地球や宇宙規模の情報で目に付いたものをご紹介します。

たまには地球の外からの視点で自分や身の回りを見つめてみよう。


【2006.3.25】地球温暖化による氷河の融解で今世紀末には海面が数メートル上昇すると米国立大気研究センター=NCARなどのグループが予測している。100年で数十cmとされていた従来の予測を上回る結果で、24日付けの科学誌サイエンスに発表した。21世紀末にはグリーンランドの気温が13万年前と同程度になることがわかったが、そうなると当時と同じように海面が数メートル上昇し、世界の海岸部にある低地が水没する恐れがあるという。→asahi.com


【2005.6.14】6月12日に北関東で珍しい水平輪が見えたというニュースがネット上やマスコミでも流れた。→ぐんま天文台 同天文台の解説によると、虹が太陽と反対側に見えるのに対し、水平輪は太陽と同じ(下)側に見えるとのこと。この現象は地震の前兆だという説もあるようだ。ところでこの水平輪を6月8日にアマナクニ(神戸)でも犬の散歩中に観察しデジカメで撮っている。地震の前兆としたらおよよだが、不思議できれいだった。こちらにパノラマ合成した写真があります。


【2005.2.24】昨年の暮れに史上最大規模のガンマ線が地球に飛来していたことがわかった。いて座方向の約3万光年の距離にある天体で起きた巨大フレアによるガンマ線が観測され、その強度は過去に観測されたどの太陽フレアのガンマ線より強く、全ての天文衛星のガンマ線検出器が飽和してしまったということだ。またガンマ線に続いてX線も放射したそうで、そのエネルギー総量は太陽が放出する全エネルギーの数十万年分に匹敵するそうだが、X線やガンマ線は大気で遮られるため、地上にいる人の健康に影響が出る心配はないという。→東京大学
【2005.1.31】隕石の話題を2つ。まずカンボジア北西部のタイ国境近くの農村地帯に今月24日、重さ約10kgの隕石が落下した。けが人はいないが数百ヘクタールの米作地が焼けたとのこと。これがもし人口密集地だったらと思うと想像するのも恐ろしい。ただ地元で空を飛ぶ火の玉を見た人たちは「平和な生活を予知する神のお告げ」と信じて、警察に隕石を移動しないよう頼んだそうだが、警察は拒否。科学研究のためとして持ち去ったという。→CNN.co.jp もう一つは4年前にモロッコの砂漠で見つかった5つの隕石が、火星の地殻の深い部分でできたものであることがわかったという。どうしてそんなことが‥?? 今までに隕石は世界中で約2万5000ヶ見つかっているが、そのうち火星から来たのは約30ヶでたいへん珍しいとのことだ。→Yahoo NEWS(共同)
【2005.1.13】NASAの研究者らが、スマトラ沖地震の影響で地球の形が少しスリムになり、自転の回転速度があがり、1日の長さが2.68マイクロ秒(マイクロは100万分の1)短くなったり地軸が2.5センチほどずれたりしたとみられると発表した。NASAでは「どんな地震でも同様の影響がある」としている。→時事通信 →asahi.com →NASAのページ
【2005.1.4】マックホルツ彗星が見頃になってきました。昨年8月にアメリカのマックホルツさんによって発見された彗星で、双眼鏡を使えば多少の街灯りの中でも見られるそうです。しかも1月8日前後には「すばる」と大接近するため、見つけやすいチャンスだそうです。位置や探し方などはアストロアーツの頁を参照。


2003-2004年の惑星情報

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