東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

10.13

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.10.13  YOMIURI ONLINE 10.13「自分をほめてもらう13問…北電のやらせ質問」 北海道電力泊原子力発電所(北海道泊村)3号機のプルサーマル計画を巡る経済産業省主催のシンポジウムで、推進意見が出るように国の働きかけがあった問題で、北電が用意した質問内容が13日、分かった。用意された質問は13あり、「賛成」や「大変大事なこと」など推進の立場を明確にした内容や、「地元でない方々は、むやみやたらと不安を煽りたてるような話はしてほしくない」などとする言葉も含まれている。北電が用意した模擬質問は、推進の立場のものが13用意された。「プルサーマルも安全第一に進めてもらえれば賛成する。安全で安心であることを分かりやすく説明してほしい」と推進意見を表明するものや「北電もしっかりやっており危険を感じるようなことはない」と、北電を擁護する内容もあった。 ※お恥ずかしい話ですが、どんどんばれてってます。

11.10.13 ★ ヴァーチャル・サロン 10.13「高い(放射)線量を検出した現場の精密調査に関して〔最新情報〕 世田谷区長」 本日、異常に高い放射性物質の線量を記録した区内の現場で、環境測定専門会社に依頼して、精密な測定を実施しました。区道で計測を終えた後に、民家の敷地内の測定をしたところ、道路部分よりもさらに高い数値を計測し、その数値は敷地内の家屋の壁面下でピークとなりました。そこで許諾を得て、民家の中に入り各所を計測したところ、高線量の場所があり、床板の下を計測したところ床下のダンボールの中にある瓶類と思われるものから高い放射線量が出ていることを確認しました。この時点で法に従って、文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室に通報し、本日夕刻より同省の検査官・審査官に現場に来てもらいました。一方、環境測定専門会社が現場の樹木の葉及び土壌を検査・分析したところ、周辺の数値と変わらず特段に高い異常値は認められませんでした。そこで、今回の高い線量値が原発事故に由来するものではなく、民家床下に置かれていた放射性物質に起因する可能性が強く、現在確認を行なっているところであります。 ※それならそれで良かったことになりますが、下の方で紹介しているように、世田谷だけでなく首都圏の各地で高い線量が報告されています。
(関連)東京 10.13「床下の瓶から高い放射線量 原発との関連薄いと世田谷区」 東京都世田谷区弦巻の区道で局地的に高い放射線量が検出された問題で、保坂展人区長は13日夜、区役所で記者会見し、区道に隣接する住宅の床下にあった瓶の付近で高い線量が検出されたと明らかにした。区は、状況などから原発事故との関連は薄いとの見解を示した。瓶の内部の物質などを調べている。現場は住宅街にある区道の歩道部分で、近くの区立松丘小学校の通学路。住民からの情報で区が4日に測定を始めた。13日の専門業者による測定で、高さ1メートル地点で毎時3.35マイクロシーベルトが検出された。

11.10.13 ★ DIAMOND online 10.13「鉢呂前経産相の「放射能つけちゃうぞ」発言は虚報だった! (上杉隆)」 仮に、テレビや新聞の報じていたニュースがまったくの虚報だったらどうすべきか。おそらく、一般の人々はそのデマを元に報じられたニュースの善悪性を判断し、人物評価を下してしまうだろう。そして、それによって当事者の人生は、大きく変わってしまうことが多い。海外のジャーナリズムでは忌み嫌われる横並びの報道を「是」とする日本の記者クラブ制度のもとでは、実はこうした被害がたびたび発生している。ジャーナリストの浅野健一氏や山口正紀氏などが長年追ってきた「報道被害」の実例は、枚挙に暇が無い。しかし、今回、明らかになった事例は、虚報の度合いといい、被害の大きさという点では過去にもそう例のないものだ。‥結論からいえば、鉢呂氏は「放射能」も「つけちゃうぞ」も発言していない。発言のあったとされる当日、東京電力福島第一原発所の視察から戻った鉢呂大臣(当時)が、赤坂宿舎に集まった4、5人の記者たちと懇談したのは事実だ。だが、防護服を着用したままの鉢呂氏に「放射能」という言葉を使って、水を向けたのは記者たちのほうであり、それに対して、鉢呂氏は何気なく相槌を打っただけというのが真相なのだ。つまり、マスコミが勝手に自ら言葉を発して、何も語っていない政治家の話した言葉として勝手に報じて、勝手に責任を追及し、デマによって世論を煽り、ついには大臣を辞めさせてしまったというだけの話なのだ。 ※これは脱原発志向のあった鉢呂氏を辞任させるための謀略なのかもしれません。

