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世界平和と祈りの日

WORLD PEACE & PRAYER DAY


さる5月12日、シアトルから4ヶ月かけて運ばれたヒロシマの火がニューヨーク
のグラウンドゼロに到着する前日(そういえばボブ・マレーの命日ですね)、友人
から一冊の小冊子を渡されました。それがチーフ・アーボル・ルッキングホースの
『白いバッファローの教え』でした。そこにはいにしえの時代に白いバッファロー
の子牛の化身である女神が伝えた教えが、いまこの時代にとても重要な意味をもって
説かれていました(現在、翻訳を進めています)。また、白い女神が立ち去るとき、
その大いなる苦難の時が来たらスピリットとして再び帰って来る。と、言い残した
”その時”が ’94年、牝の白いバッファローの誕生をその知らせとして、
その後”世界平和と祈りの日”に繋がっていったのだそうです。
その自然界からの知らせは、世界中で白い鹿やワニ、白いカラスやイルカとしても
それぞれの民に伝わる予言のサインとして現れている、とも記されていました。

5月27日、ビッグマウンテンに運ばれた”火”は黒、赤、黄、白の肌の人、
そして地元のディネ、ホピの伝統派長老とともに元の大地、母なる場所に戻されまし
た。その直後、白いバッファローが3頭、そこから2時間ほどのところに居る、と
聞かされ会いに行きました。3頭は親子で全て牝でした。母親の”ミラクル・ムーン”
は白いバッファローの女神が現れた、と伝えられるワイオミングで生まれ、サウスダ
コタを経て、このアリゾナに来たそうです。産んだ子どもは2頭とも白い牝で、
レインボウ・スピリットとピース・ピルグリム(平和の巡礼者!)と言う名前でした。
そして、その3頭ともがいままた妊娠していました。
また不思議なことに、母親がアーボルと同じ誕生日で子どもの1頭がアーボルの父親
が他界した日と同じ日に生まれたそうです。

牧場のフェンスにはインディアンの人からの捧げものが数多く結ばれていました。
その前には1本の木のポールがサンダンス・ツリーのように立てられて、色とりどり
の祈りのフラッグ、タバコタイで飾られ、祭壇にはパイプが捧げられていました。
そして一人のアパッチのサンダンサーで、チーフ・アーボルとともに各地を回って教
えを説いているギルという人が、来る人来る人にこのことの示す”意味”を伝えてい
ました。(一連の詳しいレポートはいま作成しています。)

ヒロシマの火に導かれた今回の旅で、僕自身にも”その時”が知らされたようです。

以下にお知らせすることは21世紀の最初の4年目の年に日本に来ることになってい
る”世界平和と祈りの日”についての最初のオフィシャルな形での呼びかけです。
海老原よしえさんという’90年12月、ウーンデッド・ニー大虐殺100年の追悼
で行われたアーボル率いる馬による行進に、安田純庵主さんたちと雪のなか断食しな
がら歩いた縁の人で、今は2人の子どもを持つお母さんに、日本での開催の話が来て
います。
ターラー、マリア、ガダルーペ・・・大地の女神ガイア、
ホワイト・バッファロー・カーフ・ウーマン・・マザーアース、母なるものの道!

祖父なる太陽が最もその力をあたえるとき、
6・21世界が平和への祈りで包まれますように。

ミタクエ・オヤシン(ALL MY RELATIONS)   ハル

PS,まわりの方にお知らせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  皆様お元気ですか?私は長野に移り、毎日自然を身じかに感じながら過ごしてい
ます。
さて、ネイティヴアメリカンの精神的指導者でもあるアーボル.ルッキングホースが
6月21日(夏至の日)を世界平和を祈る日として、世界各地で祈りの時間を持つ事
を提案しています。

 この文章の後にアーボルの活動WPPDのホームページを訳したものがあります。
彼等は昨年はアイルランドで、今年はアフリカで、来年はオーストラリアで、そして
2004年は日本でこの祈りの日のセレモニーを行うと宣言しています。
アフリカでのセレモニーにはネイティヴアメリカン、アボリジニ、ガンジーの孫娘、
エラ.ガンジーなど、世界各地から精神的指導者が集まって行われると言う事です。

 日本でのそのセレモニーがどんなものになっていくのかはまだわかりません。ただ、
私達が本当の意味での自然との共生、私達の未来、そしてまだ生まれて来ていない子
供達の未来のため、世界平和のため、6月21日祈りによって世界の人々と響き合え
たらと思います。
 
 それぞれが、各々の方法で、この日に自分の中に、また自分の周りに平和の灯をと
もし、2004年のこの日、その灯が一つになることを私のビジョンとして持ちはじ
めています。
            よしえ。

............................... 。...........................

世界平和と祈りの日(World Peace & Prayer Day)

「世界平和と祈りの日」は、北米先住民ラコタ族の精神的指導者であるアーボル・
ルッキング・ホース氏によって提唱され、1996年に始まった祈りの集いです。
ルッキング・ホース氏は、ラコタ族に伝わる「聖なる白いバッファローの祈りのパイ
プ」の守り人という神聖な役割を持ち、部族に伝わる教えや予言を今の世に伝えてい
る人物で、深刻な環境問題や、戦争が繰り返されるこの時代に危機感を感じ、部族や
民族の枠を越えて世界中の人々と共に平和を願い祈るために、この祈りの日が各地で
開催できるよう呼びかけています。世界的なうねりとなったこの集いは、2001年
のアイルランド開催を皮切りに、世界の東西南北の方角を巡ることになりました。今
年2002年はアフリカ、2003年はオーストラリア、2004年は日本、そして
最後2005年にもう一度アメリカ大陸で行われる予定です。集いには世界中の宗教
的、精神的指導者達が参加しています。また、ルッキング・ホース氏は世界中の人々
が、毎年6月21日にそれぞれの聖地において、母なる地球と世界平和のために祈る
ことをよびかけています。

