11.10.24 ★ DAILYMOTION「20111024 原発密集地の若狭湾で過去の津波調査」 キャストより。これまで一度も調査が行われていなかったという原発密集地の若狭湾で、過去の津波の調査を関西電力が始めた。福井県若狭湾には全国でもっとも多くの原発が集中し、原発銀座と称されている。その若狭町の中山湿地で1年かけ大規模なボーリング調査が始まった。今後は三方五湖など周辺の9カ所に範囲を広げて調査する予定だ。
11.10.24 ★ DAILYMOTION「20111024 千葉県柏市の住宅街で27万6000ベクレル」 モーニングバードより。千葉県の住宅街で27万6000ベクレルという高濃度の放射性セシウムが検出された。文科省の調査によると、各種の分析から福島原発由来のものではないかという。なぜこんな高濃度の場所が現れたのだろうか。
11.10.24 ★ FNNフジニュースネットワーク 10.24「埼玉県、県立高校4校の側溝などで最大3.6μSv/hの高放射線量を検出したと発表」
埼玉県は、県立高校4校の側溝などで、1時間あたり最大3.6マイクロシーベルト(μSv)の高い放射線量を検出したと発表した。
八潮市の八潮高校では、3.659マイクロシーベルトを検出したという。
これら4つの高校ではすでに、土の除去作業が行われ、数値は下がっているという。
11.10.24 ★ ロイター 10.24「トルコ地震の不明者捜索続く、死者1000人に達する恐れも」 トルコ南東部で23日、マグニチュード(M)7.2の地震が発生。同国気象当局が推定500〜1000人が死亡したとする見方を示す中、倒壊した建物から生存者を救出する作業が夜を徹して続けられた。‥震源地近郊にある人口100万人の都市ワンでは、地元住民らもショベルや懐中電灯などを使って救出活動に参加。がれきの下に生き埋めになった生存者からの叫び声を頼りに、懸命の捜索活動が行われた。‥ワンの北方約100キロのエルジシュでは、学生寮などが倒壊。エルジシュにいるロイターのカメラマンは「死者は増え続けている。救助隊が途切れることなく遺体を回収している」と語った。 ※トルコは日本同様、地震国です。そのトルコに日本は原発を売り込もうとしています。しかも10.22に紹介したように「輸出した原発で事故発生なら日本が賠償金を支払う「密約」の噂」が以前からささやかれています。なんと愚かな! 福島原発事故だけでも大変なのにこんな無能・無思慮な連中に国を任せておいたら日本は立ち直れなくなります。
11.10.24 ★ yfrog phantomloversの Twitter 10.24「
放射能汚染これが現実だ【10/24東京新聞4面】地上1mの空間放射線量。9/18時点での環境省資料に基づく汚染マップ。いまだ「福島」が大変だ、と思っている人は注目して欲しい。「東日本」が大変だ。 #genpatsu yfrog.com/18s2ooej」
11.10.24 ★ 神戸新聞 10.24「放射性物質除染の効果限定的 福島で神戸大調査」 放射線量が局地的に高い福島市渡利地区の住民の要請を受け、神戸大大学院海事科学研究科の山内知也教授(放射線計測学)が9月、地区内の放射線量を測定したところ、雨や地形の影響で放射性物質の「天然濃縮」が進み、線量が3カ月前の5倍に上昇している地点があることが分かった。また高圧水で除染した地域では、道路のアスファルトなどに固着した放射性セシウムが十分に除去できていないことも判明。山内教授は「除染の効果は限定的。安易に期待させることで、住民をさらなる被ばくに導く」と警鐘を鳴らしている。‥周囲を山林に囲まれた同地区は雨で流されたセシウムがたまりやすい地形という。数値が上昇していたのは通学路そばの溝で、1キログラム当たり約30万ベクレルのセシウムを検出。政府がコンクリートでの遮蔽保管を求める10万ベクレルを上回り、6月の測定値の5倍以上だった。別の溝でも地表面の線量が毎時20マイクロシーベルト超を示し、3カ月前の2倍を超えた。