11.10.13 ★ ざまあみやがれい! 10.13「小出裕章が分析する、世田谷区の歩道で1時間あたり2.7μSv検出について 10/12(1)」 ※2011年10月12日、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演した際の文字起が載っています。

11.10.13 ★ 日々雑感 10.13「横浜市『学校給食における一日分食材の放射性物質の測定始めました』⇒2日目で1キロあたり350ベクレル検出の食材」 横浜市では、市民からの再三の要求により、毎日、小学校一校の給食で翌日使用する1食分の食材について、10月11日(火)から専門の検査機関で放射線核種分析することになりましたが、 さっそく2日目で、提供予定の食材(乾燥しいたけ)から1キロあたり350ベクレル検出され話題になってますので紹介

11.10.13 ★ 考えるパパTak「東京都葛飾区 金町地区の路上堆積物(マイクロホットスポット)の問題と対策 」  L型側溝の堆積物、直置きで最大3μSv/hを超える線量率を計測。他にも1μSv/h超えが多数。横浜の有志による過去の測定から類推して、セシウム数万~10万Bq/kg超と思われます。 ごくごく普通に人々が通行している路上のあちこちに、このような堆積ポイントがたくさん存在しています。(これらのポイント付近でも地上1m近辺の空間線量率は周囲と特に変わらず0.20~0.23μSv/h) 子供が近づけば外部被曝量が増え、触って口に入ればさらに内部被曝も。 強風が吹けば舞い上がり、呼吸による内部被曝の危険が。 その後雨が降れば、散ったものが再度堆積ポイントに戻るの繰り返しになり、大部分が下水には流れて行きません。(原発事故から半年以上経った現在で、これだけ堆積していることからも自明です) ごく微力ながら、区による注意喚起と堆積物の除去を訴えます。

11.10.13 ★ @asakuramikiharu 朝倉幹晴(船橋市議会議員)のTwitter 10.12「 船橋市・アンデルセン公園・詳細放射線量調査速報(一部)。機種アロカ社TCS172(シンチレーション式サーベイメータ)。「織のアトリエ」近くの雨どいからの雨が流れる先の土(50cm×1m程度の区画)、1cm計測5,82μSv/h。公園協会に報告・対処実施方向で検討していただいています 」

11.10.13 ★ 低気温のエクスタシー 10.13「〔放射能写真〕品川で0.43マイクロシーベルト」 新ホットスポット http://p.pic.to/mszy 品川シーサイド 証拠写真とコメント付き

11.10.13 ★ NHKニュース 10.13「軽井沢 比較的高い放射線量」 長野県軽井沢町の学校の敷地で、周辺より比較的高い放射線量が計測され、町はすべての小中学校などの放射線量を13日から測定することになりました。 軽井沢町によりますと、今月、町内の一部の教育施設で放射線量を調べたところ、1つの学校で排水口近くにある地表の放射線量が、1時間当たり1.7マイクロシーベルトと周辺より比較的高い値を計測しました。 ※東京だけでないようです。けっきょくこれまでの公式測定結果がいかにいいかげんで信用性が低いものかがわかったということです。

11.10.13 ★ @tadagonpapa たまちゃんのTwitter 10.13「 【なぜ10月6日に放射線量急上昇?】福島市・二本松市・本宮市のみなさん!コツコツと下がっていたのに一気に上昇しましたよ!福島市役所23%上昇 二本松市東和支所31%上昇 本宮白沢総合支所22%上昇  写真をもう一回クリックすると大きく! pic.twitter.com/iiQSp1MY

11.10.13 ★ 原子力発電 原爆の子 10.8「10月15日ふくしまの子どもを守れ! 郡山集会チラシ」 ふくしま集団疎開裁判も大詰め。裁判所に私たちの思いを伝えましょう! 10.15(土)午後1時スタート JR郡山駅西口広場

