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99秋・レインボーパレードは進行中

名前のない新聞の6月号で登場している岡野さんが,最初に「地球にごめんな祭を一斉にみんなでしよう!」という思いつきを,みんなに呼びかけたのは,どこだったでしょう?

そうです,その答えが,この<レインボ−パレード>の舞台です。

 今年で3回目を迎えようという,このパレード。皆さん御存知ですか?知ってい
る人は,今年ももう準備のミーティングが始まっている事を知ってましたか?
 御存知ない方,これは,ぜひ知って下さい。名前のない新聞の,基本的なポリシーとほとんど同じ方針ながら,オーヴァ−グラウンドなメインストリームを堂々起して,企業や環境庁,東京都をはじめとする行政の協賛を受けつつ,露天商からヒッピー,大道芸人,今をときめくDJ,こどもたちから主婦を中心とした環境市民グループ,NGO,NPO,学生,多くのヴォランティアと,出店と出展,もちろん岡野さんらミュージック系のオピニオンリーダー達と多様な人々をパレードに連れ出しています。混沌としてるのが,いかにも全ての色をつないで架ける虹の様。
 15年近い田舎暮しを引き上げて東京にUタ−ンして1回目に参加した私など,本当に「夢の様…」と,10年前の「いのちの祭り」で一緒に働いたビアンカと,本当のワンラブがこういう形で進行していたんだ…と,感慨深いおもいでした。だって,東京電力の協賛なんだもん…。その時の苦労話もしてくれました,ビアンカ姉さん。
 
 場所は渋谷区代々木の野外ステージ。ここから,パレードのコースは渋谷公園通
りを行き,表参道方面から戻ります。毎年10月の半ばの週末土曜と日曜に行なわ
れる恒例の環境パレード,地球環境を優先した社会にかえなければ,どんな文化も
続きはしないと3年目を迎えるわけですが,99年という20世紀最後の今年は,
Y2K問題も極まる最後通告,押し迫る秋に向けて,増々気合いが入ってきました。
 旧友であるとろんから,ある日この雑誌の編集をして!と電話。何をするのか,
私ができるのか?と事務局を訪ねたところから,というより,アースデイ<子供の
国>レインボーギャザリングの会場の「レインボーパレード」ブースで御挨拶した
ところから,私とこのイヴェントの主催サイドの関係はスタートしました。

++++++++99年は虹をかけるか! 秋10月16〜17日3度目の正直,二度ある事は三度あろうとも!-------代々木野外ステージB地区は,世紀末に賭けてるんだ…

レインボーパレードはもう始まっている。

 世界食糧デイに行なわれるとは,Y2K問題があって,食糧自給率の極端に低い日本
では,流通やエネルギー系統の混乱と共にすぐに予想されるのが,食糧の入手困難
である。いつの間にか,こんなに地から遠のいてコンクリートと電子の虚像を真実
であるかの様に思い込めたなんて…。脅威!

*今年のファッションショーはネオ・ヒッピーのウェデイングセレモニーでもあり
ます!というおめでた付きです!とろん&きらきらの,音とファッションの約1時
間のステージは,6種のエレメントで構成されて,現在着々とモデルさん達の撮影
が続きます。きらきらは,その一人一人にあった衣装をイメージ,これから30着
の新しい服を創出いたします。踊りながら,うたいながらの革命的夫婦の展開する
ニュー&オールド・ファッション・ラブソング。<写真>きらきらからメッセージ
:なんてったって,愛がアルから大丈夫:とろんからメッセージ