また、屋根や壁を高圧水で洗浄した学童保育の建物では、地面に近い1階より2階の方が線量が高かった。屋根や天井下を測定したところ、瓦に固着したセシウムが除染できていないことが判明した。福島市が8月に除染モデル事業をした渡利小学校区では、泥出しをした側溝で毎時5.5マイクロシーベルトを計測した。除染によって線量が一時的に下がったものの、雨のたびに周辺の山林から汚染された土が流れ込む上、コンクリートに固着したセシウムが大量に残っている可能性があるという。‥山内教授は「従来の除染方法では不十分。コンクリートをはがして街をつくり直すぐらいの対策をしなければ、子どもたちは安心して暮らせない」と指摘している。
11.10.24 ★ 日刊 SPA! 「国民の混乱は当然 政府は放射能除染のガイドラインを示すべき」 環境省の試算によれば除染が必要な土壌は東京ドーム約23杯分と、汚染された国土の再生は容易ではない。それに伴い、除染をめぐる動きが活発化している。‥<ドキュメンタリー映画監督・鎌仲ひとみ氏>
除染は緊急課題ですが、そう簡単にできるものではありません。米国ワシントン州ハンフォードの核兵器工場跡地で、高レベル核廃液が広大な土地と地下水を汚染したケースがありました。米国政府は土壌除染に毎年約10億円を投入し、13年間研究してきたが、除染に成功したのは全体のたった0.3%。それほど放射性物質の除染は、難しいんです。しかも、日本の汚染範囲はあまりにも広すぎる。東日本各地で100〜10万ベクレルのセシウムが検出されていますが、これはとんでもない数値。チェルノブイリ事故発生時、ホットスポットと言われたスウェーデンの一部でさえ、70ベクレルでした。ただし、スウェーデンはその土壌を除染するために、事故後すぐに政府が率先してカルシウムなどを土壌に混ぜるよう指示。除染に一定の成果を上げています。国や政府がガイドラインを明確に示さなければ、国民が右往左往するのは当たり前。先行事例や研究成果を謙虚に学ぶべきです。菜の花でも、何もやらないよりはマシ。‥前例のない原発事故が起きてしまった以上、今こそ日本中の研究者の総力を結集し、政府は早急に除染の指針を示すべき。そして、市民はいかに放射性物質から身を守るかを学び、原子力プロパガンダのウソを見破らなければいけません。
11.10.24 ★ 毎日.jp 10.24「余録:地中海に面したスペインの村…」 地中海に面したスペインの村パロマレスで惨事が起きたのは1966年1月のことだ。米軍の爆撃機B52と空中給油機が上空で衝突した。B52が搭載する水爆4個のうち3個が地上に落下、プルトニウムがまき散らされた▲逢坂剛さんのミステリー「燃える地の果てに」の題材ともなったこの事故は、発生から45年を経た今も収束していない。当時、米国は土壌や植物の一部を本国に移動し、残りは散水やすき込みで対処した。そのやり方が甘かったのだろう。90年代後半から00年代の調査で高濃度の汚染が判明した▲先週、福島市で開かれた除染国際シンポジウムでは、この村での除染対策が紹介された。‥世界各地で放射能汚染に苦しめられてきた住民がいることに、改めて理不尽さを感じる。原発事故を経験するまで遠い話だと錯覚していた現実だ。それにしても、汚染の様子によって対応の仕方はさまざまだ。福島で取り入れられるものばかりとは限らない▲その中に各国の参加者が口をそろえた共通項があった。除染の計画立案や意思決定に地元住民が参加することの大切さだ。米国で放射性廃棄物施設の除染に携わってきた大西康夫さんは、ウェブ上に除染対策の詳細を載せ、住民の声を取り入れつつ戦略を立てる方法を提案する▲汚染土壌の仮置き場や中間貯蔵施設の設置、原発防護範囲の拡大。日本政府は次々と放射線対策を打ち出そうとしている。そこに、どう住民の声を取り込んでいくか。世界の経験に学びたい。 ※地元住民・国民が意思決定に参加するという方向性とは正反対のことをしている日本政府です。
