「フクシマウォッチ:山口知事選、世論調査で反原発派候補が健闘。わずかながら反原発派候補勝利の見込みが示された」。 山口県民よろしくお願いします。 山口が日本を変える。 ※今日が投票日です。山口県に知り合いのいる人は、知事選挙に行くよう働きかけよう。

12.07.29  赤旗 7.29「志賀原発周辺の断層  科学者会議など調査」 北陸電力志賀(しか)原子力発電所(石川県志賀町)の北約9キロ付近にあり、専門家から活断層の可能性が指摘されている「富来(とぎ)川南岸断層」の調査が28日、始まりました。日本科学者会議石川支部、原発問題住民運動石川県連絡センターなど4団体が、新潟大学名誉教授(地質学)の立石雅昭氏を招いて、周辺の土壌サンプルを採取しました。調査は、人力で土壌に深さ5メートルの穴を開け、2〜3センチ径ほどのサンプルを採取する「ハンドボーリング」と呼ばれる方法。29日も同様の調査を行います。採取したサンプルは、新潟大学災害復興科学センターに分析を依頼。土壌の成分から13万〜12万年前以降に形成された地層を特定し、数地点の調査結果を比較して断層の状況を調べます。立石氏は「住民の生活と安全を守るためにも徹底した調査が必要不可欠。断層の状況を明らかにし、住民にも説明していきたい」と調査の意義を説明。秋ごろまでに結果をまとめ発表するとしています。富来川南岸断層については、渡辺満久東洋大教授らが今年5月、原発の耐震安全性を検討する際に考慮が必要な13万〜12万年前までに動いた活断層の可能性が高いと発表しています。北陸電力は「断層は活動している形跡が長期間無く、原発への影響は無いと考える」としており、県民から再調査を求める声が上がっています。 ※誰が調査するかで結論も変わってくるはずです。大飯原発の調査は関電が大飯原発を作った際にも調査した三菱系の企業にやらせるそうですが、とうてい信用できるものではありません。

12.07.29  中日7.28「オスプレイ飛行計画ルートにイヌワシ生息地」 米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが訓練で低空飛行を計画しているルートの下には、絶滅危惧種のイヌワシやクマタカ、ライチョウなど希少な鳥の生息地が数多くあることが環境保護団体「日本自然保護協会」の分析で28日、分かった。国の天然記念物で個体数が650羽と推定されるイヌワシは、12県で生息地が飛行ルートと重なっており、同協会は「騒音などの影響で、絶滅の危機に一層追いやられてしまう」としている。オスプレイ配備に伴う米軍の環境審査報告書で訓練に使うとしているのは沖縄に加え、本州、四国、九州の5ルートと奄美諸島付近の計6ルート。 ※オスプレイ(osprey)の意味はミサゴ(鷹の一種)です。ミサゴがワシやタカなどの絶滅に手を貸すとしたら皮肉な話です。

12.07.29  中日7.28「千人超が脱原発訴え 福島で原水禁大会始まる」 原水爆禁止世界大会が28日、福島市で始まった。東京電力福島第1原発事故を受けて初開催した昨年に続く2回目の福島大会に、約1050人(主催者発表)が参加。「脱原発」を主要テーマに現状報告や講演が行われ「放射能被害の下で、健康や生活への不安、差別と偏見を断ち切らねばならない」とのアピールを採択後、福島市内をデモ行進した。原水爆禁止日本国民会議(原水禁)などが主催、原発事故被災者や原爆被爆者も参加した。5歳の時に長崎で被爆した川野浩一原水禁議長(72)は、福島原発事故を念頭に「二度とフクシマを繰り返さないため、全原発を止めるしかない」と訴えた。

12.07.29  中日7.27「原電社員、敦賀原発の内部資料紛失」 日本原子力発電は26日、敦賀原発(福井県敦賀市)の男性社員が敦賀原発2号機に関する内部資料を紛失したと発表した。原電は、原子炉格納容器の計器の配置など核物質防護に関する情報は含まれておらず「公開されても困るものではない」と説明し、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。紛失した資料は、2号機格納容器の経年劣化を評価するための検討資料で、A4紙80枚程度。公開資料も一部含まれている。男性社員は25日に大阪市であった打ち合わせで資料を入手。帰る途中、敦賀市の飲食店で酒を飲んだ。資料を入れたバッグは近くのソファに置いたが、その後、なくなっていることに気付いた。

