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精 油 の 品 質 に つ い て

 アマナクニで扱っている精油類は、日本国内で販売されているものの中では相当低価格な方です。しかし元々、欧米の値段に比べると日本で市販されているアロマテラピー関係の品物はかなり高価です。アマナクニの精油の値段が安い一つの理由は、中間マージンが極力省かれていることにあります。また治療目的の専門家と異なり、実際に家庭で使う場合(ホームユース)には、一定の品質レベルが満たされていれば十分であると考えます。

 その一定の品質とは、純度100%であり、100%天然ものであること。基本的に蒸留法によって得られたものであること。精油を採った元の植物の学名と産地、年(消費期限)が確認できること等です。というのも、極端に安い精油の中には合成香料や植物オイルを混ぜて薄めたものや、あるいは古い精油を混ぜ込む等、100%ではないものが出回っていることがあるからです。こういったものは少なくともアロマテラピー用として使用できません。

 ところで、アマナクニが輸入している精油類は、主にアメリカの「Essential Oil Company 社」というメーカーの製品なので、品質についての同社の説明を引用してみましょう。

「当社は1977年から精油を取り扱ってきており、一貫して信頼できる品質の精油を提供する世界中の蒸留業者と22年間に渡って関係を作ってきました。我々の精油は、決してどんなやり方でも混ぜものをしたり希釈したものではないことを保証します。我々の扱っている製品は全て、USP(アメリカ薬局方)とNF(国定の処方集)、BP(イギリス薬局方)の基準に忠実であり、アロマテラピーを実践する者は、自信をもって我々の精油を使用できるでしょう。我々は、食品や飲料の製造業者を含む広範囲のユーザーとともに、自然療法家やカイロプラクティック療法家、そして医師にも精油を供給しています」

同社の精油の大部分は水蒸気蒸留法で得られたものであり種類によっては圧搾法(柑橘系のもの)やアブソリュート(溶剤抽出法=その旨表示しています)もあります。これらの精油のかなりのものは有機栽培植物から得られており、また野生植物や低農薬栽培のものもあります。

 なお同社製品は97年春より容器の変更に伴い、ラベルにロットナンバーが示されるようになりました。このナンバーからは産地や年や品質についての情報などの追跡調査ができるので、同社製品がますます信頼感をもてるものになったことを意味します。

 また同社はネイティブ・アメリカンの部族連合と提携し、雇用の増大と部族の収入増を願って、ウォームスプリング居留地で精油蒸留所を建設し、精油の製造を行っています。このように同社の姿勢に共感できる点が多いことから、取引相手として選びました。

 なおアマナクニでは同社以外にも数社の精油やアロマテラピー製品を扱っていますが、同様に品質や企業姿勢をチェックした上で取引しています。また国内産の製品についても同様ですので、安心してご使用いただけます。

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