11.10.13 ★ 田中龍作ジャーナル 10.11「【原発作業員死亡】「対応は東電にお任せしている」 警察権委譲を認める園田政務官」 この国では、警察権を持つのは政府ではなく東電であることが明らかになった。現職の政務官が語るに落ちたのである。東電本店で11日夕、行われた東京電力と政府による合同記者会見での出来事だ。東電福島第一原発の事故処理にあたる作業員が短期間に3人死亡していることについて、園田康博政務官に筆者はじめ複数のジャーナリストが「司法解剖、行政解剖しているのか?」と質問したところ、園田政務官は「対応は東電にお任せしている」と答えた。人が自然死ではない死に方を遂げた場合、警察が司法解剖する。解剖にまでは至らなくても、病死や老衰といった自然な死に方でない場合、警察の検視官が死体を検分に行く。腹上死のようなものであってもだ。‥6日、死亡した作業員の被ばく量は「2・02ミリシーベルト」とされているが、これはあくまでも東電の発表なのである。「時津風部屋で起きた力士の死亡事件の究明を親方に任せているようなもの」。ジャーナリストの柳原美香さんは、事態をこのように喩えて園田政務官に迫った。園田政務官は「対応は東電にお任せしている」の一点張りだ。医学部で放射線物理学を専攻していた、おしどりマコさんの追及は問題の本質を突いていた。「児童虐待など加害者側が隠ぺいを図る場合、もしくは社会的な要請が高い場合、行政解剖が行われる。警察庁に行政解剖を指示するおつもりはないのか?短期間に同じ敷地内で作業員が3人死亡しているが、いずれも自然死だとお考えですか?」。園田政務官は判で押したように「対応は東電にお任せしている」と答えた。 ※こんな無能(または意図的にやってるのだとしたら原発ムラのスパイです)な人間は即クビにすべきです。

11.10.13 ★ 明日に向けて 10.13「「プルトニウムは重いから飛ばない」というのはウソ!」 ストロンチウムが横浜で検出されたことを紹介し、その際、プルト ニウムについて、今は45キロより遠くでは「ない」とされているが、これ も遠くまで飛散している可能性があることについて言及しました。すると 矢ヶ崎克馬さんがわざわざ電話してきてくださって、この点について解説 して下さいました。 矢ヶ崎さんが強調されたのは、プルトニウムが重いので飛ばないというの がまったくの嘘だということです。「どうしてこういうデタラメが言われる のかと思っています」とも。核心点は、原発事故で放射性物質が飛散する とき、なにもそれぞれの核種が単体で飛ぶわけではないことです。 幾つかの核種がまじりあって、塵や埃の形になり、それで飛散していく。 その場合、その塊になった塵の総量としての重さが、風の強さとも相まっ て、飛ぶ距離を決めることになっていくわけです。重い核種から落ちて いくのではなく、重い塊から落ちていく。 プルトニウムも他の核種と一緒になって塵や埃を形成するわけですから、 その総量が比較的軽ければ、遠くに運ばれてしまうのです。このように 塵や埃が幾つかの核種から構成されることは、チェルノブイリ事故など でも見られたことだそうです。

11.10.13 ★ DAILYMOTION「20111013 なぜ世田谷で‥高放射線量検出」 フジTVとくダネ!より。世田谷区で高い放射線量を検出した。毎時2.7マイクロシーベルト(年間14ミリシーベルト)あり、計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村で昨日計ったところ2.1マイクロシーベルトだったので、そこよりも高いことになる。現場は近くに保育園や小学校があり、住宅街の通学路になっているところで、子どもを持つ親たちにも不安が広がっている。首都大学東京の福士政広教授が現場でコメントしているが、「ただちに影響はない」という言い方に現れてるように御用学者っぽい人のようです。なおこの放送後?当初報道されていた線量よりもさらに高い3.35マイクロシーベルトが検出されたようです。

11.10.13 ★ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 10.13「世田谷はマイクロ・ホットスポットとも言うべき事象、子供たち全員の身体状況の確認を!!!」 「路面付近よりも50センチから1メートル離れた場所の方が高い数値が検出されたところもある」とNHK報道がありました。そうすると、土壌のみならず、その空間周りにあるものに、放射性物質が付着している状態です。非常に狭い範囲の、マイクロ・ホットスポットともいう状態がおきていると言う事です。ここの道が通学路として使われていたことが、何にもなかったと考えるほうがおめでたいです。この学校の全生徒の身体状況を調査確認すべきです。血液検査、リンパ、甲状腺の確認もしたほうがよいです。彼らが、思わぬ核種での被曝をしている疑いがあります。4.6μsvほどもあったのです。間違いなく危険な核種はある。この学校の子供たちの状態を確認し、問診し、カルテも作成しておいたほうがよい。‥このマイクロ・ホットスポットとも言うべき現象は、他にも世田谷区内にもありえますし、都内西部や神奈川にもあると類推できます。これは、怖い現象です。ものすごい小さいホットスポットは見つけにくいですが、そこにいる人には致命傷となるのです。 ※常識的に考えても、世田谷区弦巻だけの問題ではないはずです。

