10年目のご挨拶

       

宇宙は神の顕姿にして大霊たれば、我はその分霊なり

 私の名は工藤弘和。あだ名はガリバー。独身。1954年生まれの孤独なヒッピーである。ドロップアウトしたのは1976年。大学を退め、南の島のコミューンを目指した。それ以来、就職しようとどこにい
ようと、何物にも属さないヒッピーであること以外に生きようがなかった。悪運強く、肉体はあちこちくたびれてきているものの、すこぶる健康で、終活なんて馬耳東風。図々しくもあと百年はこのままの状態で生きるつもりでいる。「アマナクニ・ネット」において、私のHPを設けさせていただき、発信を始めてから、早10年が経った。2011年の「3.11」以降、日本と世界も、加速的に怒濤と悪化の年月が続き、私自身の人生も試練の日々が続いた。仕事を続けながらの父の介護、施設、病院通い、看取りと葬儀、家の大整理と引っ越し、再出発―という時期をくぐり抜け、一人でいても、ようやく心が軽く明るいところへ辿り着いたような気がしている。お蔭様ですと、大霊たる宇宙に感謝するしかない。

 私がここで伝えたいことは、初発のメッセージにあるように、地球(と人類)と太陽、宇宙のアセンション―次元上昇。これに尽きる。それは電子レベルでの量子転換と言い換えてもいい。まだアセンションなんて言ってるのと誰かは言うかもしれない。よく噂された2012〜2013年頃に特別な何かが起こらなかったようだから、地球のアセンションなんて話は、皆忘れているかもしれないが、どっこい本番はまさにこれからなのだ。惑星地球は宇宙の一部だから、その流れに従って変化、アセンションすることは決まっているが、人間も同調してそうなれるかと言えば、全く別だ。ほとんどの人は今のままでいいと、アセンションすることなど望んでいないし、知ろうともしていない。それよりはAIやテクノロジーと一体化した存在になろうとし、それが人類の進化、未来の姿であると考えている。
 それは実は魂を売り渡すことに等しいのだが、そういう人たちは変化する地球と同調できず、宇宙から来る高波動にも耐えられず、体も精神も滅んでしまうと私は危惧する。

 それが本格化するのが何時なのかは「3.11」の巨大地震が起きるその時まで、誰も予測、予知できなかったように、誰にも分からない。一つのヒントを述べよう。世界中の誰でもが、自分の目で確認できる徴(しるし)がある。それは、今や超新星爆発がカウントダウンに入っていると考えられるオリオン座のベテルギウスが、大爆を起こし、夜空に満月の百倍もの明るさで輝き始める時である。
 その時には光速度の大量のガンマー線が太陽系に到達し、これがトリガーとなって太陽系の太陽大気圏(ヘリオスフィア)と太陽が励起され、それは地球にも影響を及ぼし始める。そして地球も内部の核から新たな活動を始めるだろう。

 ただ、今言えることは、2020年代は地球規模の気象異変、天変地異、加えて地磁気異変が激烈化することは、間違いないだろうということだ。いわゆる地球温暖化もそれに含まれるが、その原因は私がかねてから述べているようにCO2の増大とは全く関係ない。人間がCO2排出を多少減らしたところで、この流れは変わらない。
 もう一つ、UFO、宇宙人に関する膨大な情報が暴露、開示され、目がくらむような内容のディスクロージャーが漸次、行われるだろう。それでも多くの人はキワモノ扱いし、どこまでも信じようとしないだろう。受け入れたくない情報は、たとえ目の前に実物のUFOが出現しても、それは偽(フェイク)ニュースなのだ。
 以前、紹介した米国の「秘密宇宙計画」(SSP)をはじめ、私がこれまで紹介してきたような情報やファクトを、一般メディアや有識者と称する人たちは、ろくに調査や検証もせず「陰謀論」の一言で片付け、そこで思考停止している。そういう人が多数派であろうと、残酷なまでの宇宙のリアリティーは変わらない。変わらなければならないのは、宇宙のリアルを知ろうとしない人間の方なのだ。

 ここで僣越ながら、私から読者へのお願いなのだが、私のHPの文章はパソコンやスマホの画面で見るよりも、できる限り紙にプリントアウトして読んでもらいたい。電子画面でザッピングするだけでは、どんな情報に接しても、それがどんどん揮発して、結局意識に何も残らないのだ。情報、知識というものを手書きでも印刷でも、紙に言葉、文章として記録すること、いわば物質化することが大事なのだ。電子データは10年後には跡形もなく消滅しているかもしれないが、百年前、千年前の紙の本は今でも残っているように、紙などの三次元の物質に記録された言葉や情報は、今後もきっと消えることはない。それは電気や何かの機器がなくても、すぐに見る(読む)ことができる。私が知るところでは、宇宙人の本は、ページが紙とも金属とも異なる、濡れない、破れない、燃えない、劣化しない永久不滅の特殊な素材でできているようである。

「アマナクニ・ネット」が存在する限り、私がここにいる限り、私の言葉の発信を続けたいと思うが、それがある時、突然無くなったとしても悪しからずである。土台、今のインターネットがいつまで続くか、見れるかという問題もある。今からネットもスマホも完全にブレイクダウンするという状況も起こりうることを考えておいた方がいい。
 顔を見たこともない不特定多数の読者にメッセージを発し続けるのは不思議な気分だ。批判も反論も意見も大いに歓迎するが、私はそういうやり取りをネット上のLINEやSNSでする気は全くないので、傲慢と思われるかもしれないが、その辺はご容赦いただきたい。私の手元にはパソコンもスマホもなく、強烈な電磁波のWiFiを使ってまで自室にパソコンを設置するのも、あまり気が進まない。ネット上の交流もアリだと思うが、それも先ず、お互いに直接会って話すのが先で、それが出会うということ、友だちになることの第一歩だろう。ネットでは匿名の人たちの声や呟きで溢れ返っているが、名乗らない、主体を明らかにしない呟きやメッセージは、私は全く意味が感じられない。

 このサイトは、顔を見たこともない不特定多数の人たちと共に、顔を見たことがある、これまでに出会ってきた友と仲間に送る私からの手紙―ニューズレターである。今、世界は、宇宙はこんなことになっている。君はどう思う、どう考える? と、友の一人一人に話してみたくてたまらないのだ。私のHPからの情報という出典を明記してくれれば、引用、転載も全然構わない。
 カウンターカルチャーからドラッグ、ロック&ポップス、日本の政治、歴史、原子力問題、文学、スピリチュアル、オカルト、超科学、宇宙、UFOまで、私の間口は広い。おかげでどれか一つに凝り固まることなく、その全てが繋がっていて、地球上の現実というものを作っているのだということが、少しずつ分かってきた。
 常に一方通行の私からのメッセージを、受け止めてくれる読者がどれだけいるか分からないが、今後も可能な限り、このニューズレターを書き続けていきたい。意見、感想等があれば、手紙は可。
 アマナクニ宛にメールで送ってください。そんな物好きな人がいたら、こちらも大歓迎。今後とも宜しくお見知り置きを―。

        オームシャンティー! 心身清浄

                                     2019.7.12 工藤弘和







 

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