11.10.24 ★ 毎日.jp 10.24「被災地から止まらぬ転校 原発事故で福島県からが最多」 東日本大震災の影響で、被災地からの子供の転校が止まらない。発生から約半年の9月1日時点でも増えており、被災3県では福島県からの転出数が突出している。安心を求めて引っ越す子供たち。生徒数減で再建への不安を抱える学校。震災は、学校の構図を一変させている。‥9月1日現在の転校数は、2万5751人で、5月1日時点から3982人(18.3%)増加。岩手、宮城、福島の3県は計2万4092人で全体の93.6%。原発事故の影響を受ける福島県が1万8368人と全体の7割を占めた。3県からの避難先は山形が1362人と最多で、東京1295人▽埼玉1278人▽新潟1270人など。
11.10.24 ★ 毎日.jp 10.24「福島第1原発事故 「ホットスポット」文科省に電話窓口」 東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質が局所的に多く蓄積している「ホットスポット」に関する政府の電話連絡窓口が24日、文部科学省内に開設された。受け付け開始の午前9時半になると、問い合わせが相次ぎ、午前10時50分現在9件に上った。問い合わせは一般の人からが多く、「家の近くの線量が高いかもしれないので調べてもらえないか」という依頼が多いという。連絡窓口は03・5253・4111(内線4630または4631)。平日午前9時半~午後6時15分。
11.10.24 ★ 毎日.jp 10.24「スイス総選挙:「脱原発」中道2政党躍進 最右派が第1党」 スイスの総選挙は23日深夜、下院200議席の大勢が判明し、右派から左派まで既成5政党は軒並み、得票率で07年の前回選挙を下回ったのに対し、経済成長と「脱原発」の両立を訴えた新しい中道2政党が躍進した。福島第1原発事故後、「脱原発」への政策転換を主導した社会民主党は、既成政党で唯一議席減を免れた。‥移民排斥を主張する最右派の国民党は第1党を守ったが、08年に極端な政策を嫌って同党から離脱した中道右派の市民民主党に勢力をそがれた形。「自由緑の党」は、04年に「緑の党」を離党したメンバーが結成し、環境保護と経済成長の両立を目指す中道左派。
11.10.24 ★ MBS大阪毎日放送 10.23「放射能汚染の時代を生きる〜京大原子炉実験所・“異端”の研究者たち〜
」 昨夜の夜中に放映されたドキュメンタリー。実は以前にも同じMBSで作られた「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・異端の研究者たち」という上質なドキュメンタリー番組があって、その放映がきっかけに電力会社から圧力がかかってディレクターがやめたという噂も聞きましたが、その再放映かと思ってみたら、続編と言えるようなもので3.11以降の映像が多数含まれ、小出氏が放射線管理区域を案内して見せてくれたり、また小出・今中両氏の他の熊取六人組も出ています。その予告編のようなものが上記リンクから見られます。なお本編(49:36)は DAILYMOTION で見られます。ちょっと長いですがお勧めのドキュメンタリー番組です。 【番組説明より】技術先進国の日本では、決して起こることはないとされてきた原子力発電所の重大事故。3月11日の東京電力福島第一原発の事故で、それが現実のものとなった。京都大学原子炉実験所の助教、小出裕章さんと今中哲二さんは、原子力の専門家の立場で、重大事故の危険に警告を発してきた。原子力の世界で“異端”視されてきた彼らはいま、何を思い「フクシマ」後の世界をどのように生きようとしているのかを追う。
11.10.24 ★ SAVE CHILD 10.14「【これは重要】柿沢 衆議院議員のチェルノブイリ視察中。事故当時の非常事態省副大臣だったプリステル氏「私達の経験から学んでほしい」(チェルノブイリ発電所管理棟前の空間線量0.51μSv/hなど)」 柿沢議員は震災復興特別委として10月9日より、IAEA訪問・チェルノブイリ視察中です。チェルノブイリ事故当時のソ連邦ウクライナ共和国保健相だった ロマネンコ・放射線医学センター元所長、非常事態省副大臣だったプリステル氏、甲状腺医学の権威である内分泌研究所のトロニコ所長らとのヒアリング兼夕食会。チェルノブイリレポートなど。
