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ニューヨーク、テキサス上空にUFO出現

 先の10月、アメリカのニューヨークとテキサスで、よく似たUFOが連続して現れ、多くの人々に目撃された。その映像が「YouTube」にいくつも寄せられ、話題を呼んでいる。
 ニューヨークのケースでは、10月13日の午後1時過ぎから、マンハッタン上空に複数のUFOが現れ続け、各種メディアも駆けつけて報道し、周辺は騒然とした空気に包まれた。FAA(連邦航空局)によれば、レーダーには何ら異常な物体は認められなかった。
 また、当時、気象観測用の気球なども飛んでおらず、その正体は全く分からないという。
 その2日後の15日夜、同じようなUFOが、今度はテキサス州西部のエルバンに現れ、映像がテレビで放映されて謎が深まっている。当夜、南の空に流れ星のように尾を引くUFOが出現。すると、それは突然3つに分裂し、3機のUFOは微妙にその位置を変えながらゆっくり移動した。さらにもう一つの発光体が現れ、4機となったUFOは直線状に並んだが、その後フッと消えたという。警察には目撃者からの通報が殺到し、一時パニック状態になったようだ。
 軍関係者は「パラシュート付きの照明弾」とか「夜間訓練をしていたパラシュート部隊」などと説明をしているが、いずれも納得のできるものではない。
              (YouTube・デイリーメール・産経新聞/10月20日)

〜私もYouTubeで映像を確認したが、真昼のマンハッタンの上空に、青空の中、水面に漂うように浮遊する数機の発光物体がはっきりと確認できる。街は大騒ぎである。続くテキサスの件もそうだが、アメリカでこれだけの騒ぎが起きていても、日本では産経新聞等、一部を除き、マスコミはほぼ無視である。こうなると、はっきりとした方針を持ってUFO報道を意図的に避けているのではと思えてくる。
 この9月27日には、米軍の核兵器施設で勤務していた元空軍大佐ら7人が、ワシントンDCで記者会見し、極秘だったUFO情報を明らかにしている。「皿型の飛行物体」や「説明のつかない光」の飛来と同時に、核兵器の管理システムに異常が起きたとの体験を語り、米政府はUFOに関する情報を公開すべきだと訴えたのだ。
 こうしたこともあり、ニューヨークとテキサスで起きたUFO騒動は大きな関心を呼び、「人類への警告」「政府がUFOについて重大な発表をする予兆」など、様々な憶測を呼んでいる。

「UFOは核兵器に興味」元米軍大佐らが会見

【ワシントン共同】宇宙からの未確認飛行物体(UFO)は、地球の核兵器に興味津々―。
 米軍の核兵器施設で勤務していた元空軍大佐ら7人が9月27日、ワシントンのナショナル・プレスクラブで記者会見し、「皿型の飛行物体」や「説明のつかない光」の飛来と同時に、核兵器の管理システムに異常が起きたとの体験を語り、米政府はUFOに関する情報を公開すべきだと訴えた。
 会見では、1967年3月、モンタナ州の空軍基地にUFOが飛来、核弾頭を載せた大陸間弾道ミサイル(ICBM)のシステムが一時、発射不能の状態になったことなどが紹介された。司会を務めたIFO研究家ロバート・ヘイスティング氏は、UFOや地球外生命体は地球での核開発の状況に強い関心を持っていると指摘。「時々干渉しながら、核兵器で〈火遊びはするな〉との警告メッセージを我々に送っているのではないか」との見方を示した。

 続けて華僑系の通信社、大紀元日本社がさらに詳しい情報を掲載した。記事の中で、「30年の間に百件以上のUFO目撃事件があったという詳細な証言に、来場者は驚きを見せた」と語られている。予想されたことだが、証言者の一人、ロバート・サラス大尉は事件発生後に機密保持誓約書を書かされたと証言している。事件について、同僚や親族全ての人に沈黙を守れという誓約書である。このようにして長い間、真実は闇から闇へと葬り去られてきた。
 しかし、彼は「全ての人々がUFOの真実を知る権利と必要性がある」と考えて、勇気を持って記者会見の場に立った。
 UFO研究家ロバート・ヘイスティング氏は、「人々は地球外生命体の実在と、彼らが他の星から地球にやって来ているという事実を認識して、今までの世界観を変えなければならない」と語っている。

