東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.7.18

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12.07.18 ★ 現代ビジネス 7.18「それぞれが自由に集まり、整然と帰っていく「個人」の力 〜代々木公園「さようなら原発10万人集会」で感じたこと」 反原発運動が高まりをみせている。毎週金曜日の午後6時から始まる首相官邸前の抗議行動は、当初数百人だった参加者が最近では毎回1万人を超す規模に膨れあがっている。7月16日に東京・代々木公園で開かれた「さようなら原発10万人集会」には、主催者発表で17万人が集まり、反原発の声を上げた。昨年3月11日の東日本大震災と福島原発事故から1年4ヵ月が過ぎたが、反原発の抗議行動は衰えるどころか、ここへきてますます勢いを増しているように思える。猛暑の中、10万を超える人々がほとんど自発的に集まって抗議行動を展開するのは、1970年いや60年の安保反対闘争以来のことだ。これは、いったい何を意味するのだろうか。このコラムでも書き続けてきたように(直近では2012年6月15日付、7月6日付など)、背景には原発再稼働をめぐる野田佳彦政権のデタラメぶりに対する憤りがあるだろう。政府がいくら安全だと強調しても、多くの人々は信用していない。それどころか「また事故が起きるのではないか」と心配し、足元を見ても、福島だけでなく東北、首都圏にも放射能汚染が広がっている現状にやり場のない不安と怒りをたぎらせているのだ。新聞やテレビのようなマスコミが人々の気持ちを十分にくみとっているかといえば、必ずしもそうとはいえない。もちろん懸命に努力しているメディアもある。古舘伊知郎の「報道ステーション」は健闘していると思うし、東京新聞もそうだ。だが、人々はそんな一部メディアの報道だけで、けっして満足していない。十分だとも思っていない。メディア任せ、人任せではなく「自分自身が声を出さずにはいられない」という気持ちに突き動かされている。官邸前の抗議行動に何度か出かけ、16日の集会にも足を運んでみて、私はそう思った。

12.07.18 ★ テレビドガッチ「メルトダウン!あの日、事故現場で一体何が起きていたのか…!?『NHKスペシャル』」 今なお多くの謎を残したままの福島第一原子力発電所の事故…。あの日、事故現場で一体何が起きていたのか?7月21日(土)21時から放送の『NHKスペシャル』で、その真相に迫る。番組では今回、1号機が爆発した3月12日から2号機がメルトダウンをおこした3月15日までの3日間を徹底検証する。実は、この期間にほとんどの放射性物質が外部へ放出されていた。しかもそのほとんどは「水素爆発」によるものではなく、これまで国や電力会社が想定もしていなかった あるルートからだった可能性が浮かび上がってきた。史上最悪レベルの事故を防ぐことは出来なかったのか?  現場の作業を阻んだ放射線。そして外部からの支援も途絶え孤立していった原発の実態。独自のデータと最新のシミュレーション、そして現場の当事者たちの証言から事故の真相に迫る!お見逃しなく!!

12.07.18 ★ 「避難の権利」ブログ 7.18「共同声明:関西電力・大飯原発4号機起動に抗議〜活断層などの安全性確認を無視した暴挙、国民の命と安全を危険にさらす行為〜」 本日、大飯原発4号機の起動を受け、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、グリーン・アクション、福島老朽原発を考える会、国際環境NGO FoE Japanは下記の声明を発出しました。 保安院が活断層を確認するための調査を本日指示した傍ら、再起動を行う暴挙を批判した声明です。‥本日夜9時、政府と関西電力は、大飯原発4号機の起動を強行しました。 私たちは、これは、多くの反対の声を無視し、活断層などの安全性確認を無視した暴挙であり、国民の命と安全を危険にさらす行為として強く抗議します。 とりわけ、破砕帯(断層)問題に関しては、複数の専門家から活断層の可能性が指摘されています。昨日開催された原子力・安全保安院の第19回地震・津波に関する意見聴取会でも、専門家から「現地調査が必要である」との多数の意見が出され、本日、原子力安全・保安院は関西電力に対して調査計画を策定することを指示しました。 断層がずれた場合、非常用取水管などが破損する恐れがあります。非常用取水管が破損した場合、非常用ディーゼル発電機など、緊急時対策の重要な機器が使えなくなります。さらに、原発を運転したまま断層の調査を行うことは、敦賀原発の場合のように、原発の配管・施設の破損などの影響が生じる可能性もあります。 それにも関わらず、3号機を運転し続け、4号機の起動を行うことは、おおい町民、福井県、関西圏住民のみならず、全国民の生命・安全を軽んじる行為です。
(関連)STOP!!原発&再稼働「全国の皆様に、京都・滋賀の住民より、署名のお願いです。 <【署名】大飯原発3・4号機再稼働決定の撤回を求めます>」 7月17日、4閣僚に対して、再稼動撤回を求める署名を提出してきました! ◆◆ 引き続き、再稼働撤回署名をお願いします! 8月31日第3次締切