*さて,編集会議は100ページの雑誌を作ろうとしているのですが。
 なんということか,まだ社会復帰のリハビリ中だったはずのサキノがまるで編集長
になったかの様な錯覚を起しているので,どうしたのかと聞いてみると,なんだか
うまい事おだてにのってしまっていて,もう連れ帰れないのです。実質はひとり一
人が編集長で,素晴らしい才を持ち寄って<21世紀の祝い方マニュアル>,これ
を持っていればすぐにでも歩き出せる!オルタナティブは,ようやく既成の社会の
シフトチェンジと噛み合って互いに理解と信頼の内に平和的な変化を選択している
のだ。愛する事,信じる事,全ては一番いい様になって行くのだ…だからこそ,今
!あなたがここにいて,わたしがここにいるのだ!そんな響き合ってるハートの鼓
動,ちょっと分けてあげるね。もうすぐだからね,待っててね!!!という内容の
詳細なんかも,次号の新聞紙面に報告いたします。

 いずれもヴォランティアで作り出されている企画です。どうぞ,この成功を祈っ
ていて下さい。ほとんど,宇宙ステーションからヒヤヒヤして見れば,地球人が極
限で性善説を全員一致で採択した!ゼロは,原子力発電と大量消費型資源浪費する
一方の20世紀後半文明。選び取られたのは,お互いが与えあう,YES!という愛の
波動。それは,各々の生命がイキイキと個を発揮して輝き合うワンラブ・フィーリ
ング。自由は基本だからこそ,責任重大。でもやりがいあって存在は知らずに歌い
出してしまいます。いのちは祭られている…そして,そこにあなたがいる事,生き
ていてくれる事,うまれて来た事そうじゃなかったら何も起きえない,奇蹟の連続
がこの人生であり進化はそろそろ真価を発揮しちゃうといっている。…と調子に乗
っている。今回は,誰も足元を見ていないのではないか?と,サキノ自ら自分の足
を確かめています。「足!あるか?」

 まだ知らない人の為に。第一回’97年から主催して来た事務局のOさんに聞
いてみました,素晴らしい絵をお描きになるイラストレーターです。

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--- 97年,今頃は,何してた?(聞き手;ほしかわまり)
 私は,久しぶりに友だちとミニ・コンサートをしていた。八丈島最後の日々になる
とは知らずに,まだ,シングルライフをどこでどう展開するか思いあぐねてた。で
も,何か始まっているのを感じていた。

 秋には京都地球温暖化会議がある。なのに,日本が世界中の注目をあびて,地球
規模で危機的な状況にある生態系の病状に関して会議を開こうというのに,人々は
何も知らない?!温暖化を止める為の努力を世界がしようという時に,開催国の日
本ではあまりに情報不足,意識が希薄。どうしよう。と,東京に住むOさんは考えてみた。「パレードをしたらどうだろう?」。
 ということで,<レインボー・パレード>は催される事になった。このパレード
を出発点として,京都の会議に向けてツアーも組まれた。大成功だった。勢いに乗
って,翌98年にも同じ代々木公園野外ステージと,渋谷原宿一巡のパレードコー
スで第2回の<レインボー・パレード>は行なわれる。丁度レイブが大盛況のブー
ムにのって,音楽的にも渋谷原宿の若者達を魅了する。DJ中心のテクノといわれた
ジャンルから,今ドラムンベースとか,トランスという一種のドラッグ的な作用ま
で起させる様な,音楽というアートを少しだけ飛び出す様な音刺激によって,魂に
呼びかける,そんなムーブメント。なぜか,それはヒッピーム−ヴメント世代から
の引き継ぎの様に,世紀末に向かう東京の何でもありの混沌の渦の中にすっぽり開
花してしまったようだ。

