日記75
昨日今日あたりから、ネットのニュースで、くさなぎさんというタレントさんが全裸で酔っ払って逮捕されたという話題がたくさん上っている。 あまりタレントさんのお顔が分からないテレビ音痴の私でさえ、くさなぎさんの顔は知っているのだから、現代日本で一番売れているタレントさんの一人なんだと思う。 記事を読んでいて、ひそかに同情している。 でも一日中見世物のように自分の存在を注視されていて、良い人間を演じなければならない。本当に良い人であればあるほど、苦しいと思う。 それに日本社会はある側面とても窮屈なところがあって、みんなが一緒の価値観を共有することを当然のように肯定している。 私も、以前にテレビを見ないと行ったら、 私は日本が大好きで、日本人にうまれてよかったなって感謝しているけど、それでもマウイ島にかえって、あ〜ゆるゆるらくちん!!と思うことが多々ある。 そのうえ狭い芸能界で一般的日本人が望む良い人間を24時間演じて行かなくてはならないのは・・・苦しかったのだろうな。 どこかで自分の実像をちゃんと発揮できないと、虚像だけでは生きていけない本物の人間としての発露なんだと思う。 私は22歳で虚像の世界での自分の卑小さを感じてさっさと逃げてしまったけど、本当に逃げてよかったと思う。 最近又芸能界のお仕事をしていても、自分の実態が分かっているし、自分の中で、そのきらびやかな虚像を楽しむ事が出来るほど自分が成長出来ていることを素直に自己評価してあげられるようになった。 彼は本当に裸になりたかったのだと思う。ただの一人の男として裸で生きていきたかったんだろうと思う。 今からでもおそくないじゃん。芸能界じゃなくたって生きていけるし、虚像ではなく実像で生きていくことがどんなに楽か・・・ どうせ破けたんだから、良いチャンス!!開き直って本物の星・リアルスターになってほしいなって・・・期待している。 さて自分に目を向けてみれば。。。 虚像のわたしは・・・ 私の海外での実態はマウイ島のカレッジの貧乏留学生だ。 思い出すことはたくさんあるけど、寿司バーでウエイトレスのアルバイトをして、青い目の板前さんの握る寿司種を英語でキッチンから急いで持ってきてくれと頼まれて、まったくその英語が分からずに、そく首になってしまったのが早苗NENEの実像です。 ケチャップ持ってきて!!といわれて ウエイトレスとしての才能はなかったけど、ヴァケーションレンタルや個人宅のお掃除は・・日本に帰る時に、やめないでくれと泣いて頼まれたぐらいによいクリーニングウーマンだった。 なかなか楽しいのよねこれが・・・お掃除のあとに、ビーチへ行ってそのままざぶ〜んと海に飛び込んで汗にまみれた身体をほぐして帰るのだ。 歌えなくなったら・・・マウイでお掃除おばさんで生活してゆくわん。 愛と笑いにあふれて、裸で生きてゆくことが私の人生のサクセスです。 写真は最後に寒かった4月の東京、自分の携帯で・・・すッピンで等身大の自分?なぜか気に入ってる写真。
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