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天狗の祭り2001レポート(1)


神戸に引っ越したので四国も近いとばかりに、引っ越しの片づけも放り出して高知・天狗高原での天狗の祭りに出かけています。今日は2日目が終わったところですが、様子を簡単にレポートします。

まず天狗高原はスキー場もあるほどの場所で、標高1500m近くもあるので四国とはいえ夜はけっこう冷えます。昼間、お天気がよいとTシャツ1枚でも汗がぽたぽた落ちるほど暑いのですが、それでも下界のやりきれない暑さとはひと味もふた味もちがうさわやかさです。

とはいえ、山のお天気なので午前中はピーカンで日焼けが気になるほどなのに、午後になるとにわかに曇って霧が出てきたり、夕方にはどしゃぶり、そして夜にはまた星が出てくるという変わりやすさです。

また天狗高原は四国カルストの一部で、石灰岩がむき出しになった独特の光景が見られ、高山植物も咲いています。また遙かに見える山並みや雲海が見える景色は、それこそ天狗が遊ぶにふさわしいような場所と言えます。

そんな場所で催される天狗の祭りは今年で4回目。2日目の時点で参加者は数百人規模でしょうか。去年のいのちの祭りでは地域通貨での入場料にするかどうかで二転三転しましたが、この祭りでまずびっくりするのが、入場が無料ということです。必要経費をどうするかというと、ビールや酒類は本部だけが売って収益にしたり(でもそういえばヘンプビールを売っている店もあった)またカンパを募集していますが、4年続いているということはそんなやり方でもやっていけてるのでしょう。帰る時には忘れずカンパしなくっちゃ。

四国は入植している新住民が多い土地なので、ウン十年ぶりに会う古い友人や初めて会う新聞の読者・通販のお客さんとの出会いがこの祭りに参加するたのしみでもありました。今回の祭りではスタッフ的な役割はパスさせてもらいましたが、ただのお客さんでも手持ちぶさたになるかと思い、せっかくの機会なので名前のない新聞や通販の品を少し持ち込んでお店を開くことにしました。結果、ふだんは全く売れないウィンドーシールに人気があってたくさん売れたりして、やっぱり手にとって見ないとわかりにくいなと感じました。去年のいのちの祭り用に買ったタープテントが又役立ちましたが、半分は子ども達に占拠されました。

明日は最終日ですが、友達も出演するので楽しみ。来年もぜひ来たい祭りです。(あ)

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