12.07.18 ★ 産経 7.18「高放射線量、水中作業…燃料の本格取り出しには高い壁」 福島第1原発4号機の燃料貯蔵プールから新燃料の試験取り出しに着手した東京電力だが、来年末に予定される燃料の本格取り出しには、取り出し設備の建設や燃料の保管場所確保など課題が山積している。今回は未使用の燃料のため燃料から出る放射線はごくわずかで、熱もほとんど発していない。そのため仮設の小型クレーンでも取り出すことができたが、使用済み燃料だとそうはいかない。放射線の遮蔽と冷却のため、水につけた状態で取り出す必要があるからだ。通常時に使用済み燃料を取り出す際は、プール内に燃料を入れるケースを沈め、水の中で燃料をケースに収納。原子炉建屋の天井に取り付けられた専用のクレーンを使い、水で満たされたケースごと燃料を取り出すことになる。しかし、4号機は水素爆発により建屋の天井が吹き飛んでおり、専用クレーンは使えない。そのため、東電は4号機を覆うクレーン付きカバーを建設する予定だが、完成は来年夏から秋ごろの見込みだ。カバーが完成しても、燃料を取り出した後の問題も残る。取り出した燃料は安全な場所で確実に冷やし続ける必要があり、「共用プール」という場所に移される。しかし、同プールには現在6375体の燃料が入っており、465体分しか受け入れの余裕がない。4号機プールの1535体の燃料すべてを入れるには、共用プールの燃料を別の保管施設に移す“玉突き輸送”が必要となる。保管施設も年内の完成を目指し、急ピッチで建設が進められている。また、燃料に損傷が見つかれば、取り出し方法の見直しを迫られる可能性も出てくるため、容易に進む保証はないのが現状だ。

12.07.18 ★ 毎日7.18「原子力委秘密会議:全国18弁護士が最高検に告発状」 内閣府原子力委員会による秘密会議問題で、全国18人の弁護士が18日、最高検公安部に告発状を提出した。近藤駿介原子力委員長ら27人が、「表」の小委員会で使用予定の議案や原発反対派の作成した意見書など計32件402ページの文書を、電気事業者に漏えいした行為が国家公務員法(守秘義務)違反容疑などに当たるとしている。18人は「脱原発弁護団全国連絡会」に所属する北海道、東京、愛知、大阪、福岡など11都道府県の弁護士。告発状は、近藤委員長を含む5人の原子力委員▽内閣府▽文部科学省▽経済産業省・資源エネルギー庁の各職員ら計27人が、昨年11月〜今年4月の秘密会議で、外部への配布が許されない「機密性2情報」と明記された文書などを事業者7人に渡したとしている。告発人の紀藤正樹弁護士は会見で「反対派を封じ込めるために秘密会議を開いていた。民主主義の根幹である『手続きの適正さ』にかかわる問題」と強調。望月賢司弁護士は「告発は5人の原子力委員を解任しない政府への抗議だ」と述べた。内閣府原子力政策担当室は「告発の有無を確認中で(現段階では)コメントのしようがない」としている。

12.07.18 ★ 経済産業省 7.18「北陸電力株式会社及び関西電力株式会社に敷地内破砕帯の追加調査計画の策定等を指示しました」(PDFファイル) ※先日の地震・津波に関する意見聴取会における専門家の意見を無視できなくなり、保安院が大飯原発と志賀原発の敷地内破砕帯の調査をするよう電力会社に指示しました。その一方で大飯4号機を再稼働させようとしているのは矛盾した話です。

