日記53

頭を使うとは

 

何か・・・バター味のケーキのようなものが食べたいと思った 。23時ころ。もちろん都会だから、すぐそばにデニーズやほかのファミレス、はたまたコンビニへ駆けつけて出来合いのケーキかなんかを買ってきて食べれば何の問題もないんだけど、外に出る気がしない。普通はここであきらめて寝るんだけど、今朝遅く起きて、明日も今のところ何か予定が入っているわけでもなくて、まだ眠る気もしない。冷蔵庫を開けてみると、ずっと昔、炊飯器レシピなるものにはまって買ってしまった、ホットケーキの元?のような粉が余っていた。
それに水を足してみた。最近ヘナで髪を染めたけど、同じような気分でボールに、水と粉をまぜながら、ついでに絞りそこなった、レモンのかけらを冷蔵庫で見つけてそれを絞って・・・・またまた冷蔵庫にほんの少しだけあまっていたバターのかけらをフライパンに入れて、マヨネーズ状のホットケーキの元を入れてみたら・・・・なんとなく、ちゃんとほっとケーキのような感じで・・・うれしくなってしまった。
最近、生活としての、料理を日本ですることがなくなって、もっぱらパソコンの前に座って事務的な処理に追われている私は、料理や掃除や、生きること一般がすっぽ抜けて、いたけど、今日、久しぶりに何も入ってない冷蔵庫を見て、残っているもので料理の真似事ができたことをとてもうれしく思った。私は友人に料理の達人が多くて、いつも食べさせていただく役目を享受していたけど、料理のセンスは、きっととても頭を使うのではないかと、思う。今まで料理することに頓着なく生きてきたけど。そしてこれからも頓着なく生きて生きそうだけど、何もないところから自分の食べたいものを工夫して作り出すのって、まったくパソコンや、精神的な喜びとは違う側面の頭脳が必要なのだと思いました。ではさめないうちに、、メープルシロップが切れているので、隣のドラッグストアで買った蜂蜜をかけて、いただきます。

頭を使って作ったパンケーキ



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