とても参考になったので、柿沢未途議員(@310kakizawa)のツイッターアカウントよりツイートをまとめてさせて頂きました。‥‥プリステル氏に出席議員が質問。「日本は内部被曝の暫定規制値という事で食物500Bq/kg、飲用物200Bq/kgという原則一律の基準だが」プリステル氏「不可解な値だ。これから見直さなければならない」「同じ100Bq/kgでも大人のワインと乳児のミルクでは違う考慮が必要だ」
11.10.24 ★ YOMIURI ONLINE 10.23「九電首脳続投なら原発再稼働困難…枝野氏」 枝野経済産業相は23日、視察先の神奈川県内で記者団に対し、九州電力の原子力発電所の再稼働を認める場合の判断材料について、「安全性のチェックだけでなく、周辺住民に安心してもらえる経営体制かどうかも重要度の高い要素だ」と述べた。玄海原発再稼働を巡るやらせメール問題を受けて九電首脳が辞任しなければ、原発再稼働は難しいとの考えを示した。経産相は、「社長の問題ではなく、九電の経営体制の中心になっているのは会長だと承知している」と指摘した。やらせメール問題について、真部利応社長だけでなく、松尾新吾会長の責任についても指摘した。 ※会長も見るからに悪辣という印象です。
11.10.24 ★ WALL STREET JOURNAL 10.23「建設休止の大間原発公開=再開見通せず―Jパワー」 Jパワー(電源開発)は23日、東日本大震災後に建設工事を休止している大間原発(青森県大間町)を報道陣に公開した。東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発を求める世論が高まる中、工事再開の見通しは立っていない。予定していた2014年11月の運転開始は厳しくなっている上、政府のエネルギー政策の方向性次第では中止に追い込まれる可能性もある。 ‥同原発はJパワーにとって初めての原発で、計画出力は国内最大級の138万3000キロワット。08年5月に着工した。工事の進捗率は37.6%で、建物の基礎工事を終え、震災発生時は原子炉格納容器の設置作業を進めていた。
11.10.24 ★ フランスねこのNews Watching 10.23「フランス緑の党@東京「ドイツにできたことは、フランスにもできる。そして日本にもできる。」ドゥニ・ボーパン/UStream(10月22日)」 10月21日に福島を訪問したフランス「ヨーロッパエコロジー・緑の党」のエヴァ・ジョリー&ドゥニ・ボーパン氏。線量計を身につけガイガーカウンターを手に、自らの被曝量と周囲の放射線量を計りながら、福島県庁、「市民放射能測定所」、子どもを持つ両親の会などを訪問し関係者からの声に耳を傾けました。
以下、パリの副市長、ドゥニ・ボーパン氏のブログから。「列車で2時間、福島の駅についた。ごく普通の生活が営まれていることに驚きをおぼえる。でも放射能は目に見えないだけだ。通常の10倍、20倍。。木の根元に生える芝生からは40倍もの放射線が。」
‥「両親たちは、福島の子どもたちを救おうと努力している。自分の子どもたちを遠い場所に避難させたという両親すらいる。いつまで離ればなれのままでいなければならないのかも分からない状況で、だ。」‥「日本が原子力をやめればフランスも原子力をやめられる。フランスが原子力をやめれば日本もやめることができる。ドイツとフランスの緑の党は、原子力をやめるためにこの数年間連携してきました。福島原発事故の後、ドイツは原子力をやめることを決定しました。スイスもこれに続いています。イタリアでは95%以上の国民による賛成で原子力廃止の継続を決めました。ドイツにできたことは、フランスにもできる。そして日本にもできる。」
