日記66

マウイでホカロン

 

この4〜5日マウイ島はまじめに寒い。先週の金曜日にはイルカが遊びに来る海岸に泳ぎに行ったが、朝早く家を出るときには、寒くて泳ぐなんて考えられないくらいだった。イルカも寒くてその日はお休みだったのか、前日までは毎日海辺まで遊びに来ていたのに、その日に限って朝ぼらけにちょっと姿を現しただけで、私たちが海に入ったお昼ころにはもうおうちに帰って行ったみたい。残念でした。
しかし鯨のほうは、お産の時期なので、海岸からちょっと沖を見てれば、すぐに水しぶきがあがって潮を吹いているのが見えたり、大きな尾っぽが躍り出たり、していて、イルカと一緒に泳げなくても楽しめたのでした。
しかし、昨日今日の寒さは尋常ではないようだ。1960年以来の寒波だそうです。40年ぶりですって。

おかげで、人のうちに遊びに行くたびに、靴下を借りて。。そのままいただいて帰るケースが増えて、最近は靴下大臣になっている。

もちろん私はこんなこともあろうかと日本から毛糸の靴下を持ってきていた。そして家ではその靴下のほかに、普段は使わないスリッパまで履いて、寒さをしのいでいるのだが、出かけるときに履く靴が、夏用のサンダルしかなくて、靴下を脱いでサンダルを履いて外出するのです。
そうして、友人宅へ行くと、私が素足なのをみて、みなが、さぞ寒いだろうと靴下を貸してくれるのです。とてもありがたく靴下を借りるのですが、いざ帰宅の段階で、みんな私が靴下を持っていないと思うようで、
「いいわよネネちゃんそれ使って、もってかえって家ではいてね。」
私も一度はいた靴下をそのまま返すのも申し訳ないような気がして、洗ってから返すね・・・なんて言って持ち帰りいつの間にか靴下大臣になってしまったのです。

そして今日は特に寒くて、とうとう背中にホカロンを背負ってしまいました。タンクトップの上にフリーズの長袖を着込んで、その上に集めのTシャツを着ていたのですが、夕方になったらますます寒くて、以前日本から持ってきていたホカロンを取り出して、フリーズのうえから一枚背負ってみたのです。
いやぁ本当に背負ってよかった。寒さが感じなくなりました。

写真はホカロンを背負った私では、あまりにも色気が無いので。。このマウイの家の古株、ラッキーの写真を・・


彼女は大家さんがこの2軒続きのひとつの家のほうに住んでいたときの飼い猫だったそうです。この家が最初に出来た時からここに住んでいて、その後、大家さんが新しく同じ敷地内に家を建てて引っ越していっても、新しいおうちには帰らずにここに住み着いてしまった猫なのです。
最初のころは大家さんがわざわざラッキーのためにご飯をあげに来ていましたが、今では大家さんが出たあとに新しく引っ越してきた部屋の人が世話をすることになっているそうです。
2軒続きの同じ屋根の下にある、私の部屋のベランダが特にお気に入りのようで、いつもそこで日向ぼっこをして一日をすごしています。
まるで私の猫みたいなのですが、食べ物はあげなくても良くて、お部屋にも入ってきません。
ベランダは私のベッドというかんじでリラックスしていたところのツーショットです。


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