【大紀元日本9月30日】「UFOがミサイルを発射不能に」元空軍大佐ら7人、ワシントンで記者会見
「『また来た』。同僚は真っ青な顔で飛び込んできた。『何が?』と聞く私に、彼は『UFO』と答えた。私は外に出た。基地の上空に、中心が黒く周りが赤い、まるで目のような形のUFOが基地に向けて光線を照射していた」
 自らの目撃談を語ったのは、イギリスのベントウォーターズ空軍基地に駐在した米退役大佐チャールズ・ホルト氏。27日、ホルト氏を含む米軍の核兵器施設で勤務していた元空軍大佐ら7人が、ワシントンのナショナル・プレスクラブで記者会見し、UFOや地球外生命体との遭遇体験を語り、米政府に対しUFO情報の公開を訴えた。30年の間に百件以上のUFO事件が目撃された詳細な証言に、来場者は驚きを見せた。

 会見に臨んだロバート・サラス大尉は、1967年3月のUFO事件を紹介した。当時モンタナ州の空軍基地にいたサラス大尉は、明るく赤く光る楕円状の飛行物体が基地上空に出現したことを目撃し、同時に、核弾頭を載せた大陸間弾道ミサイルのシステムが一時、発射不能の状態に陥ったことを明らかにした。
 サラス大尉はさらに、地球外生命体は人類に悪意を持っているわけではないと述べた。「彼らは我々の装備を破壊することもできたが、そんなことをせず、ただ1日2日借りていって、また返してくれていた」と話した。

 今回の記者会見の司会を務めたUFO研究家ロバート・ヘイスティング氏は、核兵器が誕生して以来、地球外生命体は地球での核開発の状況に強い関心を持っていると指摘した。氏は自らの体験談や元軍人120 人以上から得た目撃証言から、1948年から2003年の間の世界各地の核兵器施設でのUFO活動に関する記録が立証可能であるとした上で、UFOの核兵器への関心と干渉は、人類に核兵器という「火遊び」の危険性を警告しようとするものという見解を示した。

 ホルト氏はUFOを目撃した当時、報告書と録音テープを上司に提出したが、上司から「イギリスでの出来事だから、我々には関係ない」と告げられ、備忘録も全て削除するよう指示されていたという。
 サラス大尉もUFOによるミサイルシステムの異常発生後、上司に機密保持誓約書を書かされたと証言した。「この件について、永遠に沈黙を保ち、妻や基地内の人にも絶対言わないよう命じられた」と大尉は述べた。「それでも今日この場に立ったのは、人々の知る権利、UFOの真実を知る権利と必要性のためだ」と語った。

 司会のヘイスティング氏は、UFO調査は政府に妨害されることはないが、目撃者などの証人に電話連絡する度に、無言電話がかかってくることを公表した。政府がUFOに関する調査研究を警戒、監視しているシグナルだとヘイスティング氏は指摘する。
 ヘイスティング氏は今回の事実公開について、「人々が地球外生命体の実在を認識する必要がある」と主張し、「他の星からの生命体が地球にやって来ているという事実を前にして、人々は今までの世界観を変えなければならない」と結んだ。

〜この度も日本のマスコミは、一行も、この件について報じていない。会見を行った人たちは、UFOマニアでもオカルトオタクでもない。いずれも一目置くべき米空軍の要職にいた人間なのだ。そういう人たちが真剣に語っていることに、それを無視、あるいは見て見ぬふりをするとはどういうことであろうか。最近、20光年先の地球に似た環境の惑星が発見され、こぞって報道されているが、そんなニュースよりはるかに衝撃的なこの件のニュースをなぜ流さないのだろうか。
 マスコミのある分野において、報道したくないことは徹底して報道しないという姿勢が、ますます強まっているようだ。

*写真・図版は学研『ムー』他より転載


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