11.10.24 ★ 中国新聞 10.23「京大助教「原発すぐやめよ」」 広島市中区出身で京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)の今中哲二助教(原子力工学)が22日、中区の市まちづくり市民交流プラザで講演した。福島第1原発事故をめぐる政府の対応を批判し、原発の建設中止を訴えた。今中助教は事故直後の3月下旬、福島県飯舘村で放射線量を測定し、最大で毎時30マイクロシーベルトを確認したと報告。高線量にもかかわらず、政府が避難指示を出さなかったと指摘した。中国電力上関原発(山口県上関町)の建設計画にも触れて「政府には原発を管理する能力はない。すぐに建設をやめるべきだ」と求めた。
11.10.24 ★ Actio 10.23「「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」 ストレートな歌詞で脱原発を訴えるアイドルグループ」 10代の女子高校生が可愛い振り付けで原発なんていらないと歌う。そんなアイドルグループ「制服向上委員会」。なぜアイドルが脱原発なのか。元リーダーで現在グループの会長である橋本美香さんに話を聞いた。「制服向上委員会は、結成当初から色々なメッセージソングを歌っています。イラク戦争開戦時には戦争に反対する歌「ワールド・ピース・ナウ」を集会で歌ったりもしています。だから今回の原発事故に対してもメッセージを発信したいと思っていました。‥私は15歳の時、制服向上委員会に入り、今まで何度も署名活動をしていますので、辛さが分かります。原発問題も考え方が人によって大きく異なります。今まで言われたことがないような事を言われショックを受けたメンバーもいたようです。宣伝でも色々苦しいことがありました。脱原発の歌のポスターを駅に張ることはできず、イベントでも「脱原発の歌は歌わないで欲しい」と言われました。予定されていたCDリリースのキャンペーンがお店の都合でキャンセルになったこともあります。反戦の歌を歌っているときでも、そんなことはなかったので戸惑いました。‥10代のメンバーが「脱原発」と歌うことに対して、「この子たち本当に分かって歌っているの」と言われることがあります。子どもが原発について発言した時も、「大人に言わされてる」との見方をする人がいます。しかしそれは本当に押し付けがましいですね福島の子どもたちが日々思っていることを聞くと辛いです。もちろん私たちも、被曝しているわけですから、原発に対して声をあげるのはすごく当たり前のことだと思います。」
11.10.24 ★ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 10.19「放射能ガレキをとめろ!貴方の意志を自治体や政府にぶつけて下さい。 そして、死に至る除染。」 ‥もっと大切なことは、あなたが、今住んでいる市町村、都道府県に放射能ガレキを受け入れるなと、これこそ、直ちに、強く声を伝えてください。電話、メールだけでなく、直接押しかけて話してください。できれば、首長、できなければ担当責任者に伝えてください。放射能ガレキを拡散させ、あなたの街にガレキがくれば、あなたたちの子どもの未来も失いかねません。食べ物もまもれません。西日本が汚染されれば、東日本もさらに追い込まれます。ここの戦いはシビアです。‥除染作業に期待をかけているひとがいます。愚かです。きょう、野田総理は高い汚染のある地域で、除染に立ち会うシーンがニュースに映し出されていましたが、本人も福島市の担当者も、マスクさえしていませんでした。ありえません。隣で高圧洗浄していて、放射性物質が飛び散る環境に、マスクもせずに話している総理大臣。そういう話を、若い女性記者がマスクもせずにリポートしている。この国の 人々は、特に「エリート」は、どこまで、愚かなのか。信じられません。本当に嫌になる。‥どこまで、馬鹿ですか。なぜ、除染できるという妄想を信じるのか。頭がおかしいのです。そして、その除染は、利権まみれで汚れているのです。これも間違いありません。
11.10.24 ★ 明日に向けて 10.23「福島の現状は厳しい・・・放射能除染・回復プロジェクトに参加して(1)」 放射能除染・回復プロジェクトに参加して、20日早朝より福島入りし、