11.10.13 ★ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 10.12「世田谷弦巻、4.699μsvのミニホットスポット周辺で、こどもの紫斑病や肺の疾病報告がきています。」 世田谷区弦巻の区道の歩道部分が除染前4.699μsv、除染後でも2μsv以上あるようですが、このあたりが、雨水が溜まるのみならず、ミニホットスポットになっていると僕は思います。というのも、桜新町駅周辺の幼稚園、小学校で、複数人の子供たちが紫斑病になっていて、うち1人は一時重症になり、近隣の大病院で治療を受けたとの情報がありました。一部、学校は特定でき、紫斑病になっているお子さんがいることは確認しましたが、細かくは詰めきれていませんでした。この話は、複数発生している観点から、どこか子供たちが行き交う場所の周辺で、高濃度に汚染されていて、α線、β線核種も多いだろうと、想定していました。ここが、そこかどうかはともかく、このような場所が通学路の歩道にあったということは、このエリアでおそらく危険な核種は飛び交っていると思います。地元グループは、この土壌を区に申し立てて、検査させるべきです。数万ベクレルの可能性がありますから、ストロンチウムの検出可能性も高いと僕は思います。線量で終わってはいけません。セシウムのみならず、ストロンチウムなどの核種分析をさせなければなりません。世田谷のこどもを守る活動をしている人たちは直ちに動いてください。‥土壌調査では、近隣では、世田谷区深沢でセシウム合算550Bq/kg、世田谷区瀬田でセシウム合算1000Bq/kgを超える結果は、聞いています。ウクライナのキエフを上回る数字が、この世田谷の高級住宅地にある現実もいい加減に認識してください。

11.10.13 ★ 毎日.jp 10.13「福島第1原発事故 放射線被ばくで討論会−−東京」 東京電力福島第1原発事故を受けて、低線量の放射線被ばくによる健康影響を考える「市民・科学者国際会議」が12日、東京都内で開かれた。各国の放射線研究者が集まって9月に福島県で行われたシンポジウム「放射線と健康リスク」(日本財団主催)を検証しようと、同県内で活動する市民団体「市民放射能測定所」(丸森あや理事長)などが主催。会議では「低線量被ばくや内部被ばくの影響を過小評価している」などの声が上がった。
(参考)市民放射能測定所「市民・科学者国際会議」 山下某などの原発推進御用学者らによる福島「国際専門家会議」を検証するという副題で、崎山比早子さん他の講演資料がPDFファイルで読めるようになっています。

11.10.13 ★ @phantomlovers k.ishiのTwitter 10.13「 福島のコメ「安全宣言」【10/13東京新聞1面】安全と言われる根拠が世界が驚く暫定基準値500ベクレル/kgである事を忘れてはいけない。これで汚染米が全国に流通する事態に拍車がかかる訳だ。 yfrog.com/kkb6yupj

11.10.13 ★ 毎日.jp 10.13「中曽根元首相:野田首相に助言「低姿勢なら長期政権」」 野田佳彦首相は12日、中曽根康弘元首相と東京都内で会談した。中曽根氏が「首相に向いている」と水を向けると、首相は「一日一日、一生懸命やっている」。中曽根氏はさらに「あなたは敵がいなくて得をしている。低姿勢でまじめにやれば長期政権になる」と激励した。 ※中曽根は日本に原発を持ち込んだ張本人です。その中曽根にほんとは何を聞いたんでしょう。マスコミは本当のことは伝えません。

11.10.13 ★ 日テレNEWS 10.13「原子力政策検証 来月下旬にも事業仕分け」 野田首相は、「事業仕分け」の第4弾として、原子力政策など政権の重点政策について無駄がないかどうかの検証を来月下旬にも行うよう、蓮舫行政刷新相に指示した。これは野田首相が12日、蓮舫行政刷新相と首相官邸で会談し、正式に指示したもの。今回は、原子力政策や社会保障政策など、野田内閣が取り組む重点テーマ別に、あらためて無駄がないかどうかチェックすることにしている。原子力政策をめぐっては、原子力発電における使用済み核燃料を再処理するための積立金を切り崩して、財源に充てられないかといったことなども検討する予定。 ※原子力関係もちゃんと見直しましたよというアリバイ作りに利用される可能性もあります。