12.07.18 ★ 毎日7.17「エネルギー聴取会:福島市内では県民優先へ 細野担当相」 政府が国民から今後のエネルギー・環境政策について直接意見を聞くため、全国各地で開催している意見聴取会の2会場で、電力会社の社員が原発推進の立場で発言した問題で細野豪志原発事故担当相は17日、閣議後の記者会見で、8月1日に福島市内で開く予定の聴取会では、県民からの発言を優先する方針を明らかにした。細野担当相は「関東の方の意見が表明されると、非常に違和感をもつ方も多いと思う」とし、「福島でやる意味は福島の人の意見を聞くこと。その会自体を福島県の方の意見を聞く会にしたい」と話した。方法については今後検討する。聴取会は14日から始まったが、15日の仙台市の会で東北電力社員が、16日の名古屋市の会では中部電力社員が発言し、会場から批判の声が上がっていた。 ※福島以外では地元の人以外でもいいのか?と思います。

12.07.18 ★ 毎日7.17「福島第1原発:4号機燃料 試験取り出しを開始」 東京電力は18日午前、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している未使用燃料2本について、試験的な取り出し作業を開始した。東電は、燃料の腐食や破損の状況を調べたうえで、来年末までに本格的な燃料回収に着手する方針だ。事故後、燃料を取り出すのは初めて。東電は「核物質防護上、スケジュールなどの詳細は答えられない」としている。回収作業は、建屋上部の核燃料プール近くに設置した仮設クレーンを使い、水面から約7メートル下にある核燃料を取り出す。燃料は専用の輸送容器に入れ、クレーンで地上に降ろして原発敷地内の共用プールへ運ぶ。未使用燃料は使用済み核燃料より発熱量が小さく、放射線量も低い。4号機は事故当時は定期検査中。1〜4号機では最多の1535本(うち未使用燃料204本)の核燃料が残っている。事故直後のプールへは冷却のために海水が注入されたほか、水素爆発に伴うがれきが沈んでおり、燃料の損傷状況を把握することが急務となっている。 ※最後の1本を取り出すまでにどれくらいの年月がかかるんでしょう。

12.07.18 ★ 毎日7.17「特集ワイド:原発危険度ランキングを読む 超党派議員の会発表、専門家「ほぼ妥当」でも「下位も安全でない」」 「脱原発」の声が高まる中、超党派の国会議員で作る「原発ゼロの会」が6月28日に発表した「原発危険度ランキング」が気になる。一体どんな内容なのか、妥当性はあるのか。そして政治的な狙いは?「福島第1原発事故を受け、国民の最大の関心事は原発の安全度。本来なら国が発表すべきランキング。私たちは、危険な原発から廃炉にするという道筋をつけたい」ゼロの会事務局を務める阿部知子衆院議員(社民党)は作成の意図をそう語る。同会は、東日本大震災前から核廃棄物処理問題などに関心を持っていた議員らが集まり3月に結成。メンバーは衆参院議員10人。原子力安全・保安院の資料などの分析や、専門家を招いた勉強会を重ねてきた。ランキングでは▽原子炉の危険度(炉型・格納容器タイプ、経過年数など)配点6点▽地盤などの危険度(耐震性、地盤状況)同5点▽社会環境面(周辺人口、事業者への行政処分の実績)同4点の3分野9項目を評価した。総合点は15点で、ポイント数が高いほど危険度が高い。技術的なアドバイスは反原発のNPO法人「原子力資料情報室」から受けた。周辺人口など“政治的”判断を加味したのが特徴だ。全50基のランキングから、活断層の上にあったり、東日本大震災や中越沖地震などで被災してダメージを受けている可能性がある24基については「即時廃炉にすべき原発」として別表にした。その他26基については「危険度ランキング」にまとめている。

12.07.18 ★ DAILYMOTION「20120718 将来のエネルギー戦略策定 意見聴取会に“改善策”」 モーニングバードより。 将来のエネルギー戦略策定のための意見聴取会で、きのう政府は「やらせ」だという意見を払拭するための改善策を打ち出した。

12.07.18 ★ DAILYMOTION「 20120718 原発直下の活断層を再調査 「あきれてものが‥」」 モーニングバードより。 きのう、原発周辺にある断層についての専門家会議が開かれ、原発直下の活断層を再調査するよう求める声が続出した。

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