この集いについての詳しい内容は随時発信したいと思いますが、今年6月21日の祈
りの日を、ここ日本でも行うために、急遽、現段階で日本語になっている情報を送り
ます。世界平和と祈りの日のホームページwww.worldpeaceday.com より次の文を引
用しました。 みさ。

<世界平和と祈りの日 ホームページより>

「世界平和と祈りの日」が広く人々に認識され、私たち一人一人がこの集いの真の意
味への理解を深めつつつあるということは、今実現されつつあるいにしえの予言のと
おりです。世界の偉大なる宗教が伝える叡智、先住文化の教え、そして最先端の科学
的研究にも裏付けられているように、この集いは新たな精神的結束の時代が人類に訪
れていることを象徴しています。私たちの先祖は何百年も前からこう予言していまし
た。人類は「分岐点」と呼ばれる歴史的な時を迎えるだろうと。その時、私たちは破
壊的な行動を続け種の滅亡を迎えるか、子供達のために平和の文化を世界的なレベル
で創造するかの選択を強いられるというものです。

世界の最も古く叡智に満ちた伝統を受け継ぐ長老たちは、何年もの間、せまりくる世
界的な破滅を避けるため、人々が調和に戻ることを呼びかけ続けてきました。人口増
加、過剰消費、自然資源の搾取が、命をはぐくむという地球の能力をいちじるしく損
なってきたことは、現代科学においてもかなりのレベルまで証明されています。

未来に目を向けるなかで、私たちの多くは、ポジティブな変化を起こすにはどうした
いいだろうかと自問を続けています。過去を振り返ると、現在世界が直面している問
題の多くは、自然の法則に大きく反した文明の結果だということは一目瞭然です。私
たちは今、自分やお互いに対する見方、命を与えてくれるこの地球に対する見方を根
本的に変えることによって、事態を良い方向に向かわせることができます。
世界平和や自然界との調和を願うことは、時として絶望的かつナイーブな目標だと思
える時もあります。しかし、このような目標は、子供の将来を思う全ての親の心に存
在する願いであり、あらゆる宗教的、精神的伝統に秘められています。古くからの伝
統の中にインスピレーションやアイディアを探すことはナイーブだと専門家達は思う
かもしれません。世界の古い伝統のひとつ、私たちラコタ族、ダコタ族、ナコタ族の
間には、白いバッファロー子牛の女性の話が伝えられています。数百年前、私たち部
族の前に現れた白いバッファロー子牛の女性は、神聖な儀式の行い方や全ての生命と
調和の中で生きることを私たちに教え、平和の祈りのパイプが入った聖なる包みを残
してくれたとされます。彼女は、再び我々の前に現れることを予言して姿を消えまし
た。1994年、一匹の白いバッファローが生まれました。これは、予言にしるされ
た時代が間近にきている印だとされています。この聖なるバッファロー子牛のパイプ
の19代目の守りびとがチーフ・アーボル・ルッキング・ホースです。この白いバッ
ファローの誕生に従い、アーボルは1996年、世界中の精神的指導者に向けて、平
和と癒しのための祈りへの参加を呼びかけ、様々な宗教を信じる人たちに対して、1
996年6月21日にそれぞれの聖地に集って祈ることを提案しました。

ルッキング・ホース氏は、聖なる四つの方角をたたえるため、毎年一つの方角のため
に儀式を行うことにしました。最初の年は西のための儀式で、カナダのサスカチュワ
ン州にあるワペトン・ダコタ居留地から、アメリカ西部ワイオミング州の聖地に向け
て騎馬で行進し、グレイホーン・ビュートで祈りを捧げました。1997年には、北
のための儀式がカナダのジョセフ・ビッグヘッド居留地のチーフ・サンダウン主催の
もとで行われました。1998年には、東のための儀式がミネソタ州のパイプストー
ンで行われました。この地は、パイプを作るための石の採石場として有名な聖地で
す。この儀式にむけて、バーチクーリーという所からパイプストーンに向けて騎馬行
進が行われています。

1999年の儀式の候補地を探していたチーフ・ルッキング・ホースは、国連の関係
者から、コスタリカ共和国にある平和大学のことを知らされました。興味深いこと
に、この大学はコスタリカに伝わる伝説に登場する聖地の近くにあるというのです。
伝説によると、ある時、ラスールという神様が村から子供達をさらい、山の奥に連れ
てゆきました。我が子を探しに行った親たちは子供達の笑い声や歌声が聞こえるので
すが、目に見えない力に拒まれてその地に近寄ることができませんでした。ラスール
は、子供達に生きとし生けるものと調和の中に生きる原則を教え、予言をもたせて村
に返しました。その予言には、いつの日か、平和に基づいた文明がその場所から世界
に広がるというものです。

「世界平和と祈りの日」は、私たち人類が解決しなければならない重要な問題に対し
て世界的な関心を集め、子供達とその先に続く世代のために、世界に癒しと調和をも
たらす解決策を示すのに必要な集いです。未来への希望と約束を象徴するかのよう
に、様々な人種、文化、国を代表する何百万人もの人々が、グローバルな共同意識に
ポジティブな変化をもたらそうというこの大がかりな集いに賛同してくれました。皆
さんの祈りとサポートを通じて、平和という夢が、この地球上で現実のものとなるこ
とを願っています。

 訳/みさ

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