11.10.13 ★ 毎日.jp 10.13「放射線量:3マイクロシーベルト超に上昇 世田谷の区道」 東京都世田谷区弦巻の区道から最大で毎時約2.7マイクロシーベルトと周辺より高い放射線量が検出された問題を受け、区が13日に実施した専門業者による測定では、高さ1メートル地点で毎時3.35マイクロシーベルトが検出された。区は核種分析や除染を含めた対応策の検討を急ぐ。‥現場は区道の歩道部分で、近くの区立松丘小学校の通学路になっている。区は念のため、現場をコーンで囲う措置を取っている。‥区はこれまで現場を水で洗浄するなどの対策を取ったが、数値に大きな変化はなかったという。 ※コーンを並べた写真が載ってますが、こんなもので何になるのかと笑えます。

11.10.13 ★ 毎日.jp 10.12「やらせメール:郷原氏が九電批判…第三者委結論「無視」で」 九州電力が「やらせメール」問題に関する最終報告書で、古川康・佐賀県知事の発言がやらせの発端となったという第三者委員会の結論を受け入れない方針を固めたことについて、第三者委の委員長を務めた郷原信郎弁護士は12日、配信したメールマガジンで九電を痛烈に批判した。「第三者委の報告書を無視し、独自見解に基づいて経産省に報告を行おうとしているとすれば、現在の体制を維持しようとする経営者の暴走」などとしている。‥郷原氏はメルマガで「第三者委に調査・検討を委託した九電が、第三者委報告書の指摘と異なった独自の社内調査結果を経産省に報告すること自体、常識では考えられない」と非難した。 ※九電は自分に都合のいいお手盛り報告を期待していたんでしょうが、甘かったようです。こういう事をすればするほど、九電のどうしようもない体質が公衆にさらされるわけです。

11.10.13 ★ asahi.com 10.13「湖西市長「福島見て脱原発決意」 浜岡停止訴訟初弁論」 中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)をめぐり、県内の住民や弁護士ら34人が、中部電を相手に、運転終了と核燃料の安全な保管などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、静岡地裁であった。中部電は請求の棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。口頭弁論では、原告を代表して静岡県湖西市の三上元・市長が「福島の災害を見て、脱原発の運動をする決心をした。万全の対策が取られており大丈夫とされてきたが、そうではなかった」などと意見陳述した。原告でもある鈴木敏弘弁護団長は、同原発の運転差し止めを求めた別の訴訟で、2007年の同地裁判決が「複数同時故障を想定する必要はない」と請求を棄却したことを指摘。福島第一原発事故は「判決の間違いを証明した。同じ過ちを二度と繰り返してはならない」と訴えた。  ※これまで原発ムラの一員なのか?と疑われていた裁判所がどんな判断を下すか注視していきましょう。

11.10.13 ★ asahi.com 10.11「年1ミリシーベルト超す汚染、8都県で国土の3%」 東京電力福島第一原発の事故で放出された放射性物質による被曝(ひばく)線量が年1ミリシーベルト以上の地域は、8都県で約1万3千平方キロ(日本の面積の約3%)に及ぶことが朝日新聞社の集計で分かった。環境省は10日に国の責任による除染地域を年1ミリシーベルト以上とする基本方針案を決めた。同省は当初、年5ミリシーベルト以上を基準とし、範囲を福島県内約1800平方キロとしてきたが、7倍に膨らむ計算だ。

11.10.13 ★ asahi.com 10.13「船橋の公園で5.82マイクロシーベルト」 千葉県船橋市の総合公園「ふなばしアンデルセン公園」の一角を市民グループが調べたところ、毎時5.82マイクロシーベルトの放射線量が検出された。市は13日、検出場所の周囲を立ち入り禁止にし、確認のため放射線量を測定する。2階建ての施設の雨どいから、雨水が伝わって落ちる地面から高さ1センチの地点で、入場者が立ち入るところではないという。  ※昨日の世田谷の線量の倍以上あります。

11.10.13 ★ amanakuniブログ 10.13「講演会でビデオ撮りました」 さいきん2つほど講演会に行き、ビデオを撮りました。1つは元原発技術者の菊地洋一さんで、この内容は次号の名前のない新聞に載せる予定です。もう1つは橋本宙八さんで、前号の新聞に原稿を書いていただきました。どちらもウエブで見られるようにしましたので、長いですが興味のある方はご覧ください。

amanakuni Top