 沖縄から,喜納昌吉はこの年<白船>というプロジェクトを打ち上げて,セイレ
ッド・ランを琉球とアイヌ,北と南から出発して太平洋岸まん中の鎌倉で合流。<
お開き祭り>で一路アメリカ大陸へ。黒船のアンチを狙うこの逆流は,タートルア
イランドのネイティヴの,その又源泉である<イロコイ連邦>に至る。白人がこの
大陸に乗り込んだ際に,敬意を持って尊重した最初の「民主主義の故郷」。主旨を
理解したイロコイからは,きちんと「招待状」をいただいた。
 その報告もあって,彼も2年目のパレードコンサートのステージに立つ。「天空
オーケストラ」の岡野さんは,「みんなで一斉にごめんな祭」をしようというアイ
ディアを呼び掛ける。
 東京都や環境庁などの行政と,企業などの産業と,NGO NPOや市民グループが共
にひとつのイヴェントをする。地球環境のための年に一度の秋祭りになった。
 地球環境蘇生化実践協会という会をすすめる河千田さんが,Oさんと協力し合
って3回目を迎える<レインボー・パレード>。事務局にはスタッフ数人と,ヴォ
ランティアの若者が働いている。
 
 さて,6月天河神社で音と踊りを招かれて奉納してきたばかりの,とろんときら
きらは,メインイヴェントとも言える,ファッションショー準備にはいったところ。その最初のミーティングにお邪魔した。
 これまでに催して来たファッションショーの様子がヴィデオが上映されている自宅
の,あじさいの咲く庭と家を開放して,集まる無国籍風な男女。夕方から台所では
静かにおしゃべりの輪が周りながら鍋に味噌汁,大皿にポテトサラダ,無水鍋パン
…。集まった一人一人がきらきらの撮影で「モデル」として写真を撮られて行く。
庭でもベランダでも,カリンバや太鼓や笛の静かで優しい音楽が即興的に時々起き
る。そしてとろんの手で渡された進行表

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      *うずめのかぐらファッションショー*

’99(仮定)10/16(土)
代々木公園野外ステージうずめの神楽「くるくるコレクション」略称「くるコレ」
これで約1時間のシナリオである。

 服を作り,着せ,踊りを振り付け,音楽と合わせる。きらきらの生きざまを全て
ここに投入して季節が巡って行く。しかもこれ,実は結婚式だという。新婦は妊娠
初期。
 去年夏最後だという「佐渡のドンデン銀河コンサート」に初めて参加した時のこ
と。座敷きのステージを聞きながら,静かなたたづまいでずっと縫い物をしている
女性達がいた。チェーンステッチで,染められた布に糸で模様を刺していた。それ
はアフリカンなデザインで,彼女達も頭をターバン風に巻き上げていて,正座で長
時間うつむき加減でいる姿の肩から首のシルエットが美しくて私は写真を撮った。
インスタントカメラで,その後もそのままになっていても,手仕事をしている女性
達の美しい風景として,心の中にもしっくりと残像があったものだ。その一人であ
った。驚き喜び,そして祝う。
 ファッションショーのモデルで来ている彼女のおめでたを聞いたとろんたちは,
「こんな演出なら結婚式してもいいね」というその気持ちに大いに応えたい。
古着のリフォームといっても,斬新でとても不思議なきらきらの服。和風でアフリ
カンというか,アジアというか,シンプルな形だけど意外性があって,動き易い機
能性と適当な遊び。どうなるんだろう…と,ひたすら楽しみ。
 私とは誕生日まで同じで,20数年も前からの友だちというか,ほびっと村の創
成期に学校のプログラムのひとつだった,女のクラス<珠裸衣>(7月に始まった
のでJULYじゅらいという,1年続いた連続講座)の仲間,そのクラスから始まった
元祖自然食レストランの「たべものや」の共同経営者約10人の女連。それから各
々の旅は続いて今やとろんと夫婦ぜんざいみたいなミュージシャン&ダンサーとし
てのきらきら。
 歌も演奏もいつも元気で陽性の活気と華やぎをくれる。去年はとろんが劇団を作
り,本当に公演までしてしまった。そして今年はファッションショーだという。元
気な夫婦の興行は果てしれない。

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 レインボーパレードでは今,こんな準備を進めていますというのが,すぐに分かる
ホームページは;http://www.rainbow.gr.jp
 上記既刊の「RAINBOW」「白船」は事務局にて販売中です。ぜひ,去年までのレポートを御覧になった上で,今年のパレードにのぞみましょう!


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