12.07.29   山川健一 ?@YamakawakenichiのTwitter 7.27「 同意します。@wtsurumi: 「電力の必要性」を「原発の必要性」にすりかえる印象操作はいたるところで使われている。電力は必要だが、原発は不要。浪費している分を節電すれば、命の危険もなく、全員が平等に電力を使える。そう言ってるだけ。 #genpatsu 」

12.07.29   TOHRU HIRANO ?@TOHRU_HIRANOのTwitter 7.28「「お示しする」って言われてもなぁ。建屋は、ボロボロじゃないか。心臓が弱いかたは、観ない方が良いかもしれません。「東電:写真でお示しする、福島第一原子力発電所の現状。6月末の原発の画像。(tepco.co.jp/nu/fukushima-n…)」 #genpatsu 」

12.07.29  オトナの会社設立 7.29「 原発作業の異常な現場!「ピンハネ」、「多重派遣」、「冷たい水」は特権階級・東電社員が独占 」 2012年7月26日、福島第一原発事故の収束作業に従事した45歳の男性が職業安定法と労働者派遣法に違反する「多重派遣」を東京労働局に訴えた。 27日には約束された賃金が支払われなかったとする「ピンハネ」の問題についても訴えを行う方針だという。東京電力を頂点とする何重もの下請け構造の中で、現場作業員の賃金はピンハネされている状況が告発されたことになる。 男性は一ヶ月の作業で13・3ミリシーベルトを被ばく。作業員の年間被ばく上限は20ミリシーベルトである。どれだけ、高濃度汚染の場で働いていたが分かる。 このような危険な作業をしながら、男性に支払われたのは多重下請構造の中、ピンハネを繰り返され、1日1万数千円にしかなっていない。 街中でティッシュを配っていた方がずっとマシだ。このような厳しい現場の状況は今も続いており、この男性だけがこのような状況に置かれたわけではないだろう。 そして、「週刊朝日」2012年8月3日号では『「気が狂いそう」な原発作業現場 冷たい水を飲めるのは東電社員だけ』とする記事が掲載された。 これは、東電社員だけが冷蔵庫を運び込み冷たい水を独占し、現場作業員は、生ぬるい水で我慢するという「特権階級・東電社員」を批判したものである。 この問題も結局、多重派遣、下請け問題に帰結するのである。 東電とすれば、作業員は自社が直接雇った人たちではなく、その待遇改善は、直接雇った会社にあるという説明も出来るのだ。 普通の建設現場でも、このようなことはある。 この問題は「週刊朝日」の記事で批判している東電の会社としての姿勢というよりも、もっと大きな原発作業全体の多重下請け構造が根っこにあるのではないかと思われる。 ただし、下請けに丸投げし、後の管理は知りませんという東電の姿勢は十分に批判の対象になると思う。 福島第一原発事故の一番の当事者は東京電力なのである。

12.07.29  livedoorニュース 7.28「話題の二大企業が黒の双璧! 今年のブラック企業大賞に東京電力、市民賞にワタミが輝く」 勤務する従業員に過度の労働負担を強いている、いわゆるブラック企業。そのナンバーワンを決めるブラック企業大賞2012が28日決定し、大賞には「東京電力 株式会社」、一般投票で選出される市民賞には「(株)ワタミ」がそれぞれ選ばれた。 大賞の東京電力はもはや説明するまでもない。福島第一原発事故が与えた影響は甚大で、事故の最前線で働いている下請けの作業員は文字通り命がけの作業をしている。彼らの給料が複雑な下請け構造によって「ピンハネされているのではないか」という疑惑も考慮されたはずだ。こうした現状を生み出してしまった歴代の経営陣に対する賞という意味合いも強いだろう。‥ちなみに他のノミネート企業は「(株)ウェザーニュース」「すき家」「SHOP99」「株式会社 すかいらーく」「株式会社フォーカスシステムズ」「有限会社陸援隊 および 株式会社ハーヴェスト・ホールディングス」「株式会社 丸八真綿」「株式会社 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ」となっている。関越自動車道での居眠り運転事故を起こした陸援隊は記憶に新しい名前だ。 書籍『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の影響もあって、クローズアップされているブラック企業。今回の不名誉な受賞やノミネートが、頑張っている社員の待遇改善へのきっかけになることを切に願うばかりだ。

amanakuni Top