22日まで3日間の除染活動を担って、今朝、京都に戻ってきました。全体としての率直な感想は、「放射能はあまりに手ごわ
い」「除染はかなり厳しい」というものでした。また参加した目的の一つに、行政主導の高圧洗浄方式の誤りを正したい思いがあり、それをリアルにつかむことができましたが、同時に、公的に除染すべきところはあまりに膨大で、ほとんどぜんぜん進んでいないといわざるをえないことも分かりました。‥僕がすぐに思いだしたのは、世田谷の「ラジウム騒動」です。このとき
最初に報告された値は2.8μS/hでした。それで周囲は立ち入り禁止措置が取られ、新聞沙汰にもなった。僕も「明日に向けて」で取り上げました
が、ここではそれを倍する以上の値が計測されるのに、話題にもならない。ショッキングなことにその横をマスクもしないで多くの子どもたちが通学しているのです。頭がクラクラする気がしました。
11.10.24 ★ msn産経 10.23「福島第1 なお放射性物質放出の危険 地下水流入 配管に水素」 事故から7カ月以上が経過し、小康状態を保っているかにみえる福島第1原発だが、最近になって原子炉建屋への地下水の流入や、配管内で高濃度の水素が見つかるなど、新たな問題が表面化している。いずれも、放射性物質の大量放出につながりかねない問題で、同原発が今もなお危険を内包していることを示している。地下水の流入は、処理した汚染水の量に比べ、原子炉建屋の汚染水の水位が思うように下がらないことから明らかになった。東電の試算では、1日200〜500トンが流入しているとみられる。当初20万トンと見積もっていた処理量が増えるため、作業が遅れるほか、処理に伴って出る高濃度の放射性廃棄物の量が増えることになる。最も懸念されるのは地下水側への汚染水流出だ。原発周辺の地下水は海に向かって流れており、漏れ出せば海洋汚染につながる可能性がある。
11.10.24 ★ msn産経 10.24「スウェーデン原発で火災、運転停止」 スウェーデン南部のオスカーシュハムンにある原子力発電所で22日深夜、火災があり、操業元の電力会社OKG社は運転を停止した。同社は放射性物質の漏えいはなく、従業員や環境への危険もないとしている。同社の発表によると、火災は原発のタービン施設で発生。火災は小規模で、消火器ですぐに消されたという。原因は油が漏れ、高温の機械に触れたためとみられる。同社は油漏れの原因などを詳しく調べている。
11.10.24 ★ 毎日.jp 10.24「柏・高放射線量地:原発由来の雨水 土壌蓄積…文科省調査」 千葉県柏市根戸の市有地で採取した土壌から1キロ当たり最大で27万6000ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で文部科学省は23日、現地調査を行い、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを含む雨水が現場の側溝から外に漏れ出し、土壌に染み込んで蓄積された可能性が高いとの調査結果を明らかにした。汚染土壌の投棄といった人為的な要因は否定され、原発事故そのものの影響の広がりが示された形だ。柏市は文科省と協議し、除染の方法を検討する。文科省放射線規制室によると、最も空間線量が高かった地点のすぐ横で、深さ30センチ、幅30センチのコンクリート製側溝の壁が幅0.5〜1メートル程度にわたって破損・欠落していた。側溝は雨水を流すために設けられ、現場から下流部分は市道に沿って掘られている。普段、どの程度の流量があったか不明だが、上流部分に降った雨が集まって側溝を流れる際、破損部分から漏れ出たとみられる。この日の文科省の測定では、高線量の場所を覆っている防水シートをはがした際の地表部の空間線量は、最大で毎時14.6マイクロシーベルト、地上1メートルでは同約2マイクロシーベルトだった。防水シート周辺部の最大線量は同0.6マイクロシーベルトで、その外側よりやや高かった。 ※原発由来で自然にたまったとすると、同じような条件で高線量の場所